他人からしたら大したことないかもしれないが
もし聞いてくれる人がいるなら聞いてほしい
厳しすぎないかww
産業は無理だ暇な人だけ付き合って
スマホからだから遅いし
うむ、今日昇進が決まったらしい
それ自体が夢だったわけではないが
特別な資格も経験も学歴も必要ないありふれた仕事
別に好きでも嫌いでもなくただ長時間働ける仕事探してたら見つけただけらしい
人見知りが激しいため職場ではほとんど話さずいたから真面目で面白みのないやつだと思われていたようなのだが
バイトをはじめて3ヶ月くらいしたある日、社員さん同士がふざけながら会話していたところについつい強烈なツッコミを入れてしまったことにより状況が変わった
おやすみ!!
おやすみ
…のは良かったが、おばちゃんパートさんたちはそれを面白く思わなかったようで、なんだか妙な空気になっていった
この頃は俺も姉貴も実家にいたんだが、よく職場の愚痴を言うようになっていた
嫌がらせはなかったが聞こえるようにおばちゃん同士で嫌味言ってきたり、みたいな感じでイライラしていた
「長時間にするかはしばらく様子見て決めるわ」という上の人の一言により
実際には短時間勤務をしていた
おばちゃんたちに嫌味言われつつも社員さんたちが良くしてくれたおかげで順調に仕事を覚えてたこともあり
半年くらいで長時間勤務に変更してもらえることに
よかったよかった、で終わらず、またまたおばちゃんたちが面白くなかった様子
契約社員にしてやるからと引き留められ、次の仕事も決まってなかったし仲良い社員さんたちとは一緒にいたかったのもあってとりあえず辞めるのをやめてみた。
そしてバイトとして入ってから一年経たずに契約社員となったのだが、この会社ではちょっと稀なことだったらしく、またまたおばちゃんたちツマラナイ
実害ありゃ上に告げ口すりゃ良い
毎日朝6時くらいに出社して夜10時過ぎに帰ってきてた
定時は8時から17時らしかったけどサービス早出&残業が当たり前の会社で、パートやバイトでさえ毎日二時間は時間外で働いていた(無給)
ただたまに楽しそうに職場の話をすることがあった
上がクズだったみたいだ
特にAさんのことをすごく尊敬しているようで、この頃話を聞きながらなんとなく姉貴Aさんのこと好きなのかな、とか思った
恋愛とかの話を一切しない仲だったから未だにそれは謎だけど
「学生時代、クラスで自分一人だけなにかできないとか、みんなが当たり前のようにやってるのに自分にはすごく難しいとかそんなのばっかりだったのに
今の職場では周りが評価してくれて結果も出せてるから多分天職なんだと思う」
みたいなこと。
相変わらず職場の雰囲気は最悪みたいだったけど、段々職場じゃなくて仕事自体が好きなような発言が増えてきて、なんか変なのって思ったのを覚えている。
上の人とかお局BBAの我儘で理不尽な言動を聞いていたからなんでそんな環境で仕事好きとか言ってんだろ。さっさと辞めろや、と思った。
ただでさえ自分の仕事終わらなくて毎日超過勤務してるのにますます時間が削られた。
この頃姉貴に休日はなかった。だがサービス残業や休日出勤をすると上の人は物凄く怒った。自分の責任になるから。
時間内に終わらせろ。でも仕事は完璧にやれ。お局の手伝いは最優先しろ。
無茶苦茶だ。
だがお局のとこの人手不足はお局の性格の悪さのせいとしか思えなかった。残念。
お局の性格の悪さのせいで自分の仕事の時間を削られている姉貴はついに壊れはじめた。
後から聞いた話だが、職場で勝手に涙が出るようになっていたらしい。鬱だったのかな。
「顔みたくないし居てほしくないからいいんだけどやっぱりむかつく」と言っていた。俺もむかついた。
どーでもいいことだが40台半ばのくせに一人称が自分の名前だと聞いて尚むかついた。
だがお局BBAが「契約社員の○○さん(姉貴)が定時に上がってくれないと私たち帰りにくいんですけど」と上の人に言ったせいで「目障りだから時間外に職場にいるな」的なことを言われる姉貴。
どうせ一度は辞めると言った職場。しかも実家暮らし。今さら職を失うことなんて恐れないぜ!状態の姉貴がついに激怒。
大体もともと一日一時間程度の手伝いのはずが今やほとんどBBAの手伝い。
こっちには時間制限のある仕事もあるのにお構い無しに呼ぶがどうしろと?
