とにかく寝られない日が続いてたけど、学校で特に行動起こせないまま
あっという間に一週間が過ぎました
クラスの人たちは相変わらず、遊びに誘ってくれたりしてたけど
どうやって付き合っていいかわからなくなってて、なんか一緒にいても楽しいって思う事ができなく
むしろアムロと一緒にいた方がアムロは嘘つかないし、あんまり喋らなくても気を遣ったり疲れないからと
いつしかアムロといると楽と思ってました
すごい真っ直ぐで、思った事はうまい表現もできないし、オブラートに包むとか更々できてなかったけど、逆にそれがよかったんですよね
いい奴だよなぁ
まあ色々普通と違うところもあるんだろうけど。
一週間で自分も惚れかけてた
最初よりはどもったりするのが少なくて本当に普通の人といるみたいだった
相変わらず首は揺れたり、ごはんの食べ方があれだったけど無視したああいう点は
でも退屈じゃなかった
アムロがどういう人間で普段はなにやってるのか興味があった
お母さんは妹を産んで、二人とも障/害持ちだったことにショック受けて逃げた
妹がダウン症で寝たきり
お父さんは養うために超多忙であんまりうちにいない。
お世話は爺婆がやってる。妹につきっきりで、アムロは家帰っても一人
ここら辺はアムロ泣いてた
好きなものはガンダム、ロボット物
将来はガンプラに関わる仕事がしたいからグラフィックデザイナーとかになりたい
等
ちょっと違うだけでイジメをうけるのはあまりにも酷かった
綺麗な感情だね。
アムロとちゃんと話す機会が無ければ気づかないままだったんだろうけど。
ア「アドレス?1さん僕とアドレス交換してるのがクラスの人たちにばれたら嫌な思いするからやめておきな。」
だった
なんて余計なお世話なんだろうとちょっと戸惑った
私「そういうのが嫌だったら、まず聞かないし、一々気にするのもうやめたら?、もう毎回言うのも疲れるからそういう心配みたいのやめて」
ア「すみません…でアドレスってどうやって交換するんですか?僕自分のアドレス知らなくて…」
この人今までアドレス交換したことがなかった
赤外線もおろか、
携帯は万が一アムロがどっかで迷ったりした時にと思ってお父さんが持たせただけだった
私のも登録した
登録されてる番号が
110番、お父さん、お婆ちゃん、家だった
もう色々ショックうけまくり
自分がまずこういう環境でなかったし、こういう人が周りにいたこともなかったから、どうなってんだろうと思った
土日は他クラスにいる小学校の友達三人と遊んだ
噂をきいたのか、色々きいてきたけど
ふーん位だった。この人たちは友達だなって思えた。面白がらないし、冷やかさない、アムロの印象と違ったからびっくりとか言ってただけで、全員が全員クラスの連中みたいな人じゃなかった
人間不信になりかけてた自分にはすごくいい薬になった
アムロの人間性..が気になってた
いつもなら5分くらいで、1さんおはようって出てくるのに
遅かったけど出た
私「おはよう、まだ出てこないの?」
ア「すみません、風邪ひいたみたいで、熱がでて学校やすみますので、1さんは行ってください」
私「そう、お大事に」
待たせておいて、番号しってるんだから電話くらいしろとプンプンしながら登校
学校はいたって普通
帰りは気になってたから、アムロの家の外でアムロに電話かけようとすたら、お婆ちゃんがでてきた
婆「こんにちわ、もしかして1さん?アムロから話きいてます。アムロがお世話になってます。」
私「いいえ、こちらこそ。」
婆「ごめんなさい、せっかく来てくれたのに、残念だけどアムロ入院することになったの」
アムロは水曜日あたりから風邪かで体調がよくなかったけど、学校行きたがってて無理をしたから悪化した
普段でさえ病気には極端に弱いアムロが風邪悪化となるとすごいやばいらしくて、肺炎になってる可能性..が高いから入院した
入院を珍しく嫌がってたからきっとあなたのお陰で学校が楽しくなったのかしらってお婆ちゃんが言った
二週間くらい入院するらしかった
生まれて初めての楽しい学校生活だったんだろうな。
直視し難いもんがあるんだよなぁ。
こればっかりは子供を産んで見ないと分からないんだよな。
夜部屋で寝転んでたらアムロからテレビ電話がきてきれた
間違えたんだと思うw
もう一回通常電話がきたから出た
ア「こんばんわ、1さん?今日夕方きてくれたんですね。お婆ちゃんからきいてすごく嬉しかったです。学校行きたいので早く治します。また仲良くしてくれますか?」
だった、
頭いいくせにこいつ馬鹿なんじゃないかと思った
病院を聞き出した、さりげなくそっけないまま電話をきって寝た
病院行って、受け付けでアムロの部屋をきいて行った
四人部屋のようで、アムロが窓際だった
部屋にはいったら婆ちゃんとアムロがごはん食べる前だった
アムロがびっくりして泣いた
なにいってるかわかんなかったけど
ア「シクシク、うぇーんうぇーん、ふじこふじk」
