友達Aと遊んでAの家に泊まる→翌日昼過ぎAと別れ、hydeと会う→hydeと別れ、その日の夜友達Bの家に泊まる→翌日夕方までBと遊び自宅に帰る
友達と飲んだり遊んだりするのはもちろん楽しかったが、ここでは省略させてもらう。
一人旅2日目の昼過ぎ、Aと別れた後予定通りhydeとの待ち合わせ場所へ向かうことになる。
みんな経験があると思うが、数年ぶりに会う人というのは別に何を意識しているわけでなくても緊張感するもので、私は少なくともその心境にあった。
何を話せばいいんだろう。向こうは私に気付くだろうか。いやぁ、私ももう21歳だし化粧もしてるしわからないかもなw なんてことを考えながら待ち合わせ場所へ向かった。
遠くから見てもわかるくらい、見た目は何も変わっていなかった。
私「あの~、hyde…ですよね?お久しぶり。」
hyde「おっ、誰だかわかんなかったww 老けたなwww」
私「そっちは相変わらず童顔だね。もうすぐ三十路だってのにww」
hyde「若々しいんです~俺は!んじゃ、まぁ行くか。」
しばらく音沙汰はなかったが、この時点で現在のhydeについてわかっていたのは、彼は4年程前にN県の教員採用試験に合格し、現在は正採用の教員、つまり本物の中学校の先生として仕事をしているということだった。
でも、その日は金曜日だったので、私は仕事大丈夫なのかということが純粋に心配だった。
私「金曜の16時だけど、hyde今日仕事は?」
hyde「ん?時間休取って早く上がって来たんだよ、感謝しろよな~まったくw」
私「は!?まじ?大丈夫なの?」
hyde「もう休んでるんだから今更気にしても遅えよ(笑)ま、大丈夫だから気にすんな。そういえば、これから行くところわりと離れてるから、そのつもりで。」
私「はぁ。うん。わかりましたよろしくお願いします。」
そんなびっくり情報を序盤にぶっ込まれ、私は唖然としながらドライブがスタートした。
私の中学時代のこと、hydeがN県に帰ってからのこと、私の大学のこと、hydeの仕事のこと。
本当に色んなことを話した。
だから、この後の話に絡むような内容の話だけをピックアップして書いていくことにする。
私「しかし、hydeさん。あなた彼女は?相変わらずですか?笑」
hyde「今はいないね~、こっち帰ってきてからいたことは一応あるけど。あ!でも勘違いすんなよ、俺出来ないんじゃないからね、作らないんだからね!笑」
私「わかりましたよww」
hyde「この前だってなぁ、教え子の成人式のときに同窓会で泣きながら告白されたんだからな~、ハタチの女の子の教え子に!」
私「ほぉ~、なんて?w」
hyde「『私あんたのことずっと好きだったんだからね!』って、酔っ払って号泣しながら言われた!」
私「うわ、すごいねその子ww で?何て返事したのよ?」
hyde「ん~?いや普通に『はいはい、ありがとな。危ないから座れ、な?w』って。」
私「あらら~、結構冷たいんだねぇ(笑)」
hyde「いや、嬉しいよ別にw けど、それ言われてもねぇ…笑 というわけだから、俺は決してモテないわけではないんです!」
私「なるほどね~わかったわかった(笑)」
ミスった、【話・その1】です
私「いやーでもさぁ、どうなの?さっきの話みたいに、生徒に『好きです!』なんて言われちゃって、好きになっちゃうこととかないの?実際。」
hyde「今はまったくないね~中学生ただただ可愛いもんね。あーでもそうだなぁ。20代前半とか若い時はちょっと危ないことはあったかもww」
私「そういうもんかぁ~。まあでも、人間だもん仕方ないよね~こればっかりはさ(笑)」
hyde「まぁ、今となっては懐かしいよ(笑)」
hyde「は!?何??お前今タバコ吸ってんの!?」
私「いやぁ、まぁ、一応色々ありまして。笑」
hyde「女が吸うもんじゃないぞ~んなもん。何があったんだ??」
私「とりあえず、学生のうちにやれることやっておこうと思ったのと…。」
hyde「思ったのと?」
私「ん~、私彼氏に2~3回浮気されてんだよねwwwそれで(笑)」
hyde「いやでも、なんでタバコなんだよぉ…。はぁ~~。あの頃はあんなに可愛かったのに~お前。」
私「まぁ、社会人になったらやめるよw」
あ、この話には関係ないから省いたけど、私が川島に浮気されたことあるってのは本物の話ねww