と、思っていることを上の人にぶちまけた。
これで多少改善されるだろう。
…と思った姉貴はまだまだ若かった。
上の人は姉貴が素直に言うことを聞かないので、上司のAさんを呼んでお局と二人でAさんを責めまくった。姉貴の目の前で。
自分の仕事終わらないならしなくていいからお局の手伝いだけしてろ、ということらしい。
姉貴の仕事はAさんに回された。姉貴より忙しいAさんに結果的に迷惑をかけることになった。
でも簡単に降ろされた。定時に上がれる人たちの手伝いをするために、サービス残業をしている人に負担をかけてまで仕事の分担を変えられた。
なにもかも悔しかったし上の人もお局も憎かったけど、お局の手伝いをしながら他のみんなが姉貴のしていた仕事をしているのを見ていると、大好きなみんなのことも憎くなりそうだったと言っていた。
もともと姉貴がトントン拍子でここまできたのを面白く思わなかった一人だったから、半分以上嫌がらせだったんだろう。
そんな状態が1ヶ月ほど続き、姉貴は退職した。
毎日泣いてばかりで仕事にならない姉貴を励まし続けてくれたAさんや、
裏で少しでも姉貴とおばちゃんとの仲が悪くならないように動いてくれていたBさんになんの恩返しもせず逃げるように辞めた、と言っていた。
俺はこの頃自分の進路のこととか考える時期だったからあまり姉貴と話していなかった。
母さんと二人でちょっと遠くに遊びに行ったり。
その遠出をした際に、急に歩けなくなったらしい。
過労と貧血だった。幸いしばらく薬飲んだりしてたらすぐ良くなったけど、このとき仕事辞めてくれてよかったと本気で思った。
なんと同じ仕事だった。
もちろん別の会社だが。
この頃俺は夢があって上京することを考えていて、無職で家に長くいた姉貴とはお互いの夢についてよく話すようになっていた。
「楽で稼げそうな仕事しかしたくねー」
ってヤケクソになってたから、まさかまた同じ仕事を選ぶと思わなかった。
しかもまたバイトだし時給は前の職場でバイトしてたときより低いし。
1よ頑張ってくれ!
なので姉貴によく話をしていた。
姉貴は、自分にも夢があるという話をしてくれた。
仕事を辞める直前直後は絶対この仕事は二度としない、と思ったらしい。
で、あんな大変な思いせず楽して同じくらい稼げば勝ち組だと思っていろいろ求人を見ていたが、なにを見ても一切「ときめかなかった」と言う。
「なんの取り柄もなかった自分が初めて認められて結果を出せた仕事をもう二度としないことに耐えられるんだろうか。
それに、Aさんが教えてくれたことを活かさずに生きていくなんてことが、私にできるんだろうか」
「本来であれば辞めずに耐えてAさんの手助けをすることが恩返しだけど、それが無理ならせめてAさんに教わったことを活かして働いて、立派にやっていってる姿を見せるべきだ」
それが同じ仕事を選んだ理由だそうだ。
「実はこのバイトはすぐ辞めるつもり」
?!
