俺は中学の頃に不良に殴られたり蹴られたりされて常に青たん作りながら学校生活を送っていたのだが
とくにかくそれが嫌で県外の高校いって親元はなれて頑張る生活おくってて土建業に就職することになった
俺は実家へ戻り独立することにした
仕事はびっくりするぐらい順調で数年でその地区の業界で有名な会社になったわけだが
下請けの会社の代表が中学の頃に俺をいじめていた不良だった
中卒で土建業に飛び込んで成功したようなこの業界ではよくあるパターンだ
とはいうものの10年以上たってるし、復讐というよりは興味が湧いたので接触してみることにした
こっちは仕事を不良に回す役割なので向こうにとっては一つの生命線でもあり、気まずそうに丁重に俺を扱ってくれた
不良にも家庭はあるし復讐しようっていう気持ちを抑えていいお付き合いをしていたんだけど
(というより俺が不良の会社切っても別に潰れたりはしないのはわかってたってのもある)
東北の工場がストップしたり東北で建材需要が急激上がったのでこっちに建材がまわってこなくなって仕事が激減した
これで潰れた会社はたくさんあったがうちはなんとか大丈夫だったけど不良の会社は風前の灯だった
なぜそれがわかったのかというと業界のことなので伝わらないかもしれないですが
私の会社が不良の会社に儲け分のお金を送るのですが
まだ送る日でもないのにまだかまだかと必死に言うものだから金がやばいんだと思ってたのと
仕事を回せる会社が俺の会社以外にないんだと確信した
ふとこのまま仕事をコイツに回さなけりゃ潰れるんじゃ?って思ってしまった
俺はそれをやってしまった
しばらくするとコンビニの駐車場の傍らにヒゲを生やして酒を飲んでいるソイツを見て
いい気味だなぁって思った…それからしばらくそいつを見なかった
最近になって仕事仲間からどうしているのかという情報が得られた
会社は潰れて自己破産で離婚して買ったばかりのデカイ家のローンは払えずで追い出されて
その後は誰も行方がわからないそうだ
まだちっさい子供がいるのに可哀想に…っと仕事仲間と哀れむんだけど
というより俺だけで復讐が成就したというよりは運が味方したと思う
ちなみにその不良は周りでもちょっと問題おこして嫌われてたってのもあった
まぁなんともいえない爽快感でした
相当努力して自信持てなきゃ、そういう奴がいるってわかってる場所に帰ってこれないよ。
不良は遅かれ早かれ落ちぶれてく運命だったんだな。
本当に≫385が仕事を回さなかったから潰れたんなら復讐オメだが。
運がよかったのかなぁ
たまたま実家の地区の地価が上がるのがわかったのでそれに一番で乗ったような感じ
>>388
なんというかこの仕事は人のツテとか繋がりと信用で成り立ってる
何百万、何千万っていう単位で動くから銀行も密接に関わってくるんだけども
ソイツは集金遅れたりちょっとお金に関していい加減なところがあったから若干煙たがられてたかなぁ
不景気のあおりでそんな余裕がないのに誰も信用のない人に
莫大なお金なんてかけられないからねぇ
実質うちの会社しかそこに仕事まわせてなかったとおもう