高校の頃付き合ってた人はなんでもできるタイプの人だった
オタクの人たちとアニメの話をしてたかと思ったらDQNぽいグループで冗談言ったり肩叩いたりしあってて
教室でいつも俯いて黙ってる人と彼が、図書室で古い映画や海外の本の話で盛り上がってるのを見た事もあった
一人で海外旅行の経験があるとか料理が上手いとか、高校生にしては凄いって事がその他にもいろいろ
私は小さい時から絵が好きで、よく漫画のイラストを描いては「絵の専門学校に行きたい」なんて言ってる普通の痛い子だった
彼の方から私によく話しかけてきて二人きりでよく会うようになって付き合いだした
私が知ってる事で彼の知らないって事は一つもなくて、この頃はまだ「すごいなー」くらいにしか思ってなかった
彼はよく私のイラストを見て「上手いね」などと言ってくれていた
私は完璧な彼が私の事を褒めてくれるのが嬉しいというか、一つでも勝てる所があって少し安心していたw
ところがある日、彼の部屋でスケッチブックを見つけた。全ページに上手い絵が描いてあった
写実だったりアニメのイラストだったりごちゃ混ぜだったけど、どれも私の絵と違って立体感があって上手い
彼に聞いたらやっぱり自分で描いたものだと、「見つかったか…」って感じの顔をしながら言った
ただの醜い嫉妬だけど、私より明らかに上手い事を隠して、気を使って「上手いね」なんて言ってくれて
すごく馬鹿にされてるような気がしてショックだった、それを知らずに絵を描いては彼に見せていた自分が惨めで悲しかった
その後も「プロに比べたら全然だよ」とか「あの程度なら勉強すれば誰だって」とか
フォローのつもりか言ってる言葉が全部私の下手な絵心に突き刺さった
結局その事からずっと彼に見下されてるような気がしてしまって、少しずつ会わなくなって自然消滅
完全に私の自分勝手だけど、やっぱり対等に付き合える人がいいなと思いました
凄くもったいないな。
優しさが辛いなw
却っていたたまれなくなる
絵の事も最初から分かっていれば嫉妬しながらも付き合えたかもしれない
ただ自分のただ一つの特技だったし、私に気を使って隠していたっていう点がどうしても辛かった
そういう優しさまで完璧な人だったというか、彼が何も悪くないから思いをぶつける先が無くて辛かったw
彼は完璧超人かもしれないけど、傲慢だ。
若さゆえの浅はかさなのかもしれないし、
>>678が好きだから近づく為に方便使っただけかもしれない。
でも、人を傷つけるってのは必ずしも悪意が発露とは限らないし。
同じ趣味を共有するって普通ならより仲を深めるけど、
それを隠すということは、申し訳なくて言えないくらい、
相手が自分より下手だと認識してるってことだもんな…
メシマズを我慢してきた旦那に告白されて夫婦仲悪くなった話、思い出した
>>688
そういうことか!わかった
後だし部分も「波風立たせない」で括れると思ったけど、
追加は嫌がられるのね
取り柄が絵しかないって思い込んで色んな事にもっとチャレンジしなかったら、
自分がみがかれない。嫉妬は消えない。
嫉妬してる暇があるなら、自分をもっと磨くべきだと、
偉そうに言ってしまいましたが、
意見の一つとして参考にしていただけたら、こりゃ幸い。
それもだけど、「自分は自分」の意識も大事だよね
相手より下手でも自分だけの個性や味があればそれで良いと思うし
タレントだって歌や演技うまい人が必ずしも売れるとは限らない
顔だって綺麗すぎる人はあまり支持されなかったりする
上手い=魅力あるじゃないからねー
上手さにこだわる必要ないと思う
まぁ自分も比べてしまう事はあるし偉そうな事言えないけどw
思えば彼が何故私なんかを好きになってくれたのかという時点で謎ですが…
校内に私より絵が上手い先輩とかはいたし、全体で見たら私のレベルなんてまだまだと自覚していたつもりだったのに
やっぱり「気を使って隠されていた」っていうのが大きかったです
子供扱いされてるみたいな気がしちゃったんですね
>>678の完璧な彼も、靴下に穴が空いてたとかあばら家住んでるとか
実はおっそろしい程音痴だったとか
ホッとできる部分が一つあっただけで人間らしさがあっていい気もするけどね
ごめんリロってなかった
向こう的には自分より劣って見えたので、変に気を遣ったのが裏目に出たのかもね。
かといって堂々と「俺も絵が得意なんだぜ~~」と見せられてもまた違う劣等感生まれそうだし。
ドラえもんで、100点取ったスネ夫がジャイアンとのび太にひた隠しにした話を思い出した
へぇ~あのスネオが?
ジャイアンには隠しそうだけど、のびたには見せびらかして威張りそうなのにw
スレチになっちゃうが
スネ夫が100点の答案を返され「やったー!」と喜んでたら
ジャイアンとのび太が悪いテストを見せ合ってるのを見て
ちょっと出しにくいなと凍り付いていたら
「もしかして俺らより悪かったのか?」と誤解されるエピ
オチは、本当は見てほしくてしょうがなかったんだけど
今更明かす事ができずに
探すとわかっていて「絶対に見つからないように隠さなきゃ~~~」とこれ見よがしに隠したら
ヘンな親切心が生まれたジャイアン&のび太の手によって
ドラえもんの道具で答案ごと燃やされてしまうという気の毒な話だ
余談だが、テスト見せ合うシーンで出来杉としずかちゃんが
「出来杉さん、いつも100点ね」「きみだって97点、いいじゃない」と褒めあってたが
スネ夫はしずかちゃんより高得点だったんだなw
ジャイアンが怖かっただけだろうしな。
>>678の気持ちはよくわかるが、
かと言ってその彼が相手を見下してるとか、非があるとも思わない
詳しくサンクス!
ジャイアンいた手前出せなかっただけかw
あのスネオがのびたに気を使うわけないもんね
>>708
自分より下と判断したから隠したのは濃厚だけど
バカにしたり心の中で笑ったりしてるようなタイプではないだろうしね
気をつかったという感じだろうな
裏目にでちゃったけど
その彼は今どんなふうになってんだろう。
こういう完璧な人が大人になってどんな社会人になるのか
ふと気になった。
ひみつ道具自体は、謎をとく機械だかなんかで大した印象は残らないんだが
ジャイアン、のび太とスネ夫のそれぞれの心理が上手く折り重なったストーリーになってんだよなあ