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:中津川 ◆jIzn4ThRRKxt2011/04/17(日) 17:45:40.53また夜にこられたら来ます。
どうかみなさん、俺を助けると思ってお知恵をお貸しください。
今日の出来事は、まだミンミンには話さないことにしようと思ってます。
使い方がわからんに10000まんペソ
まずは先日の、ミンミン達との食事の様子について報告します。
ミンミンが連れてきた、彼女の補佐役の副部長さんは、50代半ばの中肉中背で、ほんとどこにでもいる感じの、にこにことしたとても感じのいい人でした。
彼は、ミンミンが10歳ぐらいになるころまで、お父上の運転手兼秘書みたいなことをしてた方だそうで、当然、自宅にも頻繁に出入りしていた関係で、彼女にとってはなんでも相談できる良き相談者みたいです。
お父上が、ミンミンを部長にして大きな責任を負わせる時に、御自分の信頼できる人間を補佐に付けたんでしょう。
あの日彼は、当然に父上の意向で俺と会いにきました。
ミンミンの話がどうしても信用できなかった見たいです。
会食は和やかな感じで、楽しく進行しました。
副部長さんのミンミンの昔話がとても興味深く、面白かったです。
俺は正直、彼がミンミンかお父上のどちらサイドに立ってるんだろうってことが気になってはいましたけど。
電話は難しい用件のようで、彼女は20分ほど帰ってきませんでした。
その時間を利用して、副部長さんが俺に話しかけてきました。って言うよりは一方的に俺に話して聞かせました。
昔がたりが多かったですけど、要約するとこんな感じです。
「私はお嬢さんが、母親のお腹の中にいるころからしっています、ずいぶん甘やかされて育った娘さんです。
わがままな面も多々あります、気が強くて他人の心を蔑ろにすることもあります。
でもそう言う時は反省してます。
そんな自分が嫌いなことが多々あるようです。
基本的に曖昧なことが嫌いで、他人や自分に嘘をつくことが、なにより嫌いな娘さんなんですよ、正直でまっすぐな娘ですよあの娘は、私は大好きです、守ってやりたいと思ってます。
私が今夜ここに来た理由はおわかりでしょう?社長に命じられてきています。
あなたとの関係を知るために。
ですが誤解なさらないように、私はお嬢さんの見方です。
彼女に不利なことは言いませんから安心して下さい。
あなたはお嬢さんのお気持ちがわからなくて、迷っておられますね?どう接したらいいのか。
ならば言います、あの娘は不器用な娘です。そして一途な娘ですよ。どうしようもないくらいに。」
「あなたが今の奥さんと結婚された当時、あの娘の落ち込みようは酷かった、見ていられなかったですよ。
荒れて荒れて、毎晩仕事が終われば泥酔するまで飲むような生活でした。
ただ、気丈な娘ですから何カ月かすると、次第もとの彼女に戻って行きました。
ただ以前のあの娘とは違ってました。
そして今回の件で、急速に元気を取り戻したように生き生きとしたあの娘を見て、私は正直嬉しかったです。
私は今夜、あなたのお気持ちもわかりましたから、邪魔はしません。
私が社長にあの娘が不利な報告をすることは無いです。
ただ、これだけは言っておきます。茨の道ですよ、彼女との恋は。
社長も常務も絶対にあなたとお嬢さんの結婚は認めません。おわかりになるでしょ?
ただ、家族をや地位なんてものの全てを捨ててもあの娘は、そんなことであなたを嫌いになったりはしません。
そういう娘ですよ、あの娘は。」
俺は正直、どう答えていいのかわかんなかった。
なんでこんな俺なんかをあんな素敵なミンミンが好きなのかも。
ただ、俺の中で何かが変わった、ミンミンを初めて生身の女として意識した。
それと俺は昔から彼女が好きだったことも。
彼女が帰ってくるのと入れ替わりに、副部長さんは帰っていった。
ミンミンは、今夜彼が同席した理由を話し始めた。
もう俺はわかってるけど黙って聞いていた、相槌を打ちながら。
やがて、2人の時間になって彼女も俺も寛いできた。
「ねえ兄貴、私が兄貴の新婚生活壊しちゃった感じだよね?私のことひょっとして恨んでる?寂しいでしょ?特に夜とか」
揶揄するような調子で笑いながら、俺が言いました 「ああ、恨んでるよ、責任とってくれる?」
あおうしたらミンミン 「ええ?なんで?どうやって責任とればいいの?」
俺「だったらミンミンが俺のお嫁さんになって責任取るのが筋じゃないか?」 そうしたらミンミンは急に下を向いて、顔を赤くして
「そ、それは・・・お父さんに相談しいないと、今は返事できない・・・」
俺はそんな彼女が無性.に愛おしくて抱きしめたくなったけど、我慢した。
「お父さんに相談したら、ものすごい勢いで反対されるんじゃない?」
ミンミン「そうだよね、絶対に大反対だよね・・・」
俺「じゃあどうするの?」
ミンミン「・・・そうだね、だったら私も家族と縁を切って貧乏人の妻になるしかないわね、内職とかしながら」
俺「それだと子供ばっか大量に生まれそうだね」
ミンミン「子供が産まれたら、お父さんも許してくれるかも?」
そんなとりとめのない会話が続きました、ただ俺ははっきり意識しました。
俺は彼女を愛しています。
早く嫁との問題にけりをつけたいのですが、嫁からは毎日のように金の催促です。
ただ絶対にあの女に金なんて払いません、俺は覚醒しました、自分のなかだけですが。
もう俺は女と有利な条件で離婚するだけです。
こんな女いないだろjk
まだ嫁と離婚してないんだからそういう話しはまだだろ
その会話なり会食なり
今後もし2人で逢う時なりを嫁におさえられたら
少なからず不利になるんじゃないのか?
