前記事⇨【前編】美人「あのーメアド教えてください!」俺「!?」→ブサメンの俺にも春が来たぞwwww
まぁここら辺は軽く流す感じで!
とりあえず、服買いに街に行く→サイズなかなかない→結局都内まで行ってオサレなの買う→帰りに妹にパフェおごる
それで帰宅って感じ
ついでに、妹が美容院予約してくれた!
なんか妹も俺の服選んでる間にプロデューサー気分になったらしく、当日のプランまで考えてくれた!
初めての美容院で、向井理みたいにしてくださいと言ったら軽く笑われて恥ずかしかったが、初めてワックスというものをつけた!
服も良し、髪もよし、洗車もしたし、準備万端ってところで前日を迎えた
メールは日程決まってから途切れていたから、確認のためもう一度メールした!
「こんばんは!明日は12時にあのコンビニで大丈夫ですよね?」
すぐに返事が来て
「はい!よろしくお願いします」
俺はわくわくしてほとんど眠れなかった
しかし、ここで俺は大失態を犯/すことになった…
なかなか眠れず結局寝たのは朝方だったと思う
それで気が付いたら12:30をまわっていた…
終わったと思った…
携帯を取り出し確認すると
ユイカからコンビニつきましたよのメールと事故らないように気を付けてというメールが12時過ぎに来てた…
すぐさま、ユイカに電話した
電話するのは初めてだったけど、メールじゃ不安だったからだ
1コールでユイカは電話に出た
俺「すみません。ほんとにすみません。寝坊してしまいました…」
ユイカ「やっぱり笑 昨日遅くまで何かしてたんですか???
私待ってますから、ゆっくり来てくださいね!」
俺「本当にごめんなさい!!すぐいきまひゅうう」
俺は急いで支度して家を出た
幸いコンビニまでは道が空いていて電話から20分くらいで到着した
結局、俺がついたのは、待ち合わせの1時間遅れだった…
しかし、ユイカは怒っているどころか、笑顔で迎えてくれた
申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、この笑顔で気が緩んでしまった
俺「本当に遅れてごめんなさい
今日のこと考えたら、その、わくわくしてなかなけ眠れなくて…」
ユイカ「あははは笑 うん、まぁ待ったけど許します
普段から慣れっこですし…」
うつむきながらユイカはそういった
俺はその発言に違和感を感じながらもどうすることもできず、とりあえず、近くのパスタ屋に向かった
移動時間は15分くらいであったろうか?
車内では特に話すこともなくただ冷房の音がうるさかった
なんか緊張してなにも話せなかった
ユイカは外の景色をずっと眺めてた
そうこうしてるうちに店につき、店員に二人であることを告げた
禁煙か喫煙かを問われたが、ユイカがいるので「禁煙で」と言ったのだが
ユイカ「え、俺さんタ*コ吸いますよね?私気にしないんで喫煙でいいですよ
店員さん、ごめんなさい。喫煙でお願いします」
そういって喫煙席に通された
まぁ、ここでそれでも禁煙席にいくのが紳士なんだろうけどあいにく俺はどもってただユイカに言われるがままにした
このお店は、パスタとピザが90分間頼み放題がある
この時間内ならどれだけ注文しても大丈夫だ
ただ、食べきらないと次を注文できないが…
とりあえず、俺はペペロンチーノ、ユイカはなんだかわからないエビが乗ったパスタと二人でマルゲリータを頼んだ
ものがくるまでの間、今日もまだ暑いだののたわいもない話をしていたのを覚えている
ものがくると、俺は食べることで緊張を和らげようとして1〜2分でペペロンを食べ切り、お代わりを注文した
そしたら、ユイカが口をハンカチで抑えながら
「やっぱり、俺さんおもしろすぎます笑」
と爆笑していた
爆笑と言ってもゲラゲラではなく上品な感じ
それで俺はハンカチ返すの思い出して、ハンカチ返した
ユイカ「本当に洗って返してくれるなんて、俺さんは律儀な人ですね」
俺「いや、ほんとこんなことしかできなくて…」
そういってる合間に俺ペペロン2皿目が登場
ここらで緊張和らいでいたんだが、ユイカを笑わせたくて、また1〜2分で食べておかわりした
そしたらまたユイカは笑ってくれた
なんか幸せだと思った
んで、こっからはお互いの環境の話した
俺の話は興味ないと思うから省くけど、ユイカは
都内の女子大に通ってること、実は同い年だったこと、家も割と近いこと、ユイカの家は金持ちらしかったことなどだ
お互いの話してる間に食べ放題コースがおわってしまった
店を出なくてはいけないので、店を出ることになった…
一応妹からこの後は近くのケーキ屋+カフェ?みたいなところあるからそこ池って言われてたので
そこに誘った
ユイカ「私、そこいってみたんです!
