前記事⇨美人「私…私は好きなんです!あなたの事が!」女装中の俺「!?」→とんでもない事態に!?【2/6】

259:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/11(月) 02:04:05.53 ID:LotDsQnj0
しかし最悪の事態がおきた
タカが美咲に気づいたのだ
タカは友達に何かを伝え席を立ち彼女の元へと向かったのだ

タカは俺の座っていた席に座り彼女と話だした
何を話てるのか分からない
タカはしばらくして席を立ち友達の元へと帰った
それから5分くらいしてタカは友達と一緒に店を出て行った
俺はそれを確認して1分後くらいに彼女の元へと戻った…

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1364410630/
263:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/11(月) 02:19:37.27 ID:LotDsQnj0
席に着くと彼女が
「おかえりなさい、遅かったですね」
と言った
俺は『ただいま、ちょと電話してた』と書いた
「そうですか、じゃあ仕方ないですねw」
彼女はタカの話は全くしなかった
俺はタカと何を話していたのかそれが知りたかった
しかし、俺から聞くのは変だ

俺はこの時嫉妬していたのかもしれない

253:名も無き被検体774号+2013/03/11(月) 01:37:14.44 ID:i43BGl5H0
その子のことが好きなら単純に
「あの時は罰ゲームで女装させられてた」
とか言って正体明かせばよかったのに…
255:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/11(月) 01:39:47.96 ID:LotDsQnj0
>>253
その時は好きなんて気持ちがなかった
265:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/11(月) 02:22:35.55 ID:LotDsQnj0
書き溜めなくなった
また書き溜めてきますね〜

こんなに伸びるとは思ってなかったので
急がないといけませんね
今度は弾増やしてきます

266:名も無き被検体774号+2013/03/11(月) 02:26:47.79 ID:oX91G30Y0
書き溜めてなんでこの速度なんだw
267:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/11(月) 02:45:25.26 ID:LotDsQnj0
>>266

実際最後の2レスくらいは今書きましたw

269:名も無き被検体774号+2013/03/11(月) 02:51:02.28 ID:89Ev4rf00
彼女には喋れないって言ってるのに電話してきたって言ったのかよw
272:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/11(月) 05:28:53.19 ID:LotDsQnj0
>>269
確かにw
今考えると変ですね…
その時は普通に流れました
彼女もその時「あれれ?」って思ってたかも
コンプレックスがあるとは言ってたので

喋れない訳じゃないと思ったのかな

286:名も無き被検体774号+2013/03/11(月) 13:59:16.42 ID:QazABHnS0
訳があって喋れないって言ってたから喋ることはできるって思ってたのかもよ
342:名も無き被検体774号+2013/03/13(水) 02:09:39.29 ID:4Aw2Wjvr0
>>1はまだか!はよ戻って来い!
343:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/13(水) 03:03:21.22 ID:FiJyYzdf0
今書き溜め中でもう少しで完結まで書き溜まります!
344:名も無き被検体774号+2013/03/13(水) 03:04:36.92 ID:OORZF97w0
待ってるぜー
412:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:50:42.41 ID:9SEnJvDT0
そして次の日
俺とタカは毎日学校には一緒に登校していた
しかし、この日からタカは必ずいつもより早い電車で行っていた
俺は彼女に会う心配があるのでタカと行く事はなかった
タカがその電車に乗る理由…予想はしていた
だけど確かめたかった

俺はタカに
「なんでわざわざ早い電車でいくの?」
と聞いたことがあった
それの答えは
「好きな人ができたんだ」「その人に会いたいんだ」

413:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:51:17.69 ID:9SEnJvDT0
彼女とは毎日メールのやり取りをしている
彼女の事を知っていく上で俺はだんだん彼女の事を好きになっていった
でも、あくまで向こうは俺の真の顔を知らない
俺とメールをしていてもそれは俺じゃない…
彼女と会ってもそれは俺じゃない…

彼女に一番近いのは俺であって俺じゃないんだ…

415:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:53:15.76 ID:9SEnJvDT0
俺は諦めていた
こんな関係いつまでも続く訳がない

タカは1人の男として彼女に向かっていってる
だったら親友のタカを応援するべきじゃないか…

俺はだんだん彼女のメールに返信しなくなっていった

417:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:55:43.63 ID:9SEnJvDT0
ついに俺はメールを無視し始めた
無視してる間も彼女からのメールは絶えることはなかった
『どうしたんですか?』『何かあったんですか?』『嫌われましたか?』
俺はそれを見るだけで心が辛くなった
しかし、そんな生活が一週間くらい続いた時だった

『お願いします…
無視しないで下さい。最後でいいのでもう一度だけ会って貰えませんか?』

418:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:56:13.63 ID:9SEnJvDT0
俺はこのメールを見たとき
彼女の思いが伝わって来た…
本当に会いたがってる
俺は会って伝えなければいけない

「さよなら」と…

そう俺は思った…

419:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:57:01.25 ID:9SEnJvDT0
俺は彼女より早く着いていたかったので30分前に俺は待ち合わせ場所に向かったが
彼女はすでに待っていた
どれだけ前から来てんだよw

