聞いてみることにしました。
菊ちゃんのプランはこうです。
しばらく、愛子さんにメールのやり取りをしてもらい、早くて次の東京出張にあわせて
食事をセッティングする。
指定した服装で待ってるところへ、絵里ちゃんが旦那さんの携帯へTEL。
つながらない場合、または着信拒否の場合は、子連れの菊ちゃんを
向かわせて旦那本人か確かめるべくバッティングさせるw
菊ちゃんバッティングは、本人確認の最終手段みたいで。
それまでの間、できるだけPCもしくは旦那の携帯からメールや
サイト内メールの記録を可能な限り保存し、証拠を押さえるべき。
ということで、次は実行日のことを書いていきます。
子供の寝かしつけに入るので、また後ほど。
愛子さんはサイトメールを通して旦那に返信し、うまく会う予定を取り付けました。
その日、旦那は出張w
当日、現地には愛子と菊ちゃんが対応しました。
夜。待ち合わせ場所にきた旦那を動画で撮影する愛子。
菊ちゃんは息子君とスタンバイ。
待ち合わせ時刻の5分前。
指定した服装の男が到着。
愛子から電話があり、すぐ旦那の携帯にかけました。
道路向かいからカメラを構えて様子をうかがってた愛子は、男が携帯に出るかと思いきや、おもむろに胸ポケットに手を入れて着信を切ったところをバッチリ目撃。
私からの着信に出ることなく、留守電にされましたw
そこで、菊ちゃんの出番。
子連れで偶然を装い、男に話かけました。
菊「あれ! 石川君じゃない?」
旦那「!?」
菊「久しぶりだねえ。なに?出張かなにか?」
旦那「ぇ、ぃ、ぁぁ~。そうそう。今週末までね。そうか、菊ちゃんはこっちに住んでるんだっけ」
菊「そうそう。今からご飯食べに行こうと思って、ダンナと駅前で待ち合わせ~」
旦那「そ、そう。んじゃ」
菊親子「ば~いば~い!」
本人確認、終了。
この日は用がないので帰っていただきました。
はよはよ!!旦那の運命やいかに…!!
ご期待下さい
そこで、菊ちゃんと愛子から残念な報告を受けた私は、ガクンと落ち込みました。
動画もみた後、しばらく考えるのも嫌になりました。
「一応、本人とわかったからには、個人的にはガツンと懲らしめたいよね」
と、菊ちゃんと愛子は奮起してました。
私が落ち込んでるあいだ、二人は引き続き動いてくれてました。
愛子は旦那とメールを続け。
菊ちゃんは、サイトに登録して情報収集していたようです。
そして数日後。
私は決定的なものを見つけてしまいました。
菊ちゃん情報で旦那のパスワードを入れたうちの一つがヒットし、
旦那のサイトIDにアクセスできたのです。
なんとパスワードはサイトで知り合った女性。
この女性。こともあろうにサイトで作成できるサークル掲示板に旦那との関係をのろけまくってたそうで。
菊ちゃん、しっかりログを保存してました。恐るべし。
つづきはよ
しかしながら、はよ!
愛子のメールはとりとめのない内容の中に、それとなく好意を滲ませる内容で、こんなにメール上手なのに、なんで彼氏できんのやろ。
と思う程でした。
一方、もう一人の女性とは、
きわどいを通り越して、エ□メール全開でした。
これらをめまいしながら保存。
こん時、もう既に旦那に対する想いは欠片も残ってなかったですね。
結末はよ!
すんません。
私はある日、決心しました。
離婚してやる! と。
でも、証拠は集めた。
これらを突きつけるだけじゃ収まらなかった私は、二人に相談しました。
あいつをギャフンと言わせたい!
菊ちゃんは渡りに船。
と言わんがばかりに快諾。
愛子は、私の身体を心配しつつ。OKしてくれました。
ただ、二人とも同じことを聞きました。
後悔しない? と。
私は、やらない方が余計辛い。
と言いました。
ブラックメールごっこしよっか。
と。
ロンドンハーツのあれですね。
大まかなプランは、
決行日。
飲みに誘われるふりして個室付きの居酒屋を予約。
そこに、隠しカメラを仕込み、二人の様子を撮影。
居酒屋を出た後、ホテルの部屋で待ち伏せ。
シャワーを浴びてる間に愛子と私をチェンジ。
ベッドに入ってあらびっくり。
というシナリオ。
どうせなら、スカッとネタにできる位のことをやろうって話になってこうなりましたw
後で必ず救出するとはいえ、旦那のセクハラ攻撃を受けるわけで。
私も菊ちゃんも旦那とは面識があるので、可能なのは愛子だけでした。
私は、愛子に聞きました。
愛子は、大丈夫! といって笑ってくれましたが、とても心配でした。
今実家なんですが、母が警備会社に電話中。
落ち着いてからでいいよ