192 :sage 2015/05/31(日)16:05:47 ID:el7
我が家の愛犬の出産が修羅場だった。
グ.ロ.注意。

バレンタイ前に、友人が一緒にチョコを作ろうと泊まりに来た。
その日は、兄も交えて3人でピザを食べつつ酒を飲んでまったりして次の日にチョコを作ろうと相談していた。

そこでふと、ご飯中はいつも来る愛犬がいないことに気づいて名前を呼ぶも来ない。
珍しいな?と思いつつ友達が来てるからかな、と談笑していた。

10分くらいたって、愛犬がすすっと寄ってきて目を向けるとなにか引きずっている。
なんだ?と思って見るとへその緒の繋がった子犬。
パニックで「産んでるー!」と叫んだ後、とりあえずいつも愛犬がいる場所に突撃して先に産んだ子がいないか確認。
一匹発見。保護。

その後も生まれてくる子達のために愛犬をサポート。
5匹目でお腹を触診して、この子が最後だな、とホッしたのも束の間。
へその緒を噛みちぎっているのを見てたら何やら赤い物が見えたので覗きこむと…

お腹が破れてた。

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192 :sage 2015/05/31(日)16:05:47 ID:el7
慌てて取り上げて見ると内蔵が出ている。
兄にどうしよう!?と問うと押し込めとの指示。
アワアワしながら溢れてくる内蔵を押し込む。
その間兄がいたるところの動物病院に電話をしていたが、何せ夜。
中々つながらないし、繋がってももう無理みたいな対応。
それでもと、夜間の動物の救急病院がある事を教えてもらい
車持ちの弟に電話して急遽来てもらう事に。
弟が来るまでこの子がもつのか、もたないならもたないでなるだけ苦しんでほしくない。
最初こそ頑張って!と声をかけてたものの、もう頑張らなくても良いよおおおおと内臓押し込みながら私大号泣。
子犬もずっと大きな声で鳴いてる。
兄も泊まりに来てた友達も大号泣。

結果、弟が来て病院行って何時間もかかったけど縫ってもらう事に成功。
その後もこのまま生きるか難しい。
このまま死なせてあげるのも手だと医者に選択を迫られたのも修羅場でしたが、ここまで来たら出来る事はすべてしようと決めて病院を駆けずり回りました。

一週間で10万軽く吹っ飛んだり、予後のケアとカテーテルでミルク飲ませたりと育児も修羅場でしたが、結果、今は元気に母犬と毎日を過ごしています。

へその緒を噛みちぎる際に深く噛みすぎてしまったのが原因でした。
内蔵押し込んだのが最大の修羅場でしたが、自分の手でしめてしまうのがこの子のためなのかと悩んだのも修羅場でした。

ちなみに、情けない事に妊娠には気づいておらず、一度だけ15分ほど脱走した事があるのでその時に妊娠したようでした。
この時に病院に連れて行ってなかったのがなんとも飼い主失格です…。

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