739: 愛と死の名無しさん 2012/08/31(金) 12:53:18.77
片親で思い出した。パートのおばさんの話。
新婦は父親と死別していて母親のみ。でも、亡き父のためにと、写真を親族席の母の隣に用意しておいた。
歓談の途中でお酌に来た親戚が「お父ちゃんも一杯やりなよ」と写真の前にグラスを置いてビールを注いだ。
次に来た人が「私も、お父さんに一杯」とビールを注ぎ足そうとすると、同じテーブルにいた伯父さんが気を利かせて「失礼ながら、亡き弟の代わりに……」とビールを飲んで、空っぽになったグラスにお酌をしてもらった。
それを見た人が「お父さんに一杯あげたい」「いい式だって言ってあげたい」とわらわらとお酌に来る。伯父さんはそのたびにビールを飲む。
元々お酒に強くなかったせいもあって、伯父さんは立てなくなるほどグデングデンに酔っぱって、二日酔いが四日も続いたそうだ。
新婦は父親と死別していて母親のみ。でも、亡き父のためにと、写真を親族席の母の隣に用意しておいた。
歓談の途中でお酌に来た親戚が「お父ちゃんも一杯やりなよ」と写真の前にグラスを置いてビールを注いだ。
次に来た人が「私も、お父さんに一杯」とビールを注ぎ足そうとすると、同じテーブルにいた伯父さんが気を利かせて「失礼ながら、亡き弟の代わりに……」とビールを飲んで、空っぽになったグラスにお酌をしてもらった。
それを見た人が「お父さんに一杯あげたい」「いい式だって言ってあげたい」とわらわらとお酌に来る。伯父さんはそのたびにビールを飲む。
元々お酒に強くなかったせいもあって、伯父さんは立てなくなるほどグデングデンに酔っぱって、二日酔いが四日も続いたそうだ。