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:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2011/10/26(水) 14:57:39.78 ID:7qxfBeDB0しかも俺の家は会社から車で3分~5分。
俺「いやいやお待たせしました。」
スーツ男「なげぇよ。おめぇ変な事してねぇだろうな。あ?住所ばれてんだからな。分かってんだろうな?」
俺「なにもしてませんよ。そんなにビビらないで下さいよwww」
スーツ男「てめえホントにむかつくな。まあいいや。もうちょっとで土下座させてやるよw」
俺「もー。怖いなー。」
それから5分くらい沈黙が続いた。
どっちだ⁉社長か?スーツ男上司か?
俺「は、はいはい!」
玄関にむかった。
おもしろかったけどつり乙。
20のガキをどこが相手にしてくれんだよww
社長の声じゃない…
スーツ男「おい。誰か呼んだだろ?」
俺「は?スーツ男さんの上司じゃないんですか?」
スーツ男「声が違う」
俺「え?」
?「すいませーん。」
スーツ男「居留守つかえ」
俺「部屋の電気ついてるし、はいって言ったから出ます。」
スーツ男「あ、てめ!」
スーツ男は部屋に戻った。
ガチャ…
?「こんにちはー。わたくしN○Kより正式に委託をうけ、受信料のしゅうk…」
俺「テレビないです!」
バタンッ…
あいつらはホントに空気がよめない。
俺は元々美容学校通ってて、うちの学校にも授業で使う商材卸してくれてて、そのつながりで新卒で雇ってくれたんだよ。
俺の前にも何人か引き抜きで営業マン雇ったらしいが、引き抜きだとサボり癖がついててすぐ辞めてくから新卒が欲しかったんだってさ。
いいからはよかけ
スーツ男「誰だよ。あれ。」
俺「N○Kの集金でした。」
スーツ男「ふーん」
え、聞いといてそれ⁉www
社長が来てくれる事で俺にもいくぶん余裕がでてきていた。
それから2分くらい経ち…
ピンポーン
スーツ男・俺「‼」
どっちだ…次こそ…頼む…
?「こんにちはー。」
スーツ男「お、俺が出るわ。」
社長の声ではなかった…社長…遅いよ…
スーツ男「お疲れ様です!すいません!てまとらせてしまって」
上の者「かまへんかまへん。ここの兄ちゃん案外りこうやったみたいやな」
スーツ男「むかつくやつなんすよ。マジで。ちょっとへこませちゃって下さいよ。」
玄関の話は筒抜けで、俺は怖くて仕方なかった。
ガチャガチャ、ドン、ドン、ドン、ドン。
靴を脱ぎ、部屋に重い足音が向かってくる。絶対ガタイいいな、上司…あぁ〜…。もう布団買おっかなぁ。来客用で置いといてもいいしなぁ〜…
俺の心はみるみるうちに折れていった。
上の者「どーもー。すいませんねぇ。若いのがどうも迷惑かけたみたいで。」
俺「い、いえいえ。僕も営業なんで、気持ちわかりますし。ええ。」
スーツ男「wwwwww」
スーツ男の顔には笑顔が広がっていた。
上の者「お話は伺いましたよー。レコーダーとかお隣さんの名前なんか嘘ついたり、どうしたいんですか?え?出るとこ出ますか?これは立派な詐欺ですよお兄さん。ウチも最近会社始めたばかりで不手際あったかもしれません、が‼、嘘はいけない。ね?」
スーツ男「ほんまですよー。もう僕も何がなんだか。怖かったですわぁーwww」
俺「あ、はぁ…僕、石橋は叩いて渡る派なんで、アハ、アハハハハ…」
上の者「まあ、叩いたらあかん石橋もあるゆうことですわ。」
スーツ男の上司の目がすごい怖い。
ん?…wwwwwwwwww
目をそらした窓のすりガラスごしに、顔をベタッと窓にはりつけて、中を覗こうとしている人がいるのに気付いた。
上の者「うわっ‼ビックリした。なんやあれ」
スーツ男「おい。あれ誰だよ。」
俺「うちの会社のwww社長wwwだwww」
上の者「な、おい!スーツ男!誰にも連絡さすな言うたやないか‼アホかお前!」
スーツ男「違うんすよ‼客から電話や言うたんすよ‼お前!めんどくさいことしやがって‼」
上の者「おい。スーツ男、お兄さんの社長には帰ってもらえ。行け。」
スーツ男「は、はい。」
俺「(あいつじゃ絶対無理だwww)」
すりガラスごしに、社長と話すスーツ男が見えた。
顔はジョージクルーニー
体つきはマイクタイソン
身長は183cmくらい
かな。
すりガラスごしにもスーツ男がびびってるのがわかった。スーツ男の上司と俺は、部屋の中から静かに二人のやりとりを見ていた。
スーツ男「帰ってもらえませんかね?ちょっとお話してるんで。」
社長「え?なんで?」
スーツ男「いや、ちょっと大事な話してるんすわ」
社長「え?…え?wなんで?www」
スーツ男「やから、今お兄さんは手が離せなi…」
社長「え?…あ〜…ん?なんで?www」
社長は、なんで?と言うたびにスーツ男に一歩ずつ詰めより、スーツ男はその度一歩ずつ下がっていったwww
スーツ男「帰ってくれ言うてるやろ‼‼」
社長「なんで?なんで?なんで?なんで?wwwwww」
気づくと二人は玄関まできていた。
さすがだ、さすが社長だ。