いつも行くところと言えば、彼氏の行きたいところで、友達とお茶するのも学校の近くなので」
俺はユイカの彼氏というワードに動揺を隠せなかったが、
「へ、へぇー、」としか言えなかった
んで、舞台はそのケーキ屋に移る
俺はモンブ/ラン、ユイカはショートケーキ
話の流れからお互いの恋愛話になった
ユイカが「俺さん彼女は?」と聞かれたので
とっさに
「い、いや、今はいません」
と答えた
ユイカ「そーなんですか!でも今は、ってことは彼女さんいたんですね!!
俺さんやさしいし、面白いから彼女さんうらやましいなー」
俺は、なんかやばいと思ったし、実は嘘がばれててからかわれてるのかもと思い
すぐに訂正した
俺「あ、いや、誤解させてしまってすみません
今までいたことないです…」
ユイカ「そうなんですね。私こそ早とちりしてしまいすみませんでした。
俺さんモテそうなのに…もしかして、彼女はいらないとかですか??」
俺「い、いや、ほしいですけど本当にモテなくて…
ユイカさんこそ、今の彼氏さんとどれくらい付き合ってるんですか?」
するとユイカは暗い顔になって
「大体1年ですかね…」
俺は、あっ、なんか地雷ふんじゃったかなと焦ってるうちにユイカは一人で語りだした…
ユイカ「実は今の彼氏、私のバイト先のフリーターの先輩なんですけど、付き合う前から付き合って3か月くらいまではとってもやさしかったんです。
けど、それから急にわがままになって、デートもいつも向こうの都合でドタキャンとかも普通だし、待ち合わせも3時間来なくて、やっぱめんどいかまた今度、みたいな
ドタキャンもあって…」
それで今日、俺が遅刻したときにも慣れっこみたいなこと言ってたのか…と思った
ユイカ「本当は私、別れたいんです。だけどそういう話すると彼氏不機嫌になってバイト中も周りの人使って私のこと無視してくるんです
彼氏はバイトリーダーみたいな感じで普段はとても愛想良くて店長含めみんな彼氏も味方するんです…」
ユイカちょっと泣いてたと思う。
俺「それは…本当にひどい彼氏だね…
でもそれだったら思い切ってバイトやめちゃったらいいんじゃないですか?
そしたら別れても問題ないんじゃ…」
ユイカ「それも考えてて、結構前からバイトやめるか店長に話すんですけど
そしたら店長が彼氏に告げ口して、彼氏が私に怒るんです。
なんでお前やめるんだよって…」
ユイカ「だから、まわり固められてるっているか…
それでなかなか別れられないんです。バイトも仕事自体は好きなので踏ん切りつかない自分も悪いのですが…」
俺「でもそんな彼氏とこの先もそうやって付き合っていくつもりなんですか??」
そういったらユイカはそこで号泣してしまった…
周りから見たら、完全に俺が泣かせたみたいになって恥ずかしかった
俺「ちょ、う、うへぇ…ゆ、ユイカさん泣かないで…」
俺は、テーブルにあった紙ナ*キンを渡した
と思ったら先にユイカは自分のハンカチで涙をぬぐっていたから、
その紙ナ*キンで俺は鼻をかんだ
俺「ぶ、ぶりゅぅぅぅううううう〜ズウゥん」
と鼻をかみ終えるとユイカも少し落ち着いていた
ユイカ「すみません。とりみだしてしまって…
お恥ずかしいところをお見せしてしまいました…
だけど、実は学校の友達にも普段は私が相談乗るばかりで私のことは相談できてなくて
俺さんに話せて少し楽になりました」
俺「いや、な、なんかなんもできずにごめんなさい。
でも、俺でよかったら、いつでも話は聞くんで!」
ユイカ「ありがとう!」
まぁ、そんなこんなで1時間くらいユイカの彼氏の愚痴?というか悩みを聞き
夕飯は家で食べるからということで、あのコンビニまで送り届けて解散した
俺「今日はありがとうございました!」
ユイカ「こちらこそ!!本当に俺さんにお話聞いてもらえてよかったです!!
悲しくなったら、本当に電話して、話聞いてくださいね!!」
俺「もっちろんです!」
いやーこれがデートか俺もこれで漢に近づいたかな?
