3兄弟(兄、姉)の末っ子として生まれた俺は、就職後初給料で両親と上の兄弟へのプレゼントを買ってウキウキで家に帰った。
U子とは高校の頃からの付き合いでかれこれ6年以上続いてて、U子の親とも一緒に釣りに行ったり仲が良かった。
冗談交じりでだが、結婚の話もちらほら向こうも交えてしてたくらい。
俺「ただいまー。母さん今日ryあれ?U子来てたんだ。おじさん達までどうしたんですか?」
母「ちょっと座りなさい」
俺「何何?どうしたの?」
U子「俺君、話があって来た。いくつか答えて」
俺「あ、はい」
みんな真顔でとても深刻そうな顔してたから思わず敬語で返事してしまったが、その後の内容も深刻だった。
U子「俺君さ、浮気・・・・してる?」
俺「はい?」
U子「浮気。してますか?」
俺「う、浮気?いやいや、してないよ。いきなり何なの?」
U子「私の目を見て答えて。浮気してないよね?」
俺「してません」
じーっと俺を見るみんなの視線がすごく気まずい。こういう時って潔白でも何故か悪い事してる気持ちになるんだな。
目を反らしたら信じて貰えないと思って俺も見つめてたけど、4対1じゃ気まずい。これぞまさに四面楚ry
U子「そっか。じゃもう一つ。エンコーしてる?」
俺「は い ?」
俺「ちょ、ちょっと待て。さっきから浮気とかエンコーとか何?何があったの?」
U子「お願い。ちゃんと答えて」
俺「浮気もエンコーもやってません。まじで何なの?」
この辺で理解出来ない問い詰めに少々イライラしてた。
その後も何度か問い詰められたんだが、必死に潔白を主張してた。
U子「・・・・・分かった信じる。ごめんねいきなり疑うような事言って」
U子父「ほーらな。父さん言った通りだろ。いやー良かった良かったそんな男じゃないって父さんの言った通りだったろ」
U子母「俺君ごめんなさいね。私たちまで押しかけて。あ、これ俺君の好きなマカロニサラダ たくさんあるから食べて」
もう何が何だか分からずに、謝るU子とニコニコしてるU子親を見ながらマカロニサラダ食べてた。
俺「で、何でいきなりあんな事聞いたの?」
ここでU子が説明し始めたんだが、まぁなんともむかつく話だったよ。
U子「A子って覚えてる?同じ高校だった子。面識はあるよね」
俺「あーうん」
そのA子って子を俺は嫌いだったんだが、まぁその辺の理由は追々。
でも元々U子は恋愛話やノロケ話をするのが苦手と言うか、あんまりしない子なので俺の話はA子との会話中に滅多にした事がないらしい。
そのA子が以前突然、俺が若い女とホテルに入って行くのを見たと。
しかも見たのは一回じゃないし、相手も同じ女性じゃなかった。そのうちの一人はまだ中学生か高校生に見えた。エンコーかもしれないよと。
U子も驚いて詳しく聞いたんだけど、
「少し前の事で正確な場所や詳細は覚えてない、でも絶対に俺君だった。
悲しむと思って中々U子に言い出せなかったごめんね。もっと早く言うべきだった」
と泣いたんだって。
それでかなり真剣に言われたもんだから、U子も少し疑うようになって俺の行動をチェックするようになってたらしいんだけど、浮気してるようには見えない。
A子の勘違いかもしれないし、でも私は裏切られてるのかもしれない。
こんな感じでしばらく悩んでたんだと。
それでさりげなく、俺母に最近俺君変わった所ありますか?と聞いたもんだから、俺母が「何何?息子と何かあったの?相談なら乗るわよ」
てな具合でポロっと悩んでる事を言った所、U子両親も交えて会議。
U子父がずっと勘違いだろうと言ってくれてたらしいが、疑わしきは詰問せよと俺母が提案して、めでたくサプライズ尋問となった。
ここまで聞いて、もう何から突っ込めばいいか分からなかったが、とりあえずU子と2人で話をした。
