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:◆tC/7pKvQYc2012/07/02(月) 18:19:27.87 ID:aFMMewx00だから、もう一度私の事かんがえてくれん?
今すぐつきあうのは無理だってわかってるから、
もう一回仲がいい友達からって事じゃダメかな。
たまに遊んで一緒にいる時間を作ってほしい。
健介が私の事すきになるようにがんばるから。』
そういう事を必タヒで言った。
なんか、訴えかけたくて、一生懸命言った。
すると、私がまだしゃべってる途中で、健介が笑いながら答えてくれた
『わかったわかった。もうわかったてw
ほんとにありがとう。そんなに俺の事思っててくれたんやね。うれしいよ。
ゆみの事は俺も好きだ。でも、なんていうかうまくいえないけど、
好きの場所がちがうんよな。兄弟みたいというか、家族というか、
昔から知ってるからそんな感じなんよね。
でも、家族やったら結婚したらほんとに家族やんねwww
だから、また、たまに一緒に遊ぼう。俺に、もう少しゆみの事を教えてな。
今日、俺自分でいったもんな。
本気の奴には、本気で応えらないかんって。
だから、俺本気でゆみと向き合ってみるよ。
なんて言ったらいいかわからんけど、とりあえずよろしくな。
けど、幼稚園から知ってるのに、改めて友達からってなんかおもしろいな。アハハ』
その日は健介に好きだとか結婚とか言われてものすごくご機嫌になった。
うれしくてたまんなかった。
もう、なんか、子供の名前まで考えたりした。私のほうが健介よりもバカだな。。。
でも、そのくらいうれしかった。
健介に連絡したかったけど、何日かがまんしてみた。
健介が今度俺から連絡するって言ってたから。
でも、なかなか連絡がない。。。
そうすると、不安になり、冷静にもなってきた。
だから私でもいいから遊ぼうかなって思ったかも。
それと、私が何年も健介の事好きだったっていうと、優しい健介は断れなくなるよね・・・
結局私はただ、無理やり健介にいいよっただけじゃないか?
一度ふられてるのに、健介はわたしの事好きにはならない可能忄生のほうが大きいよね、やっぱり・・・
といろいろ考えてはへこんできた。
何日か前のあのハイテンションはどこにいったんだろう・・・・
そんな、アップダウンが激しい日々をおくってると、健介から連絡きた。
今度の日曜遊ぼうぜって事だった。
なんだか、ほっとした。
健介にはなんでも正直に話そうって。
思ったことは全部口にだしてきこう。健介は応えてくれるから。
明日また日中に現れます。
読んでくれた方、ありがとうございました
コレは明日も仕事が進まないなwww
楽しみにしてるよー
反応少ないから、誰も読んでないかと思ってたw
気になるぜ
続きはよたのむぞえ
すごいペースはやくてびっくりした
健介かっこいいわ
俺も昔彼女といるときに絡まれたけど抵抗しなかったわ
やっぱり彼女に文句言われたなぁwww
みなさん、レスありがとう。
ペースが速いのは、書き溜めてたのをコピーしてるからですよ。
私にとっては、女であの行動とる姉ちゃんが一番ツボなんですけどwww
では、今日もぼちぼち続き書きます。
いきなりいなくなることもあるので、その時はご勘弁を。
健介にはなんでも正直に話そうって。
思ったことは全部口にだしてきこう。健介は応えてくれるから。
日曜日に健介と会った。
またウダウダ思ってしまった事を健介に聞いた。
私は健介にとって重荷になってない?って。
『ゆみの悪い癖は考えすぎる事。俺見てみ?いっつもなーんも考えてないやろ?w
人間には本能ってものもあると思う。先の事はわからんし、なるようにしかならん。
俺がゆみの事知りたいって言ってんだ。だから、なんも気にするな。
俺にも不安はある。ゆみに本当は気を持たせるようなひどい事してるんじゃないか?
結局最後にはゆみの事傷つけて終わりなんじゃないか?とか。
いろいろ考えることはあるけど、でも二人一緒の時間を持ちたいって俺も思う。
だから、今は何も考えず、一緒にたまに遊ぼうな。』
といってくれた。
今聞いた健介の不安は、全部私の事なんだな・・・って思って、
うれしいやら、申し訳ないやらって思った。
それと、
本能っていうと、なんだか、セー欲の事を思い浮かべてしまった。私はバカすぎる・・・
健介は本気で相手してくれるって事だったんで、もうなんでも聞こうって決めてた。
『ねえ、健介ってセー欲はないん?
