初めてスレを立てます。
よろしくおねがいします。
だんなちゃんの遺言で2チャンにすれをたてました。
不慣れではありますがおつきあいください。
えーっと。
11月22日の結婚記念日にうちのだんなちゃんが
36歳という若さでなくなりました。
病気が発覚したのは今から約五年前で長女が卒園式をむかえるちょっと前でした
だれか、何か言ってくれるとうれしいけど・・・
こんなくらいはなしで、書き込みが遅いのみてないかなぁ
やたら痛みが続くなぁとおもって病院にいっても
ただの神経性のものだ。
と言われてそのまま卒園式をむかえた娘の祝いで伊勢志摩に旅行に行きました。
ホテルにとまっておいしい料理がいっぱいテーブルにならんで
それとは別に追加でカキをたのんだの。
そしたら、だんなちゃんが急におなか抱えて痛いと言い出したから
ぉぃぉぃ。カキにあたったのかーwwww
なんて冗談いってたら
そうじゃない。いつものおなかいたがはじまったって。
カキ食いたいのに食えねぇぇぇぇぇwwwwww
なんていいだすから、気を使った娘が
じゃぁ、とうちゃん。汁あげるよ。汁。
っていって自分が食べたカキの身のなかにのこったカキの汁をわたすわけよ。
だんなちゃんは、おれだってみがくいてぇわ
って痛いのをがまんしてカキをたべてた。
むすめのその一言がだんなちゃんにとってはすごく屈辱的だったらしく、それ以来我が家では娘の誕生日に伊勢志摩でカキを食べに行くというのが年中行事になりました。
ちょっと初できんちょうしすぎてんのかなぁ。
うちのだんなちゃんは、パソコン屋さんに15年以上もつとめてて
ずっとちゃねらーだったんですよw
いつか、ここでスレを立ててみたいんだがいいスレがおもいうかばねぇwwwww
あと、あいつら怒らすとこわいから、こわくてできねぇwww
ともいっていた。
ちなみに、2チャンネル最大の事件て何?
ってきいたら、
2ちゃんがなくなる日
といっていた。
あたしはよくわかんないんだけど、スレがどんどんどんどん消えていって
あれはすごかった。といっていた。
うちの娘が
友達のMちゃんがノートに「ヨメルヨ大好き」「ヨメルヨかっこいい」
て書いてあったから、ヨメルヨってなに?って聞いたら
友達に、ヨメルヨじゃないわ!「EXILE」だわ!!!!!!!!
っておこられたぁぁぁぁぁぁぁ
というはなしをして大爆笑しててこれはイケルとおもったらしい。
ヨメルヨと読んだうちの娘もむすめだけど・・・・w
まぁ、こんなことになるわけで。
小学校5年生なのに身長が130cmあるかないかなの。
ちっこくて、ひとりじゃねれなーい。っていっていつも一緒に寝てる。
幼稚園のときからかおがまったくかわってないw
あれはいい嫁になる。そうおもう
2ちゃんに。むかしから世話になってた2ちゃんにお礼カキ子&遺言をかきのこそうとおもいたったわけで。
半年ROMれっていわれるぞ
といわれたけど、半年ROMり終わる前に死んでしまったのでかんべんしてくださいww
かわりまくる(==)家の有線にかえよう
その方がいいよね?
うち、いまだにADSLwwwwwwwwwwwww
ワイマックスよりおっせーw
光にかえる工事待ちの間にだんなちゃんが死亡wwwwwwww
パソコンの中身もどうなってるかわかんねぇ。
稼働中のタワー二台に、倉庫にある動くかどうか怪しいタワー二台の中身のデータどうすんだよ(笑)
いきかえってなんとかしろよ
見てくれてる人がいたとは(泣
これがまず第一の遺言で。
第二はもう少し話が進んでからおはなしします。
むしろ、おなかの痛みがどんどんひどくなる。
病院にいっても原因が不明(この時点では)
だんなちゃんのかよってる病院で、内科・外科、合同会議なるものがあって、
こんな腹痛の患者がいるんだけど、原因がわからないんだよね。
と、たまたまはなしがのぼった。
その会議の結果が、コレ、もしや小腸ガンなのでは?
