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:中津川 ◆jIzn4ThRRKxt2011/03/28(月) 20:41:25.26さすがに我慢の限界でした。
即電話してロ論になりました。
「いい加減にしてくれ、お前がなにやってるか知ってる」 って言っちゃいました。
嫁は一瞬だけ動揺してた感じです、でもすぐに取り直して聞き返してきました。
「何言ってるの?私が何したの?」 って、それで俺切れました。
「中津川」の件を話しました。
そうしたら、嫁が、 「あなた誤解してる」 って言うんです。どこが誤解なんだって話です。
でも、嫁は 「わかったから、すぐに帰る」 って言いました、またたぶん俺を丸めこむ算段をしてるんですかね。
もう俺、全部話しちゃいそうです、ミンミンのことも全て、我慢できませんよ。
ごくり
嫁は毎日帰りが遅くて何をしてるんでしょう?我慢の限界です。
もうミンミンが言う通りに、さっさと離婚したほうが楽かもしれません。
俺はこんなに辛い思いしてるのに、悲しくて辛くて我慢できませんよ。
ミンミンに電話します。
俺が「中津川」の話したらすぐに帰るって、こんなのもうどうしようもないぐらいアウトじゃないですか。
頭に血が上ってどうしようもないです、ミンミンに電話したのに出ません。
なんとかして欲しいですだれか。
問い詰めるの?
今、ミンミンから電話がありました、ミンミン絶句した後でもう俺のことボロカスでした。
それで、 「中津川って聞えたってことと、最近あまりにも毎晩帰り遅いことで、「理屈じゃなくて感情で攻めろ」 って言ってます、 「具体的なことは何も言うな、絶対」 だそうです。
「口で負けたら素直に謝れ」 って言ってます、でも無理っぽいけど我慢ですかね。
あーあ、もう今日明日に勝負付けなきゃ潜られるぞ。
ミンミンがどんな証拠つかんでるかだな。
ミンミン可哀想に
せめて録音ぐらいしろよ。
それとミンミンのことは絶対に話すな
録音なんて無理ですよ、携帯で出来ますか?
出来るなら準備します。ああ短い時間の動画で録音ですよね。
もちろんミンミンのことは話しません、嫁怒り狂っちゃいますから。
行ってきます。
でも、俺が電話してすぐに帰ってこられるんなら毎日早く帰ってくればいいのにって思います。
そして、妻が家を出て行くって展開。
外に出たら、速攻で間男に連絡して落ち合うってところか…
目なんて吊りあがっちゃってて、それで俺のこと睨みつけて言いました。
「あのね、あなた変な勘ぐりやめてくれない?」
「なに言ってるの、私が浮気なんてするような安い女だと思ってるの?」
「早く一戸建て買いたいから毎日遅くまで頑張って仕事してるのに」
「いい加減にして!」
「そんなに心配なら、毎日私についてきたら?仕事やめたら許さないけど」
もうこんな感じで、口をはさむ隙もありません。
嫁のこんな一面を、俺はこれまで見たことがありませんでした。
もうびっくりして何も言えなかった。
やっと少し嫁の怒りが収まったころ合いを見計らって、必タヒで「中津川」について追及したら、また火が付きました。
「あなた、それ確かに聞いた?絶対に中津川とかって言ってた?自信ある?神に誓って?そう言える?」
「もしそれがあなたの聞き違いとかだったらどうするの?」
「絶対に中津川だった?」
もうはっきいり言って、何にも言えませんでした。
嫁の剣幕に押されまくって。
なんかかえって、覚めてきちゃいました、怒り。
しかたがないから、しどろもどろに謝りました。
そうしたら、嫁、 「あなたが心配なのは分かったから、少し早く帰る」 って言って、今日ももう家にいます、きのうからの不機嫌は直ってませんけど。
だから、嫁が風呂入ってる今とかじゃないと、なかなか書き込みできません。
もうなんか嫌になってきました、ほんとなんかな~て思いますよ。
生きてたか、後はミンミンに任せるしかないな
なんとか生きてます。
しかしもうやりきれませんよ、なんか同じ家にいることが辛い感じです。
ようグドン
愚鈍ですいません、ただ慣れてますから俺。
”電話したとき、中津川のこと言ったらなんで動揺したんだよ?”って聞けば?
