305:名も無き被検体774号+[]2012/01/25(水) 19:58:54.01 ID:NQZy942t0
続き行きます。
有紀子が帰ってくるというので、今度こそ会おう!
という話になった。
「夏祭りに行きたい」
という有紀子の希望で今回のデート場所が決まった。
彩香とイベリ子に協力を依頼する。
が、ここで一つ問題が。
「でも、このあたりの祭りだと誰かに見られる可能性があるよ」
僕らは村の人間に見つかる事だけは避けなくてはならない。
ここの夏祭りは僕の村からも見に来る。
諦めるしかないか。
と思った時。
「だったら、○○の花火大会行けばよくね?」
将太が提案する。
ただ規模は小さいのでこの地区からそちらに行く人はほとんどいない。
「でもどうやって行くのよ?」
彩香が突っ込む。
確かにそこに行くには車かバスしかない。
しかもバスは本数が少ないのが欠点だ。
「問題ねぇよ。俺が兄貴に頼んでやるから。」
どうやら、当日将太の兄がその花火大会にいくから
乗せて行ってくれるように交渉してくれるらしい。
これは嬉しい提案だった。
「ただ、俺だけ一人で行くのも・・・なw」
将太。便乗する。
将太、策士だなww
その日を迎えることになった。
当日待ち合わせ場所で将太の兄に挨拶。
かなりイカツイ風貌だったが、
「将太から話は聞いた。俺に任せろ!」
と彼女と一緒に歓迎してくれた。
そうこうしてる所に有紀子がやってきた。
やっぱりかわいい。
もう、ちょっと照れくさそうにしている仕草がたまらない。
「おいwかわいい子じゃねぇかw」
バンバンと将太の兄に背中をたたかれる。
一方の将太は、有紀子の隣の人物を見て唖然としてた。
「マジかよ・・・」
「ぶふww彩香wwwじゃなくてwwwサーセンwww彩香友達と約束あるってさwwww」
まさかのイベリ子。
その姿。まさに力士。
将太。かわいそうな子。。
やめてくれ。そんなチワワみたいな目で見るな・・・
というか、将太兄&彼女。
お腹抱えて笑ってるし。
ここからはそれぞれ自由に回って花火が終わったら集合し帰宅。
という流れになった。
将太はイベリ子に引きずられるように屋台群へ消えていく。
僕は有紀子とある場所へ。
イベリ子いわく
「花火がメチャクチャきれいに見える最高のスポットがあるww」
との事。
こ奴。トリュフ見つける事に関してはやはり天才か。
トリュフという発想はなかったわwww
ちょっとした高台のような場所で確かに花火はよく見えそうだ。
しかし。
暗闇の中に無数の人の気配が。
どうやら、この場所はそこそこ有名の様で
沢山のカップルがいちゃついていた。
ちょっと気まずい思いで有紀子に聞いてみた。
「ううん。ここでいいw嫌?」
嫌な訳がない。
地面に座って花火の開始を待つ。
「ありがとう。私すごくしあわせかもw」
そう言って寄りかかってくる有紀子がもうかわいくてしゃーない。
と、その時
ドン!
と目の前で花火がはじけた。
イベリ子の言うように確かに最高の風景だった。
何よりもこれを有紀子と一緒に見ているという事が何よりもうれしい。
嬉しそうに有紀子が歓声を上げる。
花火が終り、一瞬シンとなる。
「あ~綺麗だったwさ、いこ。待たせたらいけないし。」
そう言って有紀子が立ち上がる。
この時。僕のはもうこの場で言うしかないと思った。
だから、高校を卒業したら、僕と一緒になってほしい。」
たどたどしく、噛みながらもこう伝えた。
その間、有紀子は視線をそらさず、じっと僕の目を見ていた。
そして
「うん。。ありがとう。すごくうれしい。私もずっと変わらないよ。
だから。」
こうして僕らは高校卒業後の駆け落ちを約束した。
。゚(ノ□`。)゚。。
「すみません。遅くなって」
というと
将太兄はニヤニヤしながら
「上手くいったんだろw」
と言ってきた。
とりあえず
「はいw」
と答えた。
将太・・・返事がない。ただの屍のようだ。
> 将太・・・返事がない。ただの屍のようだ。
まさか・・・ぶー子に・・・
目の焦点の合って無い将太と
幸せで浮き上がりそうな僕らは帰路に就いた。
哀れwwww
卒業までに資金を稼ぐ。
もう目標はそれだけ。
夏祭りでの約束は今まで応援してくれた誰もが祝福してくれた。
冬には貯金は60万程貯まった。
だが、まだまだ足りない。
最低でも200万を目標にしている僕にとって
目標は果てしなく遠くに見えた。
しかし、バイトを増やすというのも当時厳しいものがあった。
欲しいものがある。と親に許可をもらったが
若干その理由に納得してない節が見られたからだ。
「何が欲しかったの?」
と言われ、その時は咄嗟に買ったばかりの携帯を見せた。
「買ったならもうバイトしなくていいんじゃない?」
という質問には毎月の料金がいるから。
と答えていたが、それでも僕がお金をためている事に気付き始めたようで
これ以上バイトを増やそうものならもう言い逃れもできない。
この当時ひたすら考えていた事だ。
さて、ある時僕は村で会ってはならない人物と遭遇する。
ラスボス登場
アグー豚ですね?