浮気もエンコーも事実ではないと念を押した上で、昔の俺とA子の事をU子に話した。
好きではなかったのでその場で断った事
その後も教えてないはずの携帯に毎晩電話があったこと
学校で俺の私物を盗んではコレクションしてた事
それが俺に発覚して気持ち悪いと切れられた時、内緒にしてと泣いて頼まれた事
その後、U子と付き合った後も、2度告白された事
2度とも即はっきり迷惑だと断って、コレクション事件の事もあり関わるなと一喝、電話も出ず、学校でも話す事なく卒業して今に至る事
その事からA子に対して俺自身、嫌悪感がある事を話した。
俺にとってU子とA子はクラスメイトだったくらいの認識だったから、そんな事があったなんて言った事がなかった。
U子も俺とA子にそんな過去があった事は、当たり前だろうが初耳だったようで驚いてた。
まぁだからと言って今回の事を邪推したわけじゃなくて、A子のただの勘違いだろうって事でU子が杞憂だったと伝える事になった。
でもまぁここに書き込んでるわけだから、実際はこれで解決したわけではなかったんだけど。
先日の件をA子に伝えた所、俺に騙されてるから私が嘘を暴いてやるわよって言って聞かないらしい。
証拠もあるなんて言い出してキリがないからどうしようって言われたから2人で会う事にした。
U子と一緒に待ち合わせの店に着いたら先にA子は店の前で待っていた。
数年振りに会ったA子は、お供を2人連れていた。
どちらも高校時代からのA子の女友達。もちろん俺も顔は知ってる。
会って早々、3人とも鬼の形相でこっちを睨んでる。
俺「久しぶり」
A子「久しぶり。浮気して、彼女騙して楽しい?」
俺「いきなり何なの?その話俺とU子で話して解決してるんだけど」
A子「丸め込んだだけでしょ。実際見た私が言ってるんだから言い逃れ出来ないよ」
友人1「俺君さぁ、最低だよね。悪いけど知ってる限り同級生皆にこの事話したから。同窓会楽しみだね」
この友人1ってのが今回の同窓会の幹事の一人だから話広げ放題だったんだろうな。
それを知ったから会う気になったのもある。正直はらわた煮えくり返ってたから。
俺「俺の所にも噂が回ってるって連絡が届いたから知ってる。とりあえずその話は後でね。んでA子さん会いたいって言ってたそうだけど用件は?」
A子「あんたの浮気をU子に証明してやるため。U子が可哀想。いい加減認めたら?」
俺「やってないもんは認められないから。俺黙って聞いてるから証明してみて」
A子「偉そうにしないで。U子、早く別れた方がいいよこんな奴。U子も悪いイメージ付いちゃうよ」
U子「俺君が浮気してるって言うなら証明して。今正直A子の話を無条件で信用する事は出来ないから」
それから始まったA子の、俺が浮気してる証明とやらはお粗末以外の何物でもなかった。
私が浮気現場をみた。この目で見た!それが何よりの証拠
俺君が女の腰に手をやりホテルに入っていった。この目で見た それがなによりry
どうみてもまだ高校生の女と腕組んでホテルに入っていった。この目でry
まぁ描写だけはリアルって言うかなまなましかったが。
証拠がひとつも出てこない話に俺もU子も早く証拠を出せな雰囲気だった。
友情や正義感にかこつけて自分の存在を確かめたい頭のカワイソウな人だろう。
正しい事するふりして集団イジメしてストレス解消と仲間意識を持つ頭の(ry
は多い。
A子「こんなに詳しく話してるのが証拠でしょ。言い訳しないで認めなよ」
俺「とりあえずホテル名と目撃した日付を教えて。相手はどうみても高校生だったんだよね? あーそれと俺運転してたんだよね?」
A子「ホテル名は忘れた。場所も忘れた。見た日は○月○日で俺君は車運転してた。あの車(その日乗って来た車)だったから間違いない」
