前半はくわしく書くのがしんどいので淡々と書かせてください。
妊娠中にウワキされた。
お腹の子のため再構築を決めたけど子供は駄目だった。
ウワキと氏産のフラバが1日に何度も襲ってきて、胃炎と不眠に苦しんだ。ハゲもできた。
夫は私のハゲを見て笑った。
やめてよと言うと「冗談だろオバサン」この頃から私をオバサンと呼ぶようになった。
家事をちゃんとして家をきれいにしてニコニコしていればいつか夫は戻ってきてくれると思ってた。
ある日夫が言った。
「なんでそんないつも暗い顔してんの?こんな家に帰ってこなきゃいけない俺の気持ち考えたことある?」
そのとき、夫が自分のことを被害者だと思ってるのがわかった。
夫は浮気した加害者ではなく、夫の中では「安らげない家庭のせいで、やむにやまれず外に癒しを求めた被害者」で、私は「夫を浮気に追い込んだばかりか、人生を束縛する加害者のオバサン」だった。
無理にニコニコするのをやめた。夫が何時に帰ってこようが先に食べて先に寝た。
家事は週末にまとめてやり、文句を言われたら「私だって働いてるんだけど?」で黙らせた。
弁当?コンビニの方がマシなんでしょ?アイロンくらい自分でやれば?靴?自分で磨きなよ。
異動願いを出して、皆があんまり行きたがらない残業バリバリの部署へ移った。
夫より帰りが遅くなる日も増えた。
「浮気か」と言われたがタイムカードのコピーを見せて黙らせ「自己紹介乙」と鼻で笑った。
なぜか夫は私をオバサンと呼ぶのをやめ、食事に誘ってくるようになった。断った。
私の心が離れたのがわかったんだろうね。
「結婚記念日に旅行へ行こうか」と誘ってきた。断ったら驚いていた。
「なぜ」と言うので「だってあなたと二人でしょ。お金かけてそんな苦行いやだよ。楽しみたいなら友達と行く」と答えた。
夫は心底びっくりした顔で「もう俺を好きじゃないって意味か」と言った。
「好きじゃなくなったら楽になったよ」と答えました。夫はなぜか涙目。
翌日離婚届をもらって来ました。
夫はゴネた。
「浮気であって本気じゃない」「ごめん、甘えてた」「これからの俺を見てほしい」
「私は見たくないです」とお断り申し上げ、
「浮気発覚からまだ3年経ってないから慰謝料請求だってできるんだよ」
「浮気相手ちゃんにも請求しちゃうよ」
と脅したら条件付きで離婚に同意してくれた。
条件は「再婚の可能性を残すこと」と「メールに必ず返事すること」OKした。
翌週から別居し、2ヶ月後に離婚届を出して他人になった。
しばらくは夫から長い長いメールが何通も来たけど機械的に「へー」「そう」の一言だけ返した。
返事は返事です。
一回会社に凸されて「再婚の可能性を残すって言った!」とキレられたけど、ファミレスへ誘導し、トイレ行くふりして逃げて「0.000000000000001%くらいの可能性なら残した」とメールし放置。
半年くらいでロミオはおさまり今は平和。
今思うとよくあんなに突っぱねモードが長続きしたなと思う。鬱の反動でハイだったのかも。
再婚の予定はないけど今はうさぎを飼って癒されてます。
貴女と うさちゃんがいつまでも幸せでありますように。