早いとこ離婚成立させて
それからゆっくりデレろ
これじゃ嫁と同じになっちゃうよ
いつの間にかキャラ設定も変わってしまってるし。嫁の方も。
いよいよ嫁との決着をつけるために明日嫁のバイト先に乗り込みます。
その打ち合わせがいろいろあって、それに考えないといけないことも沢山ありますし。
結局俺は、自分一人じゃどうしようもなくて、ミンミンに話しをしました。
しして毎晩打ち合わせをした上での上で明日です。
嫁上司には明日に朝にミンミンが電話でアポをとる段取りになっています。
2人で相談した結果です。
もうあまり時間はかけたくありません、俺も彼女も。
頑張れよ!期待してるぞ。
はい、頑張ります。明日ケリをつけます嫁とは。
ただ嫁とケリがついてもまだまだその先、色んな問題が山積みですけどね。
先日の副部長さんも、ミンミンの新会社に付きあってくれるのが救いです。
まあ当然ですよね、彼女は今真剣に会社を辞めるつもりで、その準備もしています。
付いてきてくれる人間に話をしている見たいです。
俺も勿論会社辞めて、彼女のためにガンバルつもりです。
俺とミンミンは、嫁をどうやってやっつけるかと同時に、ミンミンの新会社の名前やなんかも考えています。
俺は彼女のことが好きです、そのことを先日初めて意識しました。
ただ今はそんな話しはしていません。
もっと優先課題が目白押ししていますから。
今俺が思うことは、嫁との問題に一刻も早くケリをつけたいそれだけです。
ミンミンもある意味で切羽つまってます、人生の転換点なので、あの悪魔嫁との戦いだけに没頭してはいられません。
離婚裁判&過去の恐喝を事件化するかを選択させます。
それが作戦です、俺とミンミンの。
早く縁を切りたい、それだけです。
そして次の人生を考えたいんです。
不幸な出来事でした、嫁の浮気を疑って半狂乱にもなりました。
ですが、あれはそんな女だったんです、もちろん俺も至らなかった点はたくさんあったでしょう。
言い訳はしません、もういいです。
もう俺はあの嫁に付き合う気はありません。
その時間が惜しいです、一刻も早く縁を切って新しい人生に生きて行きます。
彼女はなんだか、ある意味サッ気だっててあまり優しくありません。
俺はいちゃいちゃあいたいんですけど。
まあ、それもしかたが無いんでしょうね、俺も気合い入れて明日はがんばります。
中津川や。受かれている場合ではないと思うんだが。
イチャイチャってお前・・・
ミンミンも苦労するわw
ネットの書き込みから身元ばれの可能性.も否めない。
けりがついたら十分話てくれ。
大事を控えてるわけですしね。
ただミンミンをすぐそばで見てると、我慢できなくなる瞬間があるんです、可愛いから。
しかし、俺も男ですからちっちりけじめがつくまでは何にもしませんよ、絶対に。
それが彼女に対しての礼儀だってこともわかっています。大丈夫です。
すべてはケジメを付けてからだろうに。大体
ミンミンと将来を誓い合ったわけでもあるまいに。
同族会社の我儘お嬢が上司で振り回される毎日。
ある日、お嬢が惚れた男のために公私混同。
部署が消滅の危機。
会社にこのまま残っても出世の目は無くなった。
お嬢に付いていこうか悩むが、独立先には公私混同の元となったアホが参加。
このご時勢にマジで大変だわ。
今からミンミンと祝杯をあげに行かないといけませんので、簡単に結果だけ報告します。
嫁と離婚しました。離婚届を役所に出してきました。感激です。
くわしい話しは明日にでも書き込みします、御心配おかけしてすんませんです。
先に言っとくけどミンミンと結ばれました!って報告はいらないからな
嫁との対決の所だけ報告しろよ
乙!雑音は一切無視して、汚嫁との修羅場とミンミンとの熱い抱擁も微に入り細を穿って報告頼むぞ!期待してるからな。
みんな昨晩から脱いでるだろ
きのうは夕方嫁のバイト先に行きました。
俺とミンミンと興信所の人の3人です。
ミンミンが事前に、嫁の上司でありこの間ホテルにいた人に連絡して、事情を説明してたこともあって、すぐに俺達は応接に通されました。
上司は俺達がやろうとしていることも承知の上で、協力的でした。
嫁とはあれから、一切関わらないようにしているそうです。
嫁はなんやかんや言ってくるらしいのですが。
