2年ちょっと前。
彼氏に古い友人だというAを紹介された。
オンライン上で紹介されたので、会ったことはない。
A「〇〇(彼氏)の収入で、老後やっていけるの?」
と言われた。
他人の家計に口出しするとか…と思ったが、
「確かに心配です」
くらいでやり過ごした。
それから1か月くらいして。
Aとチャットしたときに、銀行で投資信託をはじめたことを伝えた。
自力で資産運用くらいやると伝えようとしたら、ちゃんと老後を考えていて偉いと、やたら褒められた。
だがその後に、
A「でも、その銀行が破綻したらどうする?」
と聞かれた。
投資信託は、販売銀行が破綻しても資産が守られる仕組みがあることを説明するが、何故か日本の銀行は危ないと主張してくる。
Aは、東インド会社に端を発する大手銀行、HSBC(香港上海銀行)の口座をもっており、そういう世界的に大手の銀行なら破綻しないと。
さらに、HSBCの口座に入金するだけで、月利2%つく、元本保証の投資もやっているという。
A「121FUNDって検索してみな」
といわれたのでぐぐると、Google先生が追加ワードで「詐欺」を付けてくる。
しかもうさん臭いアフィブログばかりで、公式サイトが存在しない。
A曰く、とりあえず香港に渡航してHSBCの口座を開設しないと出来ないし、まとまった金も用意しないといけない、もし興味あるなら、渡航の手配も含めて担当者をそのうち紹介するといわれた。
その数日後、ふっと、月利2%で年利24%で元本保証なんて、サラ金ぶっちぎった高金利でおかしいような気が。
HSBC香港が取り扱いしている投資信託のリストを調べても、121FUNDなんてない。
警察とHSBC香港に問い合わせしたところ、マルチ商法の詐欺だと思うとの回答(未遂なので被害届は出せない)。
が、Aには、詐欺かもしれない、とチラッと言っただけで火病って切れまくり、手に負えない。
怒り収まらず、私の彼氏に対してすら、電話で怒鳴りつけたらしいorz
彼氏には、次回会うときにAのことを説明するつもりだったのに……。
穏やかに、「俺は投資とかよくわからないけど、他人に口出しするのはよくないと思うから、謝ったほうがいいよ」と諭す彼氏。
Aにメールで謝罪しますたよorz
被害未遂もだけど、彼氏が私の話を最後まで聞かず、Aの話を信じてしまっていたのが自分の最大の修羅場。
半年後、121FUNDは破綻したんで、洗脳を解くチャンスだと思い、弁護士や相談窓口の連絡先をメールしたが、詐欺じゃないと逆ギレ火病って話にならなかったんで疎遠に……。
結局、もろもろのストレスで精神科に半年通ったけどマルチはコリゴリだ。
Aの肩を持った彼氏とは続いてるの?
そんな友達紹介してくる彼氏もやばそう
てか、Aとそんなにめちゃくちゃになるまで、彼氏に何も言わないのも変
次に会う時って、月に一度しか会わないとかじゃないよね?
もしたまにしか会わないなら、毎日電話とかしないものなのかなあ?
なんか変な人たちだ
彼氏とは続いてるw
ちなみに月に1回か2回しか会わない。
彼氏にすぐに相談できなかったのは、マルチって普通、直接の知り合いから勧誘するのに、彼氏を飛ばして面識ない私にくるなんて、信じて貰えるか自信なかったの(自分自身もそういう理由で信じられなかった)w
確証取るために、警察と海外銀行に英語問い合わせして返事まちの間に、別の友人を勧誘しようとしたので、確証が未完成の段階で詐欺だと言わざるを得なくなって火病った(国籍もそうです)w
そもそも、彼氏の友人がマルチに騙されて詐欺師のまね事しているなんて悪口を、紹介してくれた彼氏本人に吹き込むのに、メールや電話だと失礼にあたると思って、会って話すつもりだったんだけどね。
彼氏と別れることも散々考えたが、Aが特殊すぎる人なんで。
彼氏は投資話で洗脳されはしていなくて、「AがAの金をどうしようが、他人が口出しすることじゃない」と諭してきただけなので、次に同じことやったら別れる、レベルで許してる。
ゲーセンの店長とか、投資関連に強そうな業種だったのもあるし、仕方ない部分あるかな。
彼氏本人が、銀行に金を預けるのも嫌とかいう投資・ギャンブル嫌いなので、引っ掛かる見込みのない彼氏を飛ばして私に勧誘きたんだと思われ……。