私たちの歳やったら、男の子はみんなセー欲の塊だってきくし、
とりあえず、行為してみたいなとかそういうのはない?
たとえば、好きではないけど、昔あのまま私とずっとつきあってたらとりあえず行為は
できたかもしれんやん。
なんかそういうのないのかな?とか思って。』
『ゆみはそんな事かんがえとったんか。アホか!!
俺も男やけん、人並みに興味ありだとは思うよ。ビデオも借りるし。
実はムネ大好きやし。
行為的なことも、した事ないし、してみたいと思う。
でもな、なんか・・・かっこ悪い事までしたくはねーな。
人の気持ち利用して自分だけいい思いするとか、かっこ悪いやんか。』
やっぱりわからないので、いろいろ聞いてると、
かっこ悪いことしたあとは、絶対自分で後悔すると思うからしない
って事だった。
『私だったらいつでもいいから言ってね。』と
半分冗談、半分本気でいうと、
アホか!!
と頭をはたかれた。
名門タコニシ応援団、北斗の拳、花の慶次、修羅の門、修羅の刻、
1,2の三四郎、サンクチュアリ・・・・
(私もよくおぼえてるなwww)
いろいろ読んで、なんとなくわかった。
健介の生き方のお手本はマンガの主人公だったって事がwww
花の慶次が一番好きだったみたいだけど、俺はああはなれない。
俺は北斗の拳のバットをめざすってたまに言ってた。
北斗の拳の最終回付近のバットについては、何回も熱く語られた事があるwww
400ccだったと思う。名前は覚えてないけど、エンジンむき出しでかっこよかった。
いつも、金全然ねぇwwwwと言っていた。
バイクに乗せてっていっても、まだへたくそだから乗せれないっていって、
結局半年ぐらいは乗せてくれなかった。
『女の人のせるの始めてやけんな、光栄に思っとけよw』と言われてうれしかった。
どうやって乗っていいかもわかんないので、腰に手を回した。
なんか、手の位置がぶつさわってしまいそうな気がしてビビった。
なにより、健介にこんなにくっついたの初めてだなって思ったらドキドキした。
くっついてみると、想像以上に体が、背中がでかかった。
途中止まってコンビニに寄ったとき、健介が真っ赤な顔して
『背中にムネあんまり押し付けるな。運転に集中できん・・・』と言っていた。
かわいかったので、その後はさっきよりも余計にくっついて乗った。
私そんなにムネないんですけど・・・www
こんなのが1年ぐらい続いたかな?あいかわらず二人は進展なしだった。
でも、楽しかった。遊ぶ頻度は月に多いときで2回、1ヶ月あわない事もあった。
つきあうのはもうダメだろうな・・・って半分あきらめてた。
でも、健介が言ってた、『好きの種類が違う』っていうのもなんとなくわかってきたような気がした。
私にもそんな感情がでてきたんだと思う。
このままずっと健介といると、あいつは責任感じて私とずるずるずっといる事になるんじゃないか?
もう私は十分なぐらい一緒の時間をすごした。
だから、今度あったら今後どうするか聞いてみようかな・・・って漠然と思った。
でも、ヘタレな私だから、また普通に遊んでおわりかな。
ま・・・そのうち聞こうかなって思った。私は相変わらずだwww
今思い返してみると、もしかしたら、
健介は私があきらめるために自分の時間を犠牲にしてずっと一緒にいてくれたのかもしれない。
次に遊ぶ約束をしようかなって思って。
電話に出た健介はいつになく重苦しい声だった。
『ちょっと今大変やけん、また次でいいか?
全部おわったら連絡する。それまでまっとって。
まだいつになるかは俺もわからん。ごめん。』
いつも、俺は大丈夫だけどあいつが・・・っていう健介が。
多分はじめてだと思う。自分の事を大変だと言ってたのは。
だから、よほど重大な事が起こってるんだろうと思った。
もしかしたら、親がたおれたとか?
