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:12011/09/03(土) 13:04:51.08 ID:A1YbAfRM0でもな、中学生だけってことは中3が王なんだ。神なんだ。
俺ら中1は隅で速攻で頭と体洗って浴槽の隅に並んで入る
もちろん三角座りでじっとしてた
中3と気に入られてる中2先輩は真ん中で泳いでた
で、出るのが遅いとフルボッコ。一人でも怖いのに四、五人きた時はしぬかと思った
イメージだけど相撲と芸能を一緒にした感じだと思う
警察もPTAも届かない世界だから陰湿なものだった
>>87もっとまじめに厳しい修行積んだ人もいるから一概に悪くは言わないで
大半は腐ってると思うが・・・
>>91静岡で地理がわからず・・・てよりそんなこと考えれなかった
でもまぁ逃げた話もあるから楽しみにしてくれ!
夜はホントに泣いた
超ホームシックで、でも親はもう他人で次会う時は敬語で話さなきゃだめだし
もう帰れないし父さんにも・・・って思いながら泣くんだが、朝五時前起床だから早く寝ないと起きれない
だから目を閉じて黙って寝ようとした
一日中吐いてる奴もいた
何人かはガリッガリになった
ガチムチが泣いてるのに気付いたときは驚いた
それから一ヶ月間、寮では夜にひっそりと泣き声が聞こえてた
そして入学日
学ランを着た
徒歩片道30分の通学路だった
後の話だがこの道は二年後に辛くて、嬉しくて、ドキドキする通学路となる
学校は地元の中学校。
地元の子を含めて180人ぐらいの学校だったと思う
まぁ入学式とかは省略して教室で
どうしよう隣りの子が可愛かった
全員 地獄に叩き落とすレベルの話だな
実際はすごいんだな
>>97もちろんそれもした。真冬の雑巾がけはもうしたくない
訊けばその子は広島出身というではないか!しかも同じ市内だった
性格は天然。よく作った天然とかいうが、あれは本物だった
クラスの偽天然が痛かったから間違ってないと思う
笑顔が可愛くて、八重歯があった
そして下校
四時半から夕方の勤行があるんだが
それまでに食事の準備とか色々しなくちゃいけなくて本気で走って帰った
背負うタイプのカバンでしかも置き勉すると先生マジ切れだから
すっごい重いカバン背負って走った
その姿を指差しながら笑う中3の先輩
許せなかった
はげど、イメージしてたお坊さんと全然違う
>>102俺も知らなかった
ガチムチが一番に着いてた
俺もなんとか着いて息を整える暇もなく白衣を着る
白足袋は廊下を走る際こけやすいので懐に入れて走った
色々準備して勤行が終わりメシ食って寮に帰って部屋着で風呂に向かう
すぐにでて寮にもどる
そして丑寅の日が来た
これが大変だったんだ
俺みたいな12歳から寺に入ってる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは
今日のクラスの会話
あの流行りの曲かっこいい とか あの服ほしい とか
ま、それが普通ですわな
かたや俺は仏壇で曼荼羅を見て、唱えるんすわ
nam myohorenge kyo.狂ってる?それ、誉め言葉ね。
好きな坊さん Hさん
尊敬する人間 先輩(可愛がり行為はNO)
なんつってる間に夜中1時半っすよ(笑) あ~あ、丑寅勤行の辛いとこね、これ
勤行の夜中版でシューキョーでトップの人と2時から4時までお経唱えるんだ
成長期で夜中の2時前起床は地獄だった
提灯持つ手が震えてた
どう考えても眠いし起きれないし
で当然お経中に寝てしまうんだが
終わってトップが帰り際に注意してくれるんだ
それで終わればいいのに先輩は終わんない
帰り際にちょっとお前来いって言われて真っ暗な場所で可愛がりされた大体30分ぐらい。
長いときもあるけど
そんな生活を続けてたら俺も体重が5キロぐらい落ちた
不覚にもワロタ
学校では地元の奴が倖田來未がどうとか駅前がどうとか
モンハンがどうとかαゲル?のシャーペン買ったったwwwwwwwwwとか
そんなのかんけぇねえwwwとか男女男男女?がどうとか言ってった
俺らは小遣いも自由に使えないし駅なんてもってのほかだった
外に出られないんだから
ゲームもパソコンもケータイもマンガも何にもなかった
最初のころはエアコンもなかった
寮の勉強場みたいなとこで数学と英語教えてくれるらしい
みんな少しでも寝たいのにしぶしぶ行ってた
たまに先生がおやつ持ってきてくれるんだ
なんかサツマイモを潰して固めたようなだった
もののけ姫がアシタカに食わせてた感じのイメージでいい
美味かった
そうして夏休みが来る
これは楽しい思い出になった
それ芋羊羹じゃね?
