4日前、16年一緒に暮らしてきた飼い犬が氏んだ。
飼った当初から友達だったAに、久々に
「今日○○(犬)が天国に行きました。
Aにもよくかわいがってもらってありがとう。」とメールを打った。
返信は犬を偲ぶメールで、この3日間私は喪に付していると、再びメールが入った。
返信は犬を偲ぶメールで、この3日間私は喪に付していると、再びメールが入った。
刻々と時間は過ぎ、面会時間終了のチャイムが鳴ると同時に
『ガラガラガラ・・・』
廊下の奥の方からゴミ運搬台車の音が聞こえてきた。
『。。来たな。。。』
淳がボソッと呟いた。
俺は固唾を飲んで部屋の扉へ視線を送った。
『ガラガラガラ、』
台車の音が部屋の前で止まった。
部屋の扉が開いた。
作業服の『中年女』が会釈しながら入室してきた。俺と淳はその姿を目で追った。
『中年女』は奥のベットから順にゴミ箱のゴミを回収し始めた。
『ごくろうさん。』
と患者から声を掛けられ、笑顔で会釈をする中年女。。。とても昔の『中年女』と同一人物とは思えない。
そして、ついに淳のベットのゴミ回収に中年女がやってきた。
俺はしばらくの間、母親と居間にいたが、
少ししてから警官が居間に来て『あの夜』の事を聞いてきた。
ハッピーとタッチの事、木に釘で刺された少女の写真の事、淳の名前が秘密基地に彫られていたこと・・・
その後、放課後に出会った事など、
『中年女』に係わる全ての事を話した。そして『さっき』の出来事も。。。
鑑識らしき人も来ていて、俺が話している間に窓の指紋を採取していた。
俺が話した内容で警官がもっとも詳しく聞いてきたことが『少女の写真』の事だった。
それから三日過ぎた。依然、淳は学校には来なかった。
俺も慎も淳に電話がしづらく、淳の様子は解らなかった。ただクラスの先生が『風疹で淳はしばらく休み』と言っていたので少し安心していた。
しかし、この頃から学校で奇妙な噂が流れ始めた。
【学校の通学路にトレンチコートにサンダル履きのオバさんが学童を一人一人睨むように顔を凝視してくる】
という噂だ。
ある日突然「あれ?なんか私に対しての態度が冷たくない?」と感じた
何か話を振ろうと「そういや、髪切ったんだー」と言うと
A子が冷たい目で睨みつけながら「見ればわかるよ」って言い
それに続き、ほかの子達も「見ればわかるよ」とA子の言ったことをバラバラに復唱
嫌われた事はなんとなくわかったけど、原因がわからず距離置いてたら
A子がいない時にA子以外の子達が話しかけてきて謝られた