適当に先祖代々の墓開けて骨壷入れてきちゃった。
親戚は皆そのこと知ってるけど、誰も参列せず。
トメすら、寒い面倒くさい、一番可哀想なのはアタシと言って来なかった。
納骨後、ふと「世間体が大事だったウトさんは、立派な納骨式したかったんでしょうね。
でも、これは私たちのせいではないですから」と墓に呟いてしまった。
ちょっとスカっとした。でも、かなり哀しかった。
ウトが何かしたからそういう風になったの?それともお金が無いからとか?
うちの父母のときも長兄が石ずらして骨壷からぶちまけてジャーっと入れてたよ。
壺はもう入らないからゴミへ。
骨は全員混ぜこぜ。。定員オーバーだから仕方ない。つうかこれでいいらしい。
その後寺行って一応法要はやったけど。
でもまぁ本人は死んでて、どってことない…のか?
遺された家族さえ納得していれば特に問題ないのか〜
745だけど、せっかく聞いてくれたので、愚痴がてらに。
>ウトが何かしたから
のほうです。
ウトは、このスレやドキュ返しスレによく出てくるような、
典型的な「家に拘る田舎者」。そんなに悪い人じゃないんだけど
本家の長男ってことに異様なまでにプライドを持ち、「分家」の人たちを従わせようとしてた。
でも今時、そんな本家ごっこに従う人などいない。
それが理解できないウト、なんで弟妹たちは言う事を聞かないのだと焦り
罵倒し、トラブルになり、最後には訳のわからない訴訟まで起こした。
遠方で暮らしていた夫は、まさかそこまでこじれているとは知らず
ウト急死後に事情を知り真っ青。迷惑掛けていた親戚に謝り倒し
トラブル収束のために少なからぬ金も使い、もう夫婦でボロボロよ。
本家には人が集まるのだからと、
ウトが退職金つぎ込んで建てた家では
結局葬式も法事もすることがなかった。
無駄に広い仏間のせいで風通し良く冷え切った家で
今日も残されたトメが凍えているだろう。
まずいことにトメもまた、本家という幻想に縋りついてる人で
ウトの暴走を止めるどころか、一緒になってウト弟妹を見下して煽っていた。
もちろん嫁も嫁実家は、分家よりさらに格下の扱い。相当嫌な思いをした。
夫が相当諌めたのだがトメは聞きやしない。
私たちが正しい、本家に従わない人たちが馬鹿と言って喧嘩腰だった。
そしてウトの死去後、自分がボッチであることに、やっと気付いた。おせーよ。
運悪く、頼みの綱だった義妹一家が遠方に転勤、数少ない味方だった別の親戚も相次いで死去。
親戚が割と近い所に寄り集まっているような地域で、完全アウェーw
やばいと思ったトメ、いきなり我が家に同居要請。
呆れて固まる夫の隣で、とっさに私が言ったのが
「なんで?」
トメ、目を吊り上げながら
「なんでって! こんな所で、か弱い私が一人で生活できるわけないんだから!
同居してもらわなきゃ困る!」
「なんで?」
「だーかーらーーー! 私が大変な状態なんだから!」
「なんで?」
以後、トメが何言ってきても「なんで?」「なんで?」と返し
最後にトメが「あぁ、分りましたよ!要するに嫁子、あんた私が嫌いなんでしょ!」と言われた時だけ
「そりゃそうでしょw」と返したら、なぜかトメ絶句してた。
まぁ、近所・親戚に白い目で見られても、死ぬわけじゃないし。いざとなったら介護保険サービスあるし。
そんなトメは、きっと今日も凍えているだろう。
GJ!
なんでわからんのかねーw
リアルではなかなかこんな話できなくて。
前に一度友人に話したら、「いくら田舎でもそんな話あり得ないでしょ〜 盛ってるね〜」と笑われた。
笑い話にしてもらえたら、それはそれでいいんだけどね。
あ、あと念のために追記すると
ジャージだったのは、決してウトを貶めるためじゃなく
墓を自分たちで開けたのと、その前に墓地の草刈りしたから。
短い休みの中でフル回転してたから、鬼気迫る姿だったと思う。
お坊さんを呼ばなかったのも、決してお布施をケチったわけじゃなく(まあ高いとは思うけどねー)
ウトに起因する諸般の事情のため。寺に話は通してあるよ。
こんな事書いておいてなんだけど、ウトは決して根は悪い人じゃなかった。
トメと違って嫁を馬鹿にすることはなかったし。
若いころは勉強もできて、外に出て行きたいって夢もあったけど、家のために全て諦めて
狭い地域からほとんど出ずに人生を終わった人だった。
自分が人生を掛けて守った本家に何の価値もないないと認めたくなくて、どんどん歪んでいったんだろう。
もし考え方を変えることができていれば、全然別の幸せな人生もあったろうにねぇ。
巻き込まれて煮え湯を飲まされたんで、自業自得っぷりにスカっとしたのは本音
でも、無性に悲しかったのも本当。
では、ロムに戻ります。
優しい人だね
これからはご夫婦で幸せに暮らしてください