俺「それだけ女の特徴と日付は覚えてるのにホテル名もどの辺だったかも、綺麗さっぱり忘れたの?それとあの車に乗ってる俺を見たって間違いないの?」
A子「ホテル詳しくないから分からない。場所は○○あたりだったかも。車は間違いない。ナンバーと車種ははっきり覚えてたから絶対俺君。」
俺「この車に乗ってる俺を○日くらいに見たって事ね?」
A子「そうよ!ナンバーは○○!これで証明出来たでしょ。U子分かったでしょ、こういう奴なのよ早く別れてさっぱりしちゃいなよ」
友人1,2「U子!ナンバーまで同じならA子の勘違いって事はないじゃん。目を覚ましなよ」
U子「そうだね。これでほとんど俺君の潔白が証明されたね」
A子軍団「はぇ?」
A子「!騙したの!?」
俺「騙したってどういう意味?今日自分の車じゃなくてU子のお父さんの車で来たこと?そんなの俺らの自由だろ。騙すも騙さないも誰の車で来ようがA子さんには関係ない話じゃん」
俺「でも不思議だよね。毎日U子のお父さんが乗ってる車を○日に目撃して、それを運転してたのが俺なんだよね。不思議だよね どういう事だろうね」
A子「勘違いしただけ。よく考えたらあの車じゃなかった。ごめんごめん焦って間違えたんだと思う 違う車だったわ」
俺「じゃほんとに見た車は?」
A子「えと・・・たしか・・・ちょっと今すぐは思い出せない」
俺「ふーん。まぁいいや それとさ、A子さんが一緒に居たのを見たって言う女ってこの人達?」
携帯の写メを見せたA子が勝ち誇ったような顔したのが面白かった。
A子「そうよ!こいつとこいつよ!間違いないわ!ほらU子!あたしが言ってた特徴そっくりでしょ!やっぱり浮気してたんだ!言った通りでしょ」
友人1,2「見せて!・・・・ほんとだ。特徴と似てるね」
めちゃくちゃフフン顔のA子を見ながら何回も間違いないのか念を押した。
A子「ふん、もう言い訳出来ないわよ。諦めて自分から認めたからって許されないからね。絶対そいつら。早く謝ったら?」
俺「やっぱりこいつらだったか。途中からそんな気がしてたけどな。特徴とか聞いて」
U子「私も。」
何でU子が普通にしてるのか分からない3人に写メの女の説明。
俺「この2人ね、俺の姪なの。それぞれ兄貴と姉貴の子供」
A子「そんなわけ無いじゃない!どう見ても私達と大して変わらない年でしょ こっちの奴なんて特に!ふざけないで!」
俺「ふざけてるのはてめーだろうが!俺と姉貴達は18離れてんの。姉貴が21で子供産んだから姪と俺は3歳差。分かった?
後どう見ても高校生ってお前が言ってたもう一人の子だけどさ、あれ小学生だから。」
俺「それで、俺がこいつらとホテル言ったってお前らは主張してるわけだけど、それって俺の家族にしても大問題だよな。
俺の浮気を証明するんだろ?だったら俺の家族も人事じゃくなるからな、俺の家族の前で証明してくれない?
俺と姪がホテルに入ったの見ましたって。とりあえず今から姉貴の家着いて来て」
A子「え・・いやあの」
俺「嫌なわけないよな?さっきまで散々確信してますって言ってたもんな?嘘じゃないんだろ。
だったら自信もって俺の家族の前でも言ってやれよ。俺も兄弟同然で育った姪とそんな事するなんてありえないからさ。
弁護士立てて全力で俺と姪の無実を晴らすから。あーそれと同級生に噂流してくれたんだよな?そっちも名誉毀損で訴えるから」
友人1,2「だってA子が間違いないって!A子が信じてって言ってたから。私はA子から話聞いただけで直接見たわけじゃないもん」
俺「直接見たわけでも証拠があるわけでも、俺から話聞いたわけでもないのに、A子から聞いた事だけはご丁寧に流してたってわけ?