浮気されたそのときは怒ったけど、別れたいと思ったわけではないから普通に許したし、今は別になんとも思っていません。
中学時代の話の流れから派生して。
私「にしても、懐かしいな~。」
hyde「そうだなぁ。お前さ、あの頃もしかして俺のこと好きだった?ww」
私「??なんでそう思うわけ?」
hyde「いや、なんとなくだけどw」
私「どうだったかな~、昔のことすぎて忘れたわ(苦笑)」
hyde「えー!なんだよ、俺の思い違いか!?うわー、なんかショックだわーー。」
私「めでたい人だねwww まぁでも、私中学の人って同級生も先生もみんな嫌いだったから、その中ではいい方だったよ(笑)」
やることあるからちょっと離れます。また時間できたら続き書きますのでよろしくお願いします。
hyde「もう8年くらい前か~。早いなぁ。お前当時のことどれくらい覚えてる?」
私「いや~、正直細かい事までは覚えてないかも(笑)そのあとの高校と大学が楽しすぎて、上書きされちゃったよねww」
hyde「あれ覚えてるか?お前w」
私「あれってどれ?」
hyde「お前がさぁ、理科準備室んとこで『高校合格したらアイス食わせに連れてけ!』とか言ってたやつww」
私「あーーwwそれはよく覚えてるよ、ドタキャンされたからねwww」
hyde「そうそうwwwwいやぁ、あれ直前になってさぁ、やっぱ色々ヤバいかなって思って、もしバレたら先生やれなくなるぞって思ってさ(笑)ごめんな、あの時。笑」
私「いやー、結構凹んだけどねwでももう気にしてないよ、大丈夫www」
7~8年越しに聞いた真相は、とてつもなくまともな理由だった。
「行く気がなかった」のではなく、「行っちゃいけない」と思ったということだった。
それを聞いたときに私は、「あぁ、あの頃は何考えてるかわかんないし、もうついていけないとか思っていたけど、やっぱり大人だったんだな~」と、15歳の私が気にしていたものを実感することになった。
でも21歳になった私にとって、決してそれが嫌なことではなくて、むしろ意外と真面目でちゃんと「先生」という職業を真っ当してる人なんだと見直す内容の話だった。
続きよろ
>>44
ありがと、ゆっくり聞いてください。
はじめは緊張していたし、こうして笑って話せるのか不安だったけど、そんな心配をよそに楽しい時間が過ごせた。
何より、私もhydeも何も変わっていなかった。
ただ、私が予期していなかった出来事が起きた。
何も変わらなかったわけではない。昔と同じではない。
忘れてたはずの感情が目を覚ましてしまったのだ。
けれど「可愛かった」だの、「20代前半は好きになりそうなる危ないこともあった」だの言われ、まるで当時私が好きだったことを期待したかのような口ぶり、それにわざわざ時間休をもらってまで会いに来たという行動。
その全てに私の中の15歳の私が期待してしまっていた。
いけないことだと思う。本当に私はダメな人間だと思う。
なのに、中学時代にタイムスリップしてしまったかのように、hydeへの想いも遡ってしまった。
駅の改札で別れることに。
hyde「じゃあ、気をつけてな。」
私「今日はわざわざありがとう。鯛茶漬け美味しかった、ごちそうさま。」
hyde「いえいえ、次は飲もうな!大学生活楽しめよ。」
私「ありがとう、hydeも仕事がんばって。あと、早く結婚して幸せになれよ!笑」
hyde「はいはいwwじゃあまたな!」
私「うん、ばいばい。」
何故なら私は、hydeの話していた号泣告白の女の子のようにはなりたくなかったから。
いや、違うな。なれなかったという方が正しいのかもしれない。
内心はその子が羨ましかった。素直に言葉を紡ぐことのできるその子が羨ましかった。
私は昔も今も何も変わらない。いつまでも素直になることはできない。それが私だった。
友達Bのもとへ向かう電車の中、私は涙を止めることができなかった。
そして半ばやけくそでメールを送った。
「今日は本当にありがとう。さっき実は嘘ついたけど、私が惚れた男なんだから!ちゃんと幸せになりなさい!じゃあね!!」
これが私の出来る精一杯の「素直」だった。
「知ってるね~」
どういうことだか全く分からなかった。けど、もうどうでもよかった。
私は無理矢理「じゃあ、そういうことだから!」と返事をして、なんとか涙を止め、友達Bのところに泊まり、次の日自宅へ帰った。
