私・・・・26歳 会社員
彼・・・・29歳 会社員(私とは別の会社です)
A子・・・27歳 彼の会社の後輩
お互いの両親に挨拶も済ませ、幸せな同棲生活を始めた。
半年経った頃から、私の仕事も忙しくなり深夜に及ぶこともあった。
でも彼は夕飯を作って待っていてくれたりして協力的だった。
その頃から、携帯をトイレに持って行ったり、
私が着ないようなアパレルの紙袋が机の上に置いてあったりし始める。
不審に思った私は、いけない事とは思いつつ、
寝ている隙をみてトイレにもって行き、息を潜めて彼の携帯を見る。
するとそこにはA子という女性との熱いメールがあった。
”あの時、一緒に見た星空は忘れないです。”
”手紙 ありがとう。うれしかった。私も大好き!”
”チュウマーク、ばれないようにちゃんと消してね!笑”
それを見た私は、あまりのショックで涙も出ず
そのままへたり込んでしまった。
その夜は一睡もできなかった・・・
リビングで抜け殻状態になっている私を見て、
「どうしたの?」と声をかけてきてくれたが、
私はどう接したらいいのか分からず「具合が悪い」とだけ言って寝たフリをした。
彼は「ゆっくり休みなね」と言い残して会社へ行った。
一人になってようやく涙が出てきた。
心臓の音が耳の近くで聞こえるくらい早く大きく鳴って、
食べれず、眠れず、その日は会社を休んだ。
気がついたら午後10時を回っている。
いつもなら彼は帰ってきているはずの時間なのに・・・また嫌な事が頭をよぎる。
その時、彼からメールが届く。
”具合は大丈夫?今、会社で一人で残業してる・・・腹減った・・・
遅くなるから先に寝ててね!”
幸い彼の会社が自転車で10分程の所にあるため、
作った晩御飯を弁当箱に詰めて持っていくことにした。
会社に到着した。
一部屋だけ明かりが点いている。
入るわけにもいけないので携帯で呼び出すが応答がない。
しばらくして明かりが消え、誰かが玄関から出てきた。
彼と女性だ。
二人は笑いながら出てきたが、私の存在に気がついて
「ヤバイ」という表情で固まっていた。
私「一人・・・じゃなかったんだ。」
彼「うん、たまたまこちらの後輩のA子さんが差し入れを持ってきてくれたんだ。」
私「A子さん?」
A子さんは私とは正反対の小柄で
かわいらしい守ってあげたくなるようなタイプに見えた。
先ほどからA子さんはうつむいたままだ。
私「A子さん、初めまして。彼女の●●と申します。彼がいつもお世話になっております。」
A子「・・・・!!」
うつむいたままの顔が上がったと思った瞬間、
A子の頬には大粒の涙がつたっていた。
目に見えて焦っていた。
彼「●●(私)帰ろう!A子さん、お疲れ様!」
私はなぜA子さんが泣いているのに突き放つ言い方をするのかカチンと来て、
回してきた手を振り払ってA子に近づいた。
私「A子さん・・・なんで泣いているの?何かあったんですか?」
A子「・・・・ヒック・・・いたっていい・・・ヒック」
私「へ?」
A子「彼女がいても、私よかったんです!あの言葉、信じて待ってるから!」
A子はそう叫び走っていってしまった。
しばらく呆然とする私と彼。
何分か経った後、彼が何事もなかったかのように「帰ろうか!」
と話しかけてきた。
私「A子さんて何?単なる後輩じゃないでしょ?」
彼「本当に何もないし、このことは家で話そう。ね?」
私「今ここで話しなさいよ!」
彼は何度も帰ろうと催促してきたが、私の頑なな態度に諦めた様子だった。
彼「・・・・わかった。A子は俺の事を好きだと言ってくれていた。
次第に俺も彼女の事が好きになっていた。」
文字が二重に見えるけど成仏のため吐き出します。
私はこの言葉を聞いた瞬間、全身が脈打っているのがわかった。
私「・・・好きって何よ!両思いって事?じゃあ私は何なの!?」
多分こう言ったと思う。記憶がない。
彼「お前は最近連日仕事で残業しているから寂しかった・・・
A子はその心の隙間を埋めてくれた。
でも今日分かった!A子とは別れるから一緒に帰ろう?」
私「ふざけないでよ!!!!」
怒りの頂点に達した私は作った弁当を投げ捨て、
自転車をかっ飛ばし訳もなく駅へ向かった。
・・・・そのまま1時間以上かけて電車に乗り、私の実家へ逃げた。
泣きながら玄関に立つ私を見て
家族はビックリしていたようだが、温かく迎えてくれた。
すべてを話して両親は怒りを露にしていたが、
「今は何も考えなくていい。ゆっくり休みなさい」と言ってくれて、
話てすっきりしたのか、深い眠りにつくことができた。
朝になり、幸い土曜で休みだった私はまだ抜け殻状態だった。
ピンポーン
と鳴った後、下の階から何やら言い争う声が。
彼だ!!!