心配でしかたなかったけど、ひたすら待った。
こっちから何度か連絡しようとしたけど、
でも健介に悪い気がして、待つことしかできなかった。
やっと終わった、明日話そうと。
私はずっと気になってたから、いや、今日話して。とダダをこねた。
わかった、今からそっち行くから。20分後にゆみんちの近くの公園な。
女の子が公園に一人でいるとあぶないから、20分たってから家でろよ。
って事で、21:00すぎに夜の公園で会うことになった。
最近はバイクなので、健介のとこから5分ぐらいでこれるはず。
用意したりとかあっても、10分だろう。
なんで20分なのかな・・・・
あとで健介に話しを聞くと、その違和感もわかることになる。
家の前の道路で健介が待ってた。バイクは公園においてきたそうだ。
公園まで歩いていって、公園で話した。
・ある日、健介のお母さんが家にかえってこなくなった。
・その日の夜、健母(めんどくさいのでこう書きます)の会社の社長さんが家にきた
・昨日から会社には来てないんでおかしいと思って家にきてみた。
実はお金を20万ほど貸している。でもお金なんていつでもいい。まずは本人さがさないと。
とその社長さんは言ってくれた。社長さんはものすごいいい人らしい。
・家によく健母宛に電話かかってきたのはどうやら借金の督促みたいだった。
・健父は、実家(健介のおじいちゃんのとこ)を、父親がタヒんでから健父の長兄が借金で
かってに売っぱらってから、借金を狂ったようにきらってた。
・もともと健介の家はオヤジ絶対の家だったので、オヤジを怖がってないのは健介ぐらいだった。
・なので、健母は健父にいいだせなくて逃げたんだと思う。
・その後、スーツきた人が二人うちにきた。
・『この家はすでにあなたのものではありません。お金払われてないのでテイトウに入ってます。』と言われた。
・健母の居場所は依然としてわからない。
・健父は捜索願いだしたり、仕事したり、へたりこんで全然ご飯食べなくてやせたりと、
散々だったそうだ。あんな逆境に弱いオヤジは見たくなかったと健介言ってた。
・その間、ご飯、洗濯、掃除と、健介と妹さんで全部やっていたそうだ。
・そうこうしてるうちに健母からたまに電話が家にある。健父がいないときをみはからって。
・タイミングで妹さんがいる時しか電話かかってきてなかったみたいだけど、ついに健介が電話にでる。
・健介電話で脅しの意味も含めて、そろそろ帰ってこないとオヤジほんとにタヒんでしまうぞと伝える。
・この時の反応で健介、健母はそろそろ帰ってくると確信。
・オヤジに帰ってきてもとりあえず責めるな、落ち着いて話せよと健介約束させる。
・そして健母帰ってくる。
・でもうちはもう住めないので、夜逃げ同然で近所の人にみつからないように隣町に引越し。
今までの家からじゃなかったので、公園までくるのに時間がかかったと言ってた。
健介一家はすでに隣町に引っ越してた。
『俺バイトしてバイク買ってる場合じゃなかったな・・・全然そんな事しらんかったし』
と寂しそうに言っていた。
借金の額もむちゃくちゃな額ではなく、100〜200万ぐらいだとか。
でも、健母は健父が怖くて仕方なかったので、言えなかったんだろうと思う。
多分オヤジがパチ屋いくから、呑みに行くからって金もらってたのを
母親が断れずにいつも金だしてたから、借金増えたんだと思うって言ってた。
とりあえず、ひと段落ついた。あんまり心配かけたくないから言わなかった。
という事らしい。
健介はつらかったんだろうけど、私にはどのくらいつらいのか想像もつかなかった。
だから、安易に元気出してとか、気持ちわかるとか、そういう事は言えなかった。
何も言えることがないので、だまってしまった・・・・
『なんか、しんみりしたな。まー終わったことやし、もうきにすんな。
日曜は久々にどっか遊びにいこうぜー』と明るく言っていた。
健介はいつものとおり楽しい奴だった。
多分聞かされてなかったら、あんな事があったなんて私は知らないままだろう。
私に心配かけたくないという健介なりの優しさだったり、強さだたりするんだろうけど、
私はなんかモヤモヤした感じがあった。
健介からみたら私なんて無力で何もできない人間かもしれないけど、
でも、一緒につらいことを乗り越えたかった。
私も一緒に共有したかった・・・
でも、健介は一人でなんとかした。
私に迷惑がかかるからと。
この時、自分では気がついてないけど、すでにもうあきらめはついてたんだと思う。
健介はやっぱり私じゃダメなんだな・・って。
その後、私に転機が訪れる・・・
今日はまだ書きにこれると思うので、あとでまたきます。
なんだ、おもわせぶりな所で終わらせてしまって申し訳ないです・・・
もどってきて、答えれることだったら答えますw
保守〜
地元残ってたみたいだから、就職したのかな?