なんて調子に乗りながら帰宅した
帰宅すると、部活から帰り風呂上りらしい妹がリビングでくつろいでいた
妹「お、キモ男帰ってきた!失敗した?ねぇ、失敗でしょ?どんな気分??」
ほんとショウ悪女だと思って
俺「妹ちゃん、お風呂上りでいい匂いするねぇ〜これはアジ*ンスかなぁ〜くんかくんか」
そういうといもうとにかかと落としくらった
こんなやりとりを経た後、俺は今日話したことすべてを伝えた
妹「まず、遅刻はほんとにありえないから。
次はないとおもいな、豚ッ!あと、空気読んで言葉選べよks、死ね」
妹「でもまぁ、結果的に相手の弱いところを聞き出せたのはよかったと思う」
俺「え、なんで?」
妹「だって、その子は誰かに相談したくてしかたなかったんでしょ?
それを聞き出したってことは彼女のなかでアンタは相談できる相手っていう役割を得たんだよ?」
俺「あ、な〜るー
で、そしたらいつ告白すればいいの??」
妹「お前ほんと豚だな。アニメの見すぎ
相談相手がそのまま良い友達に終わることだってよくある話だよ?ここからが大事」
妹「まだ告白とかの段階じゃない。そもそも、その彼氏と別れなきゃどうにもなんないんだよ?
彼女が別れたいって言うなら本気でその方法考えないと」
俺「確かに
どうやって別れればいいの?」
妹「しね、しるか、そんくらい自分で話しかけんな
あと、こないだはわらび餅とアイスのおかげで話してあげたけど、基本菌が移るからはなしかけんな」
そういって妹は自室へ行った…
その夜、どうしたもんかと考えているとユイカからメール来た
「今日は本当にありがとうございました!車も運転していただいて!!
夏休みもあと少しですが、体調崩さないように気を付けてくださいね」
ユイカからのメールにテンションあがった
西野カナってよく話題になるけど、この時ならなんかわかる気がした
俺は
「こちらこそありがとうございました。遅刻もごめんなさい
ユイカさんこそ気を付けて!!」
と30分くらい考えた末、簡潔に送ることにした
>>92
なんか書いてるとそう見えるけど、基本ほんと話さないよ
ってか避けられてる。この時だけ異常に話せた
その後ユイカから返信はなく一瞬間が過ぎた…
夏休み明けはテストあったからボッチの俺はきちんと勉強しておかないとやばい
だからユイカのことが気になりつつも彼氏と別れる方法なんて…
と悩みながら、勉強とオ*ニーとア*ニーの日々を過ごしていた
夏休みもあとわずかって時に、トーチャンと二人で飲みに行くことになった
たまに二人で飲みに行くことはある
んで、居酒屋でトーチャンとはユイカの話になった
トーチャン普段は仕事忙しいから、ユイカのこと全然話せてなくて、風呂以来のこと一気にすべて話した
するとトーチャンも難しい問題だな…
でも、ユイカちゃんもお前にちょっと気があるんじゃないか?みたいに励ましてくれた
まぁいつの時代にもクソみたいな男はいるわけで過去にトーチャンがあった男の話を延々と聞かされた
正直興味なかったからあんま覚えてない
けど、最後に
トーチャン「もしお前が本気でユイカちゃんのことが好きで彼女の幸せのためにそのくそ野郎と別れてほしいんならお前が勇気だせ
それが男ってもんだ。そのあとユイカちゃんと付き合えなくても彼女のために頑張るのは恥ずかしいことじゃない」
って言った
ちょっと濡/れた
んで俺はそれから2日くらい考えに考えた
何となくどうしたらいいか考え付いていた
そんな中、夜中にユイカから電話があった
俺はびっくりしたが、すぐに電話をとって
「は、はひぃ、私ですが…」
するとユイカは電話のむこうで泣いていた
俺は冷静にならなきゃいけないと思い深呼吸してから
「ユイカさん、どうしたんですか?もしかして彼氏に何かひどいことされたんですか??」
しばらくユイカは泣いていたが、俺の問いかけに対し
「はい、、、ひっく、実は、、、、ひっく」
みたいにまともに聞き取れなかった
だから俺は
「ユイカさん落ち着いて、話せるようになるまで俺も待ってますよ」
そういってユイカの呼吸が整うのを待った
ユイカ「ごめんなさい。いきなり夜中に電話かけた挙句、取り乱してしまうなんて…」
俺「いえ、いつでも話してくださいっていったじゃないですか!大丈夫ですか・・・?」
ユイカ「実は、今日彼氏の家に呼ばれたんで、いったんです…
ところが電車が踏切確認とかで遅れて乗り継ぎがうまくいかなくて…
それで、15分くらい遅れてしまったんです。
