それはそれは素晴らしい奴だそうだ。
高身長で高収入。優しくて、まさにお似合いだそうだ。
彼女は旦那の仕事を手伝っていて
俺と暮らしていた頃からは、考えられないほど
身なりも綺麗で、楽しそうにしてるらしい。
美容室にもいかず、服も買わず、彼女は我慢してた。
それなのに俺は、僅かに残った退職金を使って
自分の趣味の車やバイク、酒や洋服に大金を使ってた。
彼女に、服一枚すら買ってやらなかった。
彼女が、我慢してると知らなかった。
その居酒屋のマスターに、彼女の話を聞いてすると。
マスターも、彼女が、結婚してたのを知っていた。
知らないのは、俺だけだった。
その後、たまにいくスナックに行くことにした。
繁華街を歩いてると、見慣れた後ろ姿があった。
彼女だった。
隣には、多分旦那と思われる男もいた。
175センチの彼女よりも、ずっと身長が高くて
お洒落な落ち着いた感じの奴だった。
彼女と腕を組んで歩いて行き、俺がいこうと思っていた
スナックにはいっていった。
俺はかなり迷ったが
何を思ったか、彼女達が入っていった
スナックのとびらをあけた。
他のお客さんと、彼女と旦那の姿があった。
彼女は、俺と目が合うと、少しびっくりしていた様だが
すぐに目をそらし、旦那と談笑を始めた。
俺はカウンターの端に座ると
ビールを頼んで一人で飲んだ。
騒がしい他の客に混じって
彼女と旦那の話が聞こえる。
結婚式はいつにしようとか
旅行はどこにいこうとか
仕事の話だとか。
彼女はもう、俺の知っている彼女よりも、ずっと綺麗になっていた。
綺麗な髪、綺麗な肌、身なりの良い服、
左手の薬指には大きめの指輪が光り
別人みたいに楽しそうだった。
旦那はその彼女を、余裕たっぷりに受け止めている。
注文する酒も、安い焼酎ではなくて
ウィスキーやブランデーだった。
俺は自分が隅っこで、ビール飲んでるのが恥ずかしくなった。
酔っぱらうとクセが悪くなる自分が嫌だったが
本当に情けなかった。
彼女の、自信満々な挙動や話を聞くのが耐えられなかった。
俺はかなり酔っぱらって
彼女と旦那に話しかけてしまった。
随分、幸せそうですね～。
多分、こんな感じ。
すると彼女は向き直って
旦那に言った。
「旦那さん。こちら、前に話たと思いますけど
私が以前にお付き合いしていた、俺さんです。」ﾆｺﾆｺ
「俺さん、はじめまして！ダンナです！
俺さんには、うちの妻が大変お世話になったそうですね！」
旦那もニコニコしていた。
俺は訳がわからなかった。
何で二人して笑っているんだ？
俺は、二人して、俺に当て付けしてると気付くまで
時間が掛かった。
それから特に、大した話もしてないが
旦那は、彼女の肩を抱いたり
彼女も甘えたりして、俺はかなりムカついた。
が、俺にはもう何も出来なかった。
今頃、彼女と結婚していたのは
俺だったのに。
俺はたまらず店を出た。
彼女は最後まで笑顔だった。
俺と付き合っていたときに、毎日不幸そうにしていた
彼女はもうどこにもいなかった。
家に帰って数日すると
娘から連絡がきた。
それは、高校生になったら
お姉ちゃんの所に行きたいという話だった。
どうやら娘は、どこかで彼女に偶然あったらしく
今、俺と離れて親戚の家にいるのを
彼女に話したらしい。
それから彼女と娘は連絡を取り合い
娘が良ければ、自分の意思でどこにでも行けるようになったら
私の所に来てもいいよと話したらしい。
娘は、迷うことなく彼女を選んだ。
彼女の旦那も快諾したそうで
たまに三人で会ったりしてるらしい。
彼女は、旦那の家で仕事をして
娘の為に金を貯め、そこから娘の洋服やシタギを
買っているらしかった。