そんなこと言えば、また切れられますよ。
「私が動揺した?それってあなたがそう感じただけじゃない?」
「絶対に私は動揺してた?そう言い切れる」
とか言われるのが目に見えてます。
”なんで携帯の暗証番号変えたの?”はどうだ?
それ言うと、携帯見ようとしたことが嫁にばれちゃうじゃないですか。
怖くて言えないですよ。
きっと仕事もろくにできない人間なんだろうな。
仕事はなんとかこなしてます、今のところ首候補とかでもないです。
まあこんなことは当たり前でしょうから、自慢にもならないですけど。
また後で、嫁が寝た後でこられたら来ます。
他の人がいうように、嫁さんはあんたの疑問に何も答えてないよ。
答えるまでもないお馬鹿な勘繰りってんなら、早く帰る理由が説明つかんよ。
「覚めてきた」って部分も含め、あんたの嫁は、あんたのことを全部コントロール出来てるつもりでいると思うよ。
中津川は何もしないでミンミンに任せといたほうがいいんだから、「おまえはもう何もするな。」でおk
こいつ、ダメだろ
嫁と修羅場だったのかなw
ミンミンが 「しらふじゃキツイだろう」 って言うから。
もちろん嫁の話です。あまりにも衝撃的な内容で頭がくらくらしてます。
それと、今後のことも(俺がどうするのか?)いろいろ聞かれて相談してたら、こんな時間になってしまいました。
くわしいことは、明日にでもまとめます。
もう今夜は寝ます。お休みなさいです。
いや…しらふで聞かなければいかんだろ。
居酒屋でそんな家庭の重大な事を話すなよw
まあミンミンがいれば安心だと思うけど
それで7時ごろに待ち合わせの、例の居酒屋で落ち合った。
その店は、俺が大学の4年で、ミンミンが3年だった時に、彼女が見つけてきた居酒屋で、小さくはないけど決して大きくはないって感じのサイズの店で、チェーンではなくて個人の、いわば料理に店主のこだわりがある店。
値段はかなり高めな感じだが、食材、とくに魚介類が新鮮で、なんでも北海道から取り寄せてるとのこと。
俺たち3人は、平均すると月に1回はそこで飲んでいた。
友達が結婚してからはミンミンと俺の二人で。
と、偉そうに言ってても、そこで飲む時はほとんどの場合、ミンミンが奢ってくれてたんだけど。
何しろ、値段が高めの上に、彼女は金額を考えないで高いつまみをばんばん頼むから、俺たち貧乏人には無理。
ミンミンは、学生時代に親から毎月30万小遣いとして貰ってた上に、父親の会社払いのクレカまで持ってた。
最も彼女は、それほどブランド品好きと言うわけでもなかったし、金遣いが荒い感じでもなかったけど。
料理も注文してあって、すでに何品かテーブルの上にならんでいた。
俺が、なじみの店主に、愛想よく声をかけられながら前の席に座ると、彼女は上機嫌で、にっこり笑って
「ねえ、超無知、あんたここ来るの久しぶりだよね。私は今も時々一人で来てるんだよ。」
「最後に二人で来たのっていつだっけ?」
なんて話しかけてきた。
俺が彼女とその居酒屋に行ったのは、今から約1年半ほど前、嫁との結婚が決まって、そのことをミンミンに話した時。
そうしたら、ミンミンが 「どうしても嫁に会わせろ」 と強行に迫るから、しかたなく会わせたら、ああなってしまった。
俺もビールで喉を潤し、そんな話をひとしきりした後で、急にミンミンは真顔になって切り出してきた。
「先週の土曜日に、あんた達がデートしてる間に、あんたん家に興信所の人間を何人か行かせたの」
「それで、いろいろ探させた上で、カメラや盗聴器、レコーダーなんかを設置してあるのね。」
「それで、探してる時に、押入れの天井裏からこんなものが出てきたの、とりあえず見て」
そう言って、ミンミンはA4サイズの封筒を俺に差し出した。
口座開設の時に1000円、そして次の行には知らない男の名前で500万の振込み。
そして次の行には数ヶ月前の日付で、嫁と浮気した元上司の名前で300万の振込み。
そして、見知らぬ50歳ぐらいの男と嫁が、ホテルと思しき部屋のベッドで、ほぼ全ネ果で映った写メのプリントアウト数枚。
同様に、嫁と元上司のものが同じく数枚。
