1:名無し2015/03/14(土) 11:15:27.95 .net
初めてスレ立てた。 
あんまこーゆーのー詳しくないが合ってるのだろうか。

http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/mog2/1426299327/
2:名無しの12015/03/14(土) 11:21:23.87 .net
中学の先生と色々あった8年を少し聞いて欲しいから、誰か聞いてくれたらと思う。
3:名無しの12015/03/14(土) 11:22:39.32 .net
中学の先生と色々あった8年を少し聞いて欲しいから、誰か聞いてくれたらと思う。
4:名無しの12015/03/14(土) 11:27:44.16 .net
ミスって二回同じこと書いてしまったすみません。 
誰もいなくてもいいや、書き溜めてないしスマホだから遅いけどマイペースに書いてくね。
5:名無しの12015/03/14(土) 11:31:08.01 .net
中学のときに好きだった当時常勤講師の先生がいるんだ 
先生は全然イケメンではないが、目だけhydeに似てるからhydeと呼ぶことにする

参考画像:hyde
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参考画像:hide

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6:名無しの12015/03/14(土) 11:35:43.59 .net
私が中3になった年、hydeはうちの中学に臨時採用の講師としてやってきたんだ。 
私が当時中3の14歳で、hydeは新卒の22歳だった。
7:名無しの12015/03/14(土) 11:41:29.61 .net
私は中2のときになかなか酷いいじめにあっていて同級生なんて誰も信用できなかったし、先生なんてものもいじめは放置、適当にいい子にしてればいい成績くれるどうでもいい存在としてしか見ていなかった。 
いい子面したかなり捻くれ者のガキだったと思う。
8:名無しの12015/03/14(土) 11:47:58.46 .net
そんな中hydeはやってきた。 
hydeは県外出身だがうちの県の大学に通っていたから、うちの県に講師の登録をして私の中学に来たらしい。 
今となっては何故好きになったのかなんて覚えてない。が、同級生の男子が心底嫌いだった私には、8歳年上のhydeがとても大人に見えたんだと思う。 
理由こそ忘れてしまったが、ここまで人を好きになるのは初めてというくらい本気で好きだった。
9:名無しの12015/03/14(土) 11:55:42.92 .net
hydeは理科の先生だったけど、私たちの学年に1年の時から理科を教えていたのは学年主任の先生で、直接授業を受けたりすることはなかった。 
hydeは新卒だったからわからないことも多かったようだった。 
そこでhydeは、私が成績は特に悪くもなく授業を真面目に受けていたことや、そのころには少しずつ会話をするくらいのコミュニケーションを取るようになっていたことから、1、2年の時の理科のノートを貸してくれと言ってきた。 
仲が良くなったのはこのノートのやり取りがきっかけだった。
10:名無しの12015/03/14(土) 12:12:06.66 .net
多分好きになったのはそのころだった。 
バレー部の私は、隣で活動する男子バスケ部の副顧問のhydeを知らず知らずのうちに目で追ったり、校内で軽い会話をしたいがために休み時間は意味もなく廊下に出てみたりするくらいには好きになってしまっていた。 
もちろんhydeはそんなつもりなかったろうし、私としてもこんな青臭いガキに大人が振り向くことなんてないということくらいわかっていた。けれど、少しでも話したいという淡い恋心は止められなかったんだ。
11:名無しの12015/03/14(土) 12:27:25.92 .net
この頃の面白い話は特にないからすっ飛ばして書くことになるけど、高校入試が近づいてころこんな会話をした。 
hyde「お前推薦入試だよな?面接練習とか頑張ってんのか?」 
私「うん、まあそれなりに頑張ってるよ。面接は結構得意なんだ。」 
hyde「そっか、まぁお前なら大丈夫だろ!」 
私「じゃあさ~、受かったら何か奢ってよ!◯◯牧場のアイス、あれ食べたいな~」 
hyde「お、自信満々じゃんwいいぞ、牧場でもどこでも連れてってやるよ!」 
私「よしっ、約束ね!」 
あ、牧場というのはあれね。私の故郷は田舎だけど観光地として結構有名で、ある牧場のアイスがすごいうまいんだ。 
まぁ、正直アイスなんてどうでもよかったんだけど、子供らしくどこかへ連れて行ってもらう約束をするにはこれがベストだと判断した結果、こういうことになった。 
hydeは当時他のどの先生よりも若かったし、フランクな性格でもあったから、私だけでなく生徒全員から呼び捨てタメ口で親しまれているような存在だった。今考えると相当なめた中学生どもだったけど、それもhydeの良さだったと思ってる。
12:名無しの12015/03/14(土) 12:43:24.64 .net
そんなこんなで受験を終え、結果は無事合格。 
今はシステムが違うのかもしれないけど、推薦入試だったから一般入試の子たちよりも一ヶ月ほど早く進路が決まった。 
うちの親は高校決まるまでは子供にケータイを与えないという教育方針だったから、推薦入試という方法を選んだのは正解だったと思う。卒業の一ヶ月前にケータイを手に入れることが出来たからだ。 
そして私はある日の放課後、hydeに合格の報告(まぁ既に知っていただろうけど)をするために、彼のいる理科準備室へ足を運んだ。 
私「hyde!高校受かった!!おめでとうはw!?」 
hyde「聞いたぞー、おめでとう!」 
私「どーもありがとう♪ヘヘッ、アイス決定だねw」 
hyde「そうだな(笑)お前ケータイとかは?」 
私「この前ゲットした~!」 
hyde「そっか、じゃあこれにメールくれ、日にちとかメールで決めよう」 