私とhydeの物語もここで終わった。
はずだった。
私は少しずつ冷静になってきて、それと同時に疑問とちょっとした憤りを感じるようになってきた。
そこでhydeにメールを送った。
私「どーも~。あれさぁ、よく考えたらhydeさんずるいですよね(笑)」
hyde「どーゆーこと?」
私「いやさぁ。夏、結局私しか言ってないよなって思って。笑」
hyde「???」
私「あー、まぁわかんないならいいやw」
hyde「なに、酔っ払ってんの?w」
私「どうでしょうねww」
hyde「大人になってからの失敗は後々響くから気をつけろよ。」
私「私に好かれたのは失敗だったってこと?」
hyde「失敗ってどういうこと?好意を持ってくれるのは単純に嬉しいことだよ。」
私としては結構当たって砕けろの状態になっていた。
ずるいとはわかってるけど、私はhydeとどういう形になったって川島がいるんだ。だから、このままはっきりしないよりはhydeの本心を聞いて、めちゃくちゃになってもいいからちゃんと終わらせたい。その安心感と自暴自棄の心がそういう発言を促したんだと思う。
15歳の頃と同じようにペースは週1くらいになり、メールが苦手だというhydeからもわりと頻繁にメールが来るようになった。
内容も変わった。
hyde「お前、またこっちに遊び来いよ。」
私「なに?会いたいの?ww」
hyde「お前が会いたいなら来いよな。」
私「(ん?何だこの圧力…まぁいっか)んーー、まぁ会いたいといえば会いたいかな。」
hyde「なんで?」
私「(は?なんでってなんだ?w)えー、理由言わなきゃだめ?笑」
hyde「いいから。」
私「(なんだこの人わけわかんね。どうにでもなれ!)そうだなぁ。まだ少し引きずってるから。ですかね。」
hyde「もっとはっきり。」
私「まだ少し好きだからですかね!これでいいの!?笑」
なんかよくわかんないけど、高圧的に私に「会いたい」だとか「好き」だとかを言わせようとしているような感じになった。
正直結構頭にも来たけど、どうにでもなれっていう思いの方が強かったから、hydeの欲しがっていそうな答えを(私も全く思っていないわけではなかったけれど)返すようにした。
ちなみに、あんまり執拗に私の気持ちを聞こうとして来たため、私が「hydeはどう思ってんのよ、私のこと。」と聞くと、「次会ったときにでも言う。」と先延ばしにされるだけだった。
お互いのタイミングが合うのが1月の半ばしかなかったから仕方ないのだが、くしくもそれは私の誕生日の直前だった。
夏に言っていた通り、今度は飲みに行こうということになった。
私は川島としか付き合ったことがない。川島の前はhydeに長らく片想いをしていたし、恋愛というものにはわりと離れている方だと思う。
けれど、一応hydeの前にも好きな人が2人ほどいたことはいた。
今思うと、中学生の好きだなんだとか、付き合う付き合わないなんてちっぽけなものだと思うけど、その好きだった人2人には周りの大プッシュのせいで告白することになったりもした。
あ、もちろん同時に好きだったわけじゃないよ。
告白されたことも一応高校時代に2回ほどあったけど、好きな人がいるからということでどちらも断った。まぁ、こちらの話はわりとどうでもいい。
で、言い方が変かもしれないが、過去に告白したことがある2人にはきちんとフられていた。
告白する→フられる→引きずる→諦める
というのが私の中での通常サイクルであった。
それでだ。
川島と付き合う前のあたりの話で、私はhydeのことを諦めたということ話したが、告白するでもフられるでもなくただ「諦める」ということになったhydeは、つまりイレギュラー中のイレギュラーな出来事であった。多分そのせいで好きだった記憶が蘇ってしまったんだと思う。
だから、私は1月に会う時に「お前のことはなんとも思っていない」とフられたかった。だから、会うことにしたのだった。
1月の会う約束は飲みに行くというのがメインだったので、hydeが次の日が休みという日に設定した。
で、適当にそれぞれビジネスホテルにでも泊まって次の日は少し出かけようということになっていた。
私は「あぁ、もしかしてそういう体の関係になるかもしれないなぁ。」なんて薄っすら思いながらも、「15歳の私が聞いたら喜ぶかもなw」なんて呑気なことを考えていた。
