友人は50分くらい遅れるという事だったので俺は一人でそこに突っ立っていた。
そのあとのあんまりな展開に衝撃を受けてしまったわ。
その交差点から公園までは
1,道をまっすぐ行き、一つ目の信号で右に曲がる。
2,そして二つ目の信号を左に曲がる。
3,五分ほど歩くと右側に○○公園がある。
という具合。
そのカップルは「あ、どうも」とだけ言ってまっすぐ歩いて行った。
しかし彼らはしばらくして戻ってきた。歩いて行った方向とは違う方向から戻ってきた。
どうやら彼らはまっすぐ行ってから右に曲がり、さらに右に曲がり、そしてさらに右に曲がったようだ。
しかも「あなたがそう言ったんでしょう!」と切れられたので言葉を失うほど驚いた。
終いに「責任を取って付いてきてくれませんか?本当に無責任な説明やめてくださいよ」とも言われた。
信じられないことを言う人がいるもんだなと思い、もちろん断った。
しかし、俺は「まっすぐ行って右→右→右」と説明してしまった可能性もなくはないので、
もう一度なるべく分かりやすく行き方を説明したわ。
そうしたらぶつぶつ文句を言いながら去って行った。
そのあとまた戻ってこられても困るので、俺は交差点の近くの喫茶店に逃げ込んで友人を待つことにした。
友人に「俺はすぐ近くの喫茶店で待ってる。○○公園までの道聞かれても知らないって言っておけよ。事情は後で話すから」
というメールを勢いで送ってしまったくらい面倒なカップルだったな。
すごいカップルだなww
そこまで酷くはないが俺も似たような経験あるな。
俺は歩きで、「○○はどこにあるか分かりますか」と尋ねてきた人は車だった。
俺は「そこの交差点を左に行ってすぐですよ」と教えた。
そうしたらその人は「ありがとうございます!!」と、こちらが恐縮するくらい礼を言って交差点を右折していったわ。
あれ程どうしようもない気分を味わう事ってあんまりない。
俺と同じ部署の先輩が何故かよく道を聞かれる。
聞かれた時はいくら自分が知っている場所でも、
必死で思い出しているような感じで説明するらしいわ。
必死で思い出しながら説明しているのを見た相手は、真剣に耳を傾けてくれるようだ。
これで相手の勘違いによるミスは激減(多分!!)ということだった。
×激減(多分!!)
○激減!!(多分)
でしたわ
むしろこれに笑い転げたw