これ以上があってたまるかなんだけど、
ご臨終寸前だった舅に姑がトドメをさした。
タヒ因は違うと思うけど、あれは姑がトドメを刺したわ。
いやいや違うよね。
医者や看護師が普通止めない?
早かれ遅かれご臨終だったと思うけど、トドメ刺したのは姑だわ。
入院してた舅が危篤状態になったので来てくださいと連絡あって、
慌てて行ったら付き添ってた姑と義姉さん以外では私が一番早かったのよね。
そんなにしっかりと義実家とお付き合いして
なかったから居づらかったけど、夫が間に合わなかったときには
私が対応しないといけない事もあったから、そのまま状況を見守っていたら、
だんだんと舅の息があがってきた。
小声だけど割とはっきりした声で「良い人生だった、ありがとうな」って。
それを聞いて義姉さんが泣き崩れて、姑が舅の肩をつかんだかと思ったら
「こぉの偽善者がぁ!!なにが良い人生じゃあ!
こぉのあほんだらがあ!!」って叫びながら舅を揺さぶった。
本当はもっとなにか言ってたんだけど聞き取れなかった。
そうしたら心電図モニターが警告音ならして平らになった。
それを見て看護師さんが姑を取り押さえて、別の看護師さんが医者を呼びに行って。
すぐにお医者さん来たけど、蘇生というより最終確認だったわ。
長年連れ添った夫婦はわからんな
うちの義母を看取ったときはアラームなったら蘇生処置したよ?
姑が取り乱してたから一人はそちらにかかりきり。
姑は取り乱したままだったから別室に連れていかれて、
義姉さんは舅の今後についての説明を受けたから、私が姑の方の担当みたいになったけど、
別室で看護師さんに宥められてながら姑が泣きながら
「苦労しか掛けなかった癖に最後に勝ち逃げしやがって」みたいな事を言っていたのが
凄い怖かったというか、一体なにがあったのか、
そしてどうしてこんな時に言い出したのか怖かったわ。
我が家はお正月とお盆ぐらいの付き合いだったから、
込み入った事情は私は聞いてなかったんだけど、後で駆けつけた夫に事情を説明したら、
舅はいわゆる「飲む・打つ・買う」で散々遊び倒した人で姑がかなり苦労してたんだそうで。
借金取りが乗り込んで来たこともあったし、外に女性を作って生活していた時もあったって。
舅が手を上げることも何度かあって、話を聞く限りではDV夫とデモデモダッテ妻だったみたい。
…もう今更なんだけど、これ結婚前に聞いてたら結婚してなかったわ。
その後あっという間に体を壊して亡くなったから、
姑本人から真相を聞くことは出来なかった。
けれど義姉さんから漏れ聞こえる話だと、
病院に入院したときに、動けないことをいいことに
延々と耳元で過去の恨みを吹き込んでいたみたい・・・。
そこまでして離婚せずに一緒にいて幸せだったのかなあと思うけど、
そこは人それぞれだし、昔の夫婦だから我慢しちゃったのかもね。
子供がいたから離婚出来なかったと言う言い訳で逃げなかったクチなのかもね。
そのことにビックリだわ。
年取って昔より丸くなったとも言ってたかな。
うちは夫があまり義実家と関わらないスタンスだったけど
こう言うこともあってだったのかもね。
夫はお酒も飲まないし、趣味がミニカー集めのおとなしい人です。
趣味もお小遣いと常識の範囲で、レアでなければ子供が触っても怒らない。
舅の話を聞いて少し心配したけど、今のところ全く問題ないよい夫です。
でも義実家が相当爆弾抱えてたみたいだし
結婚前にそれを知らせてなかった事もちょっとねえ。
内情はもっとドロドロしてたのかもな。