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:あっくん ◆FpcArysvPc 2009/10/12(月) 20:57:17 ID:UoFTK4+gOスレ休憩所でのことのあらまし
疑う俺と気づかないしり軽。興信所と弁護士呼んでしり軽グッバイ計画。
休憩所スレにて二回目の調査決行日報告後、弁護士と証拠を確認。
「これなら余裕でいけます」
弁護士の言葉で俺も恐る恐る見たが…
一回目。
バッチリ写ったカーセクに、ホテル前での熱烈濃厚なキス。ホテル入る時と出る時二回www
二回目。
公園で(規制)。
そのまま再び徒歩でホテルへ。
物凄いwwwどう考えてもA*の真似です本当に(ry
しかし、最初よりも気持ち悪さはなかった。むしろ良く撮れたなって感心した。
なんつーか、イラッとしたけど、吐くとかそんなんじゃなかった。
まずは、行方不明計画暴露。続けて内容証明をしり軽実家、
興信所で判明したひっくん宅に引っ越し当日に着くように弁護士名義で手配。
中身はそれぞれ違う。「証拠がある」って事はまだ知らせない。
家族会議を開かない限り弁護士経由だけが唯一俺と連絡する事が出来る手段。
無論、話にならないなら弁護士で遮断。
証拠とメール内容をコピー、仕事の引き継ぎ、新居契約、
弁護士と計画の確認、両親に再度報告と共に原本保管依頼。
同僚や友人に根回し、急な有給申請、台風と目まぐるしい一週間だった。
お陰で疲れ果てて寝れたし、しり軽のご機嫌なんて気にならなかった。
ご飯は食べられなくはないんだが、美味しくない。
大好きだったネギトロ丼で吐いた。
しり軽の方がご機嫌つうか、俺の体を労る始末。誰のせいだ。
飲み会って名のどっかに行った帰りの手で触んな。
手配してくれたのは友人女。友人女の親父さんが貸してくれた。
一人で荷物運び完了。家電は置いてったので重い物殆どなし。
俺の痕跡消えた家に証拠コピーの一部(ホテル前キスのみ)と手紙置いて異動先の新居に移動。
しり軽にだけ証拠があるということを匂わせる。
新居に荷物放り投げてトラック返却、自分の車で移動して部屋解約手続き、一眠り。
これでしり軽からすりゃ浮気知った俺行方不明同然。
夜、ふと起きると着信履歴42件。
実家一件
しり軽実家二件
友人二件
しり軽37件
弁護士から一件も来てないwww
しり軽実家、しり軽に関しては拒否済みなので着信履歴のみ残ってる。
着信あった友人や実家も同様。
実家に至っては、「来てないけど、何かあったの?手紙すらないの?」とシラを切る始末www
その日は休憩所にレスした後、しり軽のメールのみ拒否解除、携帯放置してグッスリ寝た。
翌日、土曜日。しり軽から大量のメール。だから弁護士通せよwww
弁護士から未だ一件も電話ないぞ?
「どこにいるの?」「電話して!お願い!なんで拒否してるの?」
「話し合いたいの!」「あれは違うの!」
「お願いどこにいるの?教えて!」「なんで会社辞めたの?」
「愛してるから戻って来て!」「親も心配してるの!」
以後同じような内容のループ。「あれは違うの」ktkr。
ハイハイワロスワロス。スルースルー。
「先程ひっくんから誤解だと連絡がありましたが、捲し立てるだけで話になりませんので
冷静になったらご連絡下さいと伝えました」
弁護士GJw初の連絡が話しにならないとはwww
家電を揃えていると、再び弁護士から。
「ひっくんの奥様から連絡がありまして、一度会ってお話をしたいとの事です。
お一人で来るそうですが」
てな訳で、即座にお会いしに。
事務所に着くと奥様らしき人がちょこんと座ってます。
目が赤いですが美人です。スタイルいいし…浮気する理由は性格か?夜の不一致か?