そしたら彼氏がとても怒っていて、テレビのリモコン投げつけられて、額にあざできてしまったんです…」
俺「ほ、本当ですか?け、けがは?大丈夫なんですか???病院は???」
ユイカ「ちょっと青くなっただけなんで、大丈夫です。
けど、今まで暴/力は振るわなかった彼氏が暴/力ふるってきて、怖かったんです
そのまますぐに逃げ帰ってきたんですが、、メールと着信がたくさんあってこわくて…」
俺「え、それ、本当に警察とか言ったほうがいいんじゃ・・・?」
ユイカ「今もう電話も鳴りやんだし、大丈夫だとは思うんですけど…
それより明日、彼氏も一緒でバイトなのでなにされるか怖いんです」
俺はもう怒りでいっぱいだった
あんなにかわいいユイカを傷つけるなんて許せなかった
そこで、おれはもとから考えていた計画を実行することにした
俺「明日、何時からバイトなんですか?」
ユイカ「17:00〜ラストです。彼氏も同じです…」
俺「わかりました。僕に考えがあります。
明日普通にユイカさんはバイト行ってください。大丈夫です。心配しないで」
ユイカはもとからまじめだから、バイトを休んだことはなかったようなので
どちらにせよ明日バイトにはいくつもりらしかった
とにかくこわかったらしい
俺はユイカが落ち着くまで励ました
2時間くらいたったと思う
ユイカが落ち着いたからもう大丈夫、明日頑張るといって電話を切った
俺は、明日、行動にでるつもりだった
ユイカのバイト先は前回のランチの時に聞いていて知っていた
地元じゃそこそこおおきなレストラン&バー?みたいなところである
俺は行ったことなかったが、今日俺はユイカの彼氏と対決しに、そのバイト先に行くつもりであったのである
今思うとよくこんなことできたよな…
ごめん、ちょっとう*こしてくるわ
すまん、結構でかいの久々に出た
俺の作戦はこうだ
まず、ユイカが働いている時間に店に普通に行く
→ユイカの彼氏とまわりのやつらの反応を確認
→いじめがないか?等をチェック、まぁ客の前では何もないとは思うが
→一回店を出て待機
→ユイカにメールして大丈夫か聞く
→なんかあったらそく突入、彼氏と話し合う
というなんともいたい作戦を考えていたわけだ
というか作戦にもなってねぇ
んで、20:00頃かな俺は一人でその店に行った
ってか、周りがカッ/プル多すぎて完全に浮いてた
知らない店員に席を通させ、ハンバーグを注文した
店内にユイカはいなかった
休憩でも言っているのだろうと思って、ユイカの彼氏を探すことにした
情報によるとユイカの彼氏もホールスタッフで身長が185くらいの細マッチョで顔が小池徹平?に似てるらしかった
まぁ先いうと、すぐにユイカの彼氏はわかった
見た目からもそうだし、そもそも、ユイカが彼氏のこと名前で呼んでおり、店のスタッフは全員ネームプレートをしていたからである
皮肉なことに、ユイカの彼氏徹平は俺のハンバーグを運んできやがった
徹平「お待たせしました。お熱いのでお気をつけてお召し上がりください」
俺「ど、ども」
なんどよ、見た目も雰囲気も俺とは真逆のイケメンではないか…
こんな人が本当にユイカにひどいことを?と一瞬疑ってしまった
ハンバーグを食べ終えるくらいにホールにユイカが出てきた
やっぱり休憩かなと思い、ユイカにとりあえず挨拶がしたかった
それで、ユイカが俺の席近くを通った時に
「すみませーん、お冷ください」
といった
そしたらユイカがお冷を持ってきてくれた
ユイカ「え、俺さんじゃないですか!?
どうしたんですか???」
俺「うん、ごめんね、いきなり押しかけて…でもあまりにも不安だったから…」
ユイカ「いえ・・・今日はまだ何もされてませんし、特に話してもないです…
でもバイト終わったら一緒に帰ることになると思うので不安です」
長くなっちゃってすまんな
もう少しで終わるから付き合ってくれている人もう少しだけ辛抱頼む!
そういうとユイカは去って行った。
俺もユイカの彼氏確認できたし、とりあえず、今のところ被害は受けていないようだからおとなしく店を出た
んで、店が終わるのが24:00だから俺はそれまで近くの満喫で時間をつぶすことにした
一応満喫でシャワー浴びておいた
>>111
ぶっちゃけハンバーグとピザ頼んだのは秘密
んで店が終わりに近づくにつれ俺は心の準備をし、本当にユイカの彼氏と話して
どうにかしてもらう気だった
ユイカはバイト先には電車で来ており、いつも彼氏と途中の駅まで一緒ということで
バイト先の駅の改札で待ち伏せすれば完璧だった