彼氏いるくせにあり得ないと非難されることはわかっているし受け止める。
ただ、万が一そういう関係になっても、終わらせることができるならそれはそれで構わないというのが、私なりの覚悟だった。
そして約束の日になった。
寝ます。
明日また書くのでよかったら見てください。
おやすみ。
おう、面白かったぞ
続きよろしくな
私「今向かっています~。予定通り着きそうです。しかしこっちの山際は雪すごいねww」
hyde「え!?ごめん、予定の日今日だったっけ!?」
私「そうですけど?」
hyde「うわー、明日だと勘違いしてた!ほんっっとごめん!!!」
すごく頭に来た。失望とか幻滅とかそういう言葉がしっくりきていた。
でもまぁ、もうバスに乗ってしまっているのは仕方ないと思い、怒りの熱が引いてきたころ、同じようにhydeに対しての熱が引いていくのを感じた。
続き書きます。
hydeへの気持ちが冷めていくことには抵抗はなかった。
むしろ、早く終わりにしたいと思っていた私にとっては都合がよかった。
今回会うのは、ただの消化試合にしよう。その方が気も楽だし、お互いのためになるはずだ。
そう考えていたからか、思っていた以上に感情的にはならないままN県に着き、2時間近く待ってからhydeと会うこととなった。
私もhydeもかなり酒好きだ。
どんな酒が好きかとか最近仕事はどうだとか、飲んでいる間は大した話もしていなかったと思う。
ただ、もういろんなことが面倒になっていた私は、かなりハイペースで酒を煽っていたため久々に少し酔っ払っていた。
2件ほどハシゴしてなかなかいい時間になっていたため、そろそろホテルを取ろうということに。
適度に酔っ払っていたこともあり、私は「もうヤっちゃってもいいわ、別に。それでおしまい。」とか思っていた。
ホテルのフロントで律儀に2部屋取り、「じゃあ、チェックアウトのときに。おやすみ♪」と告げ、それぞれの部屋で別々に夜を越した。
驚いたのは驚いたが、それ以上にその行動は、私にはそこまで魅力が無いのかと落ち込ませるものだった。
いや、私の来る日にちを間違えるくらいだ。もともとそんな気なんて微塵もなかったんだ。それに、私のことをどう思ってるかも次会ったときに言うと言っていたのに、そんな素振りは全くないし。なんだ。私はもともとフられてたのか。
そんなことを一人考えていたら、気づいたときには眠っていた。
相変わらずhydeが例の本題に触れるような雰囲気はない。
そんな感じだったし、私の気持ちもなんとなく冷めてしまっていたこともあってか、私はもう勝手に終わったつもりでいた。
待っててくれてありがとう!
ある程度話をしてそれなりに盛り上がったところで、hydeはおもむろにスマホを取り出して何かを見ていた。
hyde「なぁ、これほんと?w」
スマホで私に見せてきたのは、私とのメールの履歴だった。
その中で「これ」と指差していたのは、私が「まだ少し好きだからですかね!これでいいの!?笑」と言った文だった。
私「あぁ~、まぁ、そうね(苦笑)」
hyde「ふーん。笑」
私「恥ずかしいからやめてよ。笑」
hyde「わかったわかったww」
またこいつは私をおちょくって。何がそんなに面白いの??と思っていた。
なんとなくいたたまれなくなっていた私の思いが通じたのか、もうすぐバスが来るという時間になった。
どうでもいい話を振るhydeに、適当な相槌を打つ私。
すると、hydeが急に何も言わなくなった。
hyde「……。」
私「急になによ~、あとあんま見ないでよ(笑)」
hyde「………。」
hyde「……俺も、少し好きですよ。」
思考が停止してから、なんでもいいから何か言わなきゃと焦って返事をした。
私「……あ、えっと、ありがとうございます。」
hyde「…いやいや、こちらこそなかなか言えなくてごめんなさい。…ふぅ~、やっと言えた(笑)」
私「…………長かったなぁ…。」
hyde「ん?なんだって?」
私「いーや!時間がかかったなぁーってね、お互い(苦笑)」
ちょうどそのときバスが来た。
hydeは私のなんとも言えない言葉に腑に落ちない顔をしていた気もしたけれど、私はなるべく気に留めないよう「じゃあ、行くね。色々ありがとう、バイバイ」と告げてバスに乗り込んだ。
そしてN県を去った。