俺は、それまでと違い、はっきりとした形で嫁の浮気という事実を目の当たりにして、動揺した。激しく。
なにがなんだかわからないことが、余計に苛立ちと怒りを増していた。
そしてミンミンが説明を始めた。
「最初の男は、嫁の前の会社の常務で、嫁との出会いは嫁が専門学校時代にやっていた、パーティーコンパニオンのバイト。
業界の集まりだか、なんだかのパーティーがあった時に、嫁がコンパニオンとして行っていて知り合った。 」
俺は嫁から、学生時代にそんなバイトをしていたなんて話は聞いていない。
嫁と常務の関係は、すぐに始まったようだが、ただそれは援助とか、愛人契約といったものではなかったらしい。
デザイナー志望だった嫁が、就職のために関係を持った、ってのが実際のところみたいだ。
本来なら、嫁の成績や才能で入れる会社は、ほとんど無かったようだ。
そして、その男との関係は2年ほど続く。別れは男のほうから。
男の社内的な立場も考えないで、繰り返し 「自分をデザイナーとして重要な仕事がしたい」 と迫る嫁に、男が疲れた。
嫁には、デザイナーとして確かな足場を築くには、決定的に才能が足りなかったそうだ。
別れはかなりもめたらしい。
なんとか社内での後ろ盾を失うまいとする嫁が、必タヒで食い下がった。
しかし、嫁との関係に疲れきっていた常務は、なんとか宥めすかして穏便に別れようとしたらしい。
すると最後には嫁は、 「ホテルで撮影した写メをネタに家族と会社にばらす」 と言って脅迫した。
常務には弱みがあった。
嫁と交際していた2年ちょっとの間に、一度嫁を妊娠させて❍絶させたことがあったから。
結局常務は、嫁に500万払うことと、その後も社内で嫁を優遇することを約束して、なんとか嫁と手を切った。
この話をミンミンは、その常務に会って直接聞いてきた。
ミンミンが、嫁の元会社の常務あてに電話して、 「○○さんのことについて調べているので、話が聞きたい」 と言うと、当然ながらかなり渋ってたそうだが、500万の入金と写メの話を持ち出すと、しぶしぶ会うことを承知した。
そして、嫁の結婚前の話でもあるので、この話を絶対に表ざたにしないことを条件にして聞かせてくれた。
その上司は、社長の遠縁、いとこの子供にあたるそうで、そこそこ仕事は出来るが、あまり評判は良くないらしい。
当然に既婚で中学生と小学生の子供二人。
社内では嫁とのことは公然の秘密だったらしい。
常務が言うには、 「後ろ盾を失ったあの娘が、多分自分から近づいたんだと思いますよ。あの娘はそういう娘です」 だそうだ。
それでその常務との話は終わり。
そしてミンミンが 「その上司が社内にいるなら呼んで欲しい」 と頼むと、確認してくれて、呼んでくれた。
その上司は、ミンミンが 「○○さんのご主人の代理でお話を伺いに来ました。」 と言う露骨に警戒してたそうで。
自分からは一切何も話そうとしない。
やむなくミンミンが、結婚後も肉/体/関/係があった事がメール及び写メなどから、確認がとれていることを話すと、今度は一転して饒舌に、必タヒに話を始める。
普通なら、警戒して敬遠するところだが、自分が社長の親戚だからなのか、単にバカなのか。
男が言うには、仕事で苦労してる嫁を、常にフォローする立場にあった関係で、次第にそういう関係になったそうだ。
自分は、けして軽い気持ちではなくて、嫁のために随分と尽くしたと言っている。
もともと嫁は、デザイナーとして大成したいという希望があり、結婚願望が無かった。
だから自分もそんな嫁を、本人曰く 「それは、もう一生懸命バックアップしましたよ。」
「ただやはり嫁には、デザイナーとしての才能が決定的に足りなくて、頑張ってもどうにもならなかった」らしい。
「そうして、何年か経つうちに、だんだんと嫁はその夢を諦めるようになった。
そしてある時、恋人が出来たと嫁が言うので、自分は身を引こうと思った。
ところが嫁が、頑としてそれを許さないので、しかたなく、もう少しだけ見守ろうと思った。
それでも、やがて結婚が決まり、式が近づいてきたのできちんと諭して別れた。
