853:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/[sage]2017/06/25(日) 16:48:21.85 ID:4LsJ8eZ6.net
怒りのやり場を失い精神的にへし折れた俺をずっと支えつづけてくれた伯母
障がいもなく元気に産まれて来てくれた息子と、
また俺に子供を抱かせてくれた伯母に感謝
籍は入れられないし、
もういない両親にも祖父母にも顔向け出来ない業を背負わせてしまったけど
俺が幸せにして、墓場まで持っていく
子供産める伯母さんっていくつなの一体
父の異母妹で5歳しか歳が離れてない
血の繋がりで言えば従姉妹より遠いのに結婚できないんだから理不尽だよ
自分のこともできなくなった俺にはどうすることもできなかった
物心がつく前だったので
叔母の手配で子供が産まれなかった父方の親戚の養子になった
本当に何もかも叔母の世話になった
今では年賀状と暑中見舞、あと月にいくらばかりか送金するだけのやり取りだが
健やかに育ってほしい
ありがとう
自分の娘を養子に出して、叔母さんとの間に子供作ったってこと?
それともその娘って奥さんと間男の子?
っていうか、奥さんが亡くなった時はすでに離婚してたんでしょ?
何に対して怒ったの?
なんか色々よくわかんない
離婚の後、なにも手につかなくなって引きこもりになってた時があったんだ
娘はその時に養子になったんだけど、どうにか叔母の力を借りて通院を初めて
薬飲んで多少外出できるぐらいにまで回復したんだけど
ある日バスに乗ってる時に間男とお腹が膨れた元嫁を見かけたんだ
それを見た時から間男を杀殳して元嫁を堕胎させるって思考に支配されてて
次のバス停を降りてその辺で拾った石を握りしめながら間男を探しに行ったんだけど
緩慢にしか思考が働かないせいか既に二人はその場から消えてて、
しばらくその辺りを彷徨きまわっていた
結局その日は帰宅するんだけど、
それから元嫁と間男の住所を突き止める作業を進めるうちに
元嫁の浮気の実態が明らかになったりして
(離婚したときは追求するところまで頭が回らなかった)
大まかな住所が糸交り込めてあとは自分で探し回るか興信所に頼むか、というところで
震災が全てを洗い流していった
津波が来なければ、今頃俺は檻か檻つきの病院のなかにいたと思う
そうだよ
娘は物心つく前だったから何も知らずに遠方の親戚夫婦の娘として育ってくれてるようだ
俺は現実から逃げて娘も仕事も何もかも投げ出して
実家、というか叔母のところに転がり込んだわけだけど
そのままアパートで歯を食い縛ってたら娘も俺も津波の直撃を受けていたわけで
(前の職場もアパートも流されました…
退職時にお世話になった上司も亡くなってしまいました)
我が子を捨てた罪悪感は今でもあるけど
最近はもしかしたら元嫁が娘だけは遺してくれたのかな、
不幸中の幸いだったのかな、と前向きに思えるようになった
そうだよ
よく見つけてきたね
実の叔母デキちゃって子供まで産ませたってことか
稀代のクズですねw
そうかも
でも前向きに考えれるようになったのはほんと最近で
当時は間男が元嫁を杀殳したと思って憤怒したり、
かと思えば元嫁と子供と三人でタヒんだ間男に嫉妬したり
我が子をタヒなせた間男に対して優越感に浸ったり、
間男さえいなければ娘と元嫁とタヒねたと思ったり
色々ぐちゃぐちゃだった
娘を捨てたってのも確かにあるんだけど、
一時は一緒にタヒのうとまで思った俺にはあの子の親である資格はないよ
そうだよクズだよ、こんなの誰にも言えるわけがない
お天道様にも顔向けできない正真正銘のクズの所業だから墓場まで持っていくんだよ
それは違う、違うんだ
間男一味がタヒに絶えたのは天の天啓なんかじゃないし、
俺の方がクズだったから生きている
去年から元嫁の実家に娘の写真を送るようになったんだけど
義父母から感謝の言葉と共に謝罪のなが~い便箋が返送されてきて
はっきりそれが理解できた
便箋を読むまで、俺は元嫁の過去の浮気相手だった間男が
金に余裕ができたので手切れ金を用意して、
焼けぼっ杭に火のついた元嫁をたぶらかして連れ去り、
海岸沿いの間男新居へ間男、間男の先妻との息子、
身重の元嫁と移り住んだせいで、
いたいけな元嫁は間男にあの世に連れていかれてしまって、
俺が娘と現世に取り残されたと思ってた
間男ふざけんな!
ふざけんな間男!
タヒね!杀殳す!でも杀殳せない!
うわああああああ!
もうだめだ俺もタヒのう
でも叔母もいれば娘もいる、まだタヒぬのは早い
生きて叔母さんを幸せにしなきゃ
だけどこの先生きててももう2度と元嫁に会えない
やっぱりタヒのう
だけどそもそもこうなったのは間男が悪い!タヒぬ前にぶち杀殳す!でも(以下ループ)
もう時効だけど、杀殳せないのならせめてと間男の墓にここでも言えないようなこともした
たとえ法律が許さなくても、そうする義務が俺にはあると思ってた