スーツ男の上司も少し困った顔をしている。
上の者「たまらんなぁこりゃ…」
俺「やっぱ石橋は叩くべきですねwww」
上の者「やかましわ!!」
スーツ男「はぁ、はぁ、はぁ、あきません…あの社長、たぶんヤバイです。」
トーン、トーン、トーン。
社長の軽やかな足音が向かってくる。
社長「どーもー!こんにちはー‼うちの従業員がお世話になってるみたいでー!」
上の者「いやいやー。うちの若いのもお世話になったみたいなんですよー!ハハハハッ‼」
社長とスーツ男の上司の、口だけ笑顔で目が笑ってないやりとりがすごく怖かった。
社長「なんでもお布団をお取り扱いのようで!いいですねー!ちょっと見せて下さいよー!」
上の者「あ、あー、もちろん!おい、スーツ男!布団を見せてさしあげろ!」
スーツ男「あ、あ、はい!」
スーツ男はあのコースターみたいな布団の切れ端をカバンから出した。
社長はちっさいそのコースター布団を両手で大事に大事に持ち。少し震えながら言った。
上の者「い、いい生地、いい羽毛でしょ‼」
社長「ちょっと試していいですか‼これ‼」
スーツ男「もちろん‼‼ささ!どうぞどうぞ‼」
社長は横になり、コースター布団を胸にちょこんと乗せた。
上の者「どうですかぁ‼いいでしょ‼実は生地の中にも鉱s…」
社長「鉱石が入っててその遠赤外線効果で血流促進を起こし、体を暖めるんでしょ?」
上の者「よ、よく御存知で‼いやさすがですねぇ〜‼」
社長「今鉱石は化粧品にもよく使われますからねー。確かに鉱石の遠赤外線効果は人体に対してじゅうぶん効果を発揮しますし、いいですよ。で、どこの鉱石ですか?」
上の者「あ、こ、これはですね‼御存知かもしれないですがー、実は、鉱石の産地は秋○県の玉○○泉というところの鉱石なんですよ‼」
社長「あ、あ、あ、あの有名な⁉それはすごい‼ぜひ布団をいただきたい‼名刺なんかお持ちでしょうか?」
社長「そうですかぁ。それは残念。では会社の場所を教えていただけますか?」
上の者「あ、会社は○○の○○にありますよ」
社長「ちょっと確認しますね。」
上の者「え?」
そう言うと社長はどこかに電話を始めた。
社長「おー、お疲れさん。お客さんとこ終わった?お、そうか。ちょっとな、○○の○○いう所言って、布団下さーい。て聞いてみてくれんか?…お、おお。じゃあ頼むわ」
上の者「だ、誰か会社にいるかなぁ…この時間はみんな営業にでてますからwハハ!ハハハハ!」
社長「会社なら事務員か誰かおるでしょ?」
上の者「いやー、お昼ご飯食べに行ってるかもなぁ!ハハハハ!」
10分くらい経ち…
プルルルルル!
社長「お!もしもし?、うん、うん…うん…な、なんだってぇぇえええ!(棒)」
スーツ男・上の者「………。」
社長「おう、わかった。ありがとうな。はい、はーい。……会社、ありました。すいませんねぇ。疑って。」
上の者「あ、ありましたでしょ!もー、大丈夫ですよー」
俺「(一応会社はちゃんとあるんだ…)」
社長「ただねぇ…ちょっとひっかかるんですねぇー…」
上の者「え?そ、そうなんでs…そうなんですよー‼なので‼それに似た‼鉱石を外国から取り寄せてるんですよ‼でも日本なら秋○県のほうが知名度高いんでね!ちょっとオーバートークしてるんですよー!」
社長「なるほど。まあ、そこはもういいですわ。これ以上は片腹痛いですしwww」
上の者「は、ははは…もう…いいですか…」
スーツ男「え、ええ⁉○○さん‼ちょ、待って下さいよ‼」
上の者「まあ待てやスーツ男。社長さん。おたくの会社、もう知りませんからね。ちょっと裏に電話しますわ」
社長「どーぞどーぞ」
スーツ男の上司はどこかに電話をし始めた。
上の者「あ、どーも。僕です。お世話になります。ちょっとやっかいなことになりましてね。はい。ちょっと手まわしてほしいんですわ。」
俺「(ヤバイヤバイヤバイヤバイ…)」
社長はなんでこんなに余裕しゃくしゃくでいられるんだよ。
俺ん家の住所ばれてんだぞ!おい!社長‼
上の者「ええ、ええ、はい。お願いしますわ。何人か若いの送っといて下さいよ。はい。じゃ、お願いしますわ。」
社長「終わりました?」
上の者「うん。もう終わりですわ。お兄さん、君のせいで社長も何もかも終わりや。残念やな。スーツ男!そのお兄さんちょっと連れてけ‼」
スーツ男「はいwww残念だねお兄さん。途中までいい感じだったのにwww」
上の者「社長さんも、こんな従業員一人のために残念ですね。同情しますわwww」
社長「ほんと、同情しますねwww」
上の者「あ?どういう事や?」
スーツ男「なめとんかおっさん?」
社長「さっきの、てかあなた方の裏って○○会系○○組でしょ?」
上の者「や、やったら何やっちゅうねん‼‼」
上の者「なんやと?それ、ホンマか?…てことは…」
スーツ男「なにわけわかんねぇ事言ってんだよ‼おっs…」
上の者「黙れ‼‼…さっきの話、ホンマか?社長さん」
社長「んー。さぁ〜?」
俺「(そうか‼…社長のお父さんは…)」
社長「まあ、仕事に支障きたすんで僕はそっちの方とは距離を置いてますがね」
プルルルルル!