奥「はじめまして…ひっくんの妻の奥です」
あ「はじめまして。突然で取り乱したと思います。申し訳ありません」
奥「いえ、こちらこそ申し訳ありません…
まさかこんな事になっているとは思いませんでした。
旦那は話してくれず、どうしたらいいか解らないので、ご連絡しました。」
あ「そうですか。今旦那さんはどちらへ?一応連絡があったのですが」
奥「旦那は仕事中です。あの、何か証拠があるのなら見たいのですが…」
あ「……辛いと思いますが…」
コピーを渡す。
しばらくすると証拠見ながら「どうして…」と涙流している奥さん。
あ「辛ければ、渡すことはまだ出来ませんが、保管はしてますのでお止めになられては…」
奥「いえ…大丈夫です。しかし酷いです…貴方の勘違いであってほしかった…
本当になんと言えばいいのか…申し訳ありません」
あ「奥さんは何も悪くはありませんよ」
しり軽の決め台詞キタコレ支援
なぜ上から目線?www
弁「あっくん、しり軽から連絡です。いるなら替わってと言われましたが、どうしますか?」
とりあえず別室に移動、電話を替わる。
あ「もしもし?」
ビ「あっくん!よかった!ねぇお願い聞いて!」
あ「何を?」
ビ「あのね、私、あっくんが大好きなの!だから一回帰ってきて!」
あ「断る」
ビ「何で!?」
あ「手紙読めば解るでしょ?」
ビ「何で!」
あ「は?話しにならないから切るよ?」
ビ「待って!」
あ「いいかい?家族揃って話し合いをする気がないなら、
これ以上はもう話すらしない。解った?」
ビ「ちょっと待ってよ!私達の問…」電話切った。
弁護士さんに同じことを説明して、話し合いにならないなら
もう取り次がないようにお願いした。早くも電話鳴ってるし。
奥「何て言えばいいか…本当に申し訳ありません…」
あ「貴女からの謝罪は要りません。むしろ困ります。
近日中に旦那さん呼び出されると思いますが、ご協力下さい」
奥「はい…あの、申し訳ありませんが、私も同席しても宜しいですか?」
あ「辛いと思いますが…」
奥「貴方の話が終わり次第、私もその場で離婚を告げます。
情けない話ですが、私一人で話を持ち出すのが辛いのです。
こちらの事情に後日貴方に協力してもらうのもどうかと思いますので…」
あ「確かに出来れば関わりたくない。当日ご両親は来て貰えるのでしょうか?」
奥「ごめんなさい、私と夫は両親いません」
あ「すみません大変失礼しました。解りました。
それと、皆集まるまでは証拠の話はしないでいただきたい」
奥「解りました。すみませんが、どうかよろしくお願いします」
あ「いえ、こちらも突然こんな事をしてるんです。申し訳ありませんでした」
弁「奥様。当日離婚するのであれば、弁護士が必要でしょう。
勝手ではありますがこちらでご用意致しましょうか?」
奥「は、はい!宜しくお願いします!」
弁護士と色々話して奥さん帰った。大丈夫かな?