俺は毎月決まった額を、親戚に預けているが
俺に頼るどころが、娘はハッキリと彼女を頼っていた。
彼女にも嫌われ、娘にも嫌われた。
しかも全然知らない旦那の方になついてる。
自業自得だが、ここまで、俺はめちゃくちゃになると思わなかった。
私も今の彼女を大事にしようと心がけているよ。
1さんもまだ次の彼女を幸せにしてあげてください。
ありがとう。
でも今もう彼女つくろうとか思えないんだ。
俺みたいな屑が、また彼女つくってもな。
それよりも、娘の気持ちが向こうに行ってるのが苦しい。
次回作はもっと面白いものを期待します
本当の事だからそう言われてもな…
つい彼女に甘えてしまった
ちゃんとしてれば今頃
娘と彼女と三人で暮らせてたのに
まず「あの時こうしていれば」という幻想は捨てろ。
どうせ事件がなくても遅かれ早かれ彼女の負担の上に胡座をかき続けて捨てられてただろうに。
元嫁が浮気に走った原因は何だ？
家事育児丸投げだったんだろ？
この現状はお前のダメな所を幾重にも積み重ねた結果だ、一つ取り除いたところでどうにもならんと知れ。
次に迷惑にならない範囲で娘に何が出来るかを考えろ。
そして黙々と努力を積み重ねろ。
もちろん見返りなんて1mmも期待するな。
間違っても元カノには接触するなよ。
本当に反省出来たんなら会おうなんて思えないはずだ。
生活がキツくなったから、元嫁も働きに出た。
そこで働いてた男と浮気して出ていった。
元嫁と俺のお袋は折り合いが悪かった。
んで、喧嘩ばっかしてて、俺はお袋に嫁の言う通りにしてくれ
と頼んだんだが、お袋は聞かなかった。
俺は仕事しかしらないのでしてなかったから
元嫁に丸投げしてた、かな…。
ただ、それだけで浮気されたとは思わないが
他の理由が思い付かない。
俺自身は一生懸命働いてたとして言えない。
彼女には甘えすぎだったけど。
何にも言わないから大丈夫だと思ってた。
今は、彼女から娘を取り返したい。
他人の子供の面倒を親身になってみてくれる人なんて、なかなかいないですよ。
そういう人だったから、良い男と出会い結婚出来たんだと思います。
あなたにもチャンスはあったはずなのに・・・
でももう昔を悔やんでも仕方ないです。
彼女の幸せの願って、あなたも頑張って下さい。
あなたも幸せになれば、彼女も喜ぶと思います。
何回再婚しても無理だと思われる
見ていて辛い。
俺達だって、けっこう仲良かったし
うまくいってたのに。
彼女の心がそんなに早く他の男にいくと思わなかった。
しかも、俺は彼女に前メールしたとき
酔っ払った勢いで
お前みたいな女は最低だとか送ってしまった。
本当は俺だって、彼女にプロポーズするつもりだったのにな。
後で彼女に、プロポーズするつもりだったと言ったら
そんな嘘はいくらでも言えるよね。
と軽くあしらわれた。
状況は違うけど、男版彼女の立場に今の俺は近いかもしれんから、書いてみた。
①元妻は人格障害、警察沙汰も数知れず。昨年の夏に初めて医療保護入院となり、72時間後に退院。夫婦喧嘩が原因で、長女が児童相談所により一時保護（今は指導措置）
②人格障害の妻が暴れて、かつて住んでいた家の現状回復費用を保証会社から70万円の支払い請求
③二人目の子供を授かったが、本人の意向で堕胎。堕胎後、堕胎しなければよかったと後悔し暴れる。
④堕胎後にまた子供を授かりたいと言い子供が授かった。しかし、堕胎と高齢出産が祟り、今度はダウン症で次女が産まれてきてしまった。
1さんの人生と俺の人生比べて、やり直しがきくかどうか。
俺の場合、極めてやり直しがきかない状況になっている。八方塞がりだから、未来がなく、どうしようもない。