アシタカっぽいのならいもきりかも
サツマイモ切って干したやつ
高校とかのヤンキー気取りが可愛く見えてくる
数少ない外に出られるチャンスだった
2学年一緒にバスで行くんだがこの時は先輩も少し優しかった
バスで映画見ながら海に向かってると思ったら嬉しかった
そして着いたら海の目の前の旅館にはいるほとんど貸しきり状態だった。
まさに修学旅行状態だからみんな興奮してて障子を何枚かぶちぬいてめっちゃ怒られた
だからおとなしく海入って遊んだ
この時は先輩も一緒に遊んでくれたけど俺らはみんな笑顔が引きつってた
でな、夜は自由行動なんだ
今までためた小遣いも使用許可が出た
結構あったから仲いい奴と一緒にぶらぶらしたカラオケも行った。
本屋行って久しぶりにマンガ読んだ。エ□本買ってた奴がいた。
でもみんな坊主でジャージかスウェットでサンダルってよく考えたら黒歴史ばりに凄いと思う
しかしあまり金を使えなかった
なぜならバスで先輩に聞いたから
花火センソウの存在を。
>>116おかげでその辺のヤンキー()まったく怖くない
地元の奴が先輩怖いとか言ってたが奴ら真の恐怖を知らない
それより亀ごめんな
思い出しながら書くから気長に待ってくれたら嬉しい
んじゃ干し芋じゃね?
さっきあんなこといってスマンかった
それ思った
20歳以外な気がする
夜中に浜辺で行われる可愛がり。
ロケット花火と打ち上げ花火が重要な武器になる
防具禁止 ライター持参
文字通り二手に分かれて合図で花火を撃ちまくるんだ
この時は先輩に当たろうが先輩が倒れようが関係ない
手抜きは禁止でとにかく撃ちまくる
打ち上げ花火は横にして手に持って撃つ
ロケット花火は軍手長袖で持って撃つ(本数自由)
後は爆竹で流れを変えたりロケットを相手の背後の地面に刺し点火したり
人質をとったりなんでもOKだった
先輩がみんなものすごいでかい花火持ってた
頬を打ち上げがかすめた時は危険を感じた
>>121そう!これだ!!
>>122やっぱその方がいいかな?
>>123現在高3の年代になります
いいよこのままで
そういや書き忘れたがHさん黒のブーメランパ〇ツだった
これがかっこいいとかガキには履けんとか言ってたな
朝。
バスに乗って旅館を出発。帰りは買い物の許可が出た。
ヨーカドー的な(すまん名前忘れた)所でバスから降りてでっかいショッピングモールを探索した
俺は確か黄色のラバランプを買ったと思う
バスにのりゲーム等を買ってないかHさんの荷物チェックがあり出発
ラバランプはぎりぎりセーフだった
帰りの映画はトトロだったかな。寝たけど
そして寺が見えてきて、みんなへこんだ
>>127そこはちょっと訳ありなんだ
>>128分かった。なるべく早く書く。
ちなみに宿題は海までに終わらせないと行けないとのことだったのでみんな終わってたが別の問題が。
夏休みは毎日一時間、長くて二時間お経を唱えるんだ
これは最初ホントにきつかった
慣れると脚が全く痺れないんだが最初は立てなかった
今では一日中正座でも大丈夫
むしろあぐらがきつい
あっついのにエアコンもないので扇風機で我慢した
先輩もイライラしてるのか機嫌が悪かった
暑いのに呼び出され大声で気をつけの姿勢で返事しながら殴られてるとこっちまでイライラしてきた。
が、顔に出さない術を知ってるのでばれなかった
体育館で蒸された後は授業して帰った
例の可愛い子は髪を切ってて天パがくるくるして可愛かった
秋の事はもうあんまり覚えてない
夏休みの記憶がでかいんだ、ホントに。
そして冬が来る。
静岡のしかも田舎の冬は寒すぎた雑巾を絞る手が感覚なかった
丑寅なんて寝起きだし、まだ中1だから白衣しか着れないんだだから、とにかく、寒かった。
朝に敷地内のいろんな場所を掃除するんだが温度計みたら-4℃だった
スウェット一枚でハダシで行ったから掃除どころじゃなかった
すごく仲良かった同期の一人Tと大喧嘩して、口をきかなくなった
殴り合いのケンカのほうがまだよかった
言葉でケンカってしない方がいいぞ。仲直りが難しい。
どうせケンカするんなら本気で殴って殴られろ少ない人生でなんか悟った気がした
そしてたしかこの辺からいじめられた気がする
しかも狭い世界だといじめって循環するんだ
次はこいつ、次はこいつ・・・って感じで次は俺の順番だった
せめて地元の子に近づこう、外とつながっていようと思って買った靴もどっかいった
ナイキ、高かったのにな
石って当たると痛いって知った
限界がきて何人か引きずりまわしたが、向こうは手をださなかった
今思えばリーダー役の東京出身の奴が指示してたのかも
しばらくしてそいつもボッコボコにしたが
まぁ何ヶ月かでみんなと自然に仲直りして普通に暮らしたが
Tだけはお互いのプライドが邪魔して話せなかったんだ
そう、俺が出家したように今年も出家してくる奴が来たんだつまり俺先輩。
その頃ちょうど俺は中二病にかかり始める・・・
ちょっとコンビニ行ってきていい?
CMだと思ってまってくれよ頼む