弁護士も「同時進行だと話が拗れそうですが、
ひっくんが逃げてしまうかもしれない事と、
ダメージが大きくなる事を考えるといいんじゃないですか?」と。
聞くだけ聞いて「落ち着いて家族会議を開かない限りは繋ぐなと言われてますので」と切りました。
まだ落ち着いてないです。私を疑う時点で話になりませんw」
弁護士さんごめんなさいwww
続けて、弁護士にしり軽実家から電話が。替わることに。
あ「もしもし?」
ビ父「もしもし!一体なにがあったんだ?今更婚約破棄とは何事だ!」
あ「落ち着いていただけますか?」
ビ父「落ち着いてられるか!何を考えているんだ!」
あ「それはしり軽さんに言って下さい。
何も聞いてないんですか?話にならないなら切りますよ?」
ビ父「…聞いても何も喋らないんだよ。…何だ?どうしたんだ?」
あ「後日お話しますので、一度お集まり頂けますか?」
ビ父「それは解っているが、今簡単に話すことは出来ないのか?」
あ「簡単に話しても信じて貰えないでしょう」
ビ父「…まさか浮気か?」
あ「…ですから、皆集まってお話しましょう。
電話越しで食い違いが起こるのを防ぐ為というのもあります」
ビ父「……」
あ「しり軽さんと話して、家族会議の日程早めにお願いします。
そこで全部お話しましょう。くれぐれもしり軽さんを煽らないで下さいね。
連れて来れるような体制にしてくれればいいので」
ビ父「いや、都合が悪くなければ明日の夜にしよう。
内容聞くまでマトモに寝れそうにない」
あ「そうですか。時間等折り返し連絡しますので、
ちょっと待ってもらえますか?」
うん、着実に進んでる。
しり軽父に連絡。
日時の確認と、必ずしり軽を連れて来る事と、
くれぐれも当日まで早まったことはしないでくれと頼んだ。
事を進めていると、弁護士がひっくんから電話だと。
弁「落ち着いているようですが、いいから替われと。どうしますか?」
とりあえず替わる。
ひ「もしもし?」
あ「はじめまして。先にいいですか?話にならないようなら、即切ります。
以後、連絡はとれないと思って下さい」
ひ「何を勘違いしているのか解らないが、とんだ誤解だ!」
あ「ならば、明日家族会議がありますので、その場で誤解を解いて下さい」
ひ「何故俺が?」
あ「疑いを晴らしたくないんですか?本人の証言無しに誰が信用するのでしょうか?
それとも事実ですか?だから出てこれないんですか?」
ひ「…わかった。とりあえず誤解ということは解ってもらいたい」
アホかwww証拠あるのに何が誤解か理解に苦しむwww
場所、日時を言い、電話を切った。
アッー!
たっぷりと頭使って嘘つけばいいさw
しり軽から証拠の一部見せて貰ってビビるのも一興www
弁「上手く考えましたねwww」
あ「アドリブ大成功ですwww」
しり軽からメール来まくり。
「なんで女の人と一緒にいるのよ!」「私以外の人と一緒にいるなんて許せない」
「なんで?お父さん達は関係ないじゃん!」「ちゃんと話合えないの?」
「愛してるから2人で話合いましょう」「連絡下さい」
このしり軽wwwww
「食べに戻って来て。カレーもっていくだけでもいいから」
「野菜カレーだから栄養つくよ」「食べてくれないの?」
「明日、私が持ってくから連絡下さい」「お願い声聞きたいの…」
就寝前に
「あっくんがとなりにいない」「帰って話合えば解る」「信じて」
「寂しいよ」「明日になったら会えるの?」
「お父さん達の前じゃイチャつけない」「2人で話し合おうよ」
「愛してる」「帰ってきて。また2人で一緒に寝れますように。おやすみなさい」
いい加減うざいので再度拒否。カレー嫌いじゃないが俺の好物はネギトロ丼だよ。
好物で吐いたっつうんだよ。
野菜は嫌いだってwww
てことはひっくん野菜カレーが好きなのか。
家族会議を無視して2人で話そうだの、かけおちしようだの、
アナタがあっくんを騙してるだの訳が解らないから
「お話の場は設けてますので、そこでお話して下さい」
と言い再びスルーだったそうで。
布団でゆっくり寝れる素晴らしさw
ここ一週間は、嫌悪感じゃなく素で疲れてソファに寝てたから気持ちがいい。
翌日、朝イチで実家に帰る。両親に説明。
父「本来なら家に招きたくないんだがな。
まあ、余程酷い暴言でもないかぎり、俺達は口を出さない」
