生後7ヶ月の娘がおり、平日は保育園に預け、
土日は娘を連れてお見舞いに行っていた。
娘はまだ乳幼児、突然ぐずって泣き出すこともあったので、
その時は俺が急いで病室の外へ連れ出していた。
あやして泣き止ませてから病室に戻る、
というのを面会時間中に5、6回繰り返していたと思う。
嫁の隣は60から70くらいの女性で、
行くと必ず若作りした40過ぎのオバサンが見舞いに来ていた。
いつも病室中に響きわたる声で話をしていた。
会話の内容から同居の娘のようだった。
弟か兄の嫁の悪口をよく話していた。
食べ方が下品だとか子供のしつけがなってないだとか下らない内容で、
嫁と聞き耳をたててはクスクス笑っていた。
病室に入り、
「ほらー、○○ちゃんママだよー」
「あら、○○ちゃん来てくれたのー」
みたいないつもの挨拶をした。
すると隣から俺達に十分聞こえる声で
「またうるさいガキが来たよ」
「さっさと帰ればいいのに」
「どうせまた面会時間ぎりぎりまでいるんでしょ」
「ガキがいるのに毎週毎週、常識を疑うわ」
ババア二人のそんな会話が聞こえてきた。
俺はカチンときたが、嫁はしょんぼり。
「どうしよ、今日は帰る?」
と小声で話してきた
そんな悲しげな嫁を見て俺は更に頭にきて、相手と同じトーンで、
「気にしなくていいよ、こっちだって聞きたくもない
下品な話ずっと聞かされてんだ、わざわざ聞こえるように嫌みとか、
ほんとババアがやりそうなことだよな」
と言ってやった。
「あんた、ふざけんじゃないわよ!」
「なんですか?入って来ないで下さいよ」
「毎週毎週子供の鳴き声聞かされて、あんた達には常識ってもんがないの!」
「お互い様ですね。こちらも毎回姑小姑の下品な話、
大声で何時間も聞かされてるんで」
「はぁ!?あんた達は○××△×○(よく聞き取れない)」
「いい加減にして下さい、これ以上騒ぐなら人呼びますよ」
「バカじゃないの、呼べばいいじゃない、
最近の夫婦は子供のまま親になるからなんちゃらかんちゃら・・・」
「あなた50過ぎでしょう、20以上も離れた相手にそんな喚きちらして、
恥ずかしくないですか?あなただってお子さんいるでしょう?」
45くらいの独身小梨だと分かった上でそう言った。
「子供なんていないわよ!
あんたにそんなこと言われる筋合いなんてないでしょ!」
「はぁ通りで、50過ぎてまるでガキなわけだ、う
ちの子の鳴き声よりあなたのわめき声のがよっぽど迷惑ですよ」
なにか言いかけたところで俺は立ち上がり、
鼻がくっつくくらいの距離まで近づき、
「いいですか?次から文句があるなら直接俺に、
俺の目を見て言って下さい、声がうるさいだなんだの話なら
まず自分が大人しくしてからにして下さい、分かりましたか?」
ババア目を逸らせて
「か、看護婦さんに言ってくるわよ!」
「お好きに、それではさっさと出ていって下さい」
「・・・」
「出ていけ!」
怒鳴るとババアは出ていった。
後ろから
「あれじゃ結婚できないわけだ」
と言ってやった。
「看護婦さんに言ってくるわ!出ていってもらうんだから!
絶対出ていってもらうんだから!」
ババアなにやら喚いてドタドタ出ていった。
夕方看護婦さんがきて事情を話すと、子供も小さいし
俺が泣く度に病室を出て気使ってるのも知ってるので、気にしなくていいと。
ただ次文句言われたら喧嘩しないですぐ呼んで下さいと言われた。
翌週そのババアは来なかったし、そのすぐ後に嫁は退院したので、
二度と会うこともなかったが。
2ちゃんでも子供批判や小さい子供を持つ親への批判をよく見るけど、
ああいう行き遅れの醜いババアが書いてるんだろうなと思う。
もしくはその男バージョン。
哀れといえば哀れだけどね。
お見舞いにあんまり小さい子は連れてこない方がいいよ。
(病気がうつるといけないから)
言いすぎだと思うぞ~
その赤ん坊未満だって気付けないのが能無しの辛いところだね
怒鳴ってくるわ、カーテン開けて入ってくるわ、
常識ってもんを逆に問いただしてみたいものだ
ともかく赤ん坊に何もなくてよかったGJ
ババアに対してはGJ!!
だけど、やっぱ乳児を長時間病院にいさせるのは
よろしくないと思う。