自分で言うのも変だが中々凄惨だった。
そちらの方は結果的に解決して、女子達も謝罪してくれたので特に恨みはない。
女の子が苦しんだり恐怖する顔、悲鳴や痛がる顔にエクスタシーを感じる様になった。
そしたらホラー映画にハマるハマる。
何百本見たかわからないけどホラー映画やパニック系、サイコパス系の悲鳴やら恐怖の末に発狂する女の子が1番良い。
あまりに好きで高校は映画研究会入って仲
間らとホラー映画を撮る様に。
ある日兄貴の彼女が下着ドロにあった。
彼女は同じマンションに住む2つ上の先輩。
そして何故か俺を犯人だと言い張る。
理由は兄貴が聞いてもよく的を得ていなくて分からない。要約すればいじめられっ子のホラー映画好きは気持ち悪い。
1番近くにいる女が私だから多分やってしまったんだろうという暴論を展開。
兄貴も親もそんな理由で家族が犯人にされてたまるかと何度も向こう家族とも話してくれたが、兄貴の彼女がそれを俺の高校の友達に喋る。
学校の噂はそれで持ちきりになって教師に親が呼びたされる始末に。
学校中から変な目で見られるし、疑いが晴れるまで映画研究会は活動停止と言われるし。
結局そのマンションや近隣の住宅でも下着ドロの被害が出ていて、別の犯人が捕まったらしい。
向こうは両親同伴で速攻謝りにきたけど、
その彼女は「普段疑われる行動を取る方にも問題がある。身から出たサビだ」と言ったので向こうの両親にぶん殴られていた。
疑いは晴れたが、一度高校に流れた噂なんて訂正したところで誰が信じることもない。
映画研究会は復活したけど、校内や街中で撮影してると「盗撮だ!下着ドロの次は盗撮かよ!」と野次られる。
中学時代は暗黒だったから高校は少しでもマシな生活をしたかったのに結局何も変わらない結果になってしまった。
親は心配してくれて精神科に行くか?とか転校するか?と言ってくれるんだけどその言葉も一々辛くて。
あの女の「身から出たサビ」と言う言葉が夢に出てくるようにまでなった。
そうしたら逆に開き直った。
まぁ一理ある。気持ち悪かったんだから疑いたくなったんだろう。ホラー好きだし。
それなら行くとこまで行ってやろう。
どうせ好きなことやっていても誰かに壊されるんなら、思いっきり好きなことをしよう。
と、当時の自分を思い切り擁護するけど正常な判断なんて出来るわけがない。
せっかく晴れた疑いだったけど晴れてないのも同じ。あれから半年経ってるのにまだ言われる。
それならもうどうせ何もしてないのに疑われるなら犯罪犯すかと、もう大学生になった女の子をルパンしたんですわ。
仲間の人達と。
詳しくは言えないが記録して言ったらバラまくぞって言ったからまだ多分誰にも言ってないと思う。
最後に「お前の身から出たサビだな」って言ったら驚いた表情してた。
多分声で分かったんだと思うけど。
「お前が自殺しても俺ホラー好きじゃん?それはそれで興奮するんだよ。死体でも幽霊でも。死んでも逃さないから」
って言ったら泣きながら謝ってた。
その後大学は辞めたみたい。
一人暮らしから帰ってきて、マンションでたまに会うと走って逃げてた。
俺は映画研究会から専門行って、映像関係の仕事に。
流石にもう捕まる事はないと思ってる。
追い詰めたらアカンよね、せめて濡れ衣だったら晴らしてあげないと恨み買っちゃう
でも何したかは聞きたくないなぁなんとなく
とりあえず、お疲れ
「ふーじこちゃーん」みたいに言ってベッドに飛び込んで
逆に例のマジックハンドみたいやつで殴られたんだろ?
ただ、自分はめちゃくちゃ興奮しましたね。
その兄貴の彼女も今では母親やってるらしいですけどそれこそ痴漢冤罪とかやってないか怖くなります。
もうこちらも向こうもお互い近づくことは二度とないとは思いますが。
途中(>>54の時点)で「女の子」て言い換えてますけど
その頃ぐらいに兄と兄カノは別れたってことでいいんでしょうか。
だからこそ家族の妨害なしにルパン行為がやれたんでしょうけど。