普段引きこもりで、めったに姿を見せない奴が
何故か外に出ている。
しかもスーツなど着て。
薄くなった頭と鏡餅の様な体を揺らしながら
有紀子の実家へと入っていった。
「なんだあのおっさんw」
と言わなければ気付かなかっただろう。
なぜ奴がこんな昼間から外にいるのか気になり後を付けると
有紀子の実家に入って行く奴の姿が。
もしや、予定が早まったのか!
という言い知れぬ不安に襲われた。
将太が心配し、覗き込んできた。
「おい!大丈夫か?アイツ誰なんだ?」
僕は将太に奴が今の有紀子の許嫁である事を伝えた。
「冗談だろ?あんな禿げダルマが??」
それよりも僕にとっては奴があんな恰好であそこに入って行った事が大問題だった。
そういうと将太は止めるのも聞かず、屋敷に入っていった。
見つかればタダじゃ済まない。
下手したら僕の計画もばれてしまう。
でも奴の真意も聞きたい。
不安で気分が悪くなりながら将太の帰りを待った。
「なんか、あいつがあの家に入る云々の話みたいだったぜ。
どうも奴と有紀子ちゃんの婚姻の日程が3月20日前後でとか」
どうやら、卒業後の予定の話だったらしい。
1年も先の話を今からするのはどうも本決まりのようだ。
「つうかあのおっさんやばいぜ。有紀子ちゃんの話が出るたびに明らかにニヤケてた。」
ゾッとした。
絶対あの野郎に有紀子は渡せない。
しかし、ふと気になった。
将太はどこからそれを盗み聞きしたのか。
「ん?空き部屋から屋根裏潜って。俺んち大工だからさww」
忍者かお前は。
予想以上の大活躍
太一(40)が屋敷からでてきた。
話は終わったらしい。
心なしか足取りが軽そうだ。
こちらへ向かってくる目を伏せ気味にすれ違おうとした。
その瞬間
「有紀子ぉ」
とつぶやくのが聞こえた。
パッと見ると嬉しそうに笑ってる。
この時。
今までに無い刹意が沸いてきた。
思わず、飛びかかろうとして将太に抑えられる。
そうだ、意味はない。
僕にはやらなくちゃいけない事がある。
絶対奴に有紀子は渡さない。
「そうだ。お前は手を出しちゃダメだ。」
将太になだめられ冷静になった。
有紀子の家に向かっていた太一(40)が足を踏み外し?
真冬の川に転落する事故が起きるのはまた別の話。
えっ?
