登場人物
私(A子)
彼(B男)
変な男(C男)
彼のモトカノ(D子)
家の近い3人で(A-C)オフ会をしたのがはじまりで
私がB男に一目ぼれ。B男も私に一目ぼれ。C男も私に一目ぼれ。
という、今思えば異性に飢えてた3人組でした。
C男から直接的な告白をされ、あまり男性経験のなかった私は
B男に相談に乗ってもらい、そのノリで私とB男は付き合うことに。
といっても、私は学生。B男は社会人。
時間が合わないので、月に2回ほどあえれば良いほうでした。
そして今思うと精神的にちょっとおかしかったのでしょうが
B男は付き合う直前に
「もし付き合うとしたら、絶対に別れない」とか
「もし別れることになったら死ぬかもしれない」とか
そういう危険な台詞を何回も私に言っていました。
一人で盛り上がってた私は、絶対大丈夫!などと言ってしまいました。
それを聞いたB男は、私と付き合う決心をしてくれたのですが。
B男がなぜそんなに別れることを怖がっていたのかは未だに理解できません。
どうして?と聞いてはっきりとした答えをもらう前に別れてしまったので。
1度だけ、彼に車で家の近くまで送ってもらったときに
なぜか缶ビールが車の、ホルダーのようなところにおいてあり
「え、ちょっと、なにこれ…?」
飲酒運転はダメでしょう、と言おうとしたらB男が
「あー…ごめんそれ…この前モトカノと花見行ったときのやつ」
はなみ?
私とあってないときは仕事っていったのに?
え、ていうかモトカノとは完全に切れてるって言ったじゃないですか。
「モトカノとまだあってたんだ」
「会いたくて会ったわけじゃないよ!」
切れ始めるB男。びびる私。
「モトカノが、会ってくれなきゃ手首切るって脅すから…!」
ポカーンとする私。さらに話し続けるB男。
「もう彼女いるからって言ったんだけど、電話越しに泣かれたんだ」
「そっか、なら仕方ないね」
「本当、何もしてないから」
「うん、信じてる」
適当にこんな会話をしながら帰っていた気がします。
そして、私が感動した台詞はその次に彼にあったときのことです。
なんだか最近老けたなあ、と思いつつ飲み物を飲んでいたら
突然B男が衝撃発言をしてきました。
「実はこの間、モトカノ(D子)にあったんだけど…」
「花見のときでしょ?」
「いや、その後なんだけど…」
だからお前仕事だって言わなかったか?と
心の中で突っ込みをいれつつ話を聞くと
「実はこの前、また泣かれて」
「…(しらんがな)」
「A子と電話がしたいって言われたんだ」
突然の展開に驚く。あたりまえだけど。
「それで…?」
「うん、電話してもらっていい?」
えええええ、なんでええ?と思いつつ了解すると
本当にB男は電話をかけはじめた。
もしもし俺だけど?うん、そう今彼女と一緒。うん、かわるって。
のようなことを言って電話を私に渡す。
「もしもし?」
「B男と付き合ってる人って、あなた?」
「はい、そうです。お付き合いさせていただいてます」
そう言った瞬間
「この、ドロボウネコ!!!」
それに気づいて電話を取り上げる彼。
適当に何かを言って切って、私に向き合うと
「何いわれたの?」
と、笑顔で聞いてきたので
「ドロボウネコって言われたー。はじめて言われたー」
と爽やかに返すとすごく驚いた顔をされたので
「あのさあ、モトカノと別れてるんだよね?」
「別れてるよ!だからA子と付き合ってるんじゃん!」
「じゃあなんで私がドロボウネコとか言われなきゃいけないの」
「え、それは…たぶんD子がまだ俺のこと好きだから…」
「でも別れたんでしょ」
「D子の中ではもしかしたら、まだなのかも…」
と、ぐだぐだになってきたので
「私かえる。じゃあね」
と言い残して帰宅。
「別れるなら死んでやる!」とか
「手首切るから!」とか
「返事くらいしろよ」とメールがきて怖くなってきたので着信拒否とメールを拒否してしまいました。
数ヵ月後メールの拒否をといたらタイミングよくメールが。
あえない?とかいうメールだったのでごめん忙しいからムリ、と返すと
実はどこどこの喫茶店でウエイターやってるんだ、今度遊びきてよ♪
と言われたので、ああこいつは死なないなあとそのままメール拒否再開しました。
以上が私の体験した修羅場でした。
昔のことすぎて記憶が曖昧ですがだいたいはこんな感じでした。
しゅらばー?という感じですがドロボウネコ発言は何年たっても記憶から抜けないので。
ちょっとすっきりしました、ありがとうございました。
>>64
支援ありがとうございました。
>>65
今思うとメンヘル祭りですね。
>>67
アホくさいですね、ほんと。でも当時の私には修羅場でした(・∀・)
>>69
C男はぶっちゃけ書かなくてよかったですね。無駄でした。ゴメンネ。
乙。
冷静な判断だなw