義理姉さん(実は私より二つ下)は看護師さんで内科病棟の主任さんです。
陣痛が始まってから入院したのですが、夫が別居している義父母に連絡したせいで
個室に親戚までつれて駆けつけてしまい、大騒ぎに。
同居を拒んだ時から会う度にねちねちと嫌味を言われていたのですが、
初産で半日以上苦しむことになったのですが、
「これっくらいで大声出して情けない」「日頃家の手伝いなんかをちゃんとしてないから長引いて」
と嫌味を言い続け、夫が注意しても止めようとしませんでした。
痛いのと情けないのとで、私が泣きそうになった時に、勤務の合間を縫ってきてくれた
らしい(白衣着たままでした)義理姉さんが鬼の形相で入ってきました。
ちょっと長くなったので切ります
しかも病院で!恥を知りなさい!」
「陣痛を味わったことのないあんた(義理父を指して)が何を言うか!
ちょっと血が出たぐらいで大騒ぎするくせに!」
病棟中に響くような声で怒鳴りつけられて、義父母も親戚も固まってました。
私も一瞬、陣痛を感じることも忘れてしまった程の剣幕でした。
「そんなつもりじゃ…。」と言い訳をしかけた義父母一同を睨み付けただけで黙らせ
「ごめんね、○○ちゃん。(私です)この人たちは二度と病棟に入れないようにするから」
と襟首を掴むようにして義父母を連れ出し、それにあわせて親戚一同も外に連れて行ってくれました。
おかげで私は無事出産し、残りの入院中も平和にすごすことが出来ました。
その後、義理姉さんが産科の医師と看護師さんにお話をしてくれたそうで、出産後も義父母と親戚は
一度も病室にこれませんでした。(産科の入り口までは来たのですが、その場で看護師さんたちに
「○○主任(義姉さん)にきつく言われていますので」と追い返されてました。)
どっちにしても素晴らしいお方だ
すばらしい!!義理姉さんGJ GJ GJ!!
義理姉さんは夫の姉です。ちなみに未婚。
夫曰く「親父とお袋のアホさ加減に嫌になって一人暮らしで出て行った」
だそうです。しかし、夫とはとても仲が良く、経済力のないウトメ
の代わりに大学の学費をだしてくれるなど、非常に出来た方です。
今回の話で初めて聞いた話ですが、私と夫が結婚する話になった時も、
私が夫より6歳年上なのを理由にウトメにかなり反対されたそうです。
しかし義理姉さんが
「年齢は関係ない。○○が一緒に幸せになれそうだと言うならそれで十分。
他にどんな理由が必要なの?」
と言ってくれたおかげで収まったとか。義理姉さん、一言もそんなこと言わなかった
よ…。何でもっと早くおしえてくれないのよ!と夫に怒ってしまいました。
病院でもかなり評価を得ているらしく、看護師さんはおろかお医者さんまで
が「○○主任さんの妹さんならおろそかにできない」と言うようなことを言ってくれました。
おかげで何の不安もなく、入院していられました。
今後必要なのは夫の再教育。本当にそうです。義理姉さんにかばってもらって
ばかりでは情けないですものね。頑張ります!
後々ウトメ以上にうざいコトメになるヨカーン
気を付けた方がいいよ。
結婚にその人のすべての価値があるわけではないよ。
そうやって凝り固まるのはウトメ予備軍。
そーゆーあんたこそうざいトメ、及びコトメにならんよーに。
今時、未婚がどーとかなんてw。
お仕事でも周りに認められていて、弟さんの学費を援助できるほど経済的に自立していて、
どこに問題があるというのだ。コトメとしては(もちろん人間的にも)もう充分だよ。
ちょこっとだけ義理姉さんの弁護をしたくて再び出てきました。
何人かの方がおっしゃってくれましたが、義理姉さんは問題があって
結婚しなかったわけではありません。悪いのは、義理両親なんです…。
先にも書きましたが義理両親は経済力がまったくないのですが、小さな
飲食店をやっているんです。で、そこで稼いだお金を自分たちの生活費に
しているんですが、その店舗他の借金の保証人には、義理姉さんがなって
いるんです。義理親たちが少しずつ返していますが、それでも足りない事が
あり、義理姉さんが援助している状態です。
一度義理姉さんに、夫がうちもお金を出そう、と言ったことがあるんですが
義理姉さんは「あんたはお嫁さんとこれから生まれるだろう自分の子供
(妊娠が分かる前でした)を守るためにお金を使うべき。あんなアホたちの
ことは私に任せておけばいいの。」
と笑って相手にしてくれなかったそうです。むしろ金を出せばあんたたちにも
なんだかんだ無心を言ってくるから、手を出すな、と。
借金とあの親じゃ、どうしたって嫁に行こうと思えないと言ったとのこと。