「■■(企業名)の求人が出たらそっち行きたいんだけど、それまで無職だったら仕事の感覚鈍りそうだから」
■■は更に別の同業他社だった。
姉貴が辞めてきた会社の親会社だった。
「もしかしたらまたAさんたちと働けるかもしれないし、親会社で頑張ってたらまたお局と会っても今度はこっちが立場上なわけじゃん?」
そんなうまくいくかよ。
漫画のような展開だが、姉貴はこの会社でもバリバリ仕事して契約社員にならないかと誘われたが、お断りした。
社長や役員が可愛がってくれたが、あくまでも■■に行くまでの繋ぎという姿勢を崩さなかった。
比較的休みを取りやすい環境だったため、休みをとっては飛行機に乗って同業の仕事を見に行っていた。
自腹で飛行機乗って見に行くようなやつはそうそういないんじゃないだろうか。
なのでバイト先で姉貴は面白いやつとか変なやつとか、変人とか言われていたようだ。
ただ夢を叶えるにあたってまず仕事や業界を好きになるべきだから、形から入っているといっていた。
なので大して興味はなかったが、業界人が集まるイベント的なものに行ってみた。
そこでなんとなく同業他社の偉い人の講演を聞いて、「この仕事ってありふれてるし地味だけどものすごく人の役に経ってるなー」と実感。
自分が仕事を頑張れば、Aさんを含め大好きなみんなやそこに住むすべての人の為になるんだ、と思うようになった。
正直何度も都会の企業で働こうかと思ったが、夢は地元でしか叶えられないのでそうはしなかった。
とはいえまたバイトの求人なわけで、契約社員の誘いを蹴って入ったところで今後どうなるのかわからないのに、と親は反対はしていないが心配はしていた。
だが姉は
「バイトで入って一生バイトでしかいられないようなら私の能力不足なわけで、そんなとこで止まってしまうなら夢なんか叶えられないしさ」
と迷うことなく■■を選んだ。
>>66
すまん。俺自身の話じゃないから下手に割愛できんくてな。
半年後には契約社員になって、その後今までの職場ではやっていなかったレベルの仕事をすることになったが上司や先輩に助けてもらいながらいい結果を出した。
たまにカーチャンに電話すると、姉貴は生き生き仕事してると言っていたから楽しかったんだろう。
そんなこんなで周りの人にも恵まれて結果出してたら、お偉いさんの目に留まって昨日、昇進が決まった。
契約社員のまま昇進も珍しいが、この短期間ではなかなかないことだと電話でドヤられた。
これ結論だとしたら
今までの前フリいらなすぎて
殺したい
昇進が夢だったわけではないけどそんな盛り上がる展開でもないよ
俺は家族だし鬱ってるときの姉を見てるから、小さな夢とか目標でも叶った瞬間「おっしゃ!」ってなるけど、他人には多分どーでも良すぎることだわ
まあ、もうちょい続く
なのでAさんと一緒に働くという夢は叶わない。
というかAさんやなかよくしていたみんなは大体姉貴の退職後辞めていていずれにせよ叶わなかったんだが。
だがAさんも別の場所でまた同じ仕事してるらしい。
偶然にも会社がなくなる日と姉貴が昇進する日が一緒っていう。ちょうどあの業界の年度変わる時期だからだと思うが。
昇進するにあたって名刺が支給されるらしいんだが、■■入社前から
「もし名刺もらえるようになったら最初の一枚はAさん、二枚目はBさんに渡したい」ってずっと言ってて、片方はもうすぐ叶うんだな、って。
残念ながらBさんには渡すことができなくなってしまったことをすごい悔しがってるけど。
俺自身は夢諦めてダラダラ遣り甲斐感じずに仕事してるから尚更。
「勝手にスレ立てた挙げ句つまらん言われてるじゃんww」
て。家族贔屓になっちゃうからなー。
俺の中では姉sugeee!!なんだ。
何はともあれ、こんな時間まで姉自慢に付き合ってくれてありがとう。
つまらんくてイライラした人には申し訳ない。
俺はすっきりしたので寝ます。
俺はしばらく地元戻らないし、逆に姉は絶対地元から出ないから甘える機会ないな。
ニートじゃないよフリーターだよ
寝ようと思ったのに構ってくれる人いたら寝れないじゃん
経験を活かして同業他社でバイトしさらにキャリアを積んだ
最初の職場の親会社に再就職して業績を上げ昇進することになった
お わ り
ありがとう。為になった
多分まだここ見てるんじゃないかな
絶対書き込まないだろうけど
>>103
現実で起きることなんて地味なもんだよ
俺がまとめたら
「俺の姉すごい!」
で終わっちゃうし。
>>1よ、お前が底辺なのが良く分かる文章だったよ
さすがだろ
あ、物書き挫折した俺には無理だわ
がんばったもんだよ
面白いでもつまらんでも反応があるのはありがたい
教えて、お姉さん!
職種NGって言われてる
ありふれた仕事だよ
乙でした。
残念!
でもありふれた仕事に天職を見出したなんて、夢があっていい話
憧れの仕事は?と聞かれて答えるようなやついないと思われる仕事だからね。
だから姉はいく先々で変人て言われる。
>>123
お腹すいたからおやつ食べながらスレ見てたらみんな構ってくれるから…//
がんばり屋で負けん気の強い、良い姉ちゃんだね