俺達を応接に案内するとすぐに、嫁が呼ばれて現れました。
怒り心頭の様子でしたが、自分が働いている会社なので、声を荒げたりは必タヒでこらえているようでした。
しかし嫁は、俺とミンミンの前に座ると、努めて冷静な声で言いました。
「2000万は用意してきたの?」
それに答えて、これまた超冷静に、微笑みさえ浮かべてミンミン
「あなたに払うお金なんてないわ♪」
目をヒクヒクさせながら嫁
「ああそう、じゃあ話はないわね、裁判所で会いましょうか?」
そう言って立ち上がりかけた嫁に強い口調でミンミン
「ちょっと待ちなさいよ、出てくならこれ見てからにしてくれる!」
そう言うなり、俺達が確保していた嫁の恐喝して得た金が入っている口座の写しと、恐喝に使った写真のプリントアウトを、テーブルに叩きつけました。
憎々しげにミンミンを睨み据え嫁
「これが何、だからどうしたって言うの?さっさとお金払いなさいよ」
しかし最後のころはもはや、あまりにも動揺していることが傍目からもわかりました。
それに答えてミンミン
「あなたの氾罪行為の証なんじゃないの?これ?表に出してもいいのこれ?刑事事件でしょ!」
沈黙している嫁に、さらにたたみかけるように、ICレコーダーを取り出して再生させるミンミン
前の会社の上司の、恐喝された発言が再生され、そして最初の相手の常務の話しまで。
ICレコーダーの再生が終るまで、その場の誰もが無言でした。
少し間があいて、嫁
「・・・・・・・・・・・・それで、好きなようにすれば?私はあんた達がお金払うまでは離婚しないから」
その言葉を聞いたミンミンはおもむろに、携帯を取り出し電話をかけました。
相手は前の会社の上司です。
「聞きわけが悪い見たいだから貴方から説得してもらえます?お願いします」
そうして、嫁に携帯を差し出しました。
もちろん事前に打ち合わせ済みの行動です。
上司は、ことが公になれば自分は嫁を警察に、恐喝で訴えるって脅す段取りです。
そして嫁
「あんたってほんと最低の女だよね、やることがいちいち薄汚いわ」
「こんなバカ男が欲しいならどうそ差し上げますわw」
そして俺のほうを向いて
「あなたってほんとどうしようもないバカだよね、こんな女狐のどこがいいの?一生苦労するよ」
「まあ私には関係ないから、好きにして」
そして俺達が差し出した、離婚届と財産分与協議書に署名押印しました。
内容は、結婚してからの貯金は半分ずつするってだけですが。
まあしかし、俺達の完全勝利です。
とうとう俺はあの悪辣な嫁から解放されて、金なんかじゃ計り知れないほどの宝を得るチャンス
を得ました。俺はそれで満足です。
離婚届はその後すぐに役所に行き、提出しました。
しがらみから解放された、俺とミンミンはもう最高に幸せで、盛り上がりました。
昔話にも花が咲き、楽しい時間でした。
そしてお互いに、ある程度酒が回ったころに彼女が言いました。
「でも兄貴、本当によかったね、離婚が成立した日に言うのはなんか変だけどさ、おめでとう」
そして俺は彼女の瞳を見つめて言いました。
「うん、有難うな、それといろいろ苦労させてごめんなミン」
俺は初めて彼女を本名の名前で呼びました。
その瞬間、はっとして俺を見つめた後で俯きながら、でも口元は笑っててミンミン
「・・・・・・今、なんて?・・・ええっと、大丈夫全然苦労なんかじゃなかったし・・・・・」
なんか意味不明の言葉を重ねる彼女のほっぺに俺はチュってしました。
びっくりしながら、突然顔を真っ赤にして俯いてしまった彼女がめっちゃ可愛かったです。
そして居酒屋を後にした俺とミンミンは、俺の借り住まいに向かいました。
思えば俺は、学生時代からこの瞬間を自分でも気がつかないうちに待ち望んでいたような気がします。
愛しくて愛しくて、もうたまりませんでした。
彼女はただただ大人しく俺に抱かれるままにしててくれました。
そして俺の口に軽くチュってしてくれました。
少し落ちついた俺とミンは、ソファーの椅子に座っておしゃべりしました。
楽しい時間でした、そして深夜になって俺もミンも眠くなってきて、交代で風呂に入りました。
さすがに一緒はまだ俺達には無理です。
俺の長袖の肌着とジャージーは彼女にはやはり大きくてダボダボでした。