という具合に、私はhydeのアドレスが書かれたメモを受け取り、ルンルンで帰ったんだ。
13:名無しの12015/03/14(土) 13:20:27.18 .net
そこからは頻繁にではないがちょこちょこメールのやり取りをするようになった。 
牧場のアイスを食わせろという約束の日にちは卒業式後約1週間くらいになったと思う。 
卒業は別に寂しくなかった。友達と思ってる人が少なかったのもあるし、何よりその後のhydeと出かける予定の方が楽しみだった。 
そして約束の日。 
結果から言うと、ドタキャンされた。あの日ほど気分が急降下した日はないかもしれない。天気も良かった。私なりにおしゃれもした。そこへhydeからの「ごめん。予定入って行けなくなった」のメール。あぁ、もともと行く気なんてなかったんだなって思った。 
あとこれはメールをする中で聞いていたから知っていたんだけど、hydeは翌年度から私の故郷T県から、彼の地元のN県に帰って教員をやることが決まっていた。 
私がhydeに会うのはその日が最後だと思っていたのに、結果的に大した話もしなかった卒業式が最後となってしまったのだ。
14:名無しの12015/03/14(土) 14:24:05.91 .net
そうして高校に入学した。高校は女子校で、中学とは打って変わって友達もたくさんできた。 
それから高校では部活ばかりしていた。部活では色んなところへ合宿やら遠征やらに行っていたから休みなんてほとんどなかった。でも、それはそれで充実していたし満足している。 
hydeとは高校に入ってからも1~2週間に一度くらいはメールをしていた。たまに電話することもあった。内容はごくありふれたものだったと思う。中学卒業後は会うことこそなかったものの、相変わらず片想いの状態が続いていた。
15:名無しの12015/03/14(土) 14:50:43.59 .net
たまにhydeから酔っ払ってメールが来ることがあった。正確ではないけど、おおよそこんな内容だった。 
hyde「なにしてんだー?」 
私「部活やって帰ってきてご飯食べてたところだよ~」 
hyde「彼氏とかできたかー?笑」 
私「いや出来ないね、バレーボールと付き合ってる感じ(笑)hydeは?」 
hyde「いや~できないね~」 
私「早く作りなよ~w」 
hyde「付き合うか~、おれら(笑)」 
私「えー、どっちでもいいよ~w」 
hyde「ま!お前が18になったらだな!」 
私「はいはいw」
16:名無しの12015/03/14(土) 15:19:42.48 .net
中学卒業後2年ほどメールのやり取りをする中で、こういうことは3~4回くらいあった。 
正直なところは嬉しかった。 
でも「好き」というワードが出てくることは一度もなかったし、決まって最後に「18になったら」とか「大人になったら」とかいう言葉を言われることで、大きな壁を作られてる気がしていた。本気なわけがなかった。 
そんな感じだから、私は決まってどちらとも言えない返事を返すようにしていた。まぁ、気持ちはバレているだろうなーとは思っていたが。それは別に構わなかった。 
ただ、連絡は取ってはいるのに会うことはない、ましてhydeの真意なんてわかることもなかった日々が続き、高2になるころには「このまま好きでいることに意味なんてあるのか」というような疑問を抱くようになっていた。
17:名無しの12015/03/14(土) 15:41:00.42 .net
ちょうどそのころ私にちょっとした転機が訪れた。 
部活で結構派手に腰を痛めた。そして接骨院に通うようになった。 
接骨院には男女ともに20代前半の先生が多く、みんないいお姉さんやお兄さんといった感じの先生たちだった。 
それに加え、女子校で生活する私にとって若い男の人が優しくしてくれて(怪我人だから当たり前なんだけどねw)、そんな人たちとおしゃべりすることができる接骨院は、私の密かな楽しみになっていた。
18:名無しの12015/03/14(土) 15:47:14.48 .net
接骨院の先生たちには、自惚れじゃなく、かなり仲良くしてもらっていた。 
何がきっかけだったかは忘れてしまったけど、ほとんどの先生(男も女も)と連絡先を交換してたし、それによってメールをすることなんかも普通だった。 
中でも6歳年上のある先生とは趣味や話がよく合ったことから特に仲良くなった。 
その接骨院の先生は麒麟の川島に少し似ているから川島と呼ぶことにする。
19:名無しの12015/03/14(土) 16:01:11.57 .net
川島とかなり仲が良くなってきて、同時に私は川島のことが少しずつ気になるようになっていた。 
hydeのことはまだ好きだったから、自分自身の気持ちにはかなり戸惑た。しかし、hydeへの気持ちに疑念を抱き始めていたのも事実であった。 
同時に誰かを好きになるなんてあり得ないと思っていた私は、その時どちらかに気持ちを絞ることを決意した。 
かなり苦渋の決断ではあったが、私はhydeのことを諦めて川島を好きになることにした。 
理由は一つだった。 
川島は決して私を子供扱いしない。 
川島との年齢差も6歳と、高校生の恋にしてはなかなか離れてはいたが、彼は大人と子供、先生と患者としてではなく、私を1人の人間として見てくれていることがよく伝わってきていたからだった。
20:名無しの12015/03/14(土) 16:12:32.81 .net
そうきっぱり決断してからは気持ちが少し楽になったのを覚えている。 
決断したときは、別にhydeを諦めたからといって川島と上手くいくかどうかもわかっていなかったが、それでも楽になったのは確かだった。 
しばらくしてから、16歳だった私はトントン拍子で当時22歳の川島と付き合う結果となった。 
私は川島が好きだったし、hydeのことは「前に好きだった人」という形できちんと割り切れていた。それは紛れも無い事実だった。 
それまでの片想いが嘘のようではあるけど、私は彼氏が出来たということをhydeに自慢してやろうと思い、久しぶりにメールをした。 