彼女は前回の様に俺に気づき駆け寄って来なかった
下をずっと見て考え事をしているようだった

421:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:58:08.84 ID:9SEnJvDT0
俺が近寄り肩を叩いた…
「あっ!こんにちは!来てたんですね!」
彼女は俺に驚き早口で言った
俺はiPhoneをだし
『こんにちは、今来たところ』
と書いた
俺は前回入ったカフェを指差し
『入ろうか』
彼女はそれを見ると頷き
「はい…」と一言

彼女の顔に笑顔は無かった

422:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 00:58:43.55 ID:9SEnJvDT0
カフェに入ると前回と同じ席が空いていたのでそこに座った
座って注文もせずに彼女が

「あの!なんで…無視してたんですか?」

声が震えていた
俺は彼女の目を見れなかった
iPhoneに
『忙しくて』
とだけ書いた

423:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:00:06.18 ID:9SEnJvDT0
「そう…ですか…」
彼女は詳しくは聞いて来なかった
沈黙の時間が続いた
実際5分くらいだったと思うけど
俺にとっては1時間くらいに感じた

はっきり伝えよう
俺はiPhoneに
『この数日楽しかったよ、でもさようなら…もうあなたとは会えない』
と書いて彼女に見せた

彼女は驚きを隠せない表情だった
俺は彼女のそんな顔を見ていると…

視界がボヤけた
彼女が見えない…

俺は泣いてるんだ
彼女は俺の泣いてる顔を見て何を思ってどんな顔をしてるんだろう

424:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:02:31.19 ID:9SEnJvDT0
俺は席を立ち涙を袖で拭い
彼女に背を向けて立ち去ろうとした
すると彼女が後ろから俺の腕を掴んだ

「私…私は好きなんです!あなたの事が!」

彼女は叫んだ
静かなカフェだがさらに静まり返る
みんなの視線が集まる
しかし、そんな事より
俺は混乱していた
理解できなかった

何言ってんだ?
俺の事が好き?
俺を?

427:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:04:39.90 ID:9SEnJvDT0
でも次の彼女の言葉で俺は理解した

「分かってます!同性.の恋愛なんかおかしいって!でも…」

そうか
男の俺じゃねーんだ
彼女の視界に本当の俺はいない
美咲とっての俺は…

俺は彼女の手を振りほどき走ってその場を逃げた

428:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:05:21.58 ID:9SEnJvDT0
走ってる間色んな事を考えた
俺の悪趣味のせいで彼女を不幸にさせた…
彼女の心の傷癒えるのだろうか…

俺はその日から女装することはなかった

卒業して俺は県外のとある企業に就職した
県外なので1人暮らし

431:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:08:18.83 ID:9SEnJvDT0
毎日大変だったが色んな事があった
彼女もできた
そして、5年もの月日が流れた
仕事が終わり
家に帰るとポストに一通のハガキ
なんだろう…

タカの結婚式の招待状だった
あいつ結婚すんのか!

相手は…

433:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:11:21.01 ID:9SEnJvDT0
俺は膝をついて目を疑った…
間違えない…美咲だ

俺は自分がどんな感情を抱いているのかが分からなかった

嫉妬?

友としての喜び?

色んな感情が出てきて吐きそうだった
なんだよ!俺はタカと付き合って欲しいと思ってたじゃないか!
なのに…なのに…
なんでこんなにも胸が苦しいんだ…

435:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:13:06.58 ID:9SEnJvDT0
俺は結婚式を欠席した…

それか半年後…
俺は母に会う為に地元へ戻った
母には次期に結婚する予定の男と一緒に住んでいる
俺がいなくても安心だな
俺はこの日母に夕飯を作る事にした
近くのスーパーに出かけ品選びしていると…

よく知っている声に呼ばれた
昔から変わらない低い声…

「1!1じゃねーか!」

437:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:14:41.20 ID:9SEnJvDT0
髪を多少切ってるが昔から変わらない
間違えなくタカだ
だけど、となりにもう1人…
この人だけは忘れらない

俺の傷つけてしまった人…

「ねぇ…誰?」
「ああ…俺の昔からの親友だよ」
「そうなの?あっ、私美咲っていいます」

知ってるよ

コーヒーが飲めないのも知ってる

恥ずかしがり屋なのも知ってる

オシャレでメールはマメで…

438:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:15:18.47 ID:9SEnJvDT0
俺は泣いていた…

「おい!どうした?大丈夫か?」
昔からお前は優しいよな
「ごめん、お前見たら懐かしくてさ」
俺はふと美咲見た…

美咲は驚いた顔をして

「1…子…」

439:名無しの変タイ ◆51u13yxyg62013/03/17(日) 01:16:40.70 ID:9SEnJvDT0
ばれた…

俺は途中買い物カゴをその場に置いて走って逃げた
美咲は多分俺の事をタカに言ったであろう…
そしたらタカは俺の事を許さないだろう…
俺は母に何も言わずに
電車で県外の家に帰った…

何も解決してないが
これで俺の人生で一番最悪で最低な物語の終わり…

441:名も無き被検体774号+2013/03/17(日) 01:17:20.24 ID:8o2QTI0n0
なんだってー!
459:名も無き被検体774号+2013/03/17(日) 02:34:03.21 ID:KiC12r7H0
え?終わり?

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