結婚後も友人だし、困ったことがあったら力になると約束して。」
と、こんな感じでこの男はミンミンに、自己弁護満載のきれいごとを並べ立ててたようだ。
勿論自分には、やましい気持ちなんて全く無かった。
ただ嫁から結婚生活についての不満なんかを聞いているうちに、つい魔がさしたというか、そうなってしまっていた。
許される話ではないことはよくわかってたので、すぐにそんな関係はやめるつもりだった。
ところが嫁に引きずられるように、ついつい複数回そんな関係を持ってしまった。
ご主人には大変申し訳ない気持ちでいっぱいだが、自分はすでに制裁を受けた身だ。
逆に、あれだけ親身になっていろいろと尽くしたのにも係わらず、あんな仕打ちをした嫁が許せない。」
そこからの男の話は、まさに驚愕だった。
ところが、その話をした瞬間から嫁の態度が急変する。
嫁は、 「自分は家庭を失うリスクを氾して、それでも本気で愛していたから体を許した。
もしも妻子と別れて、自分と一緒になる気がないのに、いい加減な気持ちで関係を持ったのなら許せない。償いはしてもらう。」
そう言って500万の支払うことを要求してきた。
男が 「そんな金を払うつもりは無い」 と言うと。
「写メやメールを男の妻子に送りつける」 と脅迫してきたらしい。
男がなんとかその場をやり過ごし、その後も 「考える時間が欲しい」 といって時間稼ぎをしていると、ある日、突然会社にガラの悪い、やくざ者と思しき男が自分を尋ねてきた。
そして、メールのコピーとホテルでの写メを見せて 「誠意ある対応がしていただけないなら、こっちにも考えがありますよ。」 といって凄んできた、上司はここにいたって進退窮まって、なんとか500万を300万に値切って金を嫁の口座に振り込む。
上司は、 「もしも俺からこの上慰謝料だのなんだのを要求されたり、表ざたにすると脅すなら、警察に訴える」 と言ってるらしい。
俺はもう完全に、自分が毎日一緒にくらしていて、よく知っている嫁と同じ人間の話だとは思えなかった。
そして、元上司を脅迫した男こそが、今現在嫁と不倫の関係にある男。
嫁を尾行していた興信所の人間が、嫁がトイレに行った一瞬の隙をついて、掠め取ってきたらしい。
その時はロックは破れなかったが、特殊な方法で着信履歴と連絡先、及び保存してある写メは見られたそうだ。
そしてそこで嫁が、ある男と頻繁に連絡を取り合っていることがわかった。
名前がわかったので、嫁の経歴を逆に遡っていった結果、その男が嫁の高校の同級生だってことがわかった。
その男は、母子家庭だったこともあり、あまり裕福な境遇じゃなかったようで、高校は2年で自主退学しているが。
興信所が、高校の同級生何人かに当たったところ、どうやら嫁とそいつは高校の時に付き合ってたらしい。
男は高校を退学した後で、わりと職をてんてんとしていて、時には日雇いみたいなことで生計を立てていたこともあった。
実家はすぐに出ていて、それも風の噂程度の話のようだが。
そんな状態なので、これ以上の情報はその線からはつかめなかったらしい。
現在の住所や、家族構成、職場、なにもわからなかった。
そして、毎日会社から出た後の嫁には、興信所の人間が尾行してるらしい。
それでもその男の身元は、なかなか割れなかったが、今週嫁は会社が終ると、その男とファミレスで待ち合わせて、何やら深刻な様子で、2時間近く話し込んでいたらしい。
その帰りを興信所が尾行してやっと男の身元が割れた。
都内でもあまり治安のよくない地区の、二間のアパートで一人暮らし。
家族はいない、仕事は新宿西口のはやらない、ちっぽけなバーでバーテンをやってるらしい。
さすがに小さな、あまりはやってない店なので、安易に聞きこみをかけるわけにはいかなくて、ヤ〇ザ関連の背後関係や、人物評なんてものは今のところはえわかってはいない。
ただ、人相、風体からあまりたちのよくない男であることはうかがい知れるってことらしい。
そして、今週嫁は2回目の携帯紛失。もちろんミンミン、前回と全同じ手口で掠め取った。
