全壊といっても全壊判定が出ただけで、家の形は保たれているしすぐに修繕しなくても住めるレベル(判定基準が謎)
街中で津波も全く届かない、比較的被害の少なかった地域なこともある
転勤で賃貸に出したので、今の我が家は飛行機の距離
義援金は当然うちには1円も出ない
被災した土地に住民票をおいてる人しか、義援金を貰う権利がない
自腹を切って数百万円で修繕を手配した
正直かなり痛手だったけど、被災地にいる人の苦労に比べれば安いと思った
震災の日から家賃の支払いも無かったが、当然借主に請求もしなかった
ある日、借主から加算支援金の申請をしたいのだが大家の許可がいるから、許可をくれと電話が来た
調べてみたら、倒壊した家屋の修繕にあてるためのお金を申請すれば数百万もらえるとのことで、大家の許可がいるんだそう
そして大抵の場合、うちのような被災地に住んでいない大家が、借主にかわりに申請してもらって修繕費にあてるケースが多いそう
そのためにわざわざ電話をくれたのか、うちのような遠くに住む大家にも修繕費を保証してくれる制度があったのかと有り難く思った
のは、最初だけ
修繕のために貰えるお金なのでは?と聞いても、修繕はこっちでやりますと言う
いや、あんたの家じゃないから勝手に修繕すんなよと
というか、安いお金で簡単な修繕されても困る
いずれ定年したら戻るつもりの我が家なんだから
みたいな事を伝えたが、ふじこふじこになってた
仕方なく、飛行機で出向いて話し合い
修繕費ならすでにこちらで手配したから新たに支援金を申請する必要はない、本当に困っている人達に回すべきお金だから申請はむしろするべきではないと伝えた
むしろ本当に困っているのは突然数百万出費しなければならなくなったうちの方だし、うちと同じケースでは借主が支援金を大家にかわって申請してくれるものみたいなんだけどね、何百万も義援金もらえたなら家賃払えよ、と喉元まで出かかったが我慢した
すると借主は激昂
貰えるお金は1円でも多いほうがいい、遠くに住んでる大家さんは懐をいためなくて良いですねと言ってきた
数百万払って懐いためてるっつんだよ
借主のがめつさにドン引きした
ちなみに借主は40手前の独身の女と、その母親だった
そちらがそういう態度なら家賃請求するしそれが嫌なら出て行ってください、と旦那がピシャリと言ったらもっとファビョってしまい話にならなくなったので、帰った
飛行機代も馬鹿にならないのに…
その後も出ていかないとずっと粘っていたがようやく出ていったので、不動産屋にもう少しちゃんとした人に貸すように懇願しておいた
被災した人は本当に大変だったと思うけど、借主のように暮らせる家が倒壊することなく残って普通の生活を送っているにもかかわらずたんまり義援金もらって払える家賃も払わないような人間が存在する事が、私的には衝撃だった
助け合いとか絆って、そういう事じゃないと思う
646 :名無しさん@おーぷん 2015/10/04(日)12:02:56 ID:l4g
私からもまともな人が借りてくれることを祈る
647 :645 2015/10/04(日)12:07:15 ID:MLH
家や財産を失った本当に苦労された方が沢山いると思います ですが、一定数この借り主のような被災者が居ることが現実なんだと思います
全国から集まった義援金は、こういった人たちの貯金や旅行や買い物の費用に回っていると思うと今でも腹が立ちます
本音を言えばうちにも修繕費だけ保証してほしいものです…