しょ・・・将太?・・・
駆け落ちの約束のリミットまであと1年。
太一「おっふおっふww寒いよwwwwわろすwwwww」
クラスメイトは進学・就職ムードへ一直線だった。
彩香も大学受験で忙しくなっていたが、勉強の合間に協力を続けてくれた
将太は
「俺は親父の会社はいるからw」
とマイペースだった。
イベリ子は
・・・・・豚だった。
そして運命の転機が訪れる。
豚だったって、意味わからんwww
行先は九州。
九州各県を回る四泊五日の修学旅行。
その二日目の自由行動の日
将太に
「今日俺と一緒に回ろうぜw」
と誘われた。
もちろん断る理由などなかった。
・・・どこにも観光出来そうな場所や買い物出来そうな場所はない。
どこに行くのだろうと思っていた時。
何かの事務所みたいな所にたどり着いた。
「えーっとここだw間違いないw」
そういうと将太は躊躇わずにビルに入って行く。
僕は慌てて追いかけた。
ここは何なんだろう・・と考えていると
「こちらへどうぞ。」
と待合室の様な所に通された。
しばらく待っていると
スーツを着た中年のおじさんが入ってきた。
そういうとその人は将太をギュッと抱く
「おじさん!久しぶりw」
どうやらこの人は将太の伯父らしい。
名を 中村 さんと言った。
「まぁ、座りなさい」
そういうと僕らをソファに促し腰をおろした。
「それで、電話で言ってた頼みとは何かな?」
「修学旅行の小遣いでも貰いに来たか?はっはw」
中村さんが笑ったが、将太が一気に真面目な顔になった。
「伯父さん。お願いって言うのは、今日一緒に来たコイツの事なんだ。」
「伯父さん、卒業したら、こいつをココで働かせてやってくれないか?」
突然の事で僕は意味もわからずポカンとしていた。
中村さんが将太と僕を交互にみる
「いや、働くかどうかはコイツ次第なんだけど、俺はコイツの力になってやりたいんだ。どうしても。
だから、こんなことしか思いつかなくてさ。」
将太の考えがわかった。
その瞬間涙が出てきた。
「甥っ子の頼みだ。私は構わないが何か理由がありそうだが?」
僕は事の一部始終を話す事にした。
小さく頷き
「もしも君がその気なら私は君を歓迎するよ」
と言ってくれた。
「ただし、覚悟してきなさい。世の中は上手く渡れるようには出来ていない。」
とも。
「もしも、その時が来たらまた私を訪ねてきなさい。」
そういうと「頑張れ!」と僕の手を握った。
この時、僕は涙と鼻水でとてもひどい顔をしていた。
帰り際に受付のひとの不思議そうな顔で僕を見ていた。
この出会いによって、僕と有紀子の駆け落ち先というものが決まった。
最大のネックだと思っていた仕事が見つかっているのは非常に心強い。
後は作戦を成功させるだけだ。
僕は将太に何度もお礼を言った
けどそのたびに照れくさそうに笑いながら
「いいんだよw友達だろw」
といって恥ずかしそうにする。
ほんとうにありがとう
爽やかな風が吹いてるな…
再び有紀子の帰省に合わせて会う計画をたてる。
今回はこれまでに決まった事を会わせて有紀子と最後の打ち合わせだ。
だが、更に問題が発生する
帰省した有紀子に太一(40)とデートしろとの婆から命令がでた。
非常にまずい。
しかもあのは腐った鏡餅とデート?
ふざけるな。
当日が近づくにつれ打開策もないまま焦りはピークを迎えた。
将太や彩香もなにか良い方法が無いかと仲間と話し合ってくれていたが
良い案は出なかった。
そんな時。
「ぶふふっwww良い案www思いついたんですけどwww」
イベリ子が鼻息を荒げる
こいつ。とうとう口蹄疫でも罹ったか刹処分だな。
「ぶwww太一を足止めしてwwwデートに間に合わないようにすればwwwいいww」
イベリ子が輝きだした。
それに乗り遅れたらwww次のバスまで一時間はあるwwwもう無理ww」
豚足なアイデアだが良いかもしれない。
だが、問題は有紀子をどうするか。一緒にバスに乗ってきたらどうしようもないじゃないか。
「ふぉふぉwww有紀子はww午前中は私らと買い物www午後からデートww
にしてもらうwww完璧ww私孔明www」
孔明というか小梅の様な見た目だが良いアイデアだ。
このイベリ子案を採用することにした。
> 孔明というか小梅の様な見た目だが
誰がうまい事言えとwww
午前中は彩香たちとショッピングで午後から太一デートの流れに変更
して貰った。
