そしてかなり長くなってしまった…。
私は中学生の時にいじめられてた。
いじめられてた原因とかきっかけはもう忘れてしまったけど
小学生の時から仲良くしてた友達からも無視をされるようになったのが
きっかけで不登校に。
不憫に思った祖母が私にお菓子作りを教えてくれた。
それを知っていた私はとても嬉しかった。
「あんたは腕がいいね」
といつも褒めてくれたこともあり、私は
「大人になったらおばあちゃんのような菓子職人になる!」
といつも言っていた。
勉強は兄や姉が教えてくれていたので学力も落とさずに
高校受験を迎えることができ、私は祖母に言ったように製菓系の高校に入学した。
その後は専門進学→海外で修行→30歳の時に日本に帰ってきて自分の店を開いた。
どこに店を出すか悩んだけど、2〜3年でまた海外に戻り
自分の店を出すつもりでいたので
祖母への恩返しも込めて地元の近くに店を出した。
長くなったけどこれが前提。
分けます。
「同窓会をやるんですけど、そこで友達のお祝いをしたいので
ケーキを作っていただけませんか?」って。
その電話の方はBさんとします。
その時にはもう私の他にもパティシエを雇っていて
余裕があったから、快く引き受けた。
「A君って言うんですけど、今年自分のお店を出したのと、長く付き合った
彼女さんと結婚するみたいなのでサプライズしたいんです」と言われたので
それにあうようなコンセプトで大きめのケーキを作った。
一度試作品を見てもらうためにBさんに来店してもらった。
私がケーキを作ったから私が対応したんだけど、Bさんは
私の顔を見てかなりビックリしていた。
なんでかな?って思ったけど、特に気にしないで試作品のケーキを見せたり
値段の打ち合わせとか何時までに作っておくかとか細かく話をして
最後に伝票に名前と電話番号を書いてもらって、やっと気づいた。
小学生の時に仲良くしてたBちゃんだ!と。
「あ!もしかしてBちゃん?」って声掛けたら、かなり気まずそうに
「うん、そう… ○○ちゃんだったんだね。すごいね。」みたいなことを言われた。
私はもういじめられてたことは気にしてなかったから
普通に話しかけたんだけど、向こうはまだ気にしてる部分があったのか
はたまた違う感情があったのか、最後まで多くは語らずに帰って行った。
それで同窓会の日、約束通りの時間にケーキを作って
Bちゃんに受け渡して、私はそのまま帰宅。
その時に「同窓会、来る?」って言われたけど
「いやぁ大丈夫だよ。ありがとう」って言うので精一杯だった。
また切ります。
お店にすごく綺麗な女の人が私を尋ねてやってきた。
で、私の顔を見た途端「申し訳ございませんでした」って頭下げて…
なんのことだかさっぱりだった。
結果だけ言うと、この綺麗な方はA君の奥さんだった。
同窓会の時にBちゃんが
「これ、○○(私)ちゃんが作ったケーキなの。
○○ってお店、○○(私)ちゃんのお店なんだって。お母さんが言ってた。」
と、みんなの前で言ったらしい。
そしたらA君が突然キレてケーキをひっくり返した、と。
A君奥さんは事態が把握出来なくて、でも
A君はキレてて(かなりお酒が入ってたみたい)事情を話してくれなくて
結果的にBちゃんが後日A君奥さんに今までの事を全部話したらしい。
そんなこと聞いてなかったA君奥さんはA君に詰め寄って、
「キチンと謝罪しないと結婚はしない!」とまで言ったってorz.
でもA君は「昔のことだから〜」って逃げた。と。
A君奥さんも過去にいじめられてたらしくて、色々と話してくれた。
そんな偶然が重なるんだな、とも衝撃だったし
A君が私のことを覚えていたこともかなり衝撃だった。
さらに後日、A君が店に謝りに来たみたいなんだけど、その時にはもう私は
イタリアに行く準備をしていたから店はもう他の子にまかせてて不在。
お店の子が私の事情を話したら、A君顔真っ赤にして
「謝りに来なきゃよかった」って大声出して帰って行ったってさ。
Bちゃんからも実家に謝罪の手紙きててそこにA君の事情を書いてたけど
かなり苦労して自分のお店を出したみたい。
しかも私と同じ飲食店。
「負け犬の癖に海外かよ」って同窓会で言ってたってさ(笑)
そのあとA君は婚約破談されたとか。
A君奥さんからも実家に手紙が来てたので、長くなったけど書いてみた。
スレチだったらごめんなさい。
最初分からなかった。
一度殴り合いの喧嘩をして
お互いスッキリして欲しい気がする
A君がケーキひっくり返すほど>>475さんに感情動かされてるのが不思議
イジメっ子って時間が経つとイジメたことすら忘れてるってイメージだわ
そして>>475さんのお菓子が食べたいw
イタリアでも頑張ってね
カスは大人になってもカスのままだったってことか
婚約者はよく逃げられたよな
貴女はAの婚約者を救ったんだよ
これからも胸を張って仕事に励んで欲しい
自分がいじめて見下してた奴が作ったもんなんか食べられるか!めでたい席にこんなもん出しやがって!
みたいな感情じゃないかな。
他にもケーキがあまりに立派だったから、同じ飲食業の人間として下に見てた奴に負けて悔しかったとか。
海外行きを馬鹿にしてたのも完全にやっかみだろうし
>>475さんは意図せずいじめっ子を見返した形だね
海外でもがんばってください
ちょっと珍しいね
イタリア
言語だと中南米で使えるスペインより役に立たないが
いじめを行なっていたのが人生の絶頂期で
自分がいじめていた相手以外に見下し対象が存在しない場合はしつこく覚えていたりするよ
その見下していたいじめっ子が、自分よりも先に立派な店を出して繁盛していて
しかもそれは海外に再び渡って現地で店を出すまでの繋ぎ的な存在
見下し対象が自分よりもはるか高みにいた
てのでキレたんだと思う
>>486
フランス料理の源流はイタリアだからね
イタリアは地方によって色々と違ってくるから奥深いし
昔、銀座のデパ地下にイタリア料理店が出店していた美味しいケーキ屋があった
よく「いじめてきた相手より努力して、夢を叶えて見返してやろう」みたいな励まし方があるけど、それを意図せずやっちゃったのか
そしてA君の小物っぷりもすごいな笑
自分がいじめてた相手に忘れられてたってのが尚更悲しいww
>>475
ぜひ新天地で活躍してくださいね