でもクラスでいじめられて、友人が1人しかできないような姉で、部活でも「いついかなる時も真面目にやるべき!」
って融通がきかず他の部員に偉そうにする割に実力が伴わず部でも嫌われ者。
そんな感じの何をやっても空回りな姉は、私になんの根拠もないのに見下し鬱憤を晴らしていたのだと思う。
姉は身長が伸びず150センチ以下で止まったが、私はスポーツの部活だったためか160センチ超えた。
これも気に入らないらしく「あんたみたいなのをウドの大木っていうのよ」とか「でかい女はモテないのよ」とか言ってた。
当時から私は「この人、なにがしたいのかしら?」って相手にしてなかった。というか下手に相手するとヒステリー起こして
鬱陶しいから相手にしなかった。
それが気に入らないのか、物を隠されたり捨てられたり、すり替えられたり。
話の流れでボケたりすると、背後から頭を叩いたりしてきた。
ツッコミのつもりらしいが非常にムカついていたがヒスられるので、そのままにしておいた。
やがて社会人になると、姉は「化粧なんかしないの。せっかく綺麗な素肌が云々」とノーメイクな事務員。
私は接客業なのでフルメイク。 朝出くわすと「変なメイク」「口紅はみ出てる」とニヤニヤチクチク。
服装が浮ついてる、男を誘ってる、そんなことしなくても男性は中身を見るんだから!と、彼氏いない歴=年齢のくせに語る。
そのうちに私は転勤し実家を離れたのだが、たまに帰省すると姉が駅まで車で迎えにくる。
わかりやすいように、駅のロータリーの車を止めやすいところで手を振ると、ゆっくりと止まらずニヤニヤと通過して進んでいく。
数泊するつもりだから、でかいカバンもっていたりするのに、10メートルぐらい先で止まる。
「気がつかなかったの?」って聞いたら「走ってこいよ」とニヤニヤ。
あわてて車を必死に追いかける様子が見たかったらしい。もうね、キチガイだわ。ってこの時点で思った。
この日以降はバスかタクシーを使い、母にも「姉に車を出せとか余計なこと言わないで」と釘差し。
実家でくつろいでいる時に、話の流れでボケた時に後ろから頭をスパーンと叩かれた途端に私が突如キレた。
いい加減にしてよ!子供じゃあるまいし!叩く必要あんの?!って怒鳴ったら謝りもせず自分の部屋に逃げ込んで出てこなかった。
すると同じ年に姉も結婚すると言い出した。姉も1年交際してた人がいたらしい。
姉は結婚式にものすごくこだわっていて、念願の式場でやるには翌年になる。
私自身は彼と相談し、結婚式はしないことにしていたが、入籍は年内にする予定だった。
すると姉が、まだ新居も決まらないうちに突如入籍してきた。父母も「なんでそんな急に?」って驚いていた。
姉の夫も「姉さんがどうしてもと言うので」と、困惑気味だった。
私もなんでかな~? ぐらいに思っていたんだけど、実家で顔を合わせたら
姉「私はもう入籍済みなんだから、行き遅れたのはあんたの方なんだからね!」
実は私の下に妹が1人おり、妹はすでに結婚済。どうやら姉妹で一番最後になりたくなかったらしい。くっだらねー。
更に「私はあんたみたいに男を取っ替え引っ替えしたりしないの。ちゃんと運命の人がいるってわかっていたんだから」
「だいたいあんたは結婚ってものがわかってない。式をしないなんて。式は親族に云々」
なんかもう、腹が立つを通り越して気味が悪かった。
本当にこの人、何と戦っているんだろう? 今は年に1回程度あうぐらいだけど
会えばいちいち突っかかってくる。 親族の葬儀の時に棺桶に花を入れてください。って葬儀場の係りの人に言われて
私が柩に近づいたら後ろから引っ張られ「うちの娘を先にやらせてやってよ」とかね。
お骨をツボに入れるときも、残り全部詰めてください、って言われて箸をもったらまた引っ張られて
「うちの娘にやらせてやってよ」 義兄空気。
この人、一生こうやって嫌がらせ続けていくのかしら。ご苦労なこって。 って感じ。
書かなかったが親も姉と喧嘩するたびに独立しろ家を出て行けと言ってたようだが居続けてた。
私は家にお金入れているんだから!と踏ん反り返っていたみたい。
親はもう、もらってくれるならどうぞどうぞ状態。
精神の安定のためにどうしても必要だったんだろうね。
多分、義兄もそういう扱い。
もし反撃するなら、義兄が狙い目だね。
絶対この姉はモラハラ奥だろうから、義兄を覚醒させて証拠を揃えさせれば一気に潰せそう。
ああ、うちの姉モラハラなんだね。
ここでよくこの単語見てたのに自分の身内に当てはまるとか思ってもみなかった。
でも、なんかしっくりきた。ちょっと目が覚めたような感覚だわ。ありがとう。
モラハラってもっと怖いもんだと思ってたけど
稚拙で間抜けな人間の精一杯の虚勢だったんだね
一生見えない何かと戦い続けるのは勝手だけど
こっち見んなよって言いたくなる
乙です