母「どうしても無理な場合は目で合図送りなさい。
最後だからキッチリケジメつけましょう」
昼過ぎに弁護士到着。両親と挨拶を交わし、集まる人間に再確認の連絡をした後、別室にて待機してもらう。
弁「どうしようもないときは、出ますから」
一応女性だし、話の論点ずれるのを避ける為に家族会議には参加しないで貰う。
一番最初に連絡が来たのは奥さん。近くにいるので迎えに行くと、
奥さんの後ろからむっとした顔でひっくんが。
コイツ挨拶ねぇ。奥さんの丁寧な挨拶の後だと余計腹が立つ。
少しの沈黙の後、しり軽両親としり軽が到着。しり軽目が赤い。真っ赤。
俺の顔を見て嬉しそうな顔して抱きつこうとしたが、かわしてしり軽父に捕獲してもらう。
茶の間にいるひっくんを見て、硬直してうつむいたw
なんでこんなに馬鹿なんだ。そしてこんな女好きになった俺ザマァwww
あ「さて、皆さんお忙しい中わざわざありがとうございます」
ビ父「前置きはいい。どういう事か説明してもらいたい」
あ「その前に、今から会話は録音させていただきます」
録音開始。
浮気する奴ってどうしてこうも同じ間違いを繰り返すのか…
しり軽用電波かなにかが宇宙から発信されているんだろうか…
お二人、特にひっくん、誤解と言われておりましたが、何か異論ありますか?」
ひ「なにを疑っているか知らないが浮気などしていない!」
あ「そうですか。で、しり軽さんは?」
ビ「…してません。」
あ「お二人共、今の発言に嘘偽りは?」
二人「…」
あ「嘘ですか?本当ですか?」
ひ「嘘ではない!」
あ「しり軽さんは?」
ビ「…」
あ「…嘘ですか?」
ひ「そんなに責め立てるなよ」
ビ父「なぁあっくん?確かに疑いがあるのかもしれないが、
相手の奥さんの事も考えては?」
ビ母「結婚前にピリピリし過ぎてない?
疑われてる人はしてないって断言してるわよ?」
あ「そうですか。そんなにひっくんの発言は信用出来ますか」
ひ「俺は無実を晴らしにきたんだ!当たり前だろう!」
嘘吐いてまでここに来た事は誉めてあげるよwさて嘘発言も録音したし、
ここで俺、別室の弁護士から書類の入ったファイルをもらってくる。
あ「皆さん良く考えて下さいね?
俺の只の疑いや勘違いだけでこんな大事にはならないんですよ?」
カバンから一枚、紙を出す。
「これから行くね♪ひっくんに早く会いたいよぉ〜」
「早く来いよ。俺も溜まってんだ」
2人、顔真っ青www
ビ父「なんだ?これは」
あ「しり軽さんの送受信メールです」
具体的には一部の拡大コピーです。よく見えるようにwww
ビ「ちょ!何人の携帯勝手に見てんのよ!」
あ「何人の質問無視して怒ってんの?さっきのは嘘?本当?」
ひ「これは飲み会の時のメールだ。
人間酒が入ればメールでこういう冗談も送るだろ?」
おぉまだシラ切るか。
あ「飲み会なんですか?参加していたという人の証言と違うのですが?」
ひ「は?誰が来たか知っているのか?」
あ「共通の友人がいて、その人のお祝いの飲み会だとしり軽さんからメールきましたが?」
ひ「な…」
ビ「…!」
裏合わせしてないよこいつらw
せっかく時間与えたのにw
どんだけなめられてんだよ俺はorz
ひ「ない!何なんだよさっきから!」
あ「…まだ自分から言えないんですか?」
ひ「…」
ここでファイルの中の証拠の出番。とうとう自白しなかった。まぁそんなもんだろ。
あ「これ、何だか解ります?お二人は解ってると思いますけど」
ビ父「な、み、見せてくれ!」
俺からコピー奪い取るしり軽父。どんどん配る俺。
破りたい奴はどんどん破れ。コピーは段ボール箱一箱分あるw
あ「…真実言ってくれれば、出さなかったんですけどね…」
はい、嘘ですw真実吐こうがなんだろうが出すつもりでした。
ひ「お前!騙したのか!」
この発言でマジで笑いそうになったw
騙したとかなんだw
騙したのはお前だろうwww
バレバレの嘘をついて人を騙そうとしたのは貴方じゃないですかw」
しり軽両親、みるみる顔が赤くなっていく。ひっくんの奥さん泣き出す。
しり軽もう顔面蒼白どころか血の気ない。こっちと証拠交互に見んな。
ビ父「あっくん!すまなかった!この通りだ!許してくれ!」
コピーをぶわー散らかして土下座し出すしり軽父。
ビ「お父さん!?」
ビ父「あっくんのご両親、大変申し訳ない事をした!
