荒れてるみたいなので20年近く前の小学生時代の話置いていく。
小学3年か4年だったと思う。
当時私は友達がクラスにはおらず、休み時間は常にぼっちだった。
しかし読書が好きだったので全く意に介さず学研の秘密シリーズとか、歴史漫画、偉人の伝記なんかを読み耽っていた。
その時点では特にいじめを受けてはいなくて、男子からも女.子.からも空気扱い。
しかしクラスのリーダー格で武将や戦国時代が好きな男子から「女.子.なのに歴史とかなんでも詳しい」「話してみると面白い奴」と一目置かれはじめ、リーダーやその仲間と仲良くなった。
その後はご多分に漏れず、一部の女.子.からの無視や嫌がらせが始まった。
物を貸すと返さない。というか地べたにぽいされたり、ホチキスの針とか鉛筆一本とかうっかりかもと思えるような少量のものを盗る、〇〇菌〜と言われ触れると拭いつけるかっこうしてクスクス笑い。
やはり抗議すると「何マジになってんの?w」と嘲笑。
ちなみに嫌がらせをしてきたのはいわゆる普通の真面目でいい子な中堅層。
いじめというほどではない地味な嫌がらせなのでへこみはしなかったがイライラが募った。
さすがに家をバカにされると頭に血が上り、思わず「Aさん(嫌がらせグループのうちの一人)人のうちの事より自分ちの心配すれば?お父さんオーリョーで無職なんでしょ?泥棒だよね?よく警察に捕まらなかったよね?お父さんが泥棒だからAさんも泥棒するんだぁ、こわーいw」
「Bさんもおばあちゃんと暮らしてるのってお父さんがジョーハツしてお母さんがオトコと逃げたからなんでしょ?子どもを置いていくなんてひどい親だね、でもBさんもいじめとかする最低な人だからつれていきたくなかったんだね!可哀相www」
クラス中が静まり返った後、Bさんプルプルして大号泣、Aさんポカンとした後憤怒の表情で掴み掛かってきて、自分はその手を避けながら「泥棒泥棒w無職泥棒w」野次り続けた。
結局誰かか担任を呼びに言ったみたいでAさんは担任に泣き付き、その後自習になって私とA面談。
担任にはいじめに気付かなかった事を謝罪されつつも人の家の事言うのイクナイと説教された。
ダメージは相当大きかったようでAは両親が離婚して母親の実家のある他県に転校、Bは不登校になりいつの間にかこれも転校していた。
ここまで大事になりながら親にすら連絡がいかなかったのは、一応事態が収束したから寝た子を起こさないようにする担任の配慮(隠蔽?)だったのかもしれない。
現場には嫌がらせグループと私以外には2、3人しかいなかったし。
ちなみに私が何でABの家庭事情を知っていたかと言えば、自営業のおばちゃんネットワーク&父がAさん父との仕事上の知り合いだったからに他ならない。
もちろん私に話して聞かせたわけではないが、どうしたって漏れてくる。
家の事言うのは反則だと思ったけど、当時はどうにかやりこめたくて必死だったんだよね。
エスカレートして心に傷を負って人間不信になったりする前に反撃できてよかったよ。
掴みかかって大泣きするくらいなら人にも嫌な事言うなって話だ