元々、今回は4日しか帰省できない予定だった為、
「友達とも会いたいだろう」
と許可が下りた様子。
また怪しまれないよう、当日僕は午前中は村に居て出来るだけ多くの村人
に会うような形を取り、その後将太のアシストで街に向かうという完璧な
アリバイ計画を立てることになった。
因みにここまでがイベリ子の計画。
僕は朝から起き、村中をぐるぐる回りながら川で釣りのフリをしていた。
この間すれ違った村人と細かく挨拶をする。
その時、犬の散歩をしていた有紀子の母親とすれちがった。
「あ、おはようございます。」
あの事件以来、ほぼ顔を合わす事が無かったので気まずい。
「あら、おはよう。今日はどこにも出かけないの?」
「はい。一日のんびり釣りでもしようかとw」
じっと観察されているような気分だったが
「そう。気をつけてね」
と言うと去ってしまった。
正直、生きた心地がしなかった。
おそらく、午前中の時間は有紀子と会っていると疑っていたんじゃないかと思う。
太一(40)だ。
このクソ暑いのにスーツを着てフウフウいいながら歩いている。
汗をだらだら流し、すでに腋まわりと股ぐらがビショビショだった。
「間違ってもあんな奴を有紀子に近づけれるか!」
今すぐ飛び出して行きたい気持ちを抑えて様子を窺う。
すると太一の反対側から歩いてくる集団がみえた。
だ。
それぞれが着飾り、華やかな集団だ。
モーニング娘。withイベリ子
そんな感じ。
彼女らは太一を見つけると駆け寄って行って太一を囲んだ。
「あのぉ~すみません~○○ってどこにあるんですかぁ~」
○○とは村の唯一の観光スポットの様なものだが、バス停から離れており、
そもそも、訪れる人などほとんどいない。
「私たちぃ~大学のサークルで調べに来たんですけどぉ~」
と言いながら太一に話しかけている
「え・・・えっと○○はそこの角をまがって・・」
太一どもりながら案内すると
「え~わかんない~」
と一斉コール
「ねぇ、連れてってくれませんかぁ?」
迫る彼女らを前にして太一の発汗量が半端なく上がっているのが見えた。
太一は逃げ出した。
しかし回りこまれてしまった。
「え~お兄さん。案内してくださいよ~」
女は怖い。
あんな演技ができるのか・・・
「ぶふwwいいじゃないですかwww美女に囲まれてしあわせですぞwww」
お前は変わらんか。
お前が言うなwww
「良し!良し!」
太一(40)の顔がみるみる青くなっていく。
完全勝利の瞬間だった。
「もういいです。自分たちで行きますから~」
「え・・いや・・案内・・」
「結構です。」
豹変した彼女らは座り込んだ太一を残して去って行った。
イベリ子はなぜか太一の写真を撮ってた。
酉付けて
それを確認し僕は次の行動に移る。
村の境で待機していた将太のバイクの後ろに乗り込んだ。
「上手くいった?」
「おう。」
「じゃ、おとされんなよw」
そうして僕は有紀子の元へと向かった。
そりゃあこんな訳わからん風習がある所だしな
有紀子はすでに来ており、彩香と談笑しながら待っていた。
今回は時間が無い。
太一は足止めしたが、相手が来ないのに何時間も居るのは不自然。
寄って時間は2時間でその後、有紀子は帰宅するという事に。
イベリ子の作戦で唯一納得できなかったところだが
慎重に事を進めることにした。
田舎はタクシーの運ちゃんも顔見知りだったりするから、世界が狭い。
太一がタクシー使って追いつかないのかってことだろ
↓
タクシー走ってくる
↓
太一がタクシーでバスを追い越す
中途半端な都会だとこういう計算もしておかなきゃなと想ったんだw
僕は全ての計画を打ち明けた。
駆け落ちの行先は九州。
そこで将太のお陰で働き先の目途も付いた事。
資金も少しずつ貯まっている事。
決行は3月18日(有紀子が親戚の所から引き揚げてくる日)にしようと思う事。
話し終わると有紀子は涙を浮かべて笑っていた
「私。すごく幸せ。どんな風になっても構わない」
そして有紀子を見送る。
もう決行の準備はすべて整った。
この頃の貯金は140万程。
目標金額には届かなかったがこれだけあれば何とかなるだろう。
今年の冬のクリスマスは有紀子は実家で過ごしている。
おそらく
家族にはとてつもない迷惑がかかるだろう。
でも、ごめんなさい
僕はどうしても彼女と一緒にいたい。
最後のクリスマスを家族と過ごした。