ほんと最低なのはどっちだろうね」
U子「A子の話を信じた事は別に悪くないと思うよ。でも証拠もないのに噂だけ流すってひどいよね?やっちゃいけないよね?」
友人1,2「・・・・・ごめん」
馬鹿が1人片付いてよかったじゃないか
A子「・・・・・・ごめんなさい嘘付いてごめんなさい、ごめんなさい」
A子号泣。
俺「今更何言ってるの?徹底的に戦おうよ!今までの会話もちゃーんと録音してるから大丈夫だよ」
A子顔真っ青。
それからA子に本当の事話すように促す。
A子曰く、高校卒業後も俺の事が好きだった。でも私は嫌われてる、近づけない悔しい。この気持ち悔しい。
せめてU子と連絡取って俺を少しでも感じよう。
気持ち悪いけどこんな感じ。
それで、偶然俺と姪が一緒に居るところを目撃してその時ほんとに浮気なのでは?と思ったそうだ。
普通に買い物してたとこを見られただけらしいけど。
そこからA子の脳内で、浮気するような人ならまだ私にもチャンスはあるかも
でもU子の事は嫌いではない。U子と別れてから俺君に迫ろう。
よし!ちょっと脚色して目撃した事伝えるぞー それなら俺君は振られるはず。私が慰めてあげちゃうぞー。
とまぁなんだ、気持ち悪いけどこんな感じ。
いけない!私の計画が・・・仕方ない私自ら暴いてやるわ!だったそうだ。
まさか姪だとは思わなかったみたいで、勝手に浮気だと確信してたのは本当だったみたい。
だからってホテル話をでっち上げたり、気持ち悪い計画立ててた事は許せないけど。
とりあえず、噂として流した友人1,2にはその場で、A子の嘘だった事、それを確認もせずに勝手に信じ込んだ事。
俺は潔白だった事を全員に送信させた。
その後、俺やU子にもガンガンメール着ててちょっと大変だったけど。
友人1,2は他の友達にも散々叩かれたようでようやく自分達がやった事がとんでもない行為だった事に気付いたようだ。
しばらく毎日謝罪の連絡来てたよ。
A子はあれからU子とも連絡絶ってたんだけど、同窓会に来てた。
んでぼろくそに皆に叩かれてた。
関わると損をすると思ってまったく無視してたけど。
以上
支援ありがと
モテ男乙
女ってほんとに集団になると平気で汚いことするからなぁ。怖ぇ
まぁ同窓会も行けてよかったね。
A子が来るというのは信じられん。何とも思わんのか。アホだな
>んでぼろくそに皆に叩かれてた。
この辺kwsk。
これといって自慢出来る物もないし、A子と仲が良かったわけでもない。
理由は昔聞いた事あるけど、気付いたら好きになってた。だったからな
U子はごく普通の女だと思う。周りからはちょっと大人しめだけどいつもニコニコしてるいい子って言うイメージが多いかな
人生3回はモテ期が来るって言うけど、俺のモテ期はA子に全て使い果たされた感じだ。
同窓会でのA子は、最初俺の所に来て謝罪した後、離れた席に座ってたんだけど、酔った何人かがどの面下げて来たとか非難しだして
友人1,2がフォローするみたいなやりとりが延々続いてたみたい。
最後の方は友人1,2も叩く方に回ってA子が悪いって言ってたみたいだけど、お前が言うなのオンパレードだったのは覚えてる。
クズにはクズが集まるんだな。
まさに類友。
133超乙。
モテ運使い果たしても、U子さんがいるんだからいいじゃないかw
大事にしろよ~お疲れでした。
よく同窓会でたね
叩かれても>>96に会いたかったのかな?
そしてU子母のせいでマカロニサラダが食べたくなってきた