なので、トメ父が最近急にボケたからトメが足しげく実家通いをすることに文句を言えない。
が、嫌味は言う。ものすごく言う。これでもかってほど言う。
真に受けて自分を責めてばかり。
夫からその話を聞いてはいたけど、この週末で義実家に遊びに行って目の当たりにして
本当にびっくりしたよ。
トメ実家に散々お世話になったくせに、トメ父がボケて財産を使いすぎたり騙されたり
するのを恐れて自らトメを管理に送り込んだくせに、こんなに卑しい男だったのかって。
80も過ぎたら回りに迷惑かけずに死ぬのが自然な姿だとかいっときながら
自分は全身の部品を取り替えてでも100までは死ねない、世の損になるとか平気で言う。
マスオさん状態だったから(別居だけど)、ざまあみろ俺の天下だとか思ってるのがありあり。
「80まであと15年ですね、楽しみにしてます」
と無表情で言ってしまったよ。
そのまま、介護の愚痴ひとつこぼせないトメさんに(必ずウトがバカにする&責める&全否定するから)
「お義母さん、愚痴なんていくらでも言っていいんですよ、ここでも、 向 こ う で も」
その言葉に硬直したウトは放っておいて、トメさんから誘導尋問的に実家での愚痴を引き出してみた。
頑張りやさんのトメさんは、本当に本当にひたすらに頑張っていた。
いつ寝てるの?って感じで、私も夫もボーゼンとするような生活を送っていた。
それでもトメさんから出てくる言葉は、愚痴って言うか、弱っていく父を見ていく悲しさとか、
やるせなさとか、そんな感じ。つらいとかもうやだとかそんなんじゃないの。
私も夫もただただ労い、敬い、手伝えないことや知らなかったことを詫びた。
ウトがなにか喋っても即シャットアウトした。
久しぶりにスッキリした気持ちになれたらしいトメさんに
「ね、愚痴って無駄なことじゃないですよ。おじい様も心配してるでしょう。
あちらでもこんな風に ど ん ど ん 色 々 話 し て い い ん で す よ」
卑しくて尊大なくせに小心者のウト、急におじい様の昔の栄光を褒め称え始めたよ。
あんたじゃあるまいしトメさんがウトの悪口まがいの愚痴を実家で言えるわけないでしょバーカ。
なので夫がお正月にはこそこそっとトメ弟(あまりにも遠方住まいで実情に疎いらしい)の耳に
あれこれ入れる予定だからねー!
下の世代(私たち)は上の世代(ウト)に逆らえないものとなんでそんなに思い込めるのか不思議すぎ。
まず自分がその思い込みから外れてるくせにねえ。
乙です!スカッとした。
ほんとに糞なウトだなー
トメさんはそんなウトでも好きなのかね。
まあ、トメさん大事にしてあげなされ。
このままじゃその糞ウトの介護だってしちゃうだろうからさ。
もっと、老後の人生楽しませてあげたい。