上の者の電話がなった。
上の者「で、電話や….はいもしもし。…はい。…はい…そんな⁉…いや…でも…は、はい‼すいません‼はい‼わかりました‼スーツ男連れていきます‼」
スーツ男「え?」
スーツ男「え⁉なんですかそれ‼わけわかんなi…」
上の者「ガタガタガタガタやかましいわ‼‼‼ええから謝らんかい‼土下座せえ‼このお兄さんに土下座やぁッ‼‼」
スーツ男「え、ぇえ〜…」
俺「え?いや、別にそこまd…」
スーツ男「す、すいませんでしたぁ(棒)」
上の者「おい…コラ」
スーツ男「す、す、すいませんでしたぁぁあああああ‼‼‼」
俺「あ、はい。」
社長「まあまあ、今のご時世に飛び込みで訪問販売やなんて、若いのに熱意があってええやないですか。うちの従業員にも見習わせたいですわ!ハハハハ!」
上の者「いや。ホンマに申し訳なかった。ちゃんとケジメつけさせますから。お兄さんも。ホンマに悪かったな。これ、少ないけど受けとってくれんか?」
俺「いや、法律厳しくなって、そういうのもらうだけでアウトですから。結構です。」
上の者「うん。しっかりした兄ちゃんや!ホンマに!すまんかった‼スーツ男にもちゃんとケジメつけさせますから。」
俺「ま、まぁ、お好きにどうぞwww」
スーツ男「は、はいッ‼」
社長「まあ、これにて、一件落着ですね‼」
上の者「そしたら、えらいお邪魔しました‼お兄さん!あんたみたいな営業がうちにもおったらなぁ…」
俺「絶対いやですよwww」
上の者「そらそうやwwwオラ‼しゃんしゃん歩かんかいスーツ男‼」
スーツ男「は、はい〜!」
バタン…
こうして二人の厄介者は、帰っていった。
社長「お前も遊ぶのはいいけどさー…度が過ぎるぞ」
俺「あ、はい。すいません。」
社長「ま、楽しめたからいいよwwwじゃあなー。パチンコでもしてくるわ〜」
俺「あ、社長‼この布団の切れ端!どうするんですか⁉」
社長「俺はいらねぇよ‼w好きにしろやwwじゃ!…おりゃおりゃおりゃおりゃドカー……」
社長は慶次の歌を口づさみながら俺の家を出ていった。
部屋には疲れきった俺とコースターみたいな布団の切れ端…
ま、こんな有給も悪くないかwww
と布団の切れ端の上にジュースの入ったコップを置いた。フカフカでコップが倒れた。
コースターにはむいてないなwww…
とまあこんな感じでした。
長い間ありがとう。釣りとか釣りじゃないとか論議がありましたが、信じるか信じないかは、あなた次第‼m9(=´∀`)
質問あったらどうぞ。
tk社長が何者?
コースターうp
社長のオヤジさんは昔は町内の青年団の会長で、裏の人達と真剣に話あって、みかじめ料なんかをやめさせたり、ゆいつ裏の人に認められた人。
ごめん。なんか布団の切れ端ジュースこぼれてビチャビチャになったし臭かったから他のゴミと一緒にコンビニに捨てちゃった
その後のスーツ男はどうなったかわかる?
いや、結婚してる。子供も3人いる。
そこまではわかんないけど半泣きだった。
どこ地方ですか?
スナックとか飲み屋に、この店の安全守ってやるから契約金よこせやぁ‼って無理やりお金とるの。断ったら店に客として若いの行かせて問題おこさせて、ね?契約必要でしょ?って感じ
そしたらまた>>1が続きがきになるような文章書いてくれる
マジなら面白い話が聞けたわけだし
一人暮らしです。お隣さんは山中さんです。
大阪より下、って感じです。
ありがとう。素直に嬉しいです。
お陰で仕事が手につかなかったぜー
ごめんよwww君も有給とれたら訪問販売にはご注意を!
お、おう!またなんかおもしろいことあったら書くわ。
次は書き溜めとくwww