ただ今回は、俺の家に設置した各種機器によってPCのパスワードがわかっていた。
そして、嫁は携帯にも同じパスワードを使っていたため、やっとメールの確保だ出来た。
それが昨日で、メールの内容をミンミンが渡されたのがさっきだったらしく、まだ内容のチェックはしていないそうだ。
それから、嫁と密会していた相手の男を興信所が隠し撮りした写真で、元上司に確認したところ、同じ男とわかった。
余計な感情や同情がかえって俺を傷つけるってわかってて。
それでも俺はあまりの内容に頭がついて行かなかった。
ただただ俯いて茫然としてる俺を、ミンミン辛抱強くただ見つめてた。
そして10分、20分、どれぐらいだっただろ?ともかく、しばらくするとミンミンは話始めた。
「あのね、無知兄貴、世の中には絶対に係わらないほうがいい類の人間がいるの」
「どうやって、なにをどれだけ話しあっても無駄なの、きっと種類が違うんだと思う、私や兄貴とは違ってさ」
「だからもうやめようよ、あと1週間か2週間で、たとえ裁判になったって離婚できるだけの証拠集めるから」
「だからもう、全部忘れて新しい人生考えようよ、私が応援するから」
「悔しいだろうけど、復讐とか仕返しなんてどうでもいいよ」
「あのね、自分を裏切った人に対しての、最高の復讐って知ってる?」
「それはね、兄貴があの女のことなんてさっさと忘れて、これまでよりもずっと幸せになることだよ」
そして俺はミンミンを送って行った、時間も遅かったから。
ミンミンは今は実家を出て、一人で140㎡ぐらいの3LDKのマンションで暮らしている。
マンションの中庭に小さな公園、と呼べないような公園があって、そこの幼児用のブランコに乗って話した。
「ねえ、兄貴、やっぱ凄い悲しいの?それはあの女のことを愛してるから?」
俺「どうなのかな、わかんないよ、俺バカだから…」
「どうするつもりなの?これから。私はね、もう兄貴はあの家に帰らないほうがいいと思うのね」
「だって、兄貴そんなに傷付いて普通じゃいられないでしょ?もう兄貴の悲しそうな顔見たくないよ」
「住むところだったら、私がすぐに用意できるよ。なんなら今夜はこのまま私の部屋で泊まってもいいし」
俺は愛想笑いで誤魔化して 「今夜は帰るよ、しかたがないし」 って言った。
「そっか、やっぱまだあの女のこと愛してるんだね」
俺「そうかもしれないな、なんせたった1年だけでも一緒に暮らしたんだから」
俺「それに、愛してるのかって真正面から聞かれたら、愛してるって答えるよ」
俺「可愛いところや、優しいところだってあったから、大事な存在だったことだけは確かだよ」
「そっか、やっぱそうなんだね…私にはそんなこと言ってくれたこと一度もないよね」
そういうと、ミンミンはブランコを降りて一人でマンションの中に消えて行きました。
心が乱れて、でもそのおかげでもうどうしようもなくシビアな現実から少し解放されました。
きっと、ミンミンはそんな俺の気持を全部わかってて、そんな演技をしてみせてくれたのかも知れません。
なにしろ、とても人の気持ちを察することが得意な女性.ですから。
家に帰ると嫁はもう寝てました、さすがに遅かったから。
ただ、今朝は早く起きてて、しっかり朝食の準備とかを久しぶりにしてくれてました。
ただ、もう正直無理っぽいです。俺は。
ただ真実だってことは間違いないし、もう俺の心は嫁から逃げたいだけです。
ただきっかけがあればとも思います、今はむしろ嫁に話を聞くことが怖い感じです。
ミンミンがものすごい気を使っててくれてたことはわかりました。
いや、中津川の口調。
俺は昨日からかなりナーバスになってるからそのせいかもしれません。
すいません。
刑事事件か。
俺が慰藉料請求したら、 「そうする」 って元上司は言ってるみたいです。
しかし、もうそんなことどうでもいい感じです。
今はなんだか、嫁が怖いです。
下手すりゃ窃盗だろw
そんなこと民間の興信所がするか?
それは俺にはわかりません、やだしっかり返してますけどね、携帯嫁に。
ありえないぜwww
恋愛感情があったともみえないし。