まず友達Bと遊び、翌日hydeと飲むことに。
前回があんな別れ方だったし、もしかしたらhydeはまだ怒っているかもしれないと思っていたが、全くそんなことはなかった。
ごく普通の会話だったけれど、お互いの好きなものなんかについて話すのはそういえば初めてで、私はhydeを、hydeは私をよく知らなかったということをここで初めて知った。
私たちの間には、どうやらこういう初歩的ながらも肝心な部分が抜けていたようだ。
そのせいか、会話はかなり弾んだし、同様にお酒もかなり進んだ。
私は意識はしっかりしているものの適度に酔ってるという自覚があったし、私以上にhydeは酔っていたのかいつもより上機嫌なように見えた。
どちらが言い始めたかわ覚えてないけど、飲み直すなら部屋一緒でいいよなってことになり、ツインの部屋を取りチェックインした。
ホテルの一階にコンビニがあったので、一旦荷物を置いてから酒を買いに行こうということになったんだが、コンビニに行ったのは結局その数時間後となった。
まぁ、私も別にそれを拒もうとはしなかった。
hyde「…ごめん。我慢できなかった。無理だもう。していい?」
そこからはもう流れに任せて、大人の夜が訪れた。
当たり前だが、hydeは恥ずかしそうな申し訳なさそうな顔をしていた。w
私は川島以外の人とするのは初めてだったし、いざこういうことになると驚くほど恥ずかしく、私は終始「あんまり見ないで」と言っていたと思う。
それがhydeのどうやら何かを刺激したらしく、hydeは私のことをずっと可愛い言ってくれていた。
hyde「お前、可愛いな。」
私「お願いだからあんま見ないで。私彼氏以外とするの初めてなんだからね。」
hyde「俺のこと好き?」
私「聞かなくてもわかるでしょ。」
hyde「だめ。ちゃんと言って。」
私「~~~もう。好きだよ、わかってよそれくらい。じゃあ、hydeは?」
hyde「好きだよ。」
こんな感じでhydeは執拗に「好きか?」と聞いてきたが、正直言って私はあまり「好き」というワードを使いたくなかった。
こんなことをしてるのに、私のhydeに対する「好き」は、川島に対する「好き」に到底及ばないと思ってしまっていたからだ。
だから、一度言ったきり、その後聞かれたときには適当にはぐらかすよつにしていた。
裸の付き合いの後に、今更本音で話すことくらい恥ずかしくはなくなった私たちは、買ってきた酒を飲みながら今まで言えなかったことを話した。
hyde「やーっと素直になれたのになぁ…はぁ~。」
私「そうだね。なれたのに、どうしたの?」
hyde「俺お前のこと考えるとき絶対に、中学の理科準備室前で話したあの日のお前が頭をよぎるんだよ…。」
私「そんなこと気にしてたの?」
hyde「うん。俺には『そんなこと』じゃねえんだよ。」
私「私もhydeも、もういい大人なんだから。気にしなくていいのに。」
つまるところ、hydeはどうしても「先生」という立場を捨てきれなかったから、今まで本音が言えなかったということのようだった。
そして、こうなってしまった今でも罪悪感を感じているらしかった。
hyde「いつからこういう風になりたいと思ってた?」
私「中学のとき好きだったんだから、そのときにはもう思ってたに決まってるでしょ。」
hyde「そっか。」
私「hydeは?いつから私のこと好きだったの?」
hyde「正直お前が中学のときから気になってはいた。この前の夏に再会してからはっきり好きだと思った。だから、少なくともそのときには俺もこうなりたいと思ってた。」
私「……なんで今更そんなこと言うの。もっと、もっと早く知りたかった……。」
hyde「ごめん。」
ずっと昔から聞きたかったことが、ようやく8年越しに聞けたというのに、私は不覚にも泣いてしまった。
なかなか素直な気持ちを言葉にできず、やっとできたと思ったときには既にどうしようもない状況になってしまっている。いつもいつも、遅すぎるんだ。
きっとhydeも同じことを感じていただろう。
だから、本当は嬉しいはずなのに、あの会話にはただ哀しさしか感じなかった。
どうしてもっと早く言わなかったんだろう。今となっては、もうどれも遅すぎる後悔ばかりだった。
翌朝もホテルではそんな感じだったけど、ホテルを出た後はいつも通り普通の会話をして、午後から仕事に行かなくてはならないhydeを見送った後、私もバスでN県を後にした。
