ひと昔前まではディレクターやプロデューサーというのは超武闘派でADやAPをボッコンボッコン殴っていた。
仕事でミスをやらかさなくても、虫の居所が悪けりゃ蹴飛ばされてた時代。
今は訴えられてしまうが、悪くなくても殴られる。
それでも残った奴がディレクターになれる。
そんなことが美徳とされていた時に、普段ディレクターがムカついたら呼びつけて腹いせに殴られる役のADがいた。
何もやってないのにボコボコに、仕事回してもらえない、賭博に無理やり誘われて有り金全部巻き上げられる。
断ればまたボコボコにされ。
ある日そのADさんは「お前普段何の役にも立ってないんだから、せめてこういう形で貢献しろ」と、あるDに借金の肩代わりをさせられる。
普段から金も巻き上げられるのにそんなお金もなく。
困って上司や先輩に相談しても「それは個人の問題」と誰もかけあってくれず。
借金の肩代わりをさせたディレクターがつくったVTRのテロップを1枚差し替えたらしい。
放送直前のテロップの差し替え、生放送の番組、何十枚も入れているテロップの1枚なので気付かれずそのままOAされてしまった。
いざ放送してみるとその差し替えたテロップの箇所が
非常にまずい部分だったらしく、
放送中から苦情の電話ジャンジョンなるし、お偉い部署の上司もサブやスタジオに飛んできて怒号が飛ぶ始末。
また番組終了間近のVだったので訂正や謝罪もできずに番組は終了。
とんでもない事になったと一同真っ青だったとか。
番組は打ち切り、責任者は飛ばされ、ディレクターは追放。
犯人探しが行われたらしいがADさんは借金からも逃れなければいけないとかで、その番組途中から完全に姿を消したらしい。
もちろん実家があったのなら実家に連絡は行くかもしれないし、その後の詳細は知ってる人がいないから分からないが、相当の損害賠償だか和解金が放送局から払われたのは今では有名な話だとか。
報道被害を武勇伝のように語る奴が1番信じられなかった。
離職率と離婚率があまりに多いからやっぱり普通の人はやっていけないとと思います。
別業界から来た奴はだいたいやめてくよ。