126:1042001/08/18(土) 19:26
ビールを飲んでいましたが、
俺は奥さんと日本酒で
語り合っていました。
そして、これはやっぱり
彼女を問い詰めるしかない!と言う事になり、
酔った勢いで俺は
その場で彼女に電話をしました。
始め、彼女は
俺が酔っている事に腹を立て、
すぐに電話をきってしまいました。
でも、奥さんが(かなり酔っていた)
リダイヤルで彼女に電話をかけ、
「ちょっと、おなかの子供はAさんの子なんでしょ?」
といきなり本題をぶつけてしまいました。
酔ってたのね。先輩はヒヤヒヤね!
と俺と先輩は、酔いが一気に
冷めてしまいました。
でも、奥さんはもう止まらない、と言う感じで
「Aさんと付き合っているって自慢してたじゃない」
「Aさんが一ヶ月前に帰ってきたときに、仕込んだ子でしょ」
などなど、
とにかく彼女に言いまくっていました。
そして、言いたい事を言うと、
「はい、タッチ」と俺に受話器を
渡してきました。
「タ、、タッチって・・・」
と俺は心の中で
つぶやき、
彼女に「もしもし?」と言うと、
彼女は泣いていました。
俺はそれまで彼女が泣いているところなんて
見たことが無かったので、
うろたえてしまいました。
そして、彼女が
「誤解でこんなに言われるなんて、ひどい・・・」
とつぶやいたので、
俺は「しまったーーーーー」と後悔しました。
そのときは
「彼女の子供はやっぱり俺の子だ」
と思ったのですが、
先輩の家から彼女の家へ向かう途中、色々考え
「でも、Aさんの写真が部屋にあったのは事実だし」とか
「Aさんと付き合っているって自慢
していたのも事実だろうし」とかとか、
色々と疑問点がまた出てきました。
そして、
「やっぱり、おなかの子供はAさんのだ!」
と自分に言い聞かせ、
彼女をもう一度問い詰める事に決めました。
彼女は少し落ち着いていて、
俺のためにおでんを
作って待っていてくれました。
彼女の料理は本当においしいので、
「たべたい・・・」とかなり思ったのですが、
そこはぐっと我慢して、
彼女に「もう一度子供の事を詳しく聞きたい」と言いました。
彼女は少し怯えた顔をして、
その怯えた顔が、ますます
「俺の子じゃない」
と俺に確信させました。
彼女は
「話す事なんて無いよ、
子供はあなたの子だし、○○(先輩の奥さん)
の言っている事は全部でたらめだよ」
と俺に泣きそうな顔で言いました。
でも、俺が
「じゃあなんで、Aさんの写真を
お兄さんの写真だなんて嘘を言ったの?」
と聞くと、
彼女は黙り込んでしまいました。
俺がもう一度「どうして?」と聞くと、
彼女は、
「Aさんと付き合っていたのは本当。昔から憧れていた人なの」と言いました。
それから
「でも、Aさんにはすぐに振られたの。
あの人は常務のお嬢さんと婚約が決まって、
わたしは捨てられたの」
と言いました。
(その時俺は、
常務のお嬢さんを手に入れた、
逆玉男の噂を思い出しました)
それから、
「最後にAさんと会ったのはいつ?」と
俺が聞くと、しばらくまた沈黙し、
ぼそっと「一ヶ月前」と言いました。
「え??一ヶ月まえ???で、Aさんと何かした???」
と俺は半ばかすれた声で彼女に聞くと
「何かって何?」
と彼女が逆に聞いてきたで、
「だから、その、Hとか何かした?」と俺が言うと、
彼女はまたまた沈黙し、
「したの?」と俺が強く言うと
コクリと彼女がうなずきました。
「やった!!」と
心の中でガッツポーズでした。
「じゃあ、やっぱりおなかの子供はAさんの子供なんだね?」
と聞くと、
彼女はボロボロ泣き出し、
「分からないの」と言いました。
実は、AさんとHをした次の日、
俺とHをしたそうです(なんてこった)。
「分からないって言っても、
そういうのって母親の勘とかで分からない?」
と間抜けな事を俺が言うと、
「分かるわけ無いじゃない!!」
と逆切れ(?)されてしまいました。
が、ここで俺は
あるひとつの事を思い出しました。
それは彼女が手帳に
俺といつHをしたか印を付けている事です。