書いてて思うけど、性格悪いな私。

21:名無しの12015/03/14(土) 16:40:56.64 .net
私「久しぶり~元気~?」 
hyde「おー、元気だぞー。そっちはどうだ?」 
私「うん元気だよー。実はね、この度彼氏ができましたw!」 
hyde「おーそうなのか。間違いは起こすなよ~。」 
私「わかってますよw そちらは出来ましたか?」 
hyde「うるせえ!笑」
22:名無し戦隊ナノレンジャー!2015/03/14(土) 16:58:44.09 .net
ほうほう
23:名無しの12015/03/14(土) 17:01:08.71 .net
>>22 

見てる人いたのか、ありがとう。

24:名無しの12015/03/14(土) 17:06:24.70 .net
そんな感じだったと思う。 
そこからは川島にも悪いし、hydeのためにも私のためにもよくないことだから、hydeと連絡を取ることはほとんど無くなった。 
あっても1年に一度「あけましておめでとう」なり「誕生日おめでとう」なり「アドレス変更しました」なり、どうでもいいような続かないメールをする、もしくはメールが来るくらいだった。
25:名無しの12015/03/14(土) 17:12:55.50 .net
時は流れ、私は大学4年になった。 
川島と付き合い始めて5年、中学を卒業して7年が経った。 
川島とは今も続いているし、仲も良い。それに、お互い「まぁ間違いなくこの人と結婚することになるなぁ」と自然と思うくらい大事な存在だ。 
私がそう思っているということだけは、くれぐれも念頭に置いておいてくれ。
26:名無しの12015/03/14(土) 17:28:21.80 .net
突然だが、私にはN県の大学に行っている友達が2人いる。 
友達AとB(どちらも女)は互いに面識はないものの、私を通じて互いの存在は知っているという、いわゆる「友達の友達」の関係だ。 
で、大学4年の夏、私は友達AとBそれぞれの家に一泊ずつすることになり、計2泊3日でN県へささやかな一人旅に行くことになった。 
一人で行動する場面も多くなりそうだったので、どこへ行って何を食べるかというようなおすすめ情報を事前に集めておこうと思った私は、「あ、hydeってN県だよな~」と思い出し、実に1年半ほどぶりに彼にメールをしてみた。
27:名無しの12015/03/14(土) 17:37:43.23 .net
私「久しぶり。今度N県に2泊3日で行くんだけど、これおすすめだよーっていう食べ物とか場所とかある?あったら教えて~!」 
hyde「久しぶりだな。N県来るのか?ならせっかくだし会うか~」 
私は「あ、そういう感じなの?」とは思ったものの、「1人でいるのも暇だろうし、車でおすすめスポットに連れてってもらえるなら都合がいい、そもそも今更何も起きないしww」と思っていたよりもずっと冷静だった。
28:名無しの12015/03/14(土) 17:46:19.06 .net
私「お、じゃあ会いますか♪友達の所に泊まるのは決まってるんだけど、一人旅だから暇になりそうだなぁと思ってたんだよね(笑)」 
hyde「そうか。お前何が食べたい?」 
私「わかんない、おすすめのとこの美味しいものなら何でもww」 
hyde「わかった、じゃあ何がいいか考えとく。」 
こういう軽い形で、実に7年ぶりにhydeと再会することが決まったのだった。
29:名無し戦隊ナノレンジャー!2015/03/14(土) 17:49:24.84 .net
続きが気になるな
30:名無しの12015/03/14(土) 18:01:45.36 .net
>>29 

遅くてごめん。 
結構長いから気長に付き合ってくれると有難い。

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