廚で
妹曰く
『アナタのご実家、調べさせていただきましたけど、まぁまぁ普通の
ところの様ね』
確かにウチは維新後本家と分かれた分家筋で親もリーマンですけど
ご先祖さんはゴニョゴニョ
『まぁ若干釣り合いはとれないけど宅の○○ちゃん(旦那)がいいって
言うならしかたがないわね(旦那は三男)』
正直唖然 一体どこの調査会社に調べさせたのやら(w
この話をウチの母親から聞いた京都の本家筋の親戚、ピクっと来たらしく
本家を仕切る叔母が『東夷に礼儀を教えてあげましょうか おーほっほ』
と(いやマジでw)おっしゃり、こりゃ結婚式ただじゃすまないなーと思っ
たら祝電披露やらスピーチやらでやってくれました。
京都の親戚筋はまぁ元公家さんばっかなんですが(当たり前か)横の繋がり
が強固なようで、名前を聞けば誰でも知ってるようなお名前がずらりと・・・
叔母曰く
『生半可な自慢は恥かくだけって田舎者には教育してあげないと○○(妹)
が苦労するでしょ。いい機会だわ。みみっちい自尊心粉砕しておきましょ』
と。京言葉でおっしゃるので迫力が(w
おかげで向こうの親、妹には以後高飛車に出ることはなくなったそうです
ばかなことしましたね~>姑
わざわざ地雷を踏まなくても。
>言うならしかたがないわね
若干釣り合いはとれないけど
若干釣り合いはとれないけど
イタタタタタ
「うちの嫁は元公家の家系で、親戚は~~~で、知り合いは~~~で」
と、廻りに自慢しまくりの罠。
妹夫婦、たまたま本家叔母がウチに来ていて、新婚旅行のお土産も
あるからとウチにプチ帰省したんですが。どういうわけかお姑もオマケ
で引っ付いてきました。
叔母のトコは某英国高級車に乗っているんですが、ウチは国産。
家に入ってくるなり
『まぁ お高そうなお車ですこと!宅はベンツですのよ○(妹)さんの
ご実家はなにかしらぁ?』
叔母の目付きが変わったのはその時でした。妹旦那は俯いちゃってました。
んで、言わなくても良いのにウチは○○藩の家老のうんたらくんたら
と、騙り始めたわけです。叔母はニコニコして聞いていましたが、ひっきりなしに
扇子で膝を打っています。
一通りお姑さんがしゃべり終わってから叔母がお姑さんに言いました。
『ああら、そう』
そして妹たちに向きなおし(座布団まで向き変えてましたw)
『つまらない話はもういいわ ○さん(旦那)○ちゃん(妹)
新婚旅行のお話聞かせて。あーもう肩こっちゃったわつまんない
自慢話で』
お姑さん固まってました
『ああら そう』
の後に
『バカらし』
と、聞こえるようにつぶやいてました。w
さらに最強だね!
京都の叔母最強伝説…
お茶の作法もメチャクチャですw)
ウチのおかんなんですが、やっぱ育ちなんでしょうねえ。ぽあーんというか
マターリというか、オトーリというか(苦笑)ちなみにおかんは元華族さんとこの分
家の四女です。そうですね、某あずまんがの大阪ですね。しゃべり方も
動作もそのまんまw
そんなわけでマシンガントークのお姑さんには対抗できないというか、敵対
するという事自体頭に無いようです。
『なんだかやかましい人ねぇ』とか言ってのほほんとしてます
父は当然のごとく苦虫噛み潰してます
叔母は礼には礼、無礼には無礼できっちりやり返す人なので、あの
お姑さん今度なんかしゃべったら、きっちり〆るとおっしゃってま
した。○○藩藩主の末裔もしっかりお知り合いだそうで。
まぁオイラ自身あんまし家柄とかそういうの気にしたこと無かった
んですが、世の中いろんな人が居ると思いました。
『家柄だけで食える時代はもうとうに終わったのよ』
叔母の口癖ですがまさにそうだと思います
ワロタ!頼もしいぞ、叔母さん。
そしてぎゅぎゅ~っと〆されて
ここで元公家さんにバラされてほしいわ。