決行までもう二週間。
そんな時、前祝いとして
今まで応援してくれた皆が集まってくれた。
他県の高校に行った子たちも戻ってきて。
何人も泣いてくれた。
「ずっと応援してるから」
「有紀子泣かせるなよ」
とか
僕は本当に救われたんだと痛感しました。
「ぶひゅwww愛のww逃避行www第二幕www」
このイベリ子はやはり最後にローストしていくべきか。
彩香から手渡された封筒
中には20万近い大金。
「こ、こんなの受け取れん!」
「いいよw結婚のご祝儀でしょw少ない位よw」
皆がそれぞれ、少しずつ出し合ってくれたらしい。
「それに、一番多く出したの将太だしw」
将太はここ数カ月、バイトをして稼いだお金をカンパしてくれたらしい。
「俺、お前らに絶対幸せなって欲しいからよw少ないけど取っとけw出世したら奢れよw」
また、皆の前で泣いた。
みんなの気持ちが嬉しくて、嬉しくて
皆もつられてないていた。
イベリ子もびーびー鳴いていた。
本当>>1いい仲間持ったな
類は友を呼ぶって言うし>>1も人望が厚いんだろうな
俺は朝早く家をでた。
机の上には書置きを残して
父さん。母さん。
僕は、きっとあなたたちにとってとんでもない親不孝者でしょう
けれど僕はどうしても一緒にいたい人がいます。
だから、僕は彼女と生きます。
どうか、許してください。
僕は有紀子の降りる一駅前で待機。
そして有紀子は本来降りる予定の一駅前で下車。
合流して2人で九州へ。
本当言うと
不安で不安で仕方がなかった。
過去に無計画からとんでもない失敗をし
有紀子と引き離された。
好きな人から引き離される苦しみを知っている僕が
今、彼女と家族を引き離そうとしているという事。
もしかしたら、有紀子は降りてきてはくれないのではないかとさえ
思いだす。
きっと来る。
そして、予定の電車がホームに入ってきた。
親やジジババは古いしきたりで頭ガチガチだし、田舎って怖いな
心臓がこれ以上ないほどにドキドキと高鳴る。
落ち着こうと深呼吸。
ゆっくり
目の前でドアが開いた。
あの時と同じ
変わらない笑顔を僕に向けてくれる彼女がいた。
僕が大好きな
誰よりも大好きな人が。
中村さんを訪ね、僕は中村さんの会社で働く事になった。
住居も彼の助力でアパートを借り、そこが2人の新居になった。
二十歳になった僕らは正式に婚姻届を出し夫婦になりました。
結婚式は挙げず、2人だけでお祝いをしました。
田舎の家とは連絡を取っていません。
え?!戸籍でばれる!
成人したら自分たちの意思で移せるの?
結婚したら本籍を好きな場所にできるんだよ
結婚したら今までの戸籍から抜けて、
>>1を世帯主とした新しい戸籍が出来る
本籍はどこでも好きな住所で登録できる
てか、本籍はいつでも自由に変更できる
なるほど、ありがとう!
1を筆頭者とした戸籍、な。
そう、筆頭者だな
結婚したのがだいぶ前なんで、もう忘れたわww
金さえあれば出来るものだと思ってたわ
今思えば
本当に僕らにはこの方法しかなかったんでしょうか。
いくら古臭い制度があっても
僕ら自身が、真っ向からぶつかれば
こんな事しなくても認めてもらえたんじゃないかと思います。
僕にはその勇気が無かった。
駆け落ちして田舎から逃げました。
協力してくれた全ての人に感謝だな
あと、ずっと待っていてくれた彼女にも
本当によかった・・・!
間違ったことでもないと思うよ。
そんな風習はおかしいって思ってる人がいるから、日本は恋愛結婚できるようになったんだから。
おめでとう
まだ九州にいるんなら、飯でも奢りたいわ
裁判したら勝てそうな気はするが、逃げとくのがいいだろうね
実家のことは気にならない?友達伝いに聞いてる?
僕らは28になりました。
何故今このスレを立てたのか
それは、田舎から逃げたままでいいのか
と振り返る転機が訪れたからです。
2.嫁が病気
3.婆が死んだ
さあ、どれ?
有紀子に子供が出来ました。
現在3カ月だそうです。
このままでいいのか。と考え
子供の事を思えばこのままではダメだ。
と思っています。
でも知らせたらこどもが後継ぎ問題に巻き込まれそうだな…
明日、実家に行きます。
今までを振り返り
これからの為に
今度は田舎と戦ってきます。
確実に子どもを後継ぎとか言い出す。
駆け落ちするってことは、田舎を捨て両親と縁を切ること。
その覚悟でやったんだろ?