と言う話になった。
小腸ガンと言うのは、外科医が一生で会えるかどうかわからないとまで言われてるほどレアなガンで、
うちの病院、創立してから50年いじょうたってんだけど、まだ2・3例しかないといわれた。
名前すらあがってこない。
もうどうすんだよ。なにすればいいんだよ。
そのまえに、そんなレアなガンになっちゃって、
かあちゃん(あたしはそう呼ばれてる)になんていえばいいんだ。
泣き崩れたらどうしよう。絶望的な顔されたらどうしよう。
そんなかんじで、うちのだんなちゃんは丸一日悩んだらしい。
医者には、先天性で腫瘍ができることがあるから、ひょっとすると先天性のものかもしれないって
それも頭に置いた上で、小腸ガンかもしれないと。
そう説明しようと思ってたらしい。
だんなちゃん(以下ダ)「オレ、ガンかもしれない。」
1(以下嫁)「はぁ?帰ってきていきなりなにいいだすの?」
ダ「いや、病院でガンかもしれないって、
でも、先天性のもので腫瘍ができることもあるから、そっちかもしれない、
でも、ガンかもしれない。わからない。」
嫁「いやいや、あんたのいいたいことが、わからないだわ。」
ダ「だから、ガンかもしれないし、先天性のものかもしれない。調べてみないとわからない」
嫁「だから、ガンかなんなのかいいたいことがわからんぞ」
ダ「おれもよくわからんけど、がんじゃないほうがいい」
嫁「なんかさぁ、先天性がどうとかって言われても、ピンとこないから
ガンてことにしたらー?がんだったらなんとなく想像つくし、そうしなよ。」
ダ「じゃ、もし、がんだったら?」
嫁「そのときは・・・・ガーーーーーーーンだわ。」
いくら見た目がガンとわかっていても、細胞をとりだして、はっきりガンだとわかるまでは
ガンと診断しないらしい。
それくらいガン申告というのは慎重なものらしい。
と言いたかったんだと思う。
それが、緊張となんだかよくわからないテンションで発言してしまったと思われる
まぁ、この嫁もたいがいだとおもうけどw
後日だんなちゃんは、
いろいろ心配して損した。
さすがオレの嫁wwwwwwwwwww
後にも先にも、がん患者にガーンといったやつはおまえだけだwwww
そのセリフ聞いて、俺はこの嫁とならやっていけるとおもったらしい。
だんなちゃんに、
ガーンという言葉には意表つかれたわぁ
オレが一日泣いて悩んだ分を返せ。悩んで損したわ。
とまでいわれた。
どんな言葉でかえしてもらいたかったのだろうかw?
