96 :名無しさん@おーぷん 2016/01/21(木)01:32:19 ID:3IM
今でもあれは現実だったのだろうかと不安になる話。

もうすぐ3月になろうかという肌寒い時期のことだった。私は別れた彼氏に会っていた。貸したものを返してもらって、全て清算するためだった。

「それじゃ」
私をふり、元カノとヨリを戻した彼氏は冷たく素っ気なかった。踵を返しさっさと帰っていく後ろ姿を見て、(あーあ、これで私とあの人をつなぐものは何一つ無くなってしまった)と心底悲しくなった。

うっかりすると道端で大泣きしてしまいそうで、急いで駅に向かった。涙の滲んだ目に晩冬の風がしみる。なんとか涙の粒がこぼれる前に駅に着くことが出来た。

改札をぬ.け.、ホームまでの階段を昇る途中、(失恋した後に涙を拭きながら電車に乗るなんてドラマみたいね)と自嘲した。

97 :名無しさん@おーぷん 2016/01/21(木)01:33:25 ID:3IM
と、そのとき目の前に○ンコが現れた。
紛うことなき○ンコ。しかも結構でかい。階段昇りきったところのど真ん中に。

超びっくりした。
えー?!ウ○コ?ここ駅のホームだよ?私、たった今大失恋したばっかりなのによりによってウ○コなの?もうちょっと失恋の余韻にひたらせてくれても良くない?ってゆーかこのウ○コにリアクションしたら負けな気がする。よし、スルーしよう。

こんなことをパニクりながら一生懸命考えて、ウ○コなんて見てませんよ的な顔をして電車をひたすら待った。
もうこの時点で失恋はまあまあ悲しかったものの、問題は完全にあのウン○の存在を思考からいかにして追い出すかにすり替わっていた。涙は完全に乾き切り、二度と流れることは無かった。

お陰様?で全く失恋を引きずることなく、すぐに立ち直れた。悲劇のヒロイン気取りのバカの脳天を冷やす威力はハンパない。
けれど、副作用として元カレのことを思い出そうとするとウン○が邪魔して顔も思い出せなくなった。元カレがしたウ○コってわけでもないのに…。

ところで、誰かあの○ンコの経緯を知ってる人はいないのかなぁ。2007年の2月、JR鶴舞駅のでのことなんだけど。多分、人間の仕業だと思うんだよね。スレチでごめんね。


98
:名無しさん@おーぷん 2016/01/21(木)01:48:24 ID:EzE
>>97を元気付けようと、ウンチの神様が置いといてくれたんだよ
ウンチのお陰で立ち直れて良かったね^^


99
:名無しさん@おーぷん 2016/01/21(木)07:36:51 ID:Z7f
やだ……この、スレ●臭いwww
前半の悲劇のヒロインっぷりと
後半の●羅列との対比が素晴らしい
それ以降も運気が上がってそうねw

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