彼女は「どうして?」と怪訝そうな顔で聞いてきました
(この時、彼女は怒りモードに入っていました)。
「俺とHした日に○つけてるでしょ。
生の日は×印だったよね。
確かめたいから見せて」と俺が言うと、
当たり前だが彼女は物凄く
嫌がりました。
俺は人生がかかっているので、
無理やり彼女のかばんを引ったくり、
手帳を奪い取りました。
俺が手帳を手にした時点で
彼女は観念したらしく、
大人しくなりました。
そして、手帳を調べると、
○と×の印のほかに、
時々ハートマーク(しかもシール)がついていました。
これがAさんとのHの日か・・・。
差別してやがる。
とかなりムカつきましたが、
取り合えずそれは置いておいて、
日にちを数えました。
続きが気になるさー
4週間さかのぼると
確かにハートのシールがついてました(しかも3つ・・・)
でも、その後一週間、
○も×もついてませんでした。
そして、コメントで
「○○(俺の名前)北海道に出張」
と書いてありました。
あれ?と思って自分の手帳を見ると、
Aさんと彼女がHしている間、
俺は確かに北海道に出張してました。
「しまった、忘れてた。」と
思ったのですが、
同時に「俺の勝ちだ」と思いました。
(もうちょっと続きます)
「やっぱり子供はAさんのだよね?」
と聞くと、
「そんなの分からないでしょ、
その前後にあなたとだってHしてるんだから」
と泣きそうになりながら言いましたが、
「でも、俺生でやってないよ」と
言うと、彼女は黙りこくってしまいました。
彼女が何も喋らないので、
パラパラと手帳を見ていると、ハートにも
赤とピンクの2色があるのに気が付きました。
これはもしや・・・。
と思って、手帳の最後のページを見ると、
「○、赤、ゴム」「×、P、なま」
とバカ正直に説明が付いていました。
(Pとはピンクの事だと思う)
そして、4週間前のAさんとのHは
赤ハート一個、ピンクハート2個でした。
赤1、ピンク2って・・。
と俺は頭の中で色々想像してしまいました・・・・・。
「これって、やっぱり子供はAさんのだよ。絶対そうだよ」
と俺が言うと、
彼女はなぜが逆切れモードに入り
「勝手に手帳見ないでよ!!」
と俺から手帳を奪い
「あなたとは別れてあげる。これで満足でしょ!!」と
俺は家から追い出されてしまいました。
(もうちょっとだけ、後日談に続く・・・)
かなり早期に病院行ったってことだよね。
…ということは、
妊娠したという確信が強かったのか、
それとも故意に妊娠か。
ふー。おそろし。
気が付かなかったんだけど、
彼女の妊娠手帳の4週目から、
さらに10日くらい経ってたので、
偶然俺の計算で
合っていた事になったのです
(良い偶然だった・・・)
で、後日談ですが、
実はこっちの方がすごい修羅場かもしれないです。
彼女がAさんの婚約者とその親、
つまり俺の会社の常務と常務の娘に
「わたしはAさんの子供を身篭っています」
と言ってしまい、
役員を巻き込んで大騒動になりました。
(でも、俺たち下っ端にはほとんど害はありませんでしたけど。。。)
Aさんはあと半年ほどで本社に戻ってくる予定だったんですが、
めでたく、アジアに左遷されました。
彼女は会社を辞めて、
子供をおろしたと噂になりましたが、よく分かりません。
多分、実家に帰ったと思います
(家にはもういなかったので・・・)
ではでは、ここで話は終わりです。
DQN女との結婚回避できて良かったねー!!
おめでとうー。
どうもです。本当に、
結婚させられなくてよかったっす。
あと、書き忘れましたが、
彼女には借金もありました。
先輩の奥さんは
500万位と言ってましたが、
実際はもっとありました・・・。
結婚してたら、
俺がそれを肩代わりしていたのか?と
思うと、マジで鳥肌立ちます・・・。
で、相談にのってくれた
先輩と先輩の奥様はその後なんと言ってたの?
今度は真面目な結婚相手を探しなね、と笑って言ってました。
でも、俺は結婚願望がまだ無いので、
当分は遊んで過ごします。
って、まだ彼女いないっす。
結構さみしい。
一人身がいいだあね。