父「帰れと言っているんだ!俺だったお前を信じていたのに、
お前のような最低な奴に娘はやれるか!帰れ!」
しばらく居座っていたようですが、彼はまた来ると言い残し帰っていきました。
その後、実家から会社へ通い(片道2時間)平日隙をみては荷物をとりに帰り、
休日は物件探しに明け暮れ、会社の近くで
一人暮らしをはじめました。
一人暮らしは寂しいものでしたが、
仕事を一生懸命してなるべく思い出さないようにしていました。
それから一ヶ月経ったある日のことです。
「しまった!」と思ったときにはすでに遅く、腕を掴まれる。
彼「●●がいなくなって存在の大きさを実感した。
A子とはもう別れた。アドレスも消した。一緒に帰ってくれ!頼む!」
私「しつこい!」もう私には好きな人ができた!」
もちろん嘘でとっさに出た一言だった。
彼は一瞬「ハッ」と驚いて泣き出し、
彼「●●のこと信じてたのに、裏切られた。そんな言葉聞きたくなかった。」
私「人のこと言えないでしょ?あなたに言われる筋合いない!」
彼は「そんな・・・耐えられない。死んでやる!!!」
そう叫び、夜の繁華街へ消えていった。
彼が去っていき、私はしばらく呆然としていた。
追いかけるべきか追いかけないべきか・・・・
電話をかけても応答なしだった。
でもよくよく考えたら、
叫んで走っていった数メートル先の交差点で彼はちゃんと信号待ちをしたし
自殺はしないであろうということで、そのまま私は家に帰った。
真夜中彼からメールがあった。
「自殺しようとしたけどできなかった。一生●●(私)の事は愛し続けるから・・・」
楽しかった思い出と、情けなさと、悔しさで
今もなお、私は一人暮らしをしているけど、
彼はA子と付き合っているのか・・・
彼は今もあのマンションで暮らしているのか・・・
たまに街で彼を探してしまう自分が嫌で
成仏させたくて投下させていただきました。
皆さん、読んでくれて支援も頂きありがとう。
みなさんに幸せが訪れますように・・・・
「死んでやるー」も結局ポーズだけだったってことやね(信号待ちってwwwww
そんな奴と結婚してたら、きっともっと不幸になってたよ。
する前に本性が解ってよかったよ。
きっときっと、もっといい人が現れるよ!
お疲れ、そんなやつの事はさっさと忘れて幸せになってください
彼とずるずる付き合わなかったあなたは偉い!
まだ辛いかも知れないけど、頑張って幸せになれ!!
信号待ちワロス
車道に飛び出されてもドライバーが大迷惑なので良かったよ。
もし、今彼を許しても、心からもう一度絶対の信頼を彼に与えることは出来ない。
残業して帰ってきた彼と、同じベッドで休みながら「浮気してきたんじゃなかろうか?」
と疑う地獄、私事ですが、その状況で一ヶ月で7キロやせたよ、私。
今は、頑固で扱づらいけど、大事にしてくれる夫と出会って幸せ。
超乙!
逆に考えるんだ、結婚前に本性を知ることが出来て良かったと!
自分の行動を棚に上げて>>671を責める元彼は
あまりにも人間として何かが足りない。
慰謝料を請求するか否かですが
やはり情があるのでしょうか別々の道ではありますが、
彼には幸せになって欲しいと思っています。
なので請求はしない方向です。
午前様の残業続きを理由に彼との関係を疎かにしてしまった私自身にも
非があると思うので、
また誰かとお付き合いする機会があれば、
いつでも思いやりを忘れないようにしたいと思います。
カップル板なのに一人身が来て申し訳ないです。
それでは名無しに戻ります。
本当に乙でした!
そして元彼超バカw
「死んでやる!」
↓
信号待ち
↓
「僕は死にましぇーん!」って…やかましいわっw
>>671は辛い思いした分、幸せになれる!
人並みの言葉だがガンガレ!
いや、非はないよ…仕事なんだし。
寂しい寂しい文句言われる事や、それでうまくいかなくなる事はあっても、浮気されるのは全然別問題。
午前様の残業が理由になるなら自分なんて数え切れないくらい浮気してるわあ!
みんなあんたの味方だよ。