差支えなかったら教えて
私は大学
健介は専門学校に進学でした。
という事で、今から再開します。
私が大学の飲み会に行った時、となりの席に座ってた男の人がいた。
最初は話しをしなかったけど、顔を見て一言話したとき、
『あ、私はこの人と結婚するんだな・・・』って思ってしまった。
ビビっときたというよりも、なんか決まってたこと教えられたみたいな感じで
私自身も妙に納得してしまった。
その後彼との交流もいろいろあり、私も彼の事を好きになっていった。
そのうち、彼のほうから告白されてつきあう事にした。なんか自然な感じだった。
告白されてから付き合うまで、もう答えは決まってたけど、返事に少し時間をもらった。
その間に健介に会って話したかった。
だから寂しいけど会えなくなる。
健介には大事なことたくさん教えてもらったし、健介がいなかったら、
その人から好きになってもらえなかっただろう。だから本当に感謝してる。
という事を伝えた。
『おいおい、自分から俺の事すきだって言っといてひでーなwww』
と笑ってた。
『ほんとによかったな。ゆみが幸せになるんやったら全力で応援するよ。
相手には失礼やけん、俺らもう会わないほうがいいな。
間違っても彼氏とうまくいかなくて悩んでも、俺に相談とかしてくるんじゃねーぞ。
女の友達に相談するか、自分でなんとかせーよ。』
と、なぜか私を気遣ってくれた。
『ガキの頃からずっと一緒みたいな感じやったし、なんか会えなくなると思うと寂しいな・・・』
と遠くを見ながら健介は言っていた。
でも、健介風に言うと、ケジメはちゃんとつけないとダメだという事だった。
健介にとっても、私から開放されていいはずだ。
そう思って、泣きそうになるのを堪えてた。
私も好きです。こちらこそお願いしますといった。
その時に健介の事を話した。なぜだか、話さなければいけないと思った。
子供の頃から知ってて、初恋の相手で、ずっと追いかけてきて、
一度高校生の時につきあった事あるけどすぐわかれて、
でも私のわがままで最近もずっと一緒にいてくれて、
彼ができたって事いうと、もう会わないほうがいいって言ってた。
今はほんとに仲がいい友達みたいな感じだった。
もう兄弟というか、家族というか。
これは全部健介っていう人間から教えてもらった。
私は健介に会う前、ほんとにイヤな人間で、健介にひどい事してきた。
何がいいたいかわからなくなったけど、
そういう人がいたんだって事をわかってほしかったのと、
これからはもうその人とは会わなくて、きちんと自分の中でケジメつけた。
これからは、あなただけ見てるから。だから宜しくお願いします。
私と健介の関係は理解するのは難しいと思うし、
告白した女の人にいきなりほかの男の話しされるのは気分悪いだろうって事は
十分承知の上で、でも話しておきたかった。
なんか、自分でも何言ってるかわからなくなった。
『あ、気にならないならあんまり気にしないで・・・』と言った。
なんだか、昔の男の話しをいきなり聞かされたみたいで、やっぱり気分悪く
したかな・・・って思って『変な話してごめんなさい。』と謝った。
『俺にもその人会わせてくれ。
俺にも女友達ぐらいおるし、きにせんでいいよ。
一回3人で今度会おう。それで俺も納得したらそのままでいいやん。
俺がみてイヤだったら、その時はもう会わないでくれって言ってもいいかな?
一応俺、こう見えても人を見る目あるんぞ。
俺の彼女みたらわかるやろ?w』
そう言ってくれた。
この人もなんだか、健介に負けないくらい大きな人だなって思った。
そう言われたので、健介に電話をしてみた。
でも健介は会おうとはしなかったが、なんとか説得して3人で会うことになった。
健介があとから来た。
私と彼が向かい合う形で4人席に座っていたので、
『ゆみは向こうにすわらんと』って、彼の横に私を移動させて、
健介は彼の前に座った。
彼というのはめんどくさいので、憲二にします。
たまーに坂口憲二に似てるといわれることがあるのでwww
『はじめまして、健介といいます。』と頭を下げて挨拶をした。
彼も『憲二です。今日はきてくれてありがとう』と立ち上がって挨拶した。
なぜか、ここで二人握手。
男同士ってこんなんなんかな?
