フェイク込だけど人氏に出てるから注意
私が小さい頃、父の勤め先の社長さん一家と我が家には交流があり、そこの娘のAと私は友達だった。
Aは性格もいい優しい子だったけど、このAちゃんの親友と自称するBがかなりの難物だった。
ここで語られるいじめのテンプレ一通りやってくる。
一度たまりかねて怒ったら、さも私がいじめたようにBはB親に吹聴(B親はいわゆるモンペ)
AやA親が諌めても聞かないような人達だった。
Bからすれば私は自分からAを奪う略奪者に見えてたのかもしれない。
私はBやB親からA達や私の親がいない所で嘲笑されたり、酷い時には私だけ食事をダメにされる事もあった。
ある時、花火大会があるからと山へ行った3家族(B家は勝手に来たらしい)
Bは相変わらずAにべったり+私sageと無視、わざと小突くなどの地味な嫌がらせをしてきた。
元々いじめられっこだったし、多少の事は気にしなかったんだけど、出店に寄った、私が着ていた浴衣にわざとコーヒーをぶちまけ「デブが着物とかwww相撲取りかよwwwwしかもその浴衣の柄ダッサwwwww」みたいな事を皮切りに、浴衣や私に対して散々pgrしてきた。
我慢しているうちに花火大会が終了。
多くの人が途中の駐車場まで下山してる中、Bと私はトイレに行ってて遅れた。
私は地元だから駐車場までの道はわかるが、Bは他所から来たので知らなかったらしい。
偉そうに帰りはどっちよブタ子というから、先程の一件も含め山頂の東屋に向かう方向を指さしておいた。
Bは疑う事なくそちらへ向かったんで私は正しいルートで駐車場へ到着。
B親にBの事を聞かれたが、正直に「私より先に出発した」とだけ答えて帰宅した。
その後、季節の行事でA家と共に遊びに行ったが、それ以来B家を見る事がなかった。
当時は何故B家がこないか疑問に思うよりも、鬱陶しいBがいなくてラッキーとしか思えなかった。
成人した頃、話の流れでそれとなくAにBの事を聞いたら、Bはあの花火大会の時、”何故か”上へ続く道へ進んでしまい崖から滑落。助けようとしたB父も共に滑落したらしい。
高さは大した事なかったようだが、B父は巨漢。下は固い地面。
Bは落ちてきたB父の重さ+崖の高さで内臓類をやられて搬送中に死んだ、との事。
それが原因でB家は離婚、その後の行方はAもA親から聞いてないらしい。
あの山、そんな危ないルートなんてないはずだが、Bがどこでどうやってそんな間違え方をしたのかは、今となってはわからない。
ただ、違う方向を指さしたあの時、Bがいなくなる事を強く願ってた事だけは今でも覚えてる。