ミンは身長が168センチありますが、それでも俺との身長差が20センチ近くありますから。
ともかくなんかアンバランスな感じで可愛かったです。
2人が風呂からあがると俺は、再びミンを抱きよせてキスしました。
俺が彼女を抱き抱えて、ベッドに運ぼうとすると彼女は 「ねえ、○○待って」 てんかい
って言って、知り会ってから初めて俺を、バカとか無知じゃなくて名前で呼びました。そして。
「今夜はまだしないで、お願い。私こうれでも初めてだから・・・・・・・・」
「○○とのことをちゃんとお父さんに話してからじゃないと・・・・・反対されることはわかってる、でも・・・」
まあそんな感じで、俺とミンはまだ結ばれてはいません、ミンの親や兄上のこと。
新会社のこと、いろいろな問題がまだまだ山積しています。
ただこの先どんなことがあっても、俺とミンは一緒です。
俺は心から彼女を愛しています、彼女もまたこんな俺を愛してくれています。
まだまだ俺達には茨の道ですが、頑張ります。
愛するミンを幸せにするために。
また展開があればお邪魔させて頂きます。
心配していろんあアドバイスを下さったみなさん、心から感謝します。
それでは一旦俺の報告は終りにさせていただきます。
慰謝料取らなかったんだな。個人的には元嫁をめちゃくちゃにして欲しかったが
もうあんな嫁とは早く手を切りたかっただけです。
係わっていいことなんて何にもないですから。
ただ俺は金なんかとは比べ物にならない宝を得ました。
それだけで大満足です。
って言うか、ある意味あの悪魔嫁のおかげでミンと一緒になれたかもです。
みんとやったら報告忘れるなよおじさんと約束だぞw
またその折にはお邪魔させて頂きます。
ブログでやれよ
もう基本的にはお邪魔しませんから、どうぞお許しください。
まさにサレの夢w
第二部はまだ?
お世話になったみなさんに、経過報告をさせていただきます。
嫁と離婚が成立した夜に、俺とミンは結ばれませんでした。
それは今考えても良かったことだと思います。
ともあれ今は、俺とミンは半同棲状態です。
心も体も長い年月を経てやっと結ばれました。
最初のころはミンが痛がっててなかなか大変でしたけど、今では充分に俺の気持ちを受け止めてくれてます。
しかし俺とミンの結婚はやはり大反対されていて大変な状況です。
俺も何度かミンの父親に説明しようとしましたが、現実的には会ってももらえません。まあしかたが無いですよね。
ただミンのお兄さんとは何度かお話しました。
彼はわりと同情的で、ミンがいいなら応援するって感じでした。
ただまだまだ時間はかかりそうです。
それもしかたがないですよね、なんせ俺がこんな状況ですから。
ミンは父上の会社をやめることになってます。今月末で。
そして自分の会社を立ち上げます。
俺も今月末で今の会社退社します。
今は残りの有給消化期間で、ミンの会社立ち上げに協力しています。
結局常務であるミンの兄上の力添えで、ミンの新会社は父上の会社からの援助も受けられます。
ただ俺とミンの課題は、これからどうやってミンの父上に認めてもらえるかです。
また進展があれば報告します。
おお、久しぶり。順調でよかったなw
ありがとうございます、ただ順調と言えるかどうか。
ミンの父上に認めてもらえないなら、あまりにもミンが可哀そうです。
ミンはいじらしく子供が産まれたら認めてくれる、なんて言っていますが、俺はそれではミンが可哀そうだと想うんですよ。なんせミンは初婚なわけですから。
家族みんなに祝福されたいんだと思います。そのために俺はガンバルつもりです。
応援してるぞ!
俺の分も幸せになってくれ!
応援したくなる
お世辞にもリアリティがあるとは思えんけど
中津川も作中でこれはフィクションとしてお楽しみ下さいと匂わせてるだろ
熱湯バットや開戦やいろいろ読んできたけど、これが裏切った相手に対しての最強の復讐だろうね。
相手に肉体的な傷を負わせる報復よりも、慰謝料なんかの経済的な打撃よりも、世間体やステータスに対しての打撃よりも、ただ単に「裏切った人間よりもずっと素晴らしい相手と幸せになり、裏切り者のことなど記憶ごと消えてしまうような勢いでさっさと忘れる」
古今東西これにまさる復讐は無いだろうな。