俺はヘタれだからそれ知っていて言い出せなかった
ただ只管仕事に打ち込んで気を紛らわす毎日だったんだ
2年以上そんな生活が続いていた時に警察から連絡があってね
嫁が自〇したから遺体確認してほしいと言われてね
病院の霊安室に案内された。
公園の隅の木にスカーフで首を吊ってたんだって
免許証で身元確認できて、遺書もあってさ
俺は嫁だと確認してそれからはあまり覚えてないけど
いろんなところで書類とか書かされたりして
その間に駆けつけた嫁両親と嫁弟に罵倒され殴られてさ
気がついたら俺病院のベッドに寝ていたんだ
嫁は浮気していた事を俺が気づいているって知っていたみたい
初めは俺のことを女々しいやつと思って鬱陶しくてすぐに離婚する準備をしていたらしい
ただ嫁から言い出さなかったのは間男に慰謝料出させたくなくて、
また嫁から慰謝料払うのが屈辱だったらしい
そうこうするうちに俺の態度が変わらないことに疑問をもって
俺の日記を見て泣いたらしい
「いつか妻が戻ってくることを願う」の言葉見て
自分のしたことがいかに愚かだったかと書かれていたよ
それで間男に抱かれるたびに罪悪感が大きくなって
とうとう間男に別れを切り出したらしい
その時に間男は拒んで縋り付いてきたが不倫を旦那にバラすと脅され
嫁が「主人は知っている」と反論すると俺の上司でもあった間男は
「会社での旦那の立場が悪くなるようにする。最悪は首にも出来る」と脅したらしい
この頃に嫁はラリから完全に冷めていて俺に対する気持ちが戻っていた
でももう戻れないと、それに自分たちのしたことで俺の人生を狂わせたことに悩み始めて
間男を呼び出し目の前で首を吊ることを考えたらしい
その後間男は警察からの事情聴取はあって脅迫で起訴された
執行猶予ありで実刑があったが会社は懲戒解雇。
間嫁とは離婚になった
それから俺は間男に1000万の慰謝料請求した
裁判になったがなぜか嫁を強カンしてそれをネタに脅迫し強引に関係を続けさせ
自〇まで追い込んだとしてほぼ請求額通りになった(減額になると思っていたので驚いた)
その後は嫁実家一族が来て謝罪したが俺は無視した
嫁はケジメつけたけどそれは自己満足でしかないので俺は許せなかった
それにこいつらは事情も聞かずに暴力を振るって俺は入院したわけで
謝罪程度じゃすまされなかった。
弁護士通して被害届けを出した。
相手も弁護士雇って示談公証をしてきたが、これも裁判まで持っていった。
結果200万程度の慰謝料取った
嫁父は一流企業勤めで定年間近だったが懲戒免職
嫁弟も一流企業を懲戒解雇。
嫁母は教員免許剥奪され一家路頭に迷うことになる
俺は壊れていると思う
だけどタヒを選びそれで強制的に全てを許せという行為は脅しだ
そんなことしても俺の気が晴れない。
いつか誰かが「浮気嫁がタヒんで初めて許せた」とか言ってたが俺には理解できない
俺は壊れたまま暮らしていく
あいつらを恨みながらね
嫁一族と間男は当然の末路だけど恨む対象に嫁は入ってるの?
このケースでは起訴されているし、執行猶予が付いているとしても
懲役刑がついている。恐らく、暴行に係った汚嫁親族皆が有期刑(執行猶予付き)だったのだろうが
普通の会社では懲戒解雇、公務員は懲戒免職が相当の処分になる。
教員は懲戒免職では教員免許は取り消される。
お疲れさま。
手は出さないようにね。同じレベルに落ちるから。
いつか恨みを忘れて夢中になれることが見つかるといいね。