園児一人につき一年で1000円ずつ徴収して運営してるんだけど、
そんなに園児数も多くないので全員分合わせてもたいした金額にはならない。
子供たちへのクリスマスプレゼント、運動会頑張ったごほうび…
なんとかやりくりして運営してる。
本当にキツキツ。毎年数十円単位でしか残らない。
ここからが本題。
園児の父親が不慮の事故で亡くなった。
父母会始まって以来、初めての出来事。
会則に従って慶弔費一万円を家族に贈りました。
毎年数十円単位でしか残らない計算でやってたので、
不謹慎ながらも会計の私はこれからの運営について少々心配してました。
それから少し経ち、なんとかやりくりしつつ今年度最後の保育園での行事。
毎年父母会から頑張ったごほうびとしてノートや鉛筆の詰め合わせなんかを出していましたが、
どう頑張っても無理。
他の役員と相談した結果、
一人が趣味で陶芸用のガス釜を持ってると言ってくれ(粘土まで用意してくれました)
彼女の指導で、役員全員力を合わせて、小さなクマの箸置きを作ることに。
役員ママのほとんどが仕事を持ってる中、頑張って出来たクマはそれぞれ違う顔をしてたけど
なかなか可愛らしい出来でした。
当日、子供たちの反応も上々。
全部違う顔なのが逆に良かったのか、真剣に選ぶ子、あとで友達同士トレードする子、
お人形遊びのようにする子…。
そういえば、うちの子も小さい小物大好きだもんな。頑張って良かったなぁ。
なんて感動してました。
私たちは後片付けをしてたんだけど、お迎えのママたちに「カワイイね」
「手作り品のご褒美のがいいね」などなどお褒めの言葉を頂き、
またまた頑張って良かったなぁ。と感動していると、
「ぎゃああああん!!!!」
と泣き叫ぶ園児の声。
慌てて声のする方へ向かうと、
「何よ!!こんな安っぽいものーーー!!」
とわめきながら、子供たちからクマを奪い道路に投げつけているAママ。
もう既に、3つくらい割られていて、
なにがなんだかわからないけど、大変だ!と3人がかりでAママを押さえつける。
園長も出てきて、全員で園長室へ行く。
クマを割られた子供たちは手当のために他の役員ママと別室へ。
Aママの言うことを簡単に言うと
「○○(亡くなった方のお子さん)のせいで、こんなチンケなご褒美になった。
それなのに子供たちがうれしそうにしてるからムカついた。
とりあえずウチにも一万円よこせ」
らしい。
毎年のご褒美だって、ほぼ100均の詰め合わせなのに…。
Aママが一人の子からクマを奪う。勇敢な男の子がAママにタックル。
Aママピザ杉で男の子ふっとばされる。2個目のクマ奪われる。
タックルを受け、キレたAママがもう一人から3個目のクマを奪う。
(ちなみにこの一連の流れがあまりにも早すぎて目撃者ママ何もできず。
私たちが到着して一緒に押さえつけてくれました)
子供相手に暴力をふるったことも、亡くなった方相手にズルイと言うことも、
一万円よこせとか、もう何もかもキチガイ過ぎてビックリ。
園長にのもすごい怒られてましたが、ブスーっとしてただけで全然動じてない様子。
そこで「お母さん方帰ってください。あとは園でなんとかしますから」
と言われ、退散したのでその後はわからず。
クマを奪われた子供たちはふっとばされたときに、少しすりむいていましたがなんともなく安心。
割れたクマの代わりに、陶芸ママの車にたまたまあったチビシーサー(彼女作)を貰ってゴキゲン。
その後、当たり前ですが、Aママは退園処分。
近隣の他の園も受け入れてもらえず、無認可保育園は高いからいやだ。と、
お父さんが亡くなった子の家へ凸して(多分「お前のせいだ」とやったんだと思う)
断られ→ファビョって庭破壊→警察→消息不明になる
と、お決まりの託児系話になりビミョーに解決。
クマを割られショックでしたが、その後役員ママ数人が陶芸を習いだしたりして、
最近菊練りが完璧になってきたので記念カキコ。
キチって奴は、どいつもこいつも!!
菊練り出来るようになったんだ・・・スゴイ!!
とにもかくにも関係者ご一同様に労いとなくなった方のご遺族にはお悔やみを。
キチママはそのまま奈落の底に沈め。