さぁどう流れるんだろうか・・・
お楽しみに(笑)
だから、何を考えているのか見当もつかない。
今回もたくさん裏切られた。
約束の日を間違えていたことに始まり、ホテルでは別々の部屋、しまいには「俺も少し好きですよ」。
本当に振り回され続けてばかりだ。
その後は、今日はありがとうございましたという旨のメールを送っても返事が来なかった。
別れ際にあんなことを言われて気にしないでいられる人なんているんだろうか。少なくとも私は無理だった。
私もhydeも意地っ張りで素直じゃない、天邪鬼というやつだ。これは昔からわかっていることだった。
おまけにhydeは年上で私の先生ということでプライドもあるんだろう。
もし私があのメールで「まだ少し好き」ではなく「まだすごく好き」と言っていたら、hydeの最後の言葉は「俺もすごく好き」になっていたのだろうか。
それを言われていたらどうなっただろう。
それを言われていたら私はどうしただろう。
その日以来、私の頭の中はそのことばかりがぐるぐると回り続けた。
嫌われるのは嫌だ。なんとなくそう思った。
そして別れ際のhydeの様子を思い出して、彼は怒っているだろうとも思った。
そりゃそうだ。せっかく気持ちを伝えてくれたというのに、驚き過ぎたということを差し引いても私の言動といえば最悪だった。
とりあえず謝らなくては。
そして、返ってこなくてもいいから「この前はごめんなさい。」とだけメールを送った。
hydeの告白の瞬間の気持ちがピークから崖へと落とされた感はあるな
聞いてくれる人がいてうれしいよ。
うん、hydeには本当に悪いことをしたと思ってる。
送った直後に電話がかかってきた。
hyde「なんですか?どうした?」
私「あ、いや、別に。」
hyde「彼氏に送ろうとして間違えたんだろ、気をつけろよ。」
私「あーうん。わかりました。」
hyde「んじゃ、悪い。やらなきゃならない仕事あるから、切るぞ。」
私「はい。がんばって。」
そうじゃない。なんで言いたいことが言えないんだ。これじゃあ、この前と全く一緒じゃないか。
私は本当に馬鹿だ。
だからhydeには申し訳ないが、メールで改めて謝罪をした。
私「ごめん。そうじゃないんだ。この前の別れ際のこと謝りたくて。本当にごめんなさい。」
hyde「何が?」
私「いや、私あの時すごく驚いてたからどう反応していいかわからなくて。すごく態度悪かったと思う。すみませんでした。」
hyde「自覚あんの?」
私「はい、あります。ここしばらくはずっとそのこと考えてました。」
hyde「そうか。気をつけろよな。」
私はhydeのどこが好きなのかと言われたらはっきりとは答えられないが、でもきっと一生嫌いにはなれないだろう。
悟ったようでもあるけど、そのときははっきりとそう思った。
その1週間後くらいに同大学の仲の良い友達Cにグチグチと話を聞いてもらいながら浴びるようにとんでもない量の酒を飲んだ。
で、勢いそのままにhydeに電話をした。
記憶はかなりあやふやだけど、多分こんなようなことを一方的に伝えた気がする。
私「もしもーーし。今大丈夫ー?」
hyde「うん、まぁ大丈夫。酔ってんのか?お前が大丈夫か?」
私「相当酔ってるね~(笑)まぁ大丈夫だいじょーーーぶ!」
私「あれさぁ!私多分hydeのこと一生嫌いになれないわ!うん、多分一生好きだわ!笑」
私「彼氏いんのに何言ってんだこいつって思うだろうけどさー、この前だって別に正直ホテル同じ部屋で構わなかったし!」
私「そう!まぁ、なんかそんな感じ~!!ww」
hyde「そうですか(苦笑)」
私「でさ!また来月友達Bの所に行くことになってるから!会えない~~??」
hyde「そうか。まだわかんないから、予定確認してみる。じゃあ、お前気をつけて帰れよ。」
私「はーーーーい!よろしくねーーーー!!またねぇーーー!」
多分もっと支離滅裂だったし、すごく迷惑だったと思うけど、こんな感じのことを言ったと思う。
今考えると恥ずかしすぎてタヒにたい。笑
私もそう思うww
だから、なんで好きなのか自分で自分がわけわかんないwww
私としてはあんなこともぶっちゃけてしまったし、私の学生生活も間も無く終わるから今度こそ最後という決心だった。
そして先に言ってしまうと、本当にこれが最後の機会となった。
期待はあまりしないでね。笑