なんかもう…涙が出ました。現在夫と、なんとか義理姉さんの負担を減らせないかと
相談中です。何かと夫と私、赤ん坊まで気遣って下さる義理姉さんに、何とかお返し
をしたいと思っています。
入院中に産科のお医者様から聞いた話です。
少し前、産科の先生が義理姉さんに
「安定期とはいえ、毎日遠方から病院までくるのは妊婦さんによくないですよね?」
と聞かれたそうです。先生が聞いた遠方の地名は病院から電車で二時間以上かかる
場所で、絶対に良くない!と先生は答えたとか。その三日後に内科病棟で面白い
事が起きたそうです。
先生のお話によると、内科病棟にひどくわがままなお爺さんが入院していたのだそうです。
病名はさすがに分かりませんが、食事制限があり、毎日文句を言っていたとか。
そこに毎日お見舞いにきている若い妊婦さんがいて、お爺さんはその方に文句を言い通し。
「○○をもってこいといったろう!気がきかない嫁だ。」(○○は食べ物。食事制限だというのに)
「こんな時間までわしを一人でほっておくなんて!お前はわしが死ねばいいとおもってる!」
(その日たまたま面会開始時間より一時間程遅くついただけ。いつもは少し早く来ている程)
いつもそんな調子で、それでなくても妊婦さんで身体もつらいだろうに、とみんなが同情しており
主任である義理姉にも、どうにかできないか、と相談していたそうです。
ある日曜日、本来なら休みのはずの義理姉が病棟にきたそうです。白衣に着替えた義理姉は、そのまま
そのお爺さんの病室へ。その日はお爺さんの家族が全員で見舞いに来ていて、毎日来ているお嫁さんと
その旦那さん、お姑さんの姿があったそうです。
ちょっと長くなりますので切ります
「Aさん、最近よく売店でいろいろ買って召し上がっているみたいで…。食事制限中
ですので、控えていただけませんか?」
と切り出したそうです。するとそのお爺さんは
「わしゃ○○(お嫁さん)が是非にと言うから食べてるだけだ!」
「まあ、○○ったらなんてことを…。気が利かない嫁ですみませんねえ。」
姑も一緒にお嫁さんを責める始末で、旦那さんはばつが悪そうな顔をするのみで俯いた
お嫁さんをかばう事もしなかったそうです。
義理姉は笑顔のまま
「そうですか…。別居しているのに毎日病院まで通って下さるほど優しい方ですものね。きっとお舅さんに
おいしいものを、と気遣われたんでしょうね。」
と言った後すかさず
「やはり、お嫁さんだとAさんも気を使ったり甘えたりすると思うんですよ。ですから、退院後の病気の
管理のためにも、お嫁さんではなく、奥様に面会に来ていただけないでしょうか?」
と言ったそうです。慌てるウトトメに、義理姉さんは下の様に言ったそうです。
トメ:「けど…私も年だし…毎日はちょっと…。」
義理姉:「奥様に毎日会えないと辛い、と仰るならともかく。毎日くる必要はないんですよ。」
トメ:「距離もあるし…ねえ。」
義理姉:「今日も電車でお見えですよね?大丈夫ですよ。毎日じゃなくていいんですから。」
トメ:「○○が来たほうが、ねえ…。」
義理姉:「先程も言いましたが、○○さんへの気遣いで病気が悪化したら大変ですよ?○○さんだって
仮にAさんに買ってきてくれって言われたら断りきれないじゃないですか。何しろ毎日通って
こられる程優しいんですから。私なら、とても続きませんね」
とにかく「毎日来る必要はない」「奥さんが来るべきだ」を繰り返したそうです。
そして「気が利く奥様がお見えになってくれれば、Aさんも心強いですよね?今後はそのように御願いしますね」
と、問答無用で終わらせたそうです。
Aさんのお嫁さんへの暴言を説明しながら、妊婦であるお嫁さんがどれだけ身体も心も辛いかを説明したそうです。旦那さんは今まで
お嫁さんに何度かその事について訴えられていたそうですが、他人に言われるまでどれほどひどいかを理解していなかったらしく、
愕然としていたそうです。そしてその場でもうお嫁さんを面会に来させない、と約束してくれたそうです。
お嫁さんは「もしもお姑さんに何か言われたら、あのきつい主任さんがきちゃだめだと言ったからいけない、と言ってください。」
と言われ、涙ぐんでお礼を言っていたそうです。その日以来、毎日ではないお見舞いにはトメさんが来るようになり、お嫁さんは
一度もこなかった、と言うことです。
長々と書いてすみません。それでは、名無しに戻ります。
看護職って嫌でも他所の家庭を垣間見たりするから、
余計に酸いも甘いも噛み分けた人になるんでしょうね。
義姉さんカコイイ!!