私は、あっくんを疑っていた!
大事な娘、悪い虫にひっかからないようにと思ってずっとあっくんを認めていなかった!」
母「私達は、全て息子に任せております」
父「同じく。何をされても、何を言われても困ります。
私達の意見は息子と一緒です」
ビ父「悪い虫に勝手についてったのは…娘で…本当に申し訳ありません。
あっくん、本当に、申本当にし訳ない…」
しり軽両親泣き出す。
ビ「ちょっと!なんでお父さんとお母さん泣かすのよ!」
ひ「ちょ!悪い虫だなんて、あんまりじゃありませんか!」
しり軽父と奥さんがひっくんを、しり軽母がしり軽をひっぱたいた。
これはないwww
当事者2人のそのセリフはねぇわww
割れ鍋に綴じ蓋
この二人はまじお似合いだわ
他人迷惑かけないように一緒になって欲しいな
ビ父「貴様!確かに娘の育て方を間違えたかも知れんが、
妻がいてこんなことをする貴様に言われる筋合いはない!」
奥「アナタ!最低よ!」
ひ「ち、ちがうんだ誤解だ!お父さん!落ち着いて下さい!」
ビ「お、お母さん!?」
ビ母「お母さんなんて呼ばないでちょうだい!
なんで、どうしてこんなことを!」
ビ「だ、だって結婚前だし…不安だったの…」
ビ母「だったらなんで相談しないの!
何がどう不安でこんなことになるの!」
奥「何が違うの!ここ来る前から全部知ってるのよ!
誤解って何?答えてよ!
いつまで人を騙そうとすれば気が済むの!?」
ひ「…!」
全部同時進行。うちの両親はひっそりと泣いている。
なにこのカオス?予定狂いまくり。
こんな状況で冷静な俺の方が壊れてんのか?
しり軽両親、私は婚約破棄、慰謝料の請求をしようと思います」
ビ父「あっくん!ちょっと待ってくれ!頼む!それだけは考えなおしてくれ!」
しり軽父の隣について
ビ「ごめんなさい!只の遊びだったの!
このまま結婚するの、怖かったの!
もう二度としないから!許して!」
2人して土下座。その向かいでひっくんが奥さんに土下座。
えええなにこれ?地獄絵図w
ひ「た、頼む!許してくれ!もうやらない!お前がいなきゃ俺駄目なんだよ!」
奥「そんなこと…今更言われても…」
あ「結婚なんて無理です。
遊びで人の家庭壊すような真似する人と円満家庭っておかしいでしょ?
加えて、写真のような趣味もありません。
絶対嫌です。なんなら出るとこ出てもいいんですよ?」
ビ「そんな!嫌!ごめんなさい!愛情はアナタだけなのよ!解って!」
ビ父「心を入れ替えさせる!頼む!それだけは!」
しり軽母が泣きながら、土下座しているしり軽父としり軽を転がしてどかした。
ビ母「ごめんなさい。私達も、しり軽も、全面的に悪いわ。
謝って済む事じゃないけど謝らせて下さい」
しり軽母土下座。
ビ母「婚約解消含め、出来る限りの償いはさせていただきます」
ビ父「ちょ!お前!何いってんだ!」
しり軽母しり軽父ひっぱたいて「黙れ!アンタこの子の味方すんの!
