大学の先輩が新しいデジカメを買った。
最新モデルで、ケースも純正品で綺麗で上品な感じ。
奮発して買ったんだとすごく喜んでいた。
突然その先輩からメール。
あわてて打ったのか、「今○○にいる。大至急来て証言して」
というさっぱり要領を得ないもの。
(ちなみに○○というのは、近所にある24時間営業の大型スーパーのこと。)
泣いていて混乱しているようだったが、
なんとか落ち着くように言って話を聞いた。
先輩の話によると、買い物を終え
駐車場に止めてある車に買った品物を入れている最中に
車体の上に置いたバッグを子連れのママ二人組(A・B)が
すーっと音もなく近づいてきてAが持って行った。
あまりにも自然に持って行くので
最初は何が起こったのか分からなかったそう。
でも、はっと我に返って、「それ私のなんですけど」
と声をかけるが無視。
そのまま車に乗ろうとするので泥棒!!
と、バッグを奪い返そうとした。
中身が散乱し、あわてて拾っていると
カバンに入っていたデジカメをBが拾い上げ自分のカバンに。
またそのまま帰ろうとするのを引きとめ、大騒ぎ。
「この女(先輩)にBさんが
バッグをひったくられ、デジカメを強奪されそうになった。
奪われまいともみ合っているうちに大騒ぎになってしまった。」
と嘘をついた。
もちろん先輩は否定したが、
2対1では勝ち目がなく、Bは盛大にマヤっている。
さらに運の悪いことにメモリーカードは
家のプリンターに刺さっているから証拠がなし。
しかし、とっさに自分が
このデジカメを私に見せたことを思い出し、例のメールを打った。
私のアパートからすぐの場所だったので、ほどなく私到着。
現場に到着すると、「この泥棒が!」ヒスっているAと
涙を浮かべながらもどこか勝ち誇ったような表情をしているB。
二台のベビーカーにすやすや眠る赤ちゃん。
(途中で起きて大泣きしたが)
号泣している先輩。うんざりな顔をしている警備員。
そして詳細を説明され、
私は「確かに先輩はこれと同じものを持っています。」と証言。
Aは「これと同じデジカメはいくらでもある!
自分がなくしたからって人のものを泥棒するなんて」と否定。
私は、みんなが殺気立っててカオスな状態だったから、
不思議と逆に冷静で、
「そうですね。
確かにそれと同じデジカメは世の中にたくさんあります。
でも、私 の 指 紋 が つ い たデジカメは
この世にいくつあるでしょうかね??」
A・Bハッとした表情を一瞬みせ、苦々しい顔をした。
「警察に行って調べてもらいましょうよ」と私が提案。
A「奪われかけたが返ってきたし警察に行くほどのことじゃない」
私「いやいやいやwwwwここまで大騒ぎしといて
警察に行くほどのことじゃないとかww呼びますね」
Aは携帯をはたき落とし私につかみかかってきた。
Aは警備員に取り押さえられた。
通報すると、Aは、
「たかがデジカメくらいで!!きいいいいいいい!!!」
と壊れたように怒り狂い、Bの手を強引に引っ張って
止める間もなく車に乗り込んだ。
ベビーカーふたつ置き去りだったよ・・・・orz
>ID:mlam0ZMx
先にメモ帳かなんかで下書きしてからアップしたらいいよ
そして強引に急発進したけどライトつけてなかったから
近くの車止めに気づかずぶつかって停止。
唖然としていると、中からA・Bが出てきてダッシュで逃走。
あわてて捕獲。
ちょうど警察御到着。みんなで仲良く警察へ。
結果私の指紋が決め手となり、A・B逮捕となりました。
ID違うぞ
どんだけの損害だよ。
証拠の指紋がなければ無実の先輩はいったい
どうなっていたのだろう・・・・
盗まれかけたデジカメ使うのもアレだよね気分的に…
ABに新しいの弁償してもらいたいね
「私と先輩がグルになってBを泥棒にしようとした」
「だいたいあんな小娘に
あんないいカメラが買えるはずがない」
とか喚いていましたが、
「じゃあなんで逃げたんですか?しかも赤ちゃん置き去りで。」
と、突っ込まれると顔を真っ赤にして
それ以上は何も言いませんでした。
その日は遅いですし、赤ちゃんもいるということなので
A・Bの旦那さんに来てもらい、
いったん引き取ってもらうことになりました。
叩き落とされたケイタイは大丈夫だった?傷ついたり、壊れてたら器物破損もじゃない?