『みんな同じ歳やけん、ここからタメ口でいこう。
んで、ゆみのどこがよかったん?どこが好きになったん?』とニヤニヤで憲二に聞いてた。
憲二はテレながら、なんとか答えてた。
健介『いいなーゆみ。彼氏男前やし。こんなにテレながら答えてくれようぜ。』
って、健介完全に遊んでたwww
健介『そんな事はいかんやろ。聞いてたと思うけど、ゆみは俺の事一応ずっと好きだったんだぞ。
何かの間違いがあったらどうする?』
憲二『俺はゆみ信用してるし、ゆみが大事な友達も信用してる。
もしゆみがやっぱり健介の事が好きだと言っても、それはそれで仕方ない。
何よりゆみが大事だと思ってる人は俺も大事だから。
だから、二人で会うのも別に俺に気を使わなくて今までどおりでよろしくな。
まあ、ゆみに対しては、健介に負ける気は俺はさらさらないしな。
とれるもんなら、とって見やがれw』
健介『いやいや、俺はもういいって。お前たち二人仲良くやれよ。
それよりもゆみ、お前の彼氏、なかなかいう事かっこいいなw』
ゆみ『まあねー。いい男みつけたやろw』
そんなやり取りがあって、一気に二人は打ち解けた。
憲二も空手やってて格闘技好きだったんで健介と盛り上がって、
誰が今最強の男なのかとか、高田信彦だとか、前田日明だとか・・・
マンガのはなしとか・・・
ものすごく盛り上がってた。
はっきり言って、私は、ほとんど会話に入れてなかった。
なんだかとってもうれしかった。
健介も憲二も、最初は私に気を使ってぎこちなかったんだけど、
途中からお互い本気で仲良くなってきたように見えて、
私はそれを見てるだけで満足だった。
多分、その時の私は、はたから見たらニヤニヤしていたと思うw
憲二が私の初めての人になった。
健介が私と二人きりで会うことは結局なかった。二人で会うのははやっぱり悪い気がするって断られたから。
けど、健介と憲二とはよく二人きりで遊んでたみたい。
憲二のうちと、健介のうちとお互いに行き来してたみたい。
そういうのもなんだかうれしかった。
いつも二人で何してるん?って聞くと、
マンガ読んだり、飯食ったり、ゲームしたり、プロレスのビデオ見たり・・・
べつになんもしてないなwwと憲二は笑ってた。
つきあってくれてる事もだけど、あんなおもろいダチ連れてきてくれた事にww』
ってな感じで、憲二は健介が大分好きになってた様子だ。
いや、単純にダチとしてね。ソッチ系ではないよww
私たちよりも一足早く社会人になってたりした。健介専門学校だったんで。
こいつは本当に、いいも悪いも相変わらずだった・・・・
3人で会う時は、いいかげん彼女作れよって健介を責めたけど、
なんかうまくいかん。まー焦る必要もないか。
と自分でいってた。
けど、2回ともうまくいかなかった。
健介、憲二、私、女の子の4人で会ったけど、いつも健介と憲二が二人でエキサイトして
女たちは置いてけぼり・・って感じだった。
ほんとに気が合う二人だった。
憲二は普段はクールっていうか、どっちかというと無口なほうだったけど、
健介といる時は子供みたいにかなりテンションあがってた。
二人とも子供のまま大人になったんだろうなって思ってた。
あとは健介に彼女できれば一番いいけどなーっていつも憲二と話してた。
私は早々と地元の会社に内定もらった。
憲二はなかなか決まらなかった。やりたい事といきたい会社がマッチしなくて悩んでた。
結局憲二の就職先は遠いところに決まった。
飛行機でいかなければいけない遠いところ。
憲二が今後について話してくれた。
『男にとって仕事は一生続くし、家族養うためにがんばらないかんものだ。
まだ俺は働き始めてもいないし、ゆみに対して責任を持つことができない。
2,3年向こうで仕事がんばる。ゆみに対して責任持つ自信がついたら、
もどってくるか、向こうに呼ぶから。その時は結婚しよう。
だから、それまでは遠距離で続けていかないか?』
という事だった。
