Aさんのところで書類を見ながら二人で話してて、
区切りがついて
「そろそろ帰ろう。お疲れ」
なんて言って立ちあがった瞬間に倒れた。
こっちに倒れてきたから咄嗟に受け止めたんだが、
その様子が明らかに異常。
両目が斜め上を向いてて、
体は脱力してるのに右腕だけを上下に振ってた。
顔は無表情というか…弛緩した、なんともいえない表情だった。
ただの立ちくらみじゃない、ヤバイと思って「Aさん!」って何度も
呼んだのに返事はない。くぐもったような、変な声を出してるだけ。
残業してた同僚も集まってきて、
尋常ではない様子なので救急車を呼んで
その場の流れで私が一緒に病院まで行った。
で、脳塞栓と診断されて緊急入院。
Aさんは無事に回復して社会復帰しました…と言いたいけど。
脳の損傷範囲が広すぎたらしく、
植物状態になって最後は肺炎で亡くなった。
お見舞いに行ったが、本人の状態も
家族の苦しみも、見ていて辛かった。
そういう状態で何年も生きながらえる人もいるから、
長患いすることなく1カ月弱で亡くなったのは
不幸中の幸いだと、個人的には思う。
奥さんが話してくれたんだけど、
Aさんは心房細動という不整脈(長嶋監督と同じ)の持病があり、
血栓ができ ないように薬を飲み続けなければならない人だった。
でも仕事が忙しくて受診できないことも多く、
飲んだり飲まなかったりだったらしい。
「私がもっと、ちゃんと病院に行くように言っていれば」
って後悔する奥さんになにも言えなかった。
過労死ではないけど、仕事に殺されたってことなのかな…
長文失礼。みんな、健康には気を付けてください。ほんとうに。
>でも仕事が忙しくて受診できないことも多く、
>飲んだり飲まなかったりだったらしい。
結果的に命よりも仕事優先する形になっちゃって結局死んでしまったら、
何のために一生懸命働いてるんだろうってなんか切なくなってしまうね
俺の友人も1、2週間くらいずっと風邪気味で、
仕事で忙しくて病院なかなか行けなかったけど
さすがにちょっとしんどいな、病院行ってツタヤで
DVDでも借りて安静にしとくかって思って
医者の診察を受けたんだけど
そしたらなんと急性白血病で即入院、
そっから抗がん剤や放射線治療で
大変な闘病生活を送ることとなった
幸いまだ20代前半で若く体力あったり、
兄弟が多くて移植がマッチしたから回復して退院できたけど
闘病中は全身の毛が抜けてったり、四六時中吐き続けたり、
胸に穴開けたり、点滴打ちすぎて腕が黒くなって
血管がもはや分からなくなってたりしてて
本当に大変そうだった
またあれを経験するなら死んだ方がましかもしれん、とまで言ってた
その友人も健康であることは素晴らしい、
健康な体があればなんでもできる!って言ってるよ
やっぱり健康第一だよね何事も。
何度も呼んだり同僚が集まってきて
これは尋常じゃない、とかってやらずに
即救急車を呼んでいればそこまでいかずに
軽く済んだ可能性が高い。
今更そんなこと言って何になる
後の兵士達の為に。