私は冗談じゃないよ!
結納までして何が遊びよ!
この子は婚約壊しただけじゃなく他所の家庭壊してんのよ!
いい年した人間がする事じゃないわよ!
それとも、アンタにもそういう事がある訳!?」
ビ父「ない!断じてない!で、でも婚期逃したら…」
ビ母「そう。私は御免だわ。只でさえとんでもない事してるのに
裁判でもして記録つけて将来の見込み無くす娘なんか見たくないわよ」
ビ「そんなぁ…お母さぁん…」
ビ父「さ、裁判て…お前、自分の娘に…」
ビ母「自分の娘だから言ってんのよ!」
収集つかないしうるさいので、しり軽一家隣の部屋に移動してもらう。というか押し込む。
両親も辛そうなので、別の部屋に移動してもらう。
奥「もういや…私は離婚する為にここに来たのよ」
ひ「!勘弁してくれ!」
あ「ひっくん、貴方にも慰謝料を請求します。
まあ、納得いかないなら裁判でも構いません」
ひ「ちょ!待ってくれ!結納してるなんて知らなかったんだよ!」
あ「婚約してるの知ってる時点で十分ですよ?」
奥「私も、請求します」
ひ「ちょ、冗談だろ!?」
あ「…まだ解りません?今の立場。
今すっぱり離婚して慰謝料呑めばまだマシだと思って下さい」
ひ「ふざけんな!何を偉そうに!
あいつが言い寄ったんだ!あいつから!
マタガバガバ開く奴と結婚するお前は何も悪くないのか!」
あ「…いい加減にしろよ?どっちがどうとか知るか。どっちもどっちだよ。
マタガバガバなのは、あいつだけか?」
ひ「何だと!どういう事だ!」
どっちにしろ度の過ぎた発言だったな」
そう言って、書類を奥さんとひっくんに渡す。
ひっくん固まる。
後出しですまないが、ひっくんしり軽以外にも
コスプレなのか解らないが高校生らしき女にも手を出してましたw
しり軽とあれだけやった後女子高生。絶倫だよw
この証拠は俺と興信所と弁護士しか知らない切り札w
奥さんも知らない。事務所来たとき見せてない。
奥さんが一人でダメそうなら出すつもりだった。
しり軽はしり軽に変わりないが流石に嫁にしようとしてた女、
寝取った奴にしり軽扱いされると腹が立つ。
予定狂ったが、こいつもうトドメさします。氏ねwww
未成年に手を出す程だらしない竿をお持ちなんですねぇ…」
奥さん証拠握り潰して声のトーンと表情と言葉使い激変wこえぇwww
効果抜群!
黙りこくるひっくんwww
ひっくんに慰謝料300万、(結納金丸々+100万)一括。支払い後俺との接触禁止。
同意無き場合、勤務先への婚約破棄の詳しい事情説明。若しくは裁判と伝える。
ひ「一括なんて無理だ…」
あ「どうしても無理ですか?裁判しますか?しり軽との婚約破棄説明しに行ってもいいですが?」
ひ「いや、それは困る。払う。しかし、分割は…」
あ「どうしても分割ですか?裁判も一括も離婚もあれもこれも嫌、
随分ワガママじゃないですか?」
ひ「すいません。どうかお願いします」
ここにきてようやく土下座。いらねぇw
俺の中でシラ切ってた時点で裁判以外は地獄行き決定。
あ「わかりました。ではこちらの条件を呑むなら、分割で構いません」
ひ「ほ、本当か!」
そして、私の知人が金融やってますので、そこで私と奥さんの慰謝料借りて一括で払って下さい。
そしたら間挟みますが分割成立しますよね?
奥さん、それで構いませんか?