子どもが成人して、全て話した上で祖父母に会いたいと言ったら、会わせればいい。
全てはその村が悪いとしか思えないし
戻っても家族を不幸にするだけだと思うが
まずは向こうの家の状況を把握しないと
けれどもう逃げません。
はっきりと僕の意思を伝えてきます。
なので、結果についてはまた後日、許されればこちらで報告したいと思います。
ババあたりが流産させようと本気で腹殴ったりする可能性もあるぞ
妊娠中の過度なストレスは赤ちゃんが奇形になったり、精神や脳に障害を持ち安居から、産まれたあとにしておきな
1の後つけられて住居バレとかも怖いし
同感。
誰かしらがパニック起こして嫁さん蹴りでもしたら、子供はたまらんよ。
3ヶ月てまだ安定期じゃないよね?
せめて安定するまでは嫁さん大事にしてやってほしいなあ
許すも何も、>>1が立てたスレなんだから
それにみんな報告を待ってるはず
覚悟を決めたんなら応援するぞ!
指摘もありますが、「今」でないといけない理由。
僕の祖父母もそうですが、有紀子の祖母がどうやら長くない様子。
(田舎の内通者からの情報)
ここの所毎日有紀子を呼んでるとの事。
僕としては和解出来れば会わせてあげたい。
把握した、敵は婆だけではないと思うから気を付けなよ
がんばれ、法律関係のことはここに詳しいやつがいっぱいいるから任せろ!
だが2人きりで…いや、お腹の子と3人だけで行くのは危険だ。安定期にも入ってないのに…
それに村ぐるみでなんかされるかもしれんぞ。
ゆきこを無理矢理流産させるのだってありえる。
後継ぎが欲しいのは今も変わらない家なんだから
医者の許可出るまでは長旅させられませんし。
さて、途中途中で消息気になるという人物もいたので
そちらから報告したいと思いますがよろしいですか?
彩香
卒業後は大学へ進学。
法学部卒業後現在は司法書士として活躍中。
未だ独身。
彼氏募集中とか言ってる。
因みに今九州で働いており、ちょくちょく遊びに来てます。
勝ち組わろたw
卒業後、父親の会社に就職。
その後、自分を鍛えると自衛隊に転職し現在に至る。
先の震災時も現地入りしたそうで心配だったが今は無事引き揚げている。
「俺が出来ることを精一杯やる」
とあの頃と全く変わっていない。
彩香にずっとアタックしているが中々上手くいかない様子。
彩香いわく「もうちょっとなんだけど」
将太らしいな。
最後は彩香と結ばれる気がする
あの時の彼女と結婚し今は4児の父。
今は父親の会社の次期社長として日々活躍中とのこと。
因みに将太が家を出たのは
「毎日兄貴が嫁とイチャつくのに耐えられない」からとか。
逃げられたことで狂ってて奥さん狙われたらと思うと心配
未だ引きこもり
あの後数年姿を見せず脂肪説流れるも健在。
どうやら最近某無料ゲームにはまったらしく
そこで出会いを求めてる様子。
ここ数年、ジョギングをしダイエットにいそしむ姿が目撃される。
最近の通称 走るザビエル。
全員すでに既婚者。
今でもメール等が届きます。
そしていまでも同窓会では僕らの事が鉄板ネタとか。
まじで>>1気をつけて
日本ハム、伊藤ハム、プリマハムのドラフト一位指名も
加工を拒否
現在地元の中華屋の女将。
どこでどう転んで捕獲したか不明だが
人間のオスとつがいになるという
トリッキーな動きを見せる。
「ぶふww本命wwゲット也www」
本当にありがとうございました!
レスは遅い書き溜めはほぼ無しでしたが
皆さんの温かいコメント本当にうれしかったです。
さて、まだもう少しこの話は続きが出来そうです。
なのでまたこちらで報告したいと思います。
タイトルは 駆け落ちした僕が田舎と戦ってきた
辺りでw
では皆さん。
また。
ありがとうございました。
報告待ってるぞ。
話し合い無事に終わるの願ってます!
帰省がんばれ!