でも、すぐに娘が入学式をむかえる。
だけど、いま、だんなちゃんの体には
治療のための細いチューブがからだの中にささってる。
だけど、一生に一度の娘の晴れ舞台。出席しないわけには行かない。
悩んだだんなちゃんは、体にチューブと点滴の針が刺さったまま入学式に出ることにしたのだ。
あばれたりしないでくださいね。
終わったら、すぐかえってきてくださいね。
そのままだんなちゃんは入院。
思えば、ここからすでに波乱万丈ははじまっていたのねぇ
ひとねむりして、おきたらつづきかきますー
入学式に出席しておいて良かったね
はい。ほんと。入学式に出席できてよかったです。
亡くなる一週間前に娘の学芸会があって、それも見に行くことができました。
余命二ヶ月と告げられて、一ヶ月ほどたったときのことでした。
だんなちゃんのがんはお知りの穴からも触って確認できるほど出てきてて。
すごく痛がってました。
こんな痛い思いするくらいなら楽に殺してくれって。
それくらいしんどい。
病院の治療で傷みを和らげる緩和ケアというものがはじまっていました。
すでにボロボロで、効く抗がん剤ならやってみる価値はあるんだけど、
効かなくなった抗がん剤は毒にしかならないと。
とりあえずは、痛みをとって体力を作っていく。という治療法に切り替えられました。
夜もまともにねられなくなっていただんなちゃんは脊髄から麻酔をうって
下半身の痛みの感覚をとって寝る ということをやっていました。
食事は常にたってしていました。
でも、たっていると足の付け根にできガン細胞のせいで
リンパの流れが悪くなって、毛穴からリンパが流れ始めるのです。
それが、むくんで広がって、妊娠線のように皮膚が一部薄くなったところから
亀裂が入ってリンパ液のようなものが流れ出すという。
悪循環になっていました。
娘の学芸会には出たいと。そんなわがままを病院側はすんなり受け入れてくれ
主人は学芸会に行くことになりました。
っていったのに、すごくおおがかりなものになった。
まず、痛みがあって座れない主人の痛みをとるために夜、寝るときにやっている下半身麻酔をしながら
いくということになりました。
そして、常時飲んでいるくすり。モルヒネとこの三つをやりながらいくということになりました。
でも、飲み薬のモルヒネは自分たちでできるが
腰から入れている麻酔は、医者か看護婦さんしかできない。
そのため、お医者さん二人と看護婦さんが付き添うということになりました。
そりゃもう、病棟あげての一大イベントとなっていました。
痛いから学芸会どうしようか?
ってはなしをしてた。でも、病棟内は
絶対だんなちゃんを無事に学芸会に連れて行くぞ。
ムードで大盛り上がり。
痛みもある中、主治医の先生が手術があるということでいけないかも。
という話が出てきてた。
だんなちゃんはちょっと不安そうになってきて、イライラしはじめた。
ダ「おれはおなかも痛いし頭も痛いんだよ。だけど学芸会にも行きたいんだよ」
嫁「学芸会行きたいならいけばいいじゃない。」
ダ「こんな状況でいけるわけないじゃないか」
嫁「じゃぁ、やめる?朝から楽しみにしてたんじゃないの?楽しみにしてたならいくべきだと思う」
ダ「だから、おれだって行きたいって言ってるだろ?なんでわかんねぇんだよ。」
嫁「だからあたしは、行けばいいと最初から行ってるだろうが。意味をかんねぇ」
ダ「またそういう蔑んだ目で俺を見る。かあちゃん(あたしはだんなちゃんにそう呼ばれてた)にそういう目でみられるのが
俺は一番嫌いなんだよ。」
嫁「そんな顔してないわ、好きとか嫌いの問題じゃないでしょぉ、行くか行かないかでしょ?
あたしだって仕事して疲れてんだし、あんたのそんなのに付き合ってられんわ」
ダ「じゃあオレもういかない。行く気がない」
嫁「じゃほんとにそれでいいんだね?」
ダ「やっぱり行く」
嫁「どっちなのよ?」
そのやり取りをずっと見てた看護婦さんは、
とりあえず、決まったらまたよんでくださいね。
といって病室を出て行った。
あたしは、こいつが行かないわけがないのに、絶対行くに決まってるのに
と思いつつもしばらくだまっていた。
師長さん「だんなちゃんだいじょうぶですか?
わたし、だんなちゃんがあんなに感情的になるところはじめてみました。
いつも、痛いときでも冷静に痛みの状況を伝えて、落ち着いてて、すごいなぁって
もし、体調がすぐれないようなら中止してもいいですよ。
こちらも、だんなちゃんの気持ちを無視してもりあがっちゃってたところがあるかも。
ごめんなさいね。
そういわれた。
あたしは、
そんなことないですよ。あたしの前ではいつもあんなんですよー。
いつもってわけでもないれど、たまーに。
あのひと、あたし以外の人の前で感情とか出さない人だから。
出すと嫌われると思っているのでだせないだけなんですよ。
だから、まったく気にしなくていいですよ。
あたしの前では、弱音もはきますし。だから、今日の学芸会連れて言ってあげてください。
よろしくおねがいします。