やり直すとしたら、家族諸共捨てるしか方法はなく、それはある意味誰かが不幸になることで自分が幸せになろうとすること、最近の長谷川理恵みたいな略奪愛、地獄に堕ちかねないパターンだ。
1さんは子供が既に大きいからやり直しがきく。
俺が昔いた品川区にある会社の社長は、60歳で若い奥さんもらって再婚し、子供が二人もいる。
だから、1さん次第。自分がやりたい仕事一生懸命やって、あなたが大切にできる相手を探して、今度は精一杯大切にしてあげれば。
俺は今32だけど、結婚とかそういうの当面はたぶん無理だわ。障害児と親から見放された精神障害者の面倒を見なくてはならないので。
38だよ。
堕胎の時に十分な休養もせず、結局子宮が元に戻っていなかったことも原因なのか、
遺伝子異常が生じてしまい、生まれて次の日にはダウン症と診断された。
俺の母親はこれ以上関与するのはやめろ、放置している彼女の親にきちんと話をするべきだと言うが、
彼女の親はまったく関与する気がない、というか、80歳近くの老人だから、むしろ介護が必要な人たちなんだがな。
ちなみに彼女は、医療保護入院の際には「心因反応」「人格障害」と診断されており、20代の頃の婚姻生活で元旦那からＤＶくらっていて、バツイチだったんだな。
危険なバラに近づき、俺は自らとげに刺されてしまった、そんなところだ。
大変だな。
何となくだけどわかる。
俺の彼女も元々鬱病で、俺と暮らしてから更に悪化したからな…。
娘の前では平静装ってたが
俺の前では、暴れたこともあった。
仕事はしてたけど、かなりきつかったと思う。
それも俺は蔑ろにしてたからな。
しかし、今の旦那と付き合ったら、十年悩んでた鬱病が
三ヶ月くらいで治ったらしい。
だから、スナックで会った時の彼女は
別人に近いくらい輝いていたんだと思う。
どうやって治ったかはわからんが
生活に余裕があると、やっぱ違うのかな…。
人格障害者と一緒になると、地獄に突き落とされる。状況的には境界性人格障害っていうスレみたいな感じになる。
1さんの彼女は本当にまともな人だったんだね。そういう、まともな人だった、それだけで、間違った相手を好きになったんじゃないから、救われるよね。見る目があるという証拠。
俺は、いつも自分が最後には相手を嫌になる。嫌になって、終わりにするための行動を取り始める。嫌になる理由も世間的にはごもっともだったにせよ、最後には女が泣いて捨てられる状況になる。
捨てざるを得ないのに、そのために女を最後には泣かせてきたから、別れを切り出す側もつらいのはこういうことなんだと思った。
泣かせないように別れずに気を使えば、たぶん前進しないだろうから、お互いに駄目になるだろう。
今回も子供がいるとはいえ、日々悩んでいるよ。親権の獲得が絶望的な故、失踪するほか人生のやり直す方法はないと思ってる。
1さんには頑張って欲しい、応援してます。
そうか…。
そう考えれば、ちょっとは気が楽なのかな…。
どれだけいい女でも、自分の娘の面倒を見てくれる
女なんていなかったわけだし
その点では、彼女には感謝してるよ。
出ていく前に、もっと話し合うべきだったなと思うけど
俺も頭にきて、嫌なら出ていけ！とか
言ったこともあるしな。
今思えば、俺は仕事以外何にもできないし
あの時期だけは、仕事すらもダメだったのに
俺一人で娘なんて育てられなかったよ。
今までだって、色んな人の手を借りて
やっとやってきたのに、俺一人で無理なはずだ。
そりゃ、むすめも出ていくかな。
彼女とやり直すのは無理だから
今は仕事頑張って、なるべく前向きに生きたいな。
おまえも頑張れ。
吐き出したかったらここに来てくれよ。