私に対して、真剣に考えてくれてて、すごくうれしかった。
『2,3年はゆみの事は、変な奴につきまとわれんように健介に頼んどくよ。
あいつ、2,3年たっても彼女できそうにないしなwww』と笑ってた。
結婚まで考えてくれたなんて、全然知らなかった。
でも、私はどっちかというと、一緒について行きたかった。
社会人一年目っていろいろつらい事あると思う。
なれない、友達もいない所で一人でがんばるのを、そばで支えたかった。
結婚なんて、憲二にいわれるまで私はまだ意識してなかった。
いずれはって思ってたけど、まだ現実的ではなかった。
私の仕事なんて、バイトでもなんでもいい。
ただ、一人でつらい思いはしてほしくなかった。
一緒にいて、一緒に乗り越えたかった。
でも、憲二がいう事もものすごくわかる。
男にとって責任って重たいんだろうな。簡単にはいかないよな。
・・・・いろいろ考えた。
なので、健介を呼び出して相談した。
どうしても聞いてほしいことがあると。
健介と二人で会うのは憲二と付き合いだして2年ほどたつけど、初めてだった。
いつもの海で話した。
こうして話すのも久しぶりやな。俺らいっつもここやったなー。
と健介が懐かしみながら言っていた。
私の気持ちも隠さず全部。
ちょっと待ってくれ、俺にも考える時間くれ・・・といって健介は考えた。
たまに少し話すけど、あまり話さず、健介は考えた。
多分1時間ぐらいいろいろ考えたと思う。
『うーん、わからん!!』
と大声で言われた。
私は思わず笑ってしまった。
相談したのに、大声でわからんって言われたwwww
二人ともの気持ちもなんとなく理解できるし、
なにがいいかわるいかは、今の時点ではわからない。って事だった。
でも、続けて言ってくれた。
『またゆみの悪い癖がでたやろ。
思ったことは憲二に全部言ったのか?また一人で考え込んで、
人の事ばっか考えて、自分の気持ち押さえつけてんじゃねーか?
憲二は本心話せる相手やろ。とりあえず、泣きながらでもいい。全部伝えろ。
考えてみろ、相手が本心話してくれないのほどつらい事はないぞ。』
と少し怒ってた。
相手には本気でぶつかる事
これも健介が私に教えてくれた事だった。
健介はいつもスルーされてるけど・・・
本気で相手に話せるって事は、それだけですでに幸せなんだろうな。
って健介見てたら思ってしまった。
なんだか、健介のおかげで開き直れた気がした。
私は何度健介に助けられたんだろうか。
『なんかふっきれたなら、とりあえず、会ってこい。
一人ずつで考えるな。二人一緒に考えてこい。
二人で本気で話し合って決めたことなら、全部応援するぞ。
少々の事なら全部俺がなんとかしちゃる。
だけん、お前らは自分達のやりたいようにやれ。』
そう言ってくれた。
いつものとおり、
いってる事はむちゃくちゃだけど、説得力だけはあった。
憲二に全部話した。
結婚まで考えてくれてて、本当にありがとう。
でも、憲二が一人でつらいのはいやだ。
私は一緒にいて、一緒に乗り越えたい。
憲二と一緒ならどこでも着いていく。仕事の迷惑は掛けないで自分で生活はする。
憲二の重荷にはなりたくない。
でも、そばにいて、つらい時は助けになりたい。
目をみながらずっと話した。
『本当は俺も離れたくない。でも、ゆみの人生まで狂わせてしまいそうで言えなかった。
ゆみの気持ち聞いたから、言わせてくれ。
俺と一緒についてきてくれるか?
きつい事もつらい事も二人でこれから乗り越えていこう。』
憲二にそういわれた。
私は泣いた。うれしくて泣いた。
憲二も少し泣いてた。
やっぱりこの人でよかったって思った。
健介に話してなかったら、お互い本当の気持ちは隠したままだったのかもしれない。
二人とも離れたくない。
それが二人の本当の気持ちで本心だった。
また昼過ぎにきますね。
このペースだと、全部書き終わるのは今日か明日になりそう。
続き待ってるよー