身元引受人の旦那さんがやってきましたし、
赤ちゃんがいるので帰しました。
万引きじゃあるまいし、甘い警察だな。
これじゃ赤餅は犯罪し放題じゃないか。
携帯も弁償してもらった方がいいと思うよ。
デジカメさんが先輩からのメールを受け取った時に
すぐに現場に駈け付けられる場所に、もしいなかったら
先輩は冤罪で逮捕されていたかもしれないし。
許せないよ、そのAB達(怒)。
必ず時間を作るからあらためておわびをということだったので、
事件の次の日、大学近くのカフェで先輩と待ち合わせました。
カフェには先輩のご両親もいました。
まず先輩のご両親に
面倒なことに巻き込んでしまって申し訳ないという謝罪と
証言してくれてありがとうという感謝のお言葉をいただきました。
先輩のお父様はひどくお怒りで、
知り合いの弁護士さんに朝一で依頼したそうです。
遅れて弁護士さんがやってきて、
その日は五人で対策を練りました。
「またお前は!!」って叱られてました。
どうやらこのふたり、連携プレーの万引きで
1度つかまったことがあるようです。
ただそのときは旦那必死で平謝り、
赤ちゃん産んだばかりで精神的に不安定だったとか言って
通報はされずに出入り禁止で済んだらしいです。
弁護士さんの事務所で話し合いがおこなわれました。
先輩側はご両親、先輩、私、先輩の彼氏(ボディーガードもかねて)
泥側は、A、B、A旦那、B旦那、A両親、B両親、A旦那両親、B旦那両親
弁護士さんも入れて総勢18人ww
人数だけでカオスな状態に。
事務所に入りきらないので、
とりあえずA両親、B両親、A旦那両親、B旦那両親
にはお帰りいただくことに。
その際、A旦那両親、B旦那両親土下座。
A両親、B両親、A、Bは
その様子を見てもブスっとふてくされた様子でした。
その様子にA旦那B旦那が怒り、A、Bを殴りさらにカオス。
なんとか旦那達を落ち着かせて、ご両親方にはお帰りいただきました。
まず、旦那達が
「本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と土下座。
当事者たちはふてくされて足組んでそっぽむいて
ソファーに座っていましたが、旦那に〆られしぶしぶ土下座。
しかし、すぐに
「もういいでしょ。床で土下座なんて汚い」とまたソファーに。
その様子にお父様が完全にブチキレ。
「人のものを盗んだ上にさらに人に濡れ衣を着せ、
今度は謝りたくないなんて、どんな神経してるんだ!!!」
と大激怒。
弁護士さんと助手さんと先輩の彼氏さんで取り押さえ、
お母様は目まいを起こされ、
私と先輩でお母様を介抱と再びカオス。
話し合いの場があまりにもカオスで、思い出すだけでも大変です。
今日がんばって全て書きますが、
遅くなりそうなのでよかったら明日朝ご覧になってください。
私怨
鬼かw
お父様はデジカメ、ケースの代金、
私の携帯の機種変更にかかる代金、慰謝料を要求。
旦那達は「もちろんです。折半して払います」と快諾。
が、「えー?なんで壊れてないのに
デジカメの代金要求されるの?たかりですか?」とBが誤爆。
まとまりそうだった話が崩れた。
>それ誤爆って言わないと思う
云わないけど、云わんとすることは解る。
「逆切れ」と云う奴だな。
刑事告訴+民事訴訟を自ら引き寄せようとしているBは馬鹿すぐる。
余罪ありそうだから告訴にすればいいのに、と思いながら続きをwktk。
かろうじて怒りを抑えていたお父様がついに再び激怒。
「○○さん(弁護士)、警察を呼んでください。示談は白紙です。」
青ざめる両旦那。
「なによ!!こっちは車の修理代自腹にしてやってんのよ!!」
「そうよ、それに二人とも赤ちゃんがいるのに
その母親にろうやに行けっていうの?!人でなし!」
と、ABがすさまじくヒスった。
耐えられそうにないので先輩が付き添い一旦外へ。
付き添う先輩に、
「あんたのせいでこうなってるのに、
当事者のあんたが逃げるの??この卑怯者」
とAが追い討ち。これに先輩号泣。
お父様、彼氏さん大激怒。
「逃げるだと!!赤ん坊を置いて逃げるような女が言えることか!!」
と、二人でAにつかみかかろうとするのを旦那達と弁護士さんが止める。
私とお母様が先輩をなだめるとまたまた修羅場。
結果、部屋から先輩とお母様が出て行き、
お父様と彼氏さん、私が残った。
本当にいろいろあって思い出すだけでも大変です。
書き込み遅くなりますが、お許しください。
こんな遅いのに、ずっと支援いただけて、
待っていただけて本当にありがたいです。
Aは北斗晶みたいな感じの人です。
骨太で、バサバサとしたボサボサの長い茶髪です。
Bは光浦靖子に似た、ガリガリで神経質、陰気な感じのする人です。
私も正直パニック状態だったんですが、
まわりがあまりにもすごいので逆に冷静でした。
お父様は、ひどくお怒りで、
「さっき言った弁償、慰謝料はもちろん、
AとBには刑務所に言ってもらう。」と宣言。
旦那達は、
「お怒りはごもっともです。そちら様の要求は全てお受けいたします。
ですが、それだけは・・・・。これでも母親なんです。お願いします。」
しかし、お父様は即却下。
「あなた方がお子さんのためを思う気持ちはよく分かる。
しかし、娘や私さんの話では、あなたがたの奥さんは、
お子さんを置いて逃げようとしたそうじゃないか。
しかも、あやうくひきかけそうになったので
あわてて娘達がベビーカーを手元に引き寄せたとか。
子どもの目の前で盗みをはたらき、人に濡れ衣を着せるだけでも
母親失格なのに、子どもを置いて逃げるなんて・・・・。
そんな母親がいたらかえってお子さんが不幸になる。
お子さんの幸せのためにも、
奥さん達とは離れて暮らしたほうがいい。」
のような感じのことを言った。
その直後部屋の外のほうでなにやら大きな物音や、言い争う声が。
AB両親と、おろおろとする事務所の方、真っ青なAB旦那両親、
そしてびしょ濡れで髪型が崩れて
鼻血を出し口も切れている先輩と号泣する先輩のお母様。
ABの父親は片手にビール。顔も真っ赤で明らかに酔っていた。
事務所の方は「現在ご相談の最中ですのでご遠慮ください」と言っても、
A父が「うるせー!!」とまったく話にならない。
先輩の様子にお父様も彼氏さんも真っ青。
先輩は放心状態でお母様は号泣して話にならない。
すると旦那両親達が
「申し訳ない!!」と泣きながら謝ってきた。
紫煙