1:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:42:42.98 ID:LAubAW7I0
2ヶ月くらい前にVIPにスレ立てたんだけど
そのときメッチャ忙しくなってしまって
途中で書けなくなってしまったんだ
今回は最後まで書ききろうと思う

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1320939762/
2:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:43:39.36 ID:LAubAW7I0
スペック

俺(ここからはTとしとこうイニシャルは適当だ)
36歳 
中肉中背 ゲームお宅 自営業 

旦那
36歳
めっちゃイケメン 幼馴染 小中と同じクラス
嫁子にまったく頭が上がらない 

嫁子
36歳
めっちゃ美人 純正日本人だけどハーフみたいな顔
36なのに年を取らない化け物
男みたいな性格
(何回コンビニで生理用品買って来いってパシらされたかw)
中学校同じクラス


20歳 大学生 身長165センチ 体重4? 
ハイパー美人(両親のいいところだけもらってる感じ)

5:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:47:53.15 ID:LAubAW7I0
前書いたから
もしかしたら覚えてる人もいるかもだけど
2ヶ月前だから初めから書いていくわ
書き溜めも多少あるからそこまではサクサクいける
6:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:48:47.55 ID:LAubAW7I0
俺、旦那夫婦は地元に居て娘は大学で東京行ってる
俺と旦那夫婦はかなり仲がよくて合鍵とかもらってる仲
娘が小さいころから良く家出入りしてたから、
俺の中でも妹のような娘のような
そんな気持ちで接していたんだ

娘が高校3年になって進路がきまるとき
東京行くのは旦那と俺猛反対www

7:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:50:18.92 ID:LAubAW7I0
旦那
「地元の大学いきなさい」
俺 
「そうだそうだ!」

嫁子
「あんたたちうるさい!
娘が決めたんだから娘の意思を尊重しなさい!!!」
旦那
「変な男にひっかかったら・・・」

「そうだ・・そうだ・・」


「大丈夫だよパパ、Tちゃん」

「私ずっと好きな人いるもん」
旦那俺
「ええええええええええええええええええええええ」
旦那
「誰だそいつは。つれてこい」
杀殳人しそうな顔だったwww


「さみしーのーさみしーのー」

「大丈夫。片思いだから」 
旦那俺
「ふぅー・・」

8:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:51:46.31 ID:LAubAW7I0
嫁子
「そういうことだから娘は東京の大学行きます」
「Tは結構出張で東京いくよね?」

「月4,5回かな」

嫁子
「私たち仕事もあるしちょくちょくは行ってられないから、
行ったら娘の様子見といてよ」

「OK」
旦那
「娘の一人暮らしの家には泊まるなよ」

「とまらねーよw」

12:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:52:52.21 ID:LAubAW7I0
旦那
「お前は変人だからだ。泊まったらコロス」
俺 
「ちょwwwwwwだからとまらねーよ」
嫁子
「いいじゃん別に。Tなら安心でしょ」
旦那
「絶対だめ」
嫁子
「T別にいいからね~」
旦那
「絶対許さん!」
嫁子
「おい旦那私が言ってることが聞こえないの?」
旦那
「たまに泊まるのはいいだろう・・・」


「よえええwwwwww」

14:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:54:31.95 ID:LAubAW7I0

「まー東京行ったときは娘の所に顔出すよ」
「飯でも食いに行こう」

「ラッキー」
旦那
「泊まるときは絶対連絡しろよ。それと手だすなよ」

「だすわけねーだろwww」

これが3年前の話

17:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:55:46.94 ID:LAubAW7I0
それから俺は出張のたびに娘の様子をみるついでに
飯食ったり買い物したりとしてたわけだ

去年の1月に彼氏も紹介されたりした
あれ片思いの男は?とも思ったけど
その辺は触れずにねw

20:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:57:21.72 ID:LAubAW7I0
決着付くまで書くには今日じゃ終わらない
気長に読んでくれ
24:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:59:45.22 ID:qc+yJRsG0
了解
romってこっそり読んでます

一つだけ質問なんだが、この話はhappy end?

26:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:01:31.49 ID:LAubAW7I0
>>24
秘密w
おち言ったらおもろくないだろ
21:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:58:17.16 ID:LAubAW7I0
今年の6月か7月
(おっさんだから記憶が曖昧www)

娘と飯を食った帰り道

「Tちゃん私、彼氏と別れたんだ」

「そうか・・いい奴そうだったけどな」

「でもなんで?仲よさそうだったじゃん」

「まさか旦那にばれたかwwww」

娘ずっと俯きながら

「うぅ・・・グスン」

「どうした泣いてたんじゃわからないぞ」

23:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 00:59:24.03 ID:LAubAW7I0

「片思いの人が忘れられないんだ・・」
「すごく良い彼で、
付き合うときも必タヒにアピールしてくれて
この人だったら忘れられるかな?って思ったんだけど」

「その人がどうしても忘れられないんだ・・・」


「お前アホかよwwwwwwwwww」
とは言えず

「そうか」
「その片思いの奴には気持ちつたえたのか?」

25:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:00:48.37 ID:LAubAW7I0

「無理!絶対言えない!」

「何でだよ?わけわからんなー」
「好きなら言えばいいんじゃね?」

「絶対無理なの」

そいつ結婚でもしてんのか?
とか考えて見たりして


「そうなのか・・
でも前の彼氏のためにもそこは伝えないと
前の彼氏が浮かばれないだろ」

「うん・・」

「まーいえたら言えばいいさ。
人の出会いなんて一期一会なんだから」

あってるのか?www


「うん・・・」

28:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:02:28.20 ID:LAubAW7I0
8月下旬 
二人で映画見て飯食った帰り道


「そういえば、娘」
「片思いの奴には言えたのか?」

「言えてないよ・・」


「そうか」
「でも、言わないと何もはじまらないじゃん」
「無理な理由は分からないけどさ、
娘が本気で言えば 相手も本気で答えてくれるだろ」

「ずっと今のままより上手くいってもふられてもさ、
本気でぶつかって前進んだほうが良いんじゃない?」

今思うと酔っ払ってたとはいえ
恥ずかしいなwwwwww

30:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:03:37.34 ID:LAubAW7I0
その話をしたあとは娘はずっと俯いてた
俺は余計なこと言ったかなと思いながら
「娘どうしたうんこか?」とか
デリカシーの無いことを聞いていたのであった・・

そしてしばらく歩いていると
娘の住んでるマンションに到着

32:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:04:20.03 ID:LAubAW7I0

「ついたぞ」

「・・・」


「どうした?俺余計なこと言って悩ませたか?」
「ようするにそいつにぶち当たって上手くいけばhappyだし
ダメなら次行けって事を言いたかったわけだ」
「OK?」


「うん・・・」

「そうか、分かったならはよ家入れ」
「ここにいると蚊に刺されるwww」

「うん・・じゃーね。次はいつ来るの?」

「来週になって見ないと分からんから
またメールか電話するわ」

「わかった。おやすみ」

「おやすみ」

35:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:06:29.83 ID:LAubAW7I0
サヨナラして振り返って2,3歩あるいたら
後ろから


「Tちゃーん」

「ん?」

振り返るといきなり抱きつかれ


「ん?ん?ん?どうした?ん?ん?」
かなり動揺wwwww


「私Tちゃんが好き」

「ん?ん?ん?」

「私Tちゃんが好き」

10秒くらい時が止まった

41:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:09:37.60 ID:LAubAW7I0

「ええええええええええええええええええええええええ」
「無いだろw無い無い無い無いwwwww」


「私勇気だして本気で言ったんだからね」
「さっき言ったよね?
本気でぶつかれば相手も本気で答えてくれるって」

「う・・・言ったかも?」

「絶対言った!」


「でも俺と娘じゃとs」

「年の差なんて関係ない!」

「関係ないって言っても15だぞ、
それにお前は旦那と嫁子の娘だし」

「それも関係ない」
「もしパパとママの子供じゃなかったら
付き合ってくれたの?」

「むぅー・・・」
「これで付き合ったら俺、旦那にコロされるぞwww」

「ほら!そんなに笑ってて
本気で答えてくれないじゃん」

この辺から娘泣き出す

44:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:11:09.71 ID:LAubAW7I0

「グス・・ほんきで・・こ・た・・えてよ・・」
「その結果ダメだったらあきらめる」

「わかったわかった」
「ちゃんと考えるから泣くな」
「でも今は無理だ。なぜなら俺は酔っ払っている」
「これじゃ本気で考えられないからちょっと時間をくれ」

「どのくらい?」

「そうだな次来るときまでに考えとくよ」

「わかった。じゃ来るとき決まったら電話してね」

「ほいよ。じゃ家入って風呂入って寝ろ」

「うん!」

最後の「うん!」めっちゃいい笑顔だったな
なんか長年のつき物が取れたような顔してた
そして俺はその場で5分くらい考え込んで
そうだ夜のお店でもよって帰ろうと思い
帰宅したのであった

33:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:05:27.59 ID:WSVw+sv80
娘が誰に似てるか教えてくれ!!
イメージしたい!!
36:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:07:11.63 ID:LAubAW7I0
娘はRIOだっけかなハーフの子
それにそっくりだ
40:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:08:20.24 ID:WSVw+sv80
>>36
サンキュー!イメージ出来た!!
48:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:12:31.54 ID:LAubAW7I0
9月上順
この一週間俺はタヒぬほど考えた
付き合ったらあれやこれやするのか!
いやお前は娘のように思っていた子と
そのような事をするのか?
などなどいろいろと

まー一番は旦那と嫁子だよな
この話を知っただけでもコロされるwww
ましてや付き合ったとなったら
俺はミンチにされて犬のエサだろう・・

そんな事よりも
あの二人とギクシャクするのが辛い
あの家族を俺が壊してるようで
シニタクナッタ・・・

タヒぬほど考え抜いて1つの結論を出して
娘の元に向かったのだった

50:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:13:28.54 ID:LAubAW7I0
その日は外食じゃなくて
娘の家で手料理を作ってくれるって事になっていた

娘は顔もいいが料理もかなり上手い
両親の育て方が良かったんだろうなー
俺もたまに夫婦の家で晩飯を作ったりしていた

娘が中学生くらいには
俺が作っていると娘が手伝ってくれたりしていたのだ

53:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:14:38.68 ID:LAubAW7I0
俺はソワソワしながらソファーに座っていると

「Tちゃん何ソワソワしてんのよw」

「別にソワソワなんかしてねーし。つうか余裕だし」
とか訳のわからない事を言っていた


「ならいいけどwもうすぐできるから待っててね~」
「あ、先これ飲む?」
そこには俺が大好きな芋焼酎が・・

この間の返事するのに飲んでいいのか?と
一瞬戸惑ったが

「あざーす。ごちゃんでーす」
と飲み始めてしまった

55:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:15:46.35 ID:LAubAW7I0
しかしこの日は緊張してたのか全く酔えない
36のおっさんが何緊張してんだよと思ったが
しゃーないよねwww

そんなことを考えているうちに夕飯ができてきた
ビーフシチューーに生ハムサラダ
娘の手料理を食べるのは久しぶりだったが
めっちゃ美味かった


「おぬしまた腕をあげたな」

「そう?うれし~な~」

「うむ。美味である」

「何その話し方www」

後は大学の話とか昔の話とかしながら
夕飯終了
ついに返事をするときがきたのである

57:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:16:51.37 ID:LAubAW7I0
食器を洗っている娘の後姿を見ながら
いつ言おうかもう心臓バクバクですよ

めっちゃ落ち着かないで居たら

「そんなにソワソワしないでよw」
「私が緊張するじゃんか~」

「だっていつ言って良いかわかんないんだもんwww」

「聞くから今言って」

「わかった。今から言う」

58:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:17:54.92 ID:LAubAW7I0

「やっぱりお前のことはそういう目でみれない」
「俺にとってお前は娘であり妹であり家族なんだよ」
「ずっと思っててもらって嬉しいけど付き合えない」
「旦那と嫁子にも悪いしさ、15差だぞ」
「お前にはもっといい相手が見つかるとおm・・」

この辺まで喋ってたら
パシーーーン
思いっきりひっぱたかれました

娘よお前は嫁子にそっくりだなww
口より先に手が出るところ似すぎだろとか思っていたら

61:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:19:00.15 ID:LAubAW7I0
娘涙目に一杯ためながら


「Tちゃんは卑怯だよ!
家族にしか思えないなんて
そんなの理由にならないじゃん」


「またパパとママの事言うし・・
そんなんだったら私
パパとママの子じゃなければよかった」


「娘それは言っちゃダメだ。
あいつらがどれほどお前を愛して育てたか」

「旦那はお前のじいさんに
絶対高校だけは出ろって言われて
働きながら夜学でて育てたんだぞ」

「嫁子は16でお前生んで
ここまでずっと愛情もって育ててくれたんだぞ」


「わかってるよ!
でもそのせいで私は好きな人に
一人の女の子として 思ってもらえないじゃない」
「こんなの辛すぎる」

ここから号泣
俺何も言えず焼酎ちびちび飲んでた

62:名も無き被検体774号+2011/11/11(金) 01:20:00.31 ID:7NwJ+yCA0
恋って辛いんだね

PickUp!