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:名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/10/12(木) 02:43:05.16 ID fEg4GrKE0なんか一生懸命ごまかそう、ごまかそうとして必タヒだった希ガス。
K「そうだねー、もう20代後半に差し掛かっちゃったもんねー。四捨五入すると30ですよww」
俺「やめれwwww若さのかけらもねぇwww」
深くため息をついて背伸びをするK。
涙はまだ出てたんだが笑顔がだいぶ戻っていた。
K「あのさ、XX君―」
俺「うん?」
K「しよっか?」
俺「・・・」
正直フラグにwktkしていたが、五分五分というか現実はそううまくイカンよ、
くらいにしか考えていなかったし。
俺「え!?何?何よいきなり」
K「いや、だから、エ○チ。しよっか、って」
どうしてこの子はこんな事を恥ずかしげもなく言えるんでしょ。。。
今まで無いくらい最強に焦った。
しかしおっきはしていた。俺もおとこのこです。
K「ごめん、いきなり変な事言っちゃって、やだった?かな。。」
なんか答えるのも恥ずかしいし、イヤなわけはもちろんないので、
もうどうとでもなれとばかりに黙ってエンジンをかけた。
K「どこ行くの?ごめん、怒らせちゃった?ごめん、機嫌直して。」
俺「さっき国道沿いにあったでしょ、そこ行こっか。」
K「え?」
俺「ホテルあるの」
洋室だった。
急ぎ足で部屋に向かう俺を見ながらKは少し驚いていたかもしれない。
Kのカバンを持って手を繋いで、急ぎ足で部屋に向かい、玄関の鍵を閉めてその場で唇を重ねた。
K「ん…っ…どしたの?いきなり…」
俺「喋ると恥ずかしいだろ、なんか」
K「ま、まぁ…いきなりだったし…ん…」
荒々しく唇を重ねる俺にKも応えて、そのまま玄関で彼女の服を脱がせた。
鼓動が早くなっているのがかすかに聞こえ、
だんだんKの息遣いも粗くなってきた。
K「ねぇ、ベッド…ベッド行かない…の…?」
Kは抵抗せず俺のなすがままだった。
俺は半ば強引にKのジーンズと下着を引き摺り下ろした。
エ口シーンカットの要望あるんでカットするお(´・ω・`)
遅くて本当にスマナス
俺はソファーで煙草を吸っていた。
しばらくしてKがシャワーを浴びてでてきた。
さっきと違い幾分すっきりした様子で髪を拭きながら
出てくるのを見た俺は少し気になる事があった。
首に痣、のようなものがあった。
首に痣、のようなものがあった。
首に痣、のようなものがあった。
首に痣、のようなものがあった。
しばらく見ていたらKが気付いて、
K「XX君もシャワー浴びる?」
と言いながら俺の視線に気付いたのか首元をタオルで隠した。
余計に聞けないだろ、そんな事されたら。。。
結局シャワーを浴びてベッドに横になったあともKは首の話には触れないし、
俺も眠いんでそのまま眠っちゃった。
翌朝、ホテルを出てKを家に送った。
その後も俺は仕事のレポ作る為にホテルに戻ったんだけど、しばらくしてKからメール。
K「夜、暇だったらご飯行かない?」
暇だったし、また会いたい気持ちもあったから会う返事をして仕事の続きに取り掛かった。
行くも何もファミレスくらいしかここらへんではないんでファミレス行こうとすると
K「どっかで買って外で食べようよ」
そんなんでいいのかよ…と思いつつコンビニに寄ることに。
飯買って、駐車場に止めた車の中で二人で話をしながら食べていると、
K「気付いた?昨日…」
俺「え…あ、うん。」
首の事だろう、と思った。
昨日は俺に見られているのを知って隠したんだと思ったし。
もしそうなら首元にスカーフ巻いて来たのもなんとなく納得できた。
K「首、これ気持悪いでしょ」
俺「怪我?痕残っちゃってるな」
敢えて普通に、普通に返そうと思った。
俺「……え」
K「お父さんがね…アタシの首。」
なんかもう訳が分からんかった。
ワンテンポ置いて、頭の中で要約しながら、
実の父親に首を絞められる娘の気持ちを理解しようと必タヒになった。
分からんかった。分かりようがなかった。
K「お父さんね…アタシが高校卒業する少し前からアタシを殴るようになったの。
お母さんは仕事でいつも家空けてるのね、うち。
受験前から家にお父さんと一緒に居ることが多くなったんだけど、
お父さんに、されちゃってね。親子なのにね。」
近親相カンってVIPじゃよくある話題だが、
自分の目の前に突きつけられるとリアクション取れないのな。
思わず固まってる俺をよそにKは続けた。
K「それでね、大学行ってからもちょくちょく1人暮らしの家来るようになってね。
結局卒業してから実家に戻されちゃって。
ごめん、だから就職したっていうのもあれ、嘘。ごめんね。嘘ついちゃって。」
そこで謝るんか。。。こういう時、なんて言ってやればいいと思う?
なんて言葉かけてやればいいと思う?
俺には全く浮かばなかったよ、いい言葉。
K「だからこういう傷あるし、お父さんしょっちゅう家にいるし、彼氏もまともにできないし。
出来ても首見てふられちゃうんだよね。
実際私が逆の立場だったら気持悪いって思うもん。皆そうだよね。」
肩を震わせて我慢しながら、言葉を吐き出そう吐き出そうとしていた。
俺は自然とKを抱きしめていた。
喋ったら貰い泣きしそうだったのもあるし、もちろん言葉が出てこなかったのもある。
でも何よりも、あれだけ明るいKがそんな経験していたのが辛かった。
抱きしめると糸が切れたようにKは声を上げて泣き出した。
溜まってたものが一気に噴出した、そんな感じだった。
肩にしがみついて泣くKがいつのまにか凄く愛しかった。
しばらくして、泣きやんだKの頭を撫でながら
「もういいよ。もういい。俺がついてるから」
勢いで言ってしまった。
正直あんな話のあとだから家に帰すのは心配だったが、
K「大丈夫。お母さん昨日と今日休みで家にいるから。」
との言葉で彼女を家に帰した。
家に着いた時に新聞を取りに出てきたお母さんと鉢合わせになったから、
大丈夫だと思った。
ホテルに戻って、自分の言ったことをよく考えた。
勢いだけで言ったのなら彼女を不幸にする。当たり前だ。
正直、彼女が抱えてるものを俺も一緒に背負えるのかどうか考えて、
背中が重くなった。
まあそうだろう。今まで自分の好きなように生きてきてそれでいきなり
人の人生一緒に背負います、じゃ気が重くなる。
1日部屋にこもって考えた。
会社からも電話かかってきたが、あんまりよく覚えていない。
1日考えて考えて考え抜いて、決めた。
彼女が望むなら一緒にいよう。
すごく短絡的な考えだとは分かっているんだけどな。
ノルウェイの森展開やね
彼女が望むなら一緒にいよう。
彼女が望むなら一緒にいよう。
彼女が望むなら一緒にいよう。
>1のやさしさに萌ゆる
>>272
四畳半風呂なしの男が言うことで萌えてはいかんよww