婆「アムロくんよかったわね。ニコニコ」
私「…」
婆「1さん本当にありがとうね、アムロは元気だから早く退院できそうなの。1さんのお陰ねニコニコ」
せつなくなった。
書いてて私も(´・_・`)
書いたらスッキリするかもね。
がんばれ。
読んでる人いるから。
1がんばって
がんばります
お婆ちゃんが妹の方にいった
妹がダウン症で同じ病院で入院してた
ア「学校はどうしたんですか」
私「早退してきた、お腹すいた」
ア「なにか買ってきますか」
私「弁当あるからいい」
ア「あ、はい。1さんの弁当はすごい華やかで美味しそうです。」
私「お姉ちゃんが調理師やってるから。モグモグ」
ア「そうなんですか、すごいですね。僕は下手なのでいつも冷凍ハンバーグです(笑)」
私「知ってる、自分で作って偉いじゃん」
褒められると奇声あげて喜んでたいつも
ア「1さんが、明日もきてくれる確率は1さんが出なきゃいけない教科と1さんの友達人数と友達から誘われる確率から計算して、明日の気分を予想すると云々パーセントで云々」
いきなり変なこと喋るけど、どれも興味深かった
というかアムロがいつも話て私が聞いてた
それで帰る時にアムロが
「またきてくれますか」ってきいてきた
くるつもりだったから頷いた
アムロの目が輝いた気がした
アムロとの関わりアムロの境遇とか
お姉ちゃんは全部きいてくれて、素敵な子だねって
今度お弁当つくってくれるよう頼んだら快くうけてくれた
お姉ちゃんがお姉ちゃんでよかったて思って寝た
ちょっと正座して反省するよ
その次の日もなんとか合宿の係で最後までいなきゃいけなかったから病院いかなかった
そしたら夜アムロから電話がきた
私「はい、なに」
ア「病院にきてくれませんか、すごく退屈で1さんがきてくれると、楽しいので」
私「わかった、そのうち行く」
ア「はい、ごめんなさい…」
悪化する時も正直になってれば、バカな奴め
その翌日朝から病院行った
ア「ひぃぃぃ、1さん!学校はどうしたんですか、遅刻ですよ」
私「おはよう、あとで行くから。」
お姉ちゃんが作ってくれた弁当を二つと、初代ガンダムのプラモデルもっていった
差し出したらアムロが泣いた、号泣
ア「ガンダムだふじこふじこ、シクシクふじこふじこ」
作ろうと思ったら、ニッパーとかヤスリがないとダメらしく、また今度つくることになった
ファーストとあとはΖとか色々すきっていってたけど、一番わかりやすいファーストにしましたん(´・_・`)
>>194
はい、アムロと関わってからかなり耐性..がつきました
アムロはよく ん を言ってた
静かになったと思ったらアムロが寝た
起こすのも悪いから、お昼まで待った
寝てるアムロを見たら、すごいキレイな顔してたんですよね
イケメンとかいうキレイじゃなくて、なんかとにかくすごいキレイだなって思った
お昼になるちょっと前に看護士さんがきて、熱測って薬のませてた
看護士「アムロ君、熱測ってから昼ごはんのあとに薬etc」
薬大杉、色とりどりの飴玉みたいな薬おいてった
はい、自覚済みです…
アムロがまた泣いた、泣かれても宥めるのが面倒くさくなってて、さっさと食べないと冷めちゃうとかわけわかんないこと言ってた
でも病院食しかダメらしく、しょんぼりしてた
看護士の目を盗んで、オカズをちょっと食べて感動してた
でも全部食べられなかったから、私が食べた自分のと、アムロに作ったやつを
お姉ちゃんが作ってくれたから残すわけにもいかなかったし。
二週間くらいだった
でもアムロが10日間をすごい気にしてて、登校する時に
ア「10日間はいいんですか」
私「もう気にしなくていいから」
なんかもう真っ直ぐで、困った
池沼ってその辺怖い
我慢はあんまり強くなかったかも
でもあんまり気にならなかった
クラスの奴らも飽きてきたようで、すぐに止んだし、少ないけどアムロの心配した人がいた
アムロが嬉しがってた
本当に普通で平凡だった
私があまりにも普通に接してるからアムロに興味もって話しかける人が増えてうれしかったすごく
表に出さなかったけど、帰って踊った
夏休みは楽しかった
クラスの仲いい人たちと花火大会いったり、
アムロのお願いでお姉ちゃんに弁当教えてもらいにうちにきたり
アムロとガンプラ作った
楽しかった
日頃からの感謝の気持ちだからと
アムロと四人で、すごい美味しい高そうな食事屋さん
爺婆が色々はなしてくれた
最初はお母さんがいないという理由から、体のこととか色々
小学校の時精..神を病んだことがあったけど、この子は強いから大丈夫だった、それで今までやってこれた
妹が病気だから爺婆私らは妹につきっきりだし
お父さんは治療費とか生活費のために働きづめ
ロクに弁当も作ってあげられなかった
このために精..神病んだ時もがんばってこれたのかなと思う云々
こういう内容
でも、嬉しかったし言葉にして伝えてくれた爺婆はすごい立派だなと思った