未練や躊躇いがあるなら、話し合って貰って構いません」
奥「ありません。情けない私にご協力いただいてホントに何と申し上げれば…」
ひっくん絶句www
あ「ひっくん、どうしますか?裁判しますか?減額したい気持ちも解りますよ。
結納してるとはいえこっちは結婚前ですしね」
ひ「…裁判は勘弁して下さい。支払います」
はい成立。待機してた弁護士呼んで書類に支払いは一週間以内と、
離婚の約束を追加してサインして貰う。俺知人に連絡。
これでひっくん用なし。書類確認してる最中に違う弁護士がウチに来た。
弁2「どうも、こちら旦那様ですか?初めまして、奥様の弁護士です」
ひ「な…」
弁「私はあっくんの弁護士ですので」
そう言って弁護士さん再び別室へ。
奥「後日連絡します。これ、私の携帯番号です」
あ「じゃ、これ俺の番号です。頑張って下さい。
あ、ひっくん、これ知人の名刺です。
お待ちしてますと言ってました。明日にでもすぐに」
ひ「…」
この弁護士、俺の弁護士の紹介で来た奥さんの弁護士だそうだ。
ひっくんがうなだれて帰って行った。
奥さんは最後まで「申し訳ありませんでした」と深々と謝っていた。
さて、本題が残ってる。
何を喋ってたかは聞き取れないが、口論をしていたしり軽一家のいる隣の部屋へ。
あ「まとまりましたか?」
ビ「あっくん!ごめんなさい!ホントにごめんなさい!」
ビ父「あっくん…すまなかった」
あ「もう謝罪なんていりません。何の意味もない。
では婚約破棄と、慰謝料400万、今後の接触禁止でお話を進めたいのですが」
ビ「嫌だ!婚約破棄はしょうがないけど、会えないのは嫌!」
あ「今後会う理由がないんだけど?何?しょうがないって?」
ビ「もうしない!必ずあっくん一筋になるから!
お願い!私また振り向いて貰えるように頑張るから!
繋がりがなくなるのは嫌だ!」
ビ「もう黙ってよ!2人の問題なのよ!」
あ「繋がりが欲しいなら慰謝料を分割して振り込め。払い終わるまでは一応繋がってるだろ?
後、今両親は関係ないと言ったな?なら自分一人で支払え。
多分ひっくんの奥さんからも慰謝料請求されるだろうからそれもだ。
親の力を借りる事は許さない」
ビ「そんな…」
あ「今の発言で気が変わった。お前は、結婚前の訳の解らない不安を他の男性で紛らわし、
俺や俺の両親、お前の両親だけじゃなく、他の家庭や友人までも傷つけたんだ。
バレないと思ってた時点で自分のやってる事は間違いだと自分で気付いてるはずなのに、
お前は誰に何の相談もなしに、欲に溺れた。
正直、俺は腹が立つとかじゃなく、虚しいだけだ。
自分のしてきた事を振り返り後悔しながら一人でキッチリ支払え。
支払いたくなきゃ裁判で俺とは繋がるぞ。カタつくまで付き合うからな」
ギャン泣きし出すしり軽。
それ脅迫じゃね?
弁いるのにそんなこと許すん?
あくまで条件の提示だからでは?
読みづらくてごめんなさい。
金融の話してる最中は弁護士隣にいませんよ。
嫌なら裁判すればよかった話です。
あ「ご両親、出過ぎた真似をしましたが、今これ以外は考えません。
納得がいかないなら、とことんやりましょう」
ビ「私が一人で払うから会って!」
あ「断る。決裂ならもう帰って」
ビ「何でよ!私の事、好きじゃなかったの!?」
あ「好きじゃなかったのではなく、好きじゃなくなったんだよ」
ビ「じゃまた好きになる事もあるでしょ!」
あ「ないよ。原因が自分だって解ってるだろ?」
ビ「また絶対振り向かせる!」
あ「ないない。解ったからサインしてくれる?」
ビ「会ってくれるの?」
あ「は?絶対の自信があるなら、こんな誓約俺から破りたくなるほどにまでなれるんだろ?