そのお嫁さんにとっちゃあ、まさに「白衣の天使」に見えただろうね。
そして私もようやく勇者になれました。
私はかなり以前に、看護師の義理姉さんに出産時に助けてもらった話を書き込んだものです。
先日、無事両親の借金を返し終わった義理姉さんがついに結婚されました。
お相手はバツイチで、義理姉さんも年齢を気にして御互いの家族との食事会のみでとの事になりました。
御相手のご家族との食事会に是非私と旦那に参加して欲しいとの事で、喜んで行かせて頂くとお返事しました。
ですが、食事場所の話をしている時に義理両親がぐちゃぐちゃと口を挟んできました。
その日は、一応親だから報告と、もしこれそうなら食事会の参加の事を伝えるつもりでに呼んだのですが、ウトメはお相手がバツイチ、食事会のみなのが気に入らないと文句たらたら。ご挨拶にきた御相手の方にもぐちぐちと言う始末。
義理兄さんは親のことを義理姉さんから聞かされていて平然としていましたが、
「こんなに親を有難く思わない娘はいない。」
と言われて、姉思いの私の夫が切れました。
「お前らの借金背負って頑張った姉ちゃんに対して、どの面下げてそんな事がいえるんだ!」
「○○(私)の出産の時だって、お前ら何言った?!」
「頑張って子供生もうとする母親に対して、お前ら嫌味ばっかだったよな?!」
「もう知らん!!俺の家族は○○と姉さんと義理兄さんだけだ!お前らなんか顔を見たくない!」
ついで義理姉さん。
「あなた達には生んでくれた恩がある。だから今まで出来る限りのことはしようと思ったし、してきた。
けれどもう私はこの人(義理兄さん)と一緒になってあなた方とは別の家族になる。今の言葉で私のことをどう思っているのかがよく分かった。もう親だとも思わない。」
「こんなに親孝行な娘が見えていないのなら、現実が見えないもの同士だけで仲良くなさってください。
そんな人たちに悪影響を受けるのはごめんですから、うちの子にも絶対に会わせません。(これは以前の事から旦那と相談済みで、出産後も一度も会わせてません)。」
これでウトメが激怒。ぎゃんぎゃん騒ぎ立てた後に
「お前たちを訴えてやる!親の面倒も見ない子供たちだと訴えてやる!!」
と騒ぎました。
それを聞いて義理兄さんが静かに言いました。
「そこまで仰るなら仕方がないですね。」
勝ち誇った顔になったウトメを見て、義理兄さんがこれ以上はないと言う冷たい声で言いました。
「私にはもう両親もおりません。護るべきものはA(義理姉さん)と彼女が大事にしている弟夫婦だけです。そこまで仰るなら相手になります。○○家裁(うちで一番近い家庭裁判所です。)でお会いしましょう。」
義理兄さんの言葉に真っ青になるウトメ。
言い訳を始めた二人を四人揃っての
『自分の言った事に責任を取れ。』
で黙らせ、帰ってきました。
義理兄さん、弁護士さんだって説明を受けていたはずなのにね、と後で義理姉さんご夫婦と笑いあいました。
今はウトメは親戚に泣きついているようですが、事実を知った親戚には冷たくあしらわれ、孤独になっているそうです。
訴えると言った時点で訴訟を起こさなければ逆にこちらから訴えられるそうですが、さすがに義理兄さんもそこまでは…と苦笑し、『今は』訴える気はないそうです。(ただし、相手が本気で訴えてきたら話は別だと仰ってました。)
義理姉さんと義理兄さんの結婚披露は、義理兄さんの親代わりになってくださった親戚の方たちと私たち夫婦で恙無く終わり、現在義理姉さんは新婚旅行の真っ最中です。
私たち夫婦とも仲良くしています。
かなり昔の書き込みの報告と、長くなって申し訳ありませんでした。
おめ!
きちんとした人たちが幸せなってくれるとこっちまで嬉しいよ!
GJ!スカッとしたー!
お姉さん幸せになって欲しいね
絶縁オメ!!
ところで、以前どんな話だったっけ?
裁判にはならんだろうよ。