その日以降何週間かは、hydeとの関係については少し考えていた。
何度も言うが、私には川島のもとを離れてhydeとの未来を描くという気が全くない。
hydeもそのことはきっと悟っていただろうと思う。
そしてhydeも30歳となった今、私との見えない未来にうつつを抜かしている時間はない。
こんな生産性のない関係を続けている暇などないくらいに、私たちは大人になってしまっていた。
それを理解できないほどお互い子供ではない。
私たちはもう後戻りはできない、そういうことだった。
けど、確かなことも一つある。
私はhydeの幸せを誰よりも強く願っている。
もしいつか結婚したなんて報告があったら心から祝福したいし、私が結婚することになっても祝福してくれたら嬉しいなとぼんやり思っている。
私にとってhydeはこれまでもこれからも特別な存在だから。
ただひたすら幸せを願っている。
だから、すっきりしない終わり方といえばそうだが、私はこれでいいんだと思ってる。
一般的には浮気なんだけど、私としては一つの長い恋にようやく幕が下りたと思っています。
川島にはこのことを一生知られないよう頑張ろうと思っています。
長々と語ってしまって申し訳ない。読んでくれた人どうもありがとう。
質問とかあれば答えられる範囲で受け付けます。
淡々と内面を語ってて面白かったよ
hydeには罪悪感みたいなものがずっとあるような気がするな
その罪悪感が関係を持つことで増幅した感がある
それが連絡を絶った最大の理由かなぁと推測してみた
あと、思い描いていたのと違うどんよりとした心理になったのかもしれない
好きなんだろうけれど、舞い上がれない心境というのかな
聞いてくれてありがとう。
私にはhydeの本心はわからないけど、多分そうなんだと思う。
hydeが言ってくれた言葉がヤりたいから出てきた嘘や出まかせだとしても、私にとっては本当だったからどの言葉もちゃんと受け止めたつもりでいるよ。
客観的になるしかなかったんだよね、あまりにも現実的じゃなさすぎたからね。
長々と付き合ってくれてありがと。
泣くかなって思ってたけど、思ったより感情的になれなかったよ、私は(笑)
って思いました。
後悔しそうな気もするけど、なるべくしないように頑張ります。
どうもありがとう。
残念だけど、多分hydeとの未来はないんじゃないかなって思うよ。
まぁ、もしあったらまた書くことにするね。
小さいことでもいい!報告待ってる!!
もう少しほとぼりが冷めてからなら何かあるかもしれないけど、恋愛的な何かは無さそうかなって思うよ、わかんないけどね。
ありがと!その時はきっと報告する!
無理なような気がするな
しかし、ここなんでもあり板だったんだなw
ビギナーすぎてよくわかんなかったからさ、なんでもありならいいかって思ったんだけど、なんか違かったならごめんねw
いや、いいと思うけれど
なんか人が少ないなぁって思ってたんだw
普通もうちょい多いものなの?それすらわかんないやww
んーでも、大した話でもないしこれくらいの方が話しやすくてよかったかも。
私の状況が状況だったからあまり周りの人に話はできなかったんだけど、そういうの知ってる人いたらぜひお聞かせ願いたい。
今日の昼間、hydeからインスタのフォロー申請が来た。
あれ以来相変わらず連絡は取ってないし、インスタやってるとも言ったことないんだけど、何故だww
意味がわからなすぎる。笑
どういうことこれ?笑
お友達としてうまくやっていきましょうってこと???ww
パニック(笑)
いやぁ…これだけじゃちょっとなぁ(笑)
私としては判断しかねますw
正直言って何が正しいのかは自分でわかってないんだ。
こうしたい、もしくは、こうしなくちゃならないだろうな~って感情で動いちゃってるのが実情だよね。
んー、大したのはないけど、4月から社会人になってしまったので「がんばれよ~」とメールが来ました。
実はhydeと同じような業種に就いたので、応援してくれてるみたい。
何も面白い話はないです。ごめんなさい。笑
一気に読んじゃいました
これからも頑張ってしあ
ひたすら長い文章なのに読んでくれてありがとうございます。
何かあったらまた報告させてもらうんで、そのときよろしくです!