じゃ頑張れば?頑張りもしないうちに会いに来る気か?どの面下げて?」
ビ「…」
ビ母「はぁ…情けない…」
しり軽父は無言で泣いてた。
この事は精算出来ない。
完全に元に戻ることなんざ無理なんだよ」
ビ「で、でも…」
あ「これ以上、自分の両親傷つけるな。何を言ってもどうにもならないんだよ。
いい加減理解してくれ。
今少しでも反省してるなら、さっきの謝罪が本当なら、
やりなおすだとか考えずさっさとサインして俺の目の前からいなくなってくれ!」
慰謝料400万、月10万給料日払い(結納金倍返し。一括可。減額不可)、支払いが滞ったら、残金一括請求、支払い後接触、俺に関わろうとする行為禁止。
泣きながらサインするしり軽。ため息ついてサインするしり軽両親。
あ「じゃこれで。ああそうそう、部屋解約してあるから、
強制退去になる前に家電や荷物全部運んでね」
ビ母「申し訳ありませんでした…」
ビ父「あっくん。本当にすまなかった。何かあったらすぐに電話してくれ。
こちらも何かあればすぐに連絡する」
あ「…大変残念でしたが、もういいんです。
ご両親には申し訳ないですがもう疲れました」
ビ「ご…ごめんなさい…でも私諦めないから!」
あ「勝手にどうぞ。因みに、再び付き合う事はないから。
仮に俺が誰かと結婚して、それを何か勘違いして壊そうとするなら、容赦しないよ」
ビ「絶対私が振り向かせる!」
あ「ないっつってんだよ!
目の前で泣いてる両親これ以上傷つけんな!帰れ!」
両親に手を引っ張られて帰るしり軽。
結納返しの話をしていない!しり軽帰す事に必死で全くしてなかった!
すぐさましり軽父に連絡。
あ「もしもし?結納返しの返還ですが…」
ビ父「…いただく訳にはいかない。納めてくれ」
あ「はい?何を言ってるんですか?婚約破棄してるんですよ?」
ビ父「私からの慰謝料だと思ってくれ。
あっくんを疑うあまり、結納なんて真似をしてすまなかった」
あ「いや、しかし」ビ父「いいから!本当にすまなかった…皆の幸せを潰したのは、娘なんだ…」
電話切った瞬間、目から水出まくった。
四年間、今の今まで何をしてきたのか解らなくなって泣いた。
結局、金が出たり入ったりするだけだ。
俺の怒鳴りで部屋に来た両親も泣いてた。
泣いてる両親から幸せから一転、なんでこんなことに、一人で頑張ったなとか
愚痴なのかなんなのか解らない事言われまくった。スゲー疲れた。
金額で揉めるかなーとか、なんか中途半端だなーとか色々思いましたが、もうどうでもいいです。
どっちがどう馴れ合ったとか聞きたくなかったし、
実際顔合わせたら、しり軽だけど好きだっだ気持ちと、
二人とも殴り頃してやりたい気持ちでぐっちゃぐっちゃになりそうだったんで。
文章では伝わりませんが最初声震えてましたし。
二人のあまりの馬鹿さ加減に内心笑えてきて荒んだ気分なくなりましたがw
勢いでスピード破局。脱力感満載。いやー痩せたwww
不健康なダイエットだったな。
長くなるだろうと思ったからまだ有給残ってるんだよ。
新婚旅行にとっといた有給www
一人でいると色々考えて鬱になるだろうから、
酷くへこむ前に会社に申請して働くかねwww
休憩所を愚痴吐きみたいに使用して、申し訳ありませんでした。
でも、皆の意見や応援がなければ、こんなに冷静に事運べませんでした。
以上です。ありがとうございました。
今はゆっくり休んでください。
にしてもしり軽、気